アリーナ・イヴラギモヴァのモーツァルト
本日快晴、最低気温は16℃。朝はひんやりとした風。
庭の梅はちょうど採れ頃になっていた。
親戚から梅干し用に使いたいというので「自由に採っていいよ」と言っておいたら、翌日には全てきれいに無くなっていた。
留守の間に来たらしい。
本日午前中は畑の草取り。
今日は御殿場の陸上自衛隊富士駐屯地で大規模な演習があったらしく、ここ沼津にまで重砲の発射音が聞えてくる。
時には窓硝子がビリビリと揺れるほど。
総合火力演習の練習なんだろうか・・・・
アマゾンプライムで映画「いつか読書する日」を見ていた。
坂の多い長崎の町並みに主演の田中裕子の姿が自然に溶け込んでいる。
主人公の部屋いっぱいに広がった書架。
並んだ本が古めの黒っぽい本が多いのは、主人公の父母の蔵書が多かったのか・・・
本の背表紙を見てそんなことが浮かんできた。
池辺晋一郎の音楽も良い。
ロシア生まれのヴァイオリニスト、アリーナ・イヴラギモヴァのヴァイオリンでモーツァルト
「モーツァルト:ヴァイオリンソナタ全集 Vol.2」
・ ヴァイオリンソナタ第24番ヘ長調 K.376
・ヴァイオリンソナタ第10番変ロ長調 K.15
・ヴァイオリンソナタ第29番イ長調 K.402
・ヴァイオリンソナタ第1番ハ長調 K.6
・ヴァイオリンソナタ第14番ニ長調 K.29
・ヴァイオリンソナタ第4番ト長調 K.9
・ヴァイオリンソナタ第2番ニ長調 K.7
・ヴァイオリンソナタ第22番イ長調 K.305
アリーナ・イヴラギモヴァ(ヴァイオリン)
セドリック・ティベルギアン(ピアノ)
録音:2015年1月29日-31日
ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)
ヴァイオリンソナタ全集から第2巻、
2022年レコードアカデミー賞盤
美しい音色に見事な技巧。
凍てついた北国の厳しさを思い起こすような、純粋に結晶化されたモーツァルト。
厳しさだけではなく、時にはさらっとした優しさも感じられる傑出した演奏だ。
これは全曲を聴いてみたくなった。
Youtubeはアリーナ・イヴラギモヴァのバッハ、パルティータ第3番からカヴォット
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