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2025年5月25日 (日)

チューリヒ歌劇場のフンパーディンク、ヘンゼルとグレーテル

昨晩からの雨は昼には上がる。

警報級の予報ほどは雨が降らず、朝夕涼しく昼頃から高温多湿の日曜日。

定演も終わり沼響の次回の演奏はメルヘンオペラ「ヘンゼルとグレーテル」12月公演。
「トスカ」以来11年ぶりのオペラ公演。

 

手持ちのディスクからチューリッヒ歌劇場のDVDを見てみた。

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フンパーディンク作曲 歌劇《ヘンゼルとグレーテル》

ペーター(ほうき職人) アルフレート・ムフ
ゲルトルート(妻) ガブリエーレ・レヒナー
ヘンゼル リリアーナ・ニキテアヌ
グレーテル マリン・ハルテリウス
魔女 フォルカー・フォーゲル
眠りの精 マルティーナ・ヤンコーヴァ
暁の精 ミレーナ・ヨトヴァ

演出:フランク・コルサロ
舞台・衣裳:モーリス・センダック
指揮:フランツ・ヴェルザー=メスト
チューリヒ歌劇場管弦楽団・児童合唱団

1998年12月3,4,7日
チューリヒ歌劇場におけるライヴ映像

歌手にはとりわけビッグネームはないけれど、きちんとまとまったアンサンブルで聴かせる「ヘンゼルとグレーテル」

ウエルザー=モストの指揮もメリハリをつけた劇場的な流れの音楽運びが良い。

2幕最後の夕べの祈りの部分が美しくも感動的だった。

あまり深いものを求めるオペラでもないので、これでよいと思う。

魔法使いはメゾ・ソプラノではなくテノールを起用しているのが珍しい。

絵本「怪獣たちのいるところ」で名高いセンダックによる舞台装置も、メルヘンチックな雰囲気をよく出していた。

 

Youtubeはボストン響とゲヴァントハウス管のホルンセクションによる「ヘンゼルとグレーテル」から、夕べの祈り

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