カラヤン若き日のフンパーディンク、ヘンゼルとグレーテル
薄曇りの一日。
不要なものの片づけを始めている。
手始めに本の処分。
暇ができたら読むだろうと思って買った本も結局読まないまま。
結局旬が過ぎたり興味の対象が去ったりしたものも多くて、ブックオフに持ち込んでも値のつきそうな売れ筋の本はほとんどない。
どんな本でもきちんと査定してくれた市内にあった馴染みの古書店はすでに廃業して久しい。
近隣の古書店も20年ほど前に姿を消してしまった。
20年ほど前までは、今は無き沼津西武で近隣の古書店主催の古本祭りが毎年開催されていて、中古レコードも出品されたりしてかなりにぎわっていた。
もうそのような時代は来ないのだろう。
いよいよ来月に迫ったオペラ「ヘンゼルとグレーテル」の本番。
練習していて疑問に思う部分を、いくつかの手持ちの音源で確認している。
今日はカラヤンの演奏を聴いていた。
・歌劇「ヘンゼルとグレーテル」全曲 :フンパーディンク
ヘンゼル:エリーザベト・グリュンマー(S)
グレーテル:エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)
父親:ヨーゼフ・メッテルニヒ(Br)
母親:マリア・フォン・イロシュヴァイ(C)
魔女:エルゼ・シュルホフ(C)
暁の精:アニー・フェルバーマイア(S)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
ロートン・ハイスクール少女合唱団
バンクロフト・スクール合唱団
録音:1953年6月27日・29日・30日、7月1日・2日、ロンドン
ベルリンフィルの芸術監督就任前のカラヤン若き日の演奏。
モノラル録音。
スタジオ録音としてはカラヤン唯一の全曲録音で、後に序曲のみベルリンフィルと録音している。
全曲では同時期のミラノでのライヴ録音がいくつかの海賊版レーベルから出ていた。
ロマンティックにして幻想的な雰囲気が漂う見事な演奏だ。
序曲ひとつとっても、遅くに始まる冒頭から自然に加速しながら主部に移っていく部分の鮮やかさ。
実にうまいなぁ・・と思う。
歌が入ると繊細にして美しい素敵なメルヘンの世界が広がる。
シュワルツコップ以下の歌手陣も、楽しげに音楽の波に乗って気持ちよく歌っているのが伝わってくる。
名手デニス・ブレインのホルンソロも美しい。
モノラルながらカラヤンが再録音をしなかったのは、この演奏があれば十分と考えていたのではなかろうか。
手持ちは英ColumbiaLP初期のオリジナルLP。
初期LPに特徴的な厚く重いレコード。
EQカーヴはコロンビアカーヴかと思いきやどうも違うようだ。
いろいろ試行錯誤したけれど結局RIAAで聴いた。
Youtubeはカラヤン指揮フィルハーモニア管の「ヘンゼルとグレーテル」第3幕から
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