パイヤールのバッハ、音楽の捧げもの
この二日ほどは暖かな春のような一日。
家にある古いものを整理している。
車長持の中身は昭和初期の古書など。
大叔父がシンガポール攻略時の山下奉文大将(当時は中将)の通訳だった関係で、戦争関係の本や新聞記事のスクラップが多い。
古い楽譜と蓄音機や電蓄、横浜工場製の大正時代の山葉オルガンはひとつの部屋にまとめることにした
パイヤールのバッハ、音楽の捧げものを聴く。
手持ちはDENONから出ていたLP.
・音楽の捧げもの BWV.1079
ジャン=フランソワ・パイヤール(指揮)
ジェラール・ジャリ、ブリジット・アンジェラス(ヴァイオリン)
アラン・メイエ、レイモン・グラタール(ヴィオラ)
アラン・クールモン、パトリック・ガバール(チェロ)
マクサンス・ラリュー(フルート)
ロール・モラビト(クラヴサン)
ジェラール・グラニエ(コントラバス)
録音:1974年12月 グリジー=スウィヌ、ノートルダム・デ・ローズ教会(デジタル)
エラートとDENONとの共同制作による録音でデジタル録音の先駆けとなったDENON独自のPCM録音。
古楽器全盛の世の今となって、今は古い世代の音楽家のイメージがあるパイヤールだけれど、このバッハは非常な名演だった。
あえて腕利きを集めた室内楽の演奏としたことが成功している。
ラリューのフルートソロで始まる冒頭の「三声のリチェルカーレ」の美しさが印象に残る。
明るく透明な響きのバッハで、すべての音が完璧なバランスで鳴っていて、ムード的な雰囲気に陥らず緊張感を保ちながら音楽が流れていくのが素晴らしい。
デジタル録音最初期の音も良い。
Youtubeはパイヤールの「音楽の捧げもの」から三声のリチェルカーレ
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