「あわしまマリンパーク」そしてミトロプーロスのマドンナの宝石のことなど
11月後半の三連休は穏やかな良い天気。
孫たちが帰省してきて土曜日に「あわしまマリンパーク」に孫を連れて行っていた。
ここは伊豆三津シーパラダイスと並ぶ沼津に二つある水族館のひとつ。
昭和38年オープンの歴史のある水族館。
施設の老朽化と経営難のため昨年1月に閉館したものの、惜しむ声が多く支援を受けて再び運営を始めている。ラブライブサンシャインの聖地としても知られる。
画像は数年前の冬に撮影したもの。
以前はロープウェーで陸地と結ばれていて、特撮テレビドラマのウルトラQのシーンで使われたりしている。
ロープウエーは廃止されて今の交通手段は船のみ。
戦時中は海軍の音響実験施設があり、その跡地に会員制の超高級ホテル「淡島ホテル」がオープンしたけれども経営破綻。
その後紆余曲折があって今は営業を再開している。
戦争遺跡である海軍桟橋の横にあった淡島ホテルのヘリポートは崩壊していた。
「あわしまマリンパーク」は施設も老朽化して前途多難な中で、職員の方々のいろいろ工夫を凝らした手作り感満載の展示がなんとも暖かな雰囲気を出していた。
世界の珍しいカエルを集めたカエル館も健在。
日頃見慣れていた東日本のアマガエルが、西日本のアマガエルとは異なる新種であることを初めて知った。
今年になってからの発見だそう。
幼き頃からの自分の思い出の地だけに、頑張って欲しいもの。
ハードオフのジャンクLPコーナーにごみのような状態で放置されていた10吋盤から。
・歌劇「マドンナの宝石第2幕、第3幕間奏曲 :ヴォルフ・フェラーリ
・歌劇「マノン・レスコー:」間奏曲 :プッチーニ
・歌劇「イーゴリ公」からダッタン人の踊り :ボロディン*
ディトリ・ミトロプーロス(指揮)
フィラデルフィア・ロビンフットデル管弦楽団
ニューヨークフィルハーモニック*
録音 1946年7月26日
1952年12月1日*
LPレコードの実用化は1947年、いずれもSPレコード時代の録音。
3曲ともマイナーレベルからCD化はされているけれども、CDはいずれもLPもしくはSP盤からの板起こしのようだ。
ロビンフッドデル管の実体はフィラデルフィア管で契約上の変名。
以上のヴォルフ・フェラーリとプッチーニの二曲に加え、メノッティの「セバスチャン」組曲と歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲も同日に録音されている。
「マドンナの宝石」は自分が初めて聴いた(聴かされた)クラシック音楽だった。
クラシック音楽には無縁だった父が、なぜか自分が生まれたときにオーマンディ指揮ミネアポリス交響楽団のSP盤を買ってきて、自分の枕元でずっと流していたらしい。
ミトロプーロスの演奏はフルートによる序奏入り。
この魅力的な序奏をなぜか多くの録音はカットしていて、ステレオ期の録音では、邦人のいくつかの録音を除くと序奏を加えているのはパウル・ワルターのフォンタナ盤くらいしかなかった。
オーマンディの演奏にも序奏は入っていた。
ミトロプーロスの演奏は3曲ともキリリと引き締まった厳しさ漂う格調高い演奏だ。
録音はこの時期としては驚異的に良い。
Youtubeはオーマンディ指揮ミネアポリス響の「マドンナの宝石」間奏曲、1935年の録音
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