チューリヒ歌劇場のフンパーディンク、ヘンゼルとグレーテル
昨晩からの雨は昼には上がる。
警報級の予報ほどは雨が降らず、朝夕涼しく昼頃から高温多湿の日曜日。
定演も終わり沼響の次回の演奏はメルヘンオペラ「ヘンゼルとグレーテル」12月公演。
「トスカ」以来11年ぶりのオペラ公演。
手持ちのディスクからチューリッヒ歌劇場のDVDを見てみた。
フンパーディンク作曲 歌劇《ヘンゼルとグレーテル》
ペーター(ほうき職人) アルフレート・ムフ
ゲルトルート(妻) ガブリエーレ・レヒナー
ヘンゼル リリアーナ・ニキテアヌ
グレーテル マリン・ハルテリウス
魔女 フォルカー・フォーゲル
眠りの精 マルティーナ・ヤンコーヴァ
暁の精 ミレーナ・ヨトヴァ
演出:フランク・コルサロ
舞台・衣裳:モーリス・センダック
指揮:フランツ・ヴェルザー=メスト
チューリヒ歌劇場管弦楽団・児童合唱団
1998年12月3,4,7日
チューリヒ歌劇場におけるライヴ映像
歌手にはとりわけビッグネームはないけれど、きちんとまとまったアンサンブルで聴かせる「ヘンゼルとグレーテル」
ウエルザー=モストの指揮もメリハリをつけた劇場的な流れの音楽運びが良い。
2幕最後の夕べの祈りの部分が美しくも感動的だった。
あまり深いものを求めるオペラでもないので、これでよいと思う。
魔法使いはメゾ・ソプラノではなくテノールを起用しているのが珍しい。
絵本「怪獣たちのいるところ」で名高いセンダックによる舞台装置も、メルヘンチックな雰囲気をよく出していた。
Youtubeはボストン響とゲヴァントハウス管のホルンセクションによる「ヘンゼルとグレーテル」から、夕べの祈り
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