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2025年8月に作成された記事

2025年8月31日 (日)

ケフェレック、若き日のラヴェル

8月も今日で終わり。

今朝の狩野川河川敷からの富士山。


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最近雲に隠れる日が多く久しぶりに見ることができた。

今日も暑くなった。

本日名古屋の最高気温は40℃

 

フランスの女流ピアニスト、アンヌ・ケフェレックのラヴェル。

今日は国内盤LPで聴いた。


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・組曲「鏡」
・組曲「クープランの墓」    :ラヴェル

 アンヌ・ケフェレック(ピアノ)

   録音:1977年初出

ケフェレックは実演でも聴いているし、ラヴェルの録音も聴いている。

エラート原盤の国内盤LP。


ケフェレックのラヴェルには1990年の再録音もあり、今ではそちらの方が入手しやすいだろう。

今までは容貌そのものの清楚で品格のある演奏という印象が強かったけれども、今回聴いてみると、芯のしっかりした音でがっしりとした構成力の強さを感じることができた。

音も美しい。

これはケフェレック30代の若い頃の演奏だけれども、既にこの時点でケフェレックの個性は完成されているように思う。

 

Youtubeはケフェレックのラヴェル、鐘のなる谷

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2025年8月29日 (金)

本日の練習、ヘンゼルとグレーテルの第3幕途中から

8月も終わり。
今年は明治以来一番暑い夏だという。

願わくばこれ以上の暑さは今年だけにしてほしいもの。

木曜日はオケの練習。

 

本日はオフで草刈り機で畑の雑草を刈っていた。

この暑さで農作業を怠けてしまい、雑草の合間にトマトやオクラが生えているような体たらく。バッテリーが途中で切れて2時間ほどで止めにした。
汗びっしょり。

 

午後は長くかかった家のリフォームの業者との最終的な確認。


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建築会社の担当の方は、空の犬小屋を見てポコが死んでしまったことを知りショックを受けていた。

工事が始まった5月にはまだポコは元気だった。

 

オケの練習は、仕事が長引き途中からの参加。

ホルンパートは一人は出張で二名が体調不良で欠席。

どうやら風邪やコロナが再び流行っていという。その名もニンバス。


ニンバスといえばかつてイギリスのCDメーカーのNIMBUSが頭に浮かぶ。


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ペルルミュテールのラヴェルなど良いものを出していたけれど、いつもまにか消えてしまった。

 

指揮は本番を指揮していただく初谷先生。


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オペラ「ヘンゼルとグレーテル」第3幕の途中から。

今回はいくつかのカットがあり、途中で何か所か飛んで自分が今どこを吹いているのかかわからなくなることあり。


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スコアを見ながら研究する必要がありそうだ。

 

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2025年8月27日 (水)

田中希代子のドビュッシーとモーツァルト

庭のハナミズキとドウダンツツジがこの暑さで枯れ始めた。
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夏に強い印象のあったサルスベリまで・・・

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今までこのようなことはなかった。


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今年の夏は異常。

 

田中希代子のドビュッシーとモーツァルト。

手持ちはソニーファミリークラブの特典盤CD。
今は通常のCDが出ている。


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・ピアノソナタ第15番 ト長調 「トルコ行進曲付き」:モーツァルト
・ベルガマスク組曲
・子供の領分
・前奏曲集 第1巻より 
(アナカプリの丘、 雪の上の足跡、西風の見たもの、 亜麻色の髪の乙女
  とだえたセレナード、 沈める寺、 ミンストレル)
・前奏曲集 第2巻より  :以上 ドビュッシー
 (霧、 妖精はよい踊り子、月の光がふりそそぐテラス、水の精、花火)
 
田中希代子(ピアノ)
 
録音:1961年7,8,11,12月、文京公会堂 

 

ドビュッシーについての20年ほど前に聴いた自分のコメント


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この時はキングレコードのLPで聴いている。

ストイックで、ピーンと張り詰めたような尋常でない緊張感に満ちた演奏の数々。

全身全霊で音楽にぶつかっていく真剣勝負。

このような身を削るような演奏を続けて行きつく先はどこだろうか?

と聴いていて心配になるほど。

 

Youtubeは田中希代子のドビュッシー、ベルガマスク組曲

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2025年8月24日 (日)

ストコフスキー、ベルリンフィルとの火の鳥

8月も終盤。暑さは未だに衰えず。

再び孫たちがやってきた。


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昨日は孫たちを連れて箱根大涌谷に行っていた。

自宅から1時間あまりで到着のはずが駐車場の1キロ手前で大渋滞。


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結局渋滞を抜け出すのに1時間近くかかってしまった。

 

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大涌谷は標高が高く風も吹いていて涼しかった。

以前気になった硫黄のにおいは、風に飛ばされてさほど気にならない。


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10年前の噴火で木々が枯れていて、かつての遊歩道は許可がないと入れない。

山肌に吹き上がる白煙を見て箱根山が活火山であることを実感する。


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定番の黒たまごは4個500円。

18年前は6個で500円だった。

 

これが食べたくて来たようなもの。

 

ストコフスキーのストラヴィンスキーを聴いた。


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組曲「火の鳥」(1919年版)
組曲「ペトルーシュカ」

レオポルド・ストコフスキー
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団

録音  1957年5月 グリューネヴァルト教会 ベルリン

手持ちは東芝EMIの廉価盤LP。オリジナルは米キャピトル。

この演奏はかつて聴いている

フォノイコライザーをFidelix – LEGGIEROを導入したら再生音が劇的に変わった。

抜群のSN比、このLPにこれほどの音が入っていたとは・・・・

 

以前の印象では「火の鳥」のフィナーレでのオケ全体の極端なグリッサンドがなんとも嫌味に感じられて、あまり聴き直すことがなかった。

ところが響きの解像度が上がって、フォルティシモの中で響いている楽器の一つ一つの音が見えるようになった。

その結果、このグリッサンドが必然性を伴って聞こえてくるのが不思議。
ロンドン響との再録音はベルリンフィル盤ほどうまくはいっていない。

 

今年の定演で自分が「火の鳥」を演奏して曲への理解が深まったこともあるのかもしれないが・・・。

 

フルトヴェングラー時代の影響が色濃く残るベルリンフィルから、ストコフスキーならではの色彩豊かな響きを引き出していくのが驚きだ。

カッチェイの踊りでのチャイムの導入はオーマンディの演奏でも聴くことができる。

ストラヴィンスキーの精緻なオーケストレーションに、ストコフスキーはさらに細かに手を加えているけれど、それを完璧に音にしているベルリンフィルも凄いものだ。

 

EQカーヴはffrrが聴きやすかった。

 

Youtubeはストコフスキー指揮ベルリンフィルの「火の鳥」

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2025年8月21日 (木)

本日の練習、初谷先生で「ヘンゼルとグレーテル」、そして来年の定演の曲への団員投票

8月も後半、今日も朝から熱中症警戒アラート。

お盆休みは終わったけれど孫たちはしばらく滞在。
月曜は孫たちを連れて涼を求め天城の浄蓮の滝へ。

かつて天城と言えば遠い印象だったけれども、道路が整備されて自宅から30分ほどで到着。

ここは小学生の頃の遠足以来幾度か来ている場所。
駐車場から滝壺までの長い階段は自分が子供の頃から変わっていない。
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石川さゆりが歌って有名な「天城越え」の歌碑はだいぶ苔が生えていた。

盆休みも終わり人出は少ない。
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滝壺近くまで降りると細かな水滴がミスト状に散乱していて、別世界のような涼しさだ。
有料の釣り場ではアマゴとニジマスが釣れているようだった。

爽やかな気分になっても長い階段を上り駐車場に着くと汗びっしょり。

そのまま近くの東京ラスク伊豆ファクトリーへ。
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この建物はかつて天城湯ヶ島町役場だった建物。
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4種のジェラートとラスク食べ放題、ドリンク付き。
季節限定のスイカジェラートが良かった。

そして一日20本限定のラスクになる前の、やわらかなラスクパンをゲット。
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孫たちは火曜夜に一旦本宅へ帰ったけれど、明日夜には再び来ることになっている。


そして木曜夜はオーケストラ。

12月のオペラ「ヘンゼルとグレーテル」に向けて。
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今回は本番を指揮していただく初谷敬史先生の指揮で第2幕と第3幕から。
楽譜通りに演奏するだけでは様にならない、オペラならではの難しさに悪戦苦闘中。


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練習終了後は来年の定期演奏会のメイン曲を決める団員投票。

候補はチャイコフスキーの交響曲第4番、ラフマニノフの交響曲第2番、ブラームスの交響曲第1番の3曲。
3曲とも沼響で取り上げたことのある曲。

第1位の曲が過半数に達しない場合は上位2曲で決選投票がルール。

今回の投票結果は第1位がブラームス。

過半数には達しなかったけれど、チャイコフスキーとラフマニノフが同数だったので決選投票をせずにブラームスに決定。

ブラームスの1番は定演三回目。

管楽器の票がチャイコフスキーとラフマニノフに割れた結果かな。

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2025年8月17日 (日)

アルバン・ベルクカルテットのベートーヴェン

曇り、蝉の声にツクツクボウシとヒグラシの声が聞こえ始めている。

お盆も過ぎて夏後半。

金目鯛のダシを使った熱海ラーメン、「熱海ゴールデンアイ」が近所にオープンしたので行ってきた。


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細麺のサッパリしたスープに、金目鯛のコクのあるダシが効いて美味かった。

お盆の間は孫たちを連れて今年新盆を迎えた岳父の墓参り。

家内の実家への合間に三島大社のお祭りに連れて行ったりとそれなりに忙しい。

ホームに入っている母に曾孫を見せることもできた。

 

ゆっくりと音楽は聴けず、就寝時に枕元のCDラジカセで静かな音楽を聴く程度。
今はベートーヴェンの弦楽四重奏曲を第1番から順番に聴いている。

演奏はアルバン・ベルク弦楽四重奏団。


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2種あるうちの最初の全集録音で1978年から1983年にかけての録音。
手持ちは外盤のEMI盤CD.

 

枕元で本を読みながらの流し聴き。


もともと寝付きが悪い質(たち)なので、このCDが良い睡眠導入剤みたいなことになっている。


いつも1枚を最後まで聞き終わらずに寝落ち。


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ベートーヴェンの弦楽四重奏曲は、アルバン・ベルク弦楽四重奏団の緻密で完成度の高い演奏も良いけれど、自分としてはズスケ弦楽四重奏団の力強さの中にほんのりとした温かみの感じられる演奏が好み。

 

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2025年8月15日 (金)

夏の音盤購入記録

8月も中盤。


庭に咲いたユリの花。


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今年もお盆に入り娘が孫たちを連れて帰省している。

ここ数日は孫たちの世話で落ち着いて音楽を聴いていない。

 

先月スイスロマンド管のコンサートで上京したときの音盤購入の備忘録から。

開演まで多少の時間ができたので、当初予定していなかったお茶の水ディスクユニオンへ行くことにした。

もうこれ以上増やすのはやめよう、と思いつつもフラフラと立ち寄ってしまう自分。

 

店内の入り口には本日500円以下のLP、5枚以上で半額の文字が・・・・

するともういけない・・


頭がプッツンして500円以下の函にそのまま直行。

時間を気にしつつ端から順番に探っていく。

どうも最近熱望するような音盤に巡り合う機会が少ない。

興味のある盤はほとんど架蔵済みに加え、自分の感性も落ちてきてワクワクドキドキ感が減少しているからかもしれない。

 

果たして今回は・・・

 

前回の訪問は4月11日。


ほぼ三カ月ぶりの訪問だけれども、前回とはかなり中身が入れ替わっていた。

それなりに回転しているのだろう。

かつてあったロシアの群小作曲家の音盤が少なくなり、フランス系の作曲家の盤が増えていた。フランス音楽好きのコレクターが大量処分したのだろうか。

 

目立ったのが20世紀はじめのフランスの作曲家たちの作品。


曲も演奏家もマイナーなのが多いので格安箱行きなのだろう。
自分としてはそれが嬉しい。

 

自作自演盤を含むミヨーの作品が数枚。


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合唱付きの交響曲第3番と2台のピアノのための協奏曲とのカップリングの仏VEGA盤。

ピアノはフランス連弾の作品の名録音を残したジョワ&ボノーの片割れのボノーが弾いている。

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同じくミヨーの自演で「プロヴァンス組曲」と「ブラジルの印象」米Capitol盤。


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そしてミヨーの代表的なオルガン曲を網羅したfy盤

 

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ベルリオーズの「ロミオとジュリエット」2枚組

セルジュ・ボド指揮リヨン管によるARABERA原盤EURODISC盤。

 

「ロンサールの墓」と題したフランスの作曲家たちの歌曲集Caliope盤。


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1924年に音楽雑誌「ルヴュ・ミュジカル」がルネサンス期フランスの詩人ピエール・ド・ロンサールの詩を題材にラヴェルやルーセル、デュカスなど8人の作曲家に歌曲の作曲を委嘱して「ロンサールの墓」と題して出版している。


その歌曲集の録音でJacques HerbilloのバリトンにJeffrey Griceのピアノ。
収録されているのは上記の3人のほかオネゲル、オーリック、プーランクなど。

 

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素敵なサロン風のピアノ作品を残した女流作曲家シャミナードのピアノ曲を集めた仏Genesis盤。

ノルウェーの女流作曲家アガーテ・バッケル=グロンダールの作品集とのカップリング。ピアニストはDoris Pines。

シャミナードの作品は子どもでも弾けるようなピアノ曲が多いので、いわゆるメジャーなピアニストの録音はない。
Doris Pinesの録音はこの1枚のほかゴドフスキの作品集があるくらい。

 

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仏Cybeliaレーベルの「Musique Française Du 20e Siècle」のシリーズからジャン・フランセのファゴット協奏曲とクラリネット協奏曲。

ファゴットソロはフランス国立管の奏者だったGilbert Audin。
クラリネットはMaurice Gabai。Gabariについてはよくわからないけれど録音はかなりある。

オケはOrchestre Kovaldy。このオケもよくわからない。


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同じ「Musique Française Du 20e Siècle」シリーズからドビュッシーとルーセル。

M.マルタン指揮のマルタン室内管でドビュッシーの「六つの古代墓碑銘」のオケ版。
ルーセルのバレエ音楽「眠りの精」のカップリング。

 

ドビュッシーの演奏はネット情報ではアンセルメ編とあるが、実際はパイヤールによる室内オケ版だった。
「眠りの精」はかつて国内盤でレイボヴィツ指揮の演奏が出ていた。
日本コロンビアのヒストリカルシリーズの千円盤!

 

エドモンド・シュトウツ指揮チューリッヒ室内管のバッハ。


2つのヴァイオリンのための協奏曲とオーボエとヴァイオリンのための協奏曲。
オーボエがヴァンガードレーベルで活躍したラルドロなので60年代の録音だろう。
シュトウツの演奏で駄作は聞いたことがない。


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豊田耕児のヴァイオリンでヘンデルとエックレスのヴァイオリンソナタ
日本ビクター盤。


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HILIPSから出たモーツァルト生誕200年を記念した「Mozart Jubilee Edition 1756-1956」の1枚でモーツァルトのホルン協奏曲第3番とクラリネット協奏曲にファゴット協奏曲。


ホルンソロはフランツ・コッホにクラリネットはリチャード・シェンホッファー、ファゴットはレオ・ツグマルク。
伴奏はモーツァルトの権威、ベルンハルト。パウムガルトナー指揮のウィーン交響楽団。


コッホはウィーン響の首席でウィーンフィルの首席奏者だったギュンター・ヘーグナーの師。

 

 

 

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2025年8月11日 (月)

ドレスデンの作曲家たち

曇り時々雨。

九州に発生した線状降水帯、大雨の範囲は徐々に範囲を広げ、昨日は沼津でも大雨・洪水警報から避難指示が出た。

国道414号東海道線下の三つ目ガードは一時冠水して通行止め。

今日も時おり激しい雨。


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弱っていた愛犬ポコが昨日逝ってしまいました。14歳でした。

もう自力で水を飲むこともできず、朝にスポイトで水を与えようとしたら口をあけて、そのまま呼吸停止。


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柴犬の平均寿命は14歳前後らしいけれど暑くなる6月までは元気でした。


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遺骨はペット専門の葬儀社にお願いして、ベイブリッジの見える横浜沖の海に散骨することにしました。

今朝、主のいなくなった小屋を見て、もう会えなくなってしまったことを実感。

寂しくなりました。

 

音楽はODEONレーベルのLPで「Musik In Alten Städten Und Residenzen」シリーズ
からドレスデン – Dresden


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・協奏曲ト長調      :ヴィヴァルディ
 ハンス・ギーゼラー(ヴァイオリン)
 ハンス・フォン・ベンダ(指揮)
 ベルリン室内管弦楽団


・ヴァイオリンソナタからラルゴ  :ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル
 ヘルガ・テーネ(ヴァイオリン)

・幻想曲             :レオポルド・ヴァイス
  オイゲン・ドンボァ(バロック・リュート)
・パストラーレ          :ヨハン・ダヴィド・ハイニエン
 オイゲン・ドンボァ(バロック・リュート)
 ウイルヘルム・ブリュックナー=リッゲバーグ(指揮)
 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団

・歌劇「アルミニオ」序曲        :アドルフ・ハッセ
    レチタティーヴ&アリア
  マリー・シーメリング(ソプラノ)
  ウイルヘルム・ブリュックナー=リッゲバーグ(指揮)
  ベルリンフィルハーモニー管弦楽団

・フルート協奏曲ト短調          :アドルフ・ハッセ
  カール・ハインツ・ツェラー(フルート)
  ハンス・フォン・ベンダ(指揮)
  ベルリン室内管弦楽団

ベルリンフィルの音楽監督を務めたことのあるハンス・フォン・ベンダによるベルリンフィルの演奏を中心に、ドイツの都市、ドレスデンに関係した作曲家たちの作品を集めたアルバム。

録音は60年代の古いものだけれど非常に鮮明。

演奏も古さを感じさせない。


演奏者は異なっているけれど、このアルバム全体に落ち着きのようなものが感じられる。

 

中でもドンボアの弾くリュートに最も大きな感銘を受けた。

 

youtubeはヴァイスの幻想曲

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2025年8月 9日 (土)

リステンパルトのモーツァルト、K.Anh.C14.01

連日の猛暑に雨も降らず、愛犬ポコが弱ってきた。

ここ一週間ほとんど食べていない。

かろうじて水しか飲んでいない。ポコも今年で14歳。

老犬にはこの暑さは酷だったようだ。


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画像は10年前のポコ。

 

リステンパルトのモーツァルト

特長のあるレコードジャケットの米NonsuchのLPで、曲は2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ K.190と、モーツァルトの作か疑問視されている協奏交響曲 K.Anh.C14.01


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・2つのヴァイオリンのためのコンチェルトゥーネ ハ長調 K.190
・フルート、オーボエ、ホルン、ファゴットのための協奏交響曲 
                        変ホ長調 K.Anh.C14.01(K.297b)

 ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデル(ヴァイオリン)
 パウル・マカノヴィツキ(ヴァイオリン)
 ジョゼフ・ボップ(フルート)
 ハンス・クル(オーボエ)
 アンドレ・フルニエ(ホルン)
 アンリ・ブーシェ(ファゴット)
 カール・リステンパルト(指揮)
 ザール室内管弦楽団

ソリストは米Nonsuchレーベルでよく出てくる名前の人たち。

管楽器のための協奏交響曲は自筆譜が現存せずモーツァルトの手紙から確認されるのみで、消失作品とされていた。

 

モーツァルトの死後、モーツァルトの伝記作者のオット・ヤーンの遺品からソロパートがフルートからクラリネットに変わった筆写譜が発見された。
しかし発見された楽譜の編成がフルートでなくクラリネットであったことと、クラリネットの使用法がモーツァルトの手法とは異なることなどから、疑作の番号K.Anh.C14.01が付与された。

 

もっとも作品そのものが魅力的であることから、クラリネット版の録音としてウラッハなどウィーンフィルの名手が加わったモノラル録音や、カラヤンの2種、ベームの2種などの古くから多くの録音が存在する。

 

 

その後音楽学者のダニエル・N・リースンとロバート・D・レヴィンにより、ソロ部分はモーツァルトの真作であり伴奏のオケ部分が他人の作との説も出て、今はその説に基づくオリジナルのフルート使用版の録音も増えてきている。

 

それ以前にクラリネット使用版の編曲譜を、この録音のフルート奏者ジョゼフ・ボップがオリジナルのフルートに編曲したのがこの米Nonsuchのリステンパルト盤。

おそらく1960年代の録音。

 

 

リステンパルトにはこれ以前にクラリネット使用版のモノラル録音もある。

 

11年前の同じ時期にこの演奏を聴いているが印象は変わらない。

モーツァルトの真作としても十分通用する魅力的な曲だと思う。

スイス・フランス系のソリストたちの明るい音も良い。

 

Youtubeはモーツァルトの協奏交響曲

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2025年8月 7日 (木)

広島そして岡山へ

晴時々曇り、一時僅かに小雨。

ここしばらく雨は降っていない。今日は期待したほどの雨は降らなかった。

昨日の静岡市の最高気温は41.4℃

関西方面旅行記の続きです。

 

8月に変わり旅行3日目は広島へ。

新神戸を出発し昼前には広島駅に到着。
広島も暑い。

駅のコインロッカーに荷物を入れて観光案内所で最新の情報を入手。


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周遊バスで平和記念公園へ。


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選んだのは資料館を見て原爆ドームへ向かう定番のコース。


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平和記念公園の会場はちょうど6日の記念式典の準備中だった。


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路面電車で広島駅に戻り、再びJR広島駅から岩国方面の電車に乗りJR宮島口駅で下車。


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駅の近くの老舗「うえの」で穴子めしの遅い昼食。

 

そのままフェリーで厳島神社へ。


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およそ厳島神社は40年ぶりの再訪。

雲が出てきて遠くでカミナリが鳴っていた。

引いたおみくじは凶だった。


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人になついた小鹿が多数。外国人も多数。

一時間ほどで見学を済ませ宿に向かう。


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宿では厳島神社のナイトクルーズがセットになっている。

 

舟は夜9時半にホテルの桟橋を出発。


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空には半月、海はベタ凪だ。

滑るように船は大鳥居へ向かう。

頰に触れる海風が心地よい。


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ライトアップされた大鳥居を、陸からは見ることができない正面からの至近距離で見ることができた。

 

一泊して翌日は岡山で途中下車。

路面電車で岡山城へ。


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岡山もおよそ30年ぶり。

以前は古びたような黒い天守だったのが、令和に入っての改修でピカピカになっていた。

中の資料館は当地出身の歴史学者の磯田道史氏の監修で完全にリニューアルされていた。

 

天守の最上階から近くの後楽園を見下ろすと、この酷暑、ほとんど人が歩いていない。

 

けれどもせっかくだから後楽園まで。


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30年前に団子を食べたボート乗り場の茶店は、多くの外国人客で混んでいてメニューも大幅に変わっている。

かつて感じた素朴な雰囲気は失せていた。

ここは南口。

正面入り口へ向かって入場を済ませ近くの売店で土産用の「きびだんご」を一袋買ってその場で食べた。

ごく普通の黄粉団子。

 

しばし園内を散策。


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夜にイベントを計画しているらしく白いボール状の照明が目に付いた。

やはり日本三大名園にふさわしい余裕と品格の感じられる庭園だった。

なにせこの暑さ、庭園内は人が少なかった。

岡山駅で駅弁を買って車中で食事、自宅到着は8時前。

 

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2025年8月 5日 (火)

55年ぶりの大阪万博

今年は最高気温が40℃を越える地方が増えて異常な夏。
昼間吹く風はほとんど熱風、屋外の蛇口をひねるとしばらくお湯が出るほど。

 

先週強行軍の万博から家に帰るとどっと疲れが出た。
おまけに風邪を引いたらしい。微熱とのどの痛み有り。

 

 

先週木曜は大阪万博。
前回の1970年大阪万博は小学生の時に行っている。
未だにその時の印象は強烈。

 

今回は10時からの入場予約。
神戸の叔母の家を9時前に出て、電車を乗り継ぎながら会場へ。
入口でしばらく並んで10時半頃には入場することができた。


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パビリオンの事前予約は全滅。

まず予約なしで入場できるフランス館に行くと既に60分待ちの列。

とにかくたくさん回ろうという魂胆なので、最初はマイナーなパビリオン中心に決めていた。
フィリピン館、マレーシア館などいずれも20分程度の待ち時間で入場。

 

マレーシア館で買ったドリアン・アイスクリームが、沼津市西沢田にある会社の製造でびっくり。700円。


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続いてアフリカや南太平洋上の小さな国々が集まったコモンズAに入る。
力の入っている国とそうでない国との落差はあったけれど、それぞれ工夫を凝らした展示が面白い。
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昼食はアゼルバイジャン館内のカフェにした。

このカフェはわかりにくい場所にあるためか、さほど混んでいない。


カフェの場所は前日に万博会場を訪れた娘の情報によるもの。


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アゼルバイジャンの民俗料理(ピラフ風)の海苔を巻いたおにぎりに、アゼルパイジャンティー

隣に座っている青年の飲むワインがよさそうだったのでワインとオリーヴを追加。

 

選んだアゼルバイジャンワインはロゼをセレクト。
ナッツが入り塩味の効いたアゼルバイジャン産のオリーヴが旨かった。

外に出てチェコ館に入る。

ここは現代美術作品の展示が中心。

 

特に印象はないけれどチェコビールのピルスナー・ウスケルを満喫。
1杯1,450円。


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アルコールが入ってもすぐに汗で出てしまうので酔うことができない。

 

お目当てのひとつ近くのオーストリア館は入場制限中。

隣のスイス館へ。
ここはすんなり入れた。見た後にオーストリア館に行ってもまだまだ入場制限中。

やむなく周辺のポルトガル、トルクメニスタン、コロンビアなどのマイナー系を制覇。

 

中でもコロナ感染者ゼロだという謎の独裁国家、トルクメニスタンが面白かった。

ここは個人の入国が自由にできない国。

映像の押しの強さと犬と馬を極端に崇拝しているのが個性的だった。


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手抜き感のあるポルトガル館を出ると建物の上の方でギター演奏。


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次はコロンビア館、ここではノーベル賞作家ガルシア・マルケスの使っていたタイプライターを見た。土産ものは豊富。

 

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3時を過ぎて風も吹いてきた。

一旦大屋根リングに上ってみる。


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風が吹いていて気持ちが良い。歩く人も増えてきたようだ。


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下に降りてオーストリア館はあいかわらず入場規制中だけれど、しばらく近くで待つことにした。

待ってから10分ほどで入場規制解除。

その後20分ほどで中に入れた。


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ここでは葛飾北斎バージョンのベーゼンドルファーのグランドピアノで、モーツァルトのピアノ協奏曲での自動演奏。やはり音楽系の展示が多い。

ショップではベーゼンドルファー社製だというソフビ人形を見た。


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百均でも売っている子どもがお風呂で遊ぶようなチャチなものだけれど、ベートーヴェン、モーツァルト、ヨハン・シュトラウスなどのバリエーション。それがひとつ4,800円と聞いてびっくり。

ひとつひとつ手塗りだとの店員の言葉・・・・

自分には全部同じようにしか見えないけれどモーツァルトを購入。

 

暗くなりはじめた。

 

最初に足が向いたフランス館に行くと、係の人の15分で入れますとの言葉で並ぶことにした。
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樹齢2300年のオリーヴの樹木からは、人を元気にする微生物の成分が分泌されているとのことで、多くの人が手に触れている。


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お腹も空いたのでここのベーカリーショップで、生ハムのせのフランスパンとクロワッサンなどを買うと5,500円だった。

とにかく万博の食べ物は高い。

ベンチでパンを頬張っていると花火がボンボンと鳴り始めた。

万博は夜の10時までだけれど8時になると花火を打ち上げるらしい。

 

花火が終わると多くの人が一斉に帰りはじめた。

餌に群がるアリのように一斉に地下鉄夢洲駅に向かう多くの人々。

 

電車を乗り継ぎ神戸の叔母宅に着いたのは9時半過ぎ。

自分と飲むのを楽しみに待っていた叔父は既に就寝。

 

叔母が出してくれたサッポロビールがうまかった。

小学校の時のEXPO70万博ほどの新鮮なインパクトはなかったけれど、それなりに楽しめた万博でした。

 

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2025年8月 3日 (日)

夏の関西方面周遊、京都そして大阪万博のことなど。

7月の終わりから今月にかけて、大阪万博を中心に関西方面を巡っていました。

前半は神戸の叔母の家を拠点に京都と大阪万博。

水曜は早起きして一路京都へ。

途中、新幹線の車中で緊急津波警報が入ってきた。

震源は遠いけれど巨大地震のため津波の影響ありということらしい。

あとで聞いたら沼津は避難指示が出て、バスや東海道線などの公共交通機関が
一時的にストップ。スーパーも閉まったとのこと。

そんなことはつゆ知らず、9時37分京都駅着。


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最初に11年ぶりの開放となった洛北、紙屋川近くの峰玉亭。

西陣織のウールお召の開発で財を成した、故松山政雄による贅を尽くした庭園とお屋敷を見学。

 

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峰玉亭は訪れたお得意様相手の迎賓館。


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さほど知られていないのか、京都のあちらこちらで見かけた外国人の姿はいない。

狩野派の多くの絵画の中に竹内栖鳳、円山応挙などの書や絵画がさりげなく飾ってある。

広げた帯や着物を美しく見せる仕掛けの数々が面白い。


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非常に凝った建物だけれど、松山政雄は建物の完成を見ずに53歳の若さで世を去っている。

 

昼食はすぐ近くの川床


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この日の京都の最高気温は39度。
京都でもここは比較的涼しい場所のようだ。


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相席になったのは三重から来たという82歳のお爺さんと若い孫娘さん。

昨日大阪万博に行ってきたとのこと。
幸せそうなお爺さんの表情が印象的だった。


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続いて東本願寺別邸「渉成園(枳殻邸)」へ。

つい最近まで東本願寺門主の親族の住まいだったので公開されたのは最近とのこと。

邸内にあるいくつかの建物は整備も未了で荒れている様子だった。


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とにかく暑い。

そのまま京都駅前の京都タワーに上る。

若い頃、出張ついでにここの階下のレストランで生ビールを飲んだことを思い出した。
あの頃の夏はさほど暑くなかった。

 

その日は神戸に住む叔母の家に宿泊。

 

夕食は芦屋にあるステーキハウスで、本格的な神戸牛をごちそうになった。

 

齢八十を超える叔父は、高校の頃から吹奏楽部でオーボエを吹き大学ではオケに所属。
テレマン室内オーケストラのメンバーにも師事したという。

今はさすがに楽器は吹かないけれど、音楽仲間とは月に一度は食事会を開いているとのこと。

 

神戸の叔父に会うのは親戚の法事の時くらいで、じっくり話をしたのはほとんど初めて。

会社を経営者していていろいろと話題が豊富。

音楽ばなしや阪神大震災のことその他、楽しい時間を過ごさせていただきました。

 

翌日は大阪万博。

 

長くなりそうなので詳細は次回。

 

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