ジャン・ラングレーのミサ曲のことなど
今日は朝から雨。太平洋上にある梅雨前線が上がったり下がったり。
雨の日と晴れの日が交互にやってくる。
上空の寒気が下りてくることもあり、朝夕と日中の温度差が大きい日が続く。
畑のトマトが実を結び始めている。
昨年は雨にやられトマトは不作。今年は?
フランスの盲目のオルガニストにして作曲家、ジャン・ラングレー(1907-1991)の宗教作品を聴く。
Disques Du Solsticeから出ていたLP。
・ミサ曲「幸いなるかな女王」
・トランペットとオルガンのためのコラールから1.3,4番*
・詩編第3番
パトリック・ジラール(指揮)
聖マリー・アンソニー聖歌隊、レザレクション聖歌隊
ロジェ・デルモット金管アンサンブル
パリ・トロンボーン四重奏団
ロジェ・デルモット(トランペット)*
ピエール・コシュロー
ジョルジュ・バゾネット
ジャック・マルシャル(オルガン)*
録音 1979年12月10,11日
1980年2月3日*
パリ、ノートルダム大聖堂
焼け落ちる以前のパリ、ノートルダム寺院でラングレー立ち合いの下での収録。
ミサ曲の方はラングレー自身が加わったカイヤール合唱団によるエラート盤LPも架蔵済みで10年前に聴いている。
同じ曲ながら印象は全く異なり、こちらの盤はずいぶん派手な曲に聞こえた。
なおカイヤール盤では女声合唱だったがこちらは少年少女合唱。
ラングレーの作品は宗教作品やオルガン曲が多いけれども、同輩のメシアンと比べるとかなり華麗にして豪快な作風。
残響豊かな広大な大聖堂に、華やかなブラスとオルガンそして合唱の響きが広がって行く。
奔放な私生活を送り、73歳にして子を儲けたラングレーの人柄を感じさせるもの。
Youtubeはラングレーの「フレスコバルディに捧ぐ」
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