リステンパルトのモーツァルト、K.Anh.C14.01
連日の猛暑に雨も降らず、愛犬ポコが弱ってきた。
ここ一週間ほとんど食べていない。
かろうじて水しか飲んでいない。ポコも今年で14歳。
老犬にはこの暑さは酷だったようだ。
画像は10年前のポコ。
リステンパルトのモーツァルト
特長のあるレコードジャケットの米NonsuchのLPで、曲は2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ K.190と、モーツァルトの作か疑問視されている協奏交響曲 K.Anh.C14.01
・2つのヴァイオリンのためのコンチェルトゥーネ ハ長調 K.190
・フルート、オーボエ、ホルン、ファゴットのための協奏交響曲
変ホ長調 K.Anh.C14.01(K.297b)
ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデル(ヴァイオリン)
パウル・マカノヴィツキ(ヴァイオリン)
ジョゼフ・ボップ(フルート)
ハンス・クル(オーボエ)
アンドレ・フルニエ(ホルン)
アンリ・ブーシェ(ファゴット)
カール・リステンパルト(指揮)
ザール室内管弦楽団
ソリストは米Nonsuchレーベルでよく出てくる名前の人たち。
管楽器のための協奏交響曲は自筆譜が現存せずモーツァルトの手紙から確認されるのみで、消失作品とされていた。
モーツァルトの死後、モーツァルトの伝記作者のオット・ヤーンの遺品からソロパートがフルートからクラリネットに変わった筆写譜が発見された。
しかし発見された楽譜の編成がフルートでなくクラリネットであったことと、クラリネットの使用法がモーツァルトの手法とは異なることなどから、疑作の番号K.Anh.C14.01が付与された。
もっとも作品そのものが魅力的であることから、クラリネット版の録音としてウラッハなどウィーンフィルの名手が加わったモノラル録音や、カラヤンの2種、ベームの2種などの古くから多くの録音が存在する。
その後音楽学者のダニエル・N・リースンとロバート・D・レヴィンにより、ソロ部分はモーツァルトの真作であり伴奏のオケ部分が他人の作との説も出て、今はその説に基づくオリジナルのフルート使用版の録音も増えてきている。
それ以前にクラリネット使用版の編曲譜を、この録音のフルート奏者ジョゼフ・ボップがオリジナルのフルートに編曲したのがこの米Nonsuchのリステンパルト盤。
おそらく1960年代の録音。
リステンパルトにはこれ以前にクラリネット使用版のモノラル録音もある。
11年前の同じ時期にこの演奏を聴いているが印象は変わらない。
モーツァルトの真作としても十分通用する魅力的な曲だと思う。
スイス・フランス系のソリストたちの明るい音も良い。
Youtubeはモーツァルトの協奏交響曲
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