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2026年2月に作成された記事

2026年2月26日 (木)

本日の練習、Sさんの訃報と芥川也寸志の交響管弦楽のための音楽

あたたかくなりました。


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家の近くの河津桜が満開。


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そしてとなりの椿は散り始め。


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沼響の創設者で初代事務局長だったSさんの奥様が亡くなり、一昨日はお悔やみに行っていた。

 

Sさんご夫妻がいなければ沼響は存在しなかった。

沼響のオーケストラとしてのおおらかな雰囲気は、Sさんご夫妻が作り上げたものだと今でも信じている。
奥様の枕元には「自分が死んでも誰にも知らせないように」との書き置きがあったそう。

 

Sさんご夫妻は、芥川也寸志さんが設立した新交響楽団の草創期のメンバー。
沼津に帰郷後、ご夫妻で沼津交響楽団を立ち上げた。

 

自分が社会人になったばかりの40数年前に、面識のないSさんから突然、「オーケストラを創るから入らないか」と電話をいただいたことは今でも覚えてる。

そして最初の顔合わせの練習のことも。

 

今や創立期のメンバーは自分ひとりになってしまった。

 

その後Sさんは交通事故で急逝。


Sさんが「いつか芥川先生を沼響に呼んで、先生の作品を演奏するのが僕の夢だ」とおっしゃっていたのを思い出した。

 

昨晩は沼響の練習日。


竹内先生の指揮でブラームスの交響曲第1番第4楽章。


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そして奇しくも芥川也寸志の「交響管弦楽のための音楽」とファリャの「三角帽子」の終曲。

今回は打楽器も入り多彩な響きの中での練習になった。

 

練習の休憩中に、団長からSさんの訃報と芥川也寸志氏との関わりにも触れる話があり、特に芥川作品は格別な思いの練習になりました。

 

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2026年2月25日 (水)

ヴェスコーヴォのモーツァルト

2月もあと数日。

ここ数日は、最高気温が20℃を超えた4月中旬並みの暖かさが続いていた。
庭の梅は散り早咲きの桜が一斉に咲き始めている。

昨晩から降り始めた雨は久しぶりに終日降り続いていた。
まとまった雨は昨年10月末以来のこと。

 

今日はフランスのホルン奏者ヴェスコーヴォのモーツァルト、
ホルン五重奏曲

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・クラリネット五重奏曲K.581, :モーツァルト
・ホルン五重奏曲K.407

 J.ランスロ(クラリネット)
 P.d.ヴェスコーヴォ(ホルン)
 バルヒェット弦楽四重奏団

  録音 1959年2月9-10日 
  パリ・ Salle Adyar

手持ちはエラートのLP.
ランスロとのクラリネット五重奏曲は、70年代にブラームスの五重奏曲とのカップリングで千円盤のLPで出ていた。
このホルン五重奏がオリジナルカップリング。


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フランスの名ホルニスト、ヴェスコーヴォの演奏はモーツァルトのホルン協奏曲第3番のモノラルLPで初めて聴いて、60年代初めまで聴くことができたフランスのホルン独特の、濃い目のヴィヴラートかけまくりの演奏に痺れてすっかり虜になった。

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同じ傾向の代表的なホルン奏者として、クリュイタンス指揮の「亡き王女のためのパヴァーヌ」でソロを吹いていた名手ルシアン・テーヴェがいる。
ヴェスコーヴォのホルンは多少粗いけれど、その天衣無縫の演奏スタイルが魅力的だった。

 

ところが70年代に入って録音された、ヴェスコーヴォのモーツァルトのホルン協奏曲のステレオによる全集録音では、特徴的なヴイヴラートがすっかり消え失せ演奏スタイルも変わり穏健なものに変わってしまっていた。
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プラッソン指揮の「亡き王女のためのパヴァーヌ」ではヴィスコーヴォの名前がクレジットされているけれど、ここでも同じく無個性。

 

どうやら、70年代にヴェスコーヴォは楽器と演奏スタイルもインターナショナルなものに変えてしまったらしい。
フランス特有の個性的なホルンの演奏スタイルでは、他国のオーケストラに客演する時などにはマイナスとなっていたようだ。

今ではもうフランスのオケは、ホルンのみならず管楽器全てでローカルな味わいはすっかり無くなっている。

 

このホルン五重奏曲のヴェスコーヴォはスタイルが変わる前の録音で、美しいヴィヴラートと朗々と響く明るいホルンの音色を楽しむことができる。
バルヒェットカルテットのバックも美しい。

 

Youtubeはチェコの名手、カテジナ・ヤヴールコヴァー(ミュンヘン国際コンクール1位なしの2位)の吹くモーツァルトのホルン五重奏曲

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2026年2月22日 (日)

ドリーヴの付随音楽「歓楽の王」

連休中日の日曜日。九州北部で春一番。

気温が高く熊本では25℃を超えた夏日。
これも地球温暖化の影響なのか異常気象の2月。

 

昼食を近くの人気店「弥次喜多」でとんかつをと思い開店と同時に行くとすでに長い行列。

県外ナンバーの車が多かった。

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諦めて味噌ラーメンの専門店「田所商店」でエビ雲吞味噌ラーメン。

乗っているエビはサクラエビではなくてオキアミ。

 

移動の車中でロイヤルフィルコレクションのThe Greatest Classical Masterworks (V.I.P. Exclusive Edition)BOXセットを聴いている。


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ここ数日はドリーヴのバレエ音楽。

・組曲『シルヴィア』
・歌劇『ラクメ』~ 花のデュエット
・歌劇『ラクメ』~ 鐘の歌
・付随音楽『歓楽の王』より
・『コッペリア』ハイライト

リリアン・ワトソン(S)
クリスティーン・カーンズ(M)
カール・デイヴィス(指揮)
ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団

       録音:1996年2月

カール・ディヴィスはミュージカル畑の指揮者らしい。

中では付随音楽『歓楽の王』が印象深い。

ヴィクトル・ユゴー舞台作品 『歓楽の王』"Le roi s'amuse"の付随音楽で組曲は全7曲。
 1.ガイヤール 2.パヴァーヌ 3.花束の場 4.レスケルカード
 5.マドリガル 6.パスピエ 7.フィナーレ

 

 

古い時代の形式の曲を集めたもの。

 

聴いてみるとオリジナルは、ルネッサンス期の作曲家たちの作品ではないかと思う。

解説には記載はないし、いろいろネットで探っても情報は出てこない。

特にパヴァーヌはどこかで聴いた覚えもあるけれども、どうしても思い出せない。

 

 

有名どころではレスピーキの「リュートのための古風な舞曲とアリア」やストラヴィンスキーの「プルチネルラ」と同類の音楽。

同じような曲ではプーランクの「フランス組曲」やイベールの「エリザベス朝組曲」もあり、フランスの作曲家にこのような曲が多いようにも思う。

 

 

いずれにせよ演奏も良いし、選曲の良さで楽しめるアルバムだ。

 

Youtubeは「歓楽の王」からパヴァーヌ

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2026年2月21日 (土)

ノエル・カワードのソングブック

2月後半、暖かくなっていよいよ花粉症の季節。
目のかゆみにくしゃみの連発。

木曜は親戚のお通夜で南伊豆方面まで。

行く途中で住宅火災を目撃。

伊豆の山中での山火事もあり、空気の乾燥で火事が頻発。

 

自宅のブルーレィレコーダーが壊れてしまった。

録画はできるもののディスクへのダビングができない。

機種はシャープ。

 

購入した家電量販店に持ち込むと10年前に購入したものらしい。
修理に出すとハードディスクに録画した内容が消える可能性があるという。

まだHDは生きているし故障自体は単純なので、メーカーへの修理を依頼することにした。

 

1週間ほどで返事が来て、部品がないでの修理不能とのこと。
補修用部品の保管は5~8年ということらしい。

 

我が家のテレビ番組の録画はベーターマックスのころから。

音楽番組などを取り始めて40年近く。

途中S-VHSや8ミリビデオなどにも手を出したけれど、ビデオテープ系は最後までベータにこだわっていた頑固者。

録画内容は音楽番組が中心。

 


DVDレコーダーの時代に入ると比較的最初の段階でTOSHIBAのDVDレコーダー東芝 RD-X1を購入。

機能も豊富で贅沢な機械だった。


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ビデオテープでエアチェックしていた番組で重要なものはDVDにダビングしていた。

 

NHKでも最近のものはオンデマンドでも視聴可能だけれど、海外演奏家の古い来日公演や海外から提供されたライヴなどは見ることができない(おそらく)。

特に民放系で放送された音楽番組の録画は貴重なものも多い。

今月に入って東芝やSONYのブルーレィレコーダーの出荷停止も伝えられ、残るはシャープとパナソニックのみになってしまった。

 

世はストリーミングの時代。

手元に映像を残すのは時代遅れなのだろう。

 

昨日ブックオフのジャンクコーナーで見つけたCD2枚。

俳優にして演出家、作曲もしていた「ノエル・カワードのソングブック」


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テノールのボストリッジが歌い指揮者のジェフリー・テイトのピアノ。

 

もう一枚はアフナシェエフ


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2007年東京オペラシティのライヴレコーディングで、シューマンの「子供の情景」「交響的練習曲」若林工房から出ていたCD.

 

Youtubeはノエル・カワードのバラード”If Love Were All"

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2026年2月18日 (水)

アブラヴァネルの白鳥の湖

早朝に強烈なこむら返りで目が覚めた。

久しぶりのこと、寝る前にワインを飲みすぎたのがまずかった。

自業自得。

 

庭の「思いのまま」が今年も咲き始めている。


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一本の木に紅、白、桃、絞りの四色の花を咲かせる梅。


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接ぎ木ではなく固有の品種で、元は紅梅が突然変異によって花の紅色が末端まで行きわたらなく白だったりピンクになったりしたものらしい。

 

色の割合は毎年異なっていて、まさに気まぐれで思いのままの咲き方。


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今年は桃色が固まって咲いた。

 

アブラヴァネルのチャイコフスキー、白鳥の湖を聴いた。

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・バレエ音楽「白鳥の湖」 ハイライト :チャイコフスキー

 モーリス・アブラヴァネル(指揮)
 ユタ交響楽団

 

アブラヴァネル独自の抜粋盤。

アブラヴァネルが数多くの録音を残していたVangurdレーベルでなくWestminsterへの録音。

 

アブラヴァネルのチャイコフスキーではVOXに交響曲全集の録音もあり、Vangurdには「白鳥の湖」と「くるみ割り人形」のそれぞれ全曲録音も残している。

アブラヴァネルの演奏特有の汁気のない乾燥した音楽がここでは鳴っている。

チャイコフスキー独特のロマンティックさや官能性はほとんど感じられない、ハードな男の音楽。

 

ちょい聴きには素っ気ない無味乾燥な演奏に聞こえるかもしれないけれど、楽譜に書かれている内容をストイックに忠実に音化していく明晰な演奏で実際これは大変なこと。

 

官能的な甘さよりもこの種の辛口のチャイコフスキーが今の自分には好み。

 

Youtubeはアヴラヴァネルのサティ、ドビュッシー編曲の「ジムノペディ第3番」

 

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2026年2月17日 (火)

パウル・クレツキのボレロ

昨晩あたりから再び気温が下がってきた。
典型的な三寒四温

明け方に雨が降ったらしく路面が濡れている。

 

ミラノ・コルティナ冬季オリンピックで、日本選手たちが素晴らしい活躍ぶりを見せている。

りくりゅうペアの劇的な逆転金メダル劇を出勤前に見ていて感動。

ニュースを紹介する各局アナウンサの晴れやかな表情も印象的だ。

日々暗い話題の多い中で日本全体に大きな生きる力を与えてくれました。

 

パウル・クレツキのボレロを聴く。

創設間もないフィルハーモニア管は、フルトヴェングラーやクレンペラー、カラヤンといった看板指揮者のほか、オケのトレーニングも兼ねてだろう、地味ながら堅実な実力者のパウル・クレツキやアルチェロ・ガリエラと録音をおこなっている。

この二人の50年代の録音の多くはモノラルのため忘れ去られている。

だが虚心に耳を傾けるといずれも練達の名演揃い。

 

今日はそのような中からクレツキの録音。

手持ちは英EMIのLP

 

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・弦楽セレナーデ ハ長調  :チャイコフスキー
・歌劇「売られた花嫁」序曲 :スメタナ*
・ボレロ          :ラヴェル**

 パウル・クレツキ(指揮)
 フィルハーモニア管弦楽団

  録音 1952年7月8,10日 
     1953年6月20日*
     1953年6月23日**

全てモノラル録音。

この録音の時期の1952年10月にはトスカニーニがフィルハーモニア管に来演し、歴史的なブラームスチクルスのコンサートをおこなっている。

 

チャイコフスキーやラヴェルの曲などは、オケのトレーニングも兼ねていたと思う。

実際トスカニーニ来演時の録音では、木管楽器やトロンボーンなどの管楽器に難が感じられていた。

 

この演奏のチャイコフスキーやスメタナの弦楽器はかなり良いし、ボレロのトロンボーンソロも無難な出来となっている。

この3曲ではボレロを最も興味深く聴いた。

遅いテンポでゆっくりじっくと仕上げた演奏で管楽器ソロも破綻なく進み、じわりじわりと終結部に向かってヴォルテージを上げていくのはさすがの巨匠の至芸。

 

Youtubeはクレツキのマーラー、交響曲第4番から

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2026年2月15日 (日)

本日の練習、芥川也寸志の交響管弦楽のための音楽

気温はさらに上昇の日曜日。


本日静岡の最高気温は20℃。


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バレンタインデーの昨日は家内からイタリアのチョコレート菓子「トローニ・バーチ」

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創業100年を超える伝統の手作り。

香ばしくも上品な銘菓。

 

一週間の備忘録として。


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木曜日はオケの練習日、場所は市民文化センター小ホール。

本番を指揮していただく竹内先生で、芥川也寸志の「交響管弦楽のための音楽」とファリャのバレエ音楽「三角帽子」第2組曲。

 

芥川作品は、現在NHKで放送中のアニメ「青のオーケストラ」で、主人公が関係する高校オーケストラが演奏する曲として登場する。

その日は仕事が長引き途中からの参加となった。


ちょうどホールに到着するとシンバルソロが鳴り響く第二楽章が始まっている。

芥川作品は現代作品とはいえ同じパターンの繰り返しが多いので、ホルンパートとしてはさほどの難曲ではない。

ウォーミングアップを兼ねながら曲を軽く演奏しつつ調子を上げていく。


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続くファリャは、フラメンコに影響を受けたさまざまなパターンの三拍子系のリズムに独特の個性があって皆戸惑いがち。

 

聴くと演奏するのとでは大違いだ。

これは演奏しながら慣れるしかないのだろう。

 

Youtubeは芥川也寸志の交響管弦楽のための音楽

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2026年2月14日 (土)

ジェーン・コートランド・ウェルトン(Jane Courtland Welton 1911-2005)のブルグミュラー

今週半ばから気温も上がり4月並みの陽気になってきた。

暖かくなるにつれて花粉症の症状も出てきている。

 

沼津大手町の華味(ファーウェィ)でランチ。

リーズナブルな値段で本格的な中華を出してくれる店。

昼時に行ったら混んでいて30分待ち。

厨房を見ると5人ほどの料理人が忙しそうに働いている。


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オーダーしたのは「豚ロース肉の黒酢すぶた」

想像していた普通の酢豚と違って豚肉そのままだったので驚いた。

 

ジェーン・コートランド・ウェルトン(Jane Courtland Welton 1911-2005)のブルグミュラー、25の練習曲」

ハードオフのジャンクコーナーで未知のピアニストのLPが出ていたので買ってみた。

110円。

入手したのは日本コロンビアから出ていた国内盤LP.

 

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・25の練習曲 op. 100   :ブルグミュラー

 ジェーン・コートランド・ウェルトン(ピアノ)

 

コートランド・ウエルトンはアメリカの女流ピアニスト。

ハンガリーでバルトークやコダーイに師事し、リストの高弟エミール・ザウアーにもピアノを学んでいる。

 

ヨハン・フリードリヒ・ブルグミュラーの「25の練習曲」はピアノを学びバイエルを終えたあたりで練習する初級用の曲集。
自分も子供の頃に何曲か弾いたことがある。


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優しく親しみやすい曲ばかりなのでBGMとして流しても心地よく聴ける曲集。

弟のヨハン・ブルグミュラーも作曲家で交響曲を残しているが26歳で急逝。


メンデルスゾーンがその死を悼み葬送行進曲を作曲し未完に終わった交響曲第2番をシューマンが補筆している。
おそらく兄よりも才能があったのだろう。

 

ザウアーの弟子ということで期待したジェーン・コートランド・ウェルトン。

ピアノはスタインウエィではないような気がする。
ちょっと固めの独特の音。

際立った個性は感じられないけれども美しく清潔な音色で丁寧に弾いていて、曲が曲だけにそれなりに聴かせてくれる。

ネットで検索すると海外のサイトでも同一ジャケットで沢山出てくるので、売れた演奏なのだろう。

 

一緒にジャンクコーナーから救出した、フィリップ・アントルモンのドビュッシーピアノ曲集も聴いてみる。
1957年録音の米コロンビア盤LP。


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最初の「水の反映」を聴いてみると、コートランド・ウエルトンとの芸格の明らかな差を実感する。

曲の音楽性の差があるとはいえ、音色のパレットの多彩さやタッチの美しさ、音楽の広がりに格段の違いがあった。

 

ネットでジェーン・コートランド・ウェルトンを検索していたら墓碑銘の画像が出てきた。


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おそらく地域の音楽指導者として尊敬され、堅実で充実した生涯を送った方なのだろう。

 

Youtubeはブルグミュラーの「アラベスク」

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2026年2月11日 (水)

YAMATO String Quartet 三島公演

庭の白梅にメジロが来ている。


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日曜の大雪には驚いたけれども少しずつの春の気配。

 

火曜日の夜はYAMATO String Quartet三島公演。

結成30年を超える石田泰尚を中心としたカルテット。


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会場は隣町の三島ゆうゆうホール。

開場前に到着するとホールロビーには石田人気で女性客多数。

 

曲目は

・弦楽四重奏曲 ト短調   :グリーグ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・ニュー・シネマパラダイス  :モリコーネ
・ゴジラ           :伊福部昭
・アディオス・ノニーノ    :ピアソラ
・ベイベ
・カシミール」        :レッド・ツェッペリン

~アンコール
・ひまわり          :マンシーニ
・湖上の煙          :ディープ・パープル

YAMATO String Quartet
 石田泰尚(ヴァイオリン) 神奈川フィルソロコンサートマスター
 執行恒宏(ヴァイオリン) 元山形交響楽団コンサートマスター
 榎戸崇浩(ヴィオラ)   読売日本交響楽団
 阪田宏彰(チェロ)    神奈川フィル、山形響など首席客演多数

 

クラシックから映画音楽、ロックまで幅広いレパートリーを誇るカルテット。


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メンバーはいずれも名だたる人たち。

山田耕筰などの邦人作品のほか、ベートーヴェンの中後期の作品でも正統派の演奏を聴かせてくれる実力派。

プログラム前半のグリーグでは切れ味鋭い顕密なアンサンブルに厚みのある響き。

弦楽四重奏曲とはいえ、弦楽合奏を聴くような濃密なグリーグのこの曲はこのカルテットの特質に合っているようだ。

 

後半はガラリと雰囲気が変わってエンリコ・モリコーネの「ニュー・シネマ・パラダイス」そして「ゴジラ」へと続く。

甘さだけではなく、聞き手に媚びぬわが道を行く孤高の演奏。

石田泰尚のヴァイオリンは目立っているけれど、他のパートの内声部の充実ぶりが凄い。

ゴジラではさながらフルオケで聴いているかのような迫力だ。

チューニングをしながらそのままピアソラの音楽に入っていくところなど、実にオシャレ。

続くレッド・ツェッペリンもノリノリの演奏。

アンコールは映画「ひまわり」の音楽をしっとりと聴かせて、これも名作ディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター(湖上の煙)」が続く。

弦楽四重奏のコンサートといえば、若いころ聴いたスメタナ弦楽四重奏団のような、いくぶん立派な音楽を緊張しながら聴くお硬いイメージがあるけれどもやはり時代の流れなんだな。

 

正当なクラシック音楽をしっかり聴かせた後で、ジャンルを超えた音楽を音楽性豊かに聴かせて幅広い聴衆に訴えかけている。

こちらは弦楽四重奏のイメージを大きく変える新しい音楽の世界。

終演後の聴衆も大きく沸いていた。


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石田泰尚はこの24日に別メンバーで再び三島に来演する。

 

YoutubeはYAMATO String Quartetのディープ・パープル

 

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2026年2月 9日 (月)

スラトキンのプロコフィエフ

雪の1日が一晩明けて、雪の反射が眩しくて朝早くに目が覚めた。


道路は冷えてアイスバーン状態。


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お稲荷さんのコップの水も凍っている。


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畑の新雪をギュッギュッと踏みしめているうちに、札幌で暮らしていた時のことを思い出した。
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金曜の朝、起きたらスマホの電源が入らない。

バッテリー切れかと思い充電コードを始めたら69%の表示が出てすぐに画面が真っ暗に。

いろいろネットで調べて対処してもダメで、結局ドコモショップに行くことにした。

ショップでは若い店員さんが普通に操作したら普通に起動した。

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私「このスマホ、買って何年目ですか?」

店員「5年11か月になります」

そういえば最近、バッテリー切れの間隔が短くなってフリーズすることも多くなってきている。

どうやら買い替えの時期のようだ。
今の機種は4Gだし。

結局迷った末に買い替えることにした。

自分はタブレット使用が主で、スマホは電話とメールの確認くらいしか使わない。

ハイスペックは望まないので決めたのはGoogle Pixel 9a
今と同じAndroidスマホ。

基本の設定はショップでやっていただいたけれど、タブレットとスマートウォッチの連携は自分でやらなければならない。

これが意外と苦戦。

タブレットの方は比較的簡単にできたけれど、スマートウォッチとの連携が未だにできないでいる。

少し時間をおいて頭を冷やしてから再トライすることにした。

 

レナート・スラトキンのプロコフィエフ


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・交響曲第5番変ロ長調 Op.100

 レナード・スラットキン(指揮)
 セントルイス交響楽団 

   録音 1984年1月31、2月1日

交響曲全集中の1枚。

1985年グラミー賞「最優秀オーケストラ演奏賞」と「最優秀録音賞(クラシック)」受賞盤。

 

音を適切なバランスで響かせながら重量級の重さを感じさせるのが見事。

オケも好調。

セントルイス響が全米オーケストラ ランキング2位となった時期の録音だ。

 

Youtubeはスラトキン、東京都響とのリハーサル

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2026年2月 8日 (日)

今日は12年ぶりの大雪、ブラームスのピアノ四重奏曲シェーンベルク管弦楽編曲版のことなど

初雪の舞う日曜日。


日本海側では豪雪止まず、NHK「のど自慢大会」が急遽中止になるほどの大雪。

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沼津でもかなりの雪が降った。

 

今日は外出していて夜帰宅したら家の庭が真っ白。
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豪雪地帯の方には申し訳ないけれど、沼津に雪が降るのは年に一度あるかないか。

ちょうど12年前の今日も大雪だった。

昨日は今年に入って初めての雨。
黄砂で砂まみれになっていた車が、この雨に洗われてきれいになっていた。

 

オケの練習でのブラームス繋がりで、ピアノ四重奏曲第1番をシェーンベルクが管弦楽編曲したものを聴いた。

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・ピアノ四重奏曲第 1 番 ト短調 Op.25 :ブラームス
           ~シェーンベルクによる管弦楽編曲版

  サイモン・ラトル(指揮)
  バーミンガム市交響楽団

   録音 1984年

この曲はアメリカ滞在時のシェーンベルクが、当時ロスアンゼルスフィルの音楽監督だったクレンペラーの勧めで編曲したもの。


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国内版のポケットスコアも出ている。

編成は3管編成に多数の打楽器。

シェーンベルクはブラームスのスタイルになるべく忠実にアレンジしたとは述べている。

実際の印象はシェーンベルク独特の響きの見通しの良いオーケストレーション。

ブラームスがオーケストラ曲であまり用いなかった打楽器をたくさん使用したりしていてかなり派手なもの。

「ジプシー風ロンド」と書かれている第4楽章など、シロフォンやタンブリンが活躍し、ブラームス以外の作曲家が編曲したハンガリー舞曲集に似た趣になっていた。

 

この録音時期のラトルとバーミンガム市響は実演を聴いている。

沼津での来日公演で、曲目はベルリオーズの「ベアトリスとベネディクト」序曲にブリテンの「シンフォニア・レクイエム」、マーラーの交響曲第1番「巨人」とアンコールにバーンスタインの「キャンディード」序曲。

この公演の実現にあたって、当時の市民文化センターの館長さんから実施について相談され猛烈にプッシュしたけれど、結局チケットがなかなか売れず館長さんからボヤかれた記憶も今となっては懐かしい。

それほどそのころのラトルは一般的にはなじみの薄い存在だった。

 

演奏は良かった。中でもブリテンが傑出。

「巨人」ではフィナーレのコーダでホルンセクションのメンバーが立ち上がる寸前で、譜面台をスルスルと高く上げた景色までも覚えている。

 

そしてこのブラームス。
まさに絶好調だったこのコンビの最良の記録。

シェーンベルクはピアノパートの多くを弦楽器ではなく管楽器群に移しているが、早いトリルや急速なフレーズも管楽器によって忠実に音になっている。

第4楽章のブラスセクションが一体になった早い動きなど実に鮮やか。

 

ラトルはベルリンフィルを指揮して同曲の再録音を残している。

 

Youtubeはラトル指揮ベルリンフィルでブラームス(シェーンベルク編)のピアノ四重奏曲

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2026年2月 5日 (木)

本日の練習はブラームス、交響曲第1番の第1、第3楽章

海軍技術研究所のネタでもうひとつ。

戦時中、実験水槽の尾根続きの七面山山頂に研究所を守るための対空機関砲の陣地があり、陣地の平場には10人ほどの兵隊が常駐していた。


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今でも、飲料用と機関砲の銃身を冷やすための当時の貯水槽が残っている。

 

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水槽のコンクリートは研究所の実験水槽と同じ材質。


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父から聞いた話では、水は麓にある現在の我が家の井戸から運んでいて、毎朝兵隊が水を汲みに降りてきたという。

我が家の2階は兵隊の面会所にもなっていた。
まだ学生だった父は時々対空監視の手伝いに駆り出されていた。

機関砲の発射音はダ!ダ!ダ!ダ!と、もの凄い音だったそう。

 

そして木曜日はオーケストラ。

 

竹内先生の指揮でブラームスの交響曲第1番。第1楽章と第3楽章。


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第3楽章の3,4番ホルンの譜面は読み替え至難な恐怖のin H。

 

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かつて沼響で演奏したときには非常に苦労したけれど、今はこの楽章だけ読み替えしなくてもよいin Fに書き換えた譜面が入手できる。


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よき時代になりました。

ブラームスに浸った一夜。

 

 

Youtubeはブラームスの交響曲第1番第3楽章

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2026年2月 4日 (水)

海軍技術研究所音響研究部実験水槽、そしてプラハ弦楽四重奏団のモーツァルトのことなど

本日立春、庭に咲く白梅に春の気配。


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かつて沼津にあった海軍技術研究所音響研究部の実験水槽。

 

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昭和16年に完成した海軍技術研究所音響研究部は、82000坪の広大な土地でソナーや音波探知機などの研究開発をおこなっていた。
現在その地は中学校になっている。

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自分は幼き頃にこの近くに住んでいて、小学生の頃は研究所の建物がそのまま中学校の校舎に使われたり、爆撃で破壊された倉庫や防空壕もそのまま残っていた。

中でも学校裏山山頂の実験水槽は「おばけプール」とよんで子供たちの探検場所だった。

 

その後多くの遺構は消滅してしまったけれど、中学校裏山の山頂にあった実験水槽は手付かずに残っている。

今はGoogleで見ても木々に覆われて確認することができないが、CS赤外図で見ると、はっきり長方形の水槽が残存しているのがわかる。

 

ぜひ見たいという職場の後輩に誘われて案内を兼ねて行くことになった。

 

なにせ小学生の時以来、ほぼ半世紀ぶり。

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 中学の構内に当時の階段が残っていたり、山の中には貯水槽からの排水溝が終戦後80年を経てそのまま残っている。


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幼き頃の記憶を頼りに進むけものみち。

 

そのうちわからなくなってしまった。

急な斜面を時には四つん這いなりつつ、ひたすら頂上を目指すこと30分あまり。

頂上に到達したけれど水槽は見当たらない。

 

どうやら別の尾根に出てしまったらしい。


尾根伝いに歩くこと10分ほどでようやく見えてきた。


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久しぶりの水槽は、外観は変わらぬものの土砂が堆積してかなり浅くなっているようにも見えた。
土砂の上には大きな木々が生えている。

それでも深さは今でも5メートルは超えているように見える。

子供のころはまだコンクリ製の底の部分が見えていた。


探訪した方のサイトには落下して命を落とした牡鹿の頭骨の写真。

小学生頃の自分が時々遊びに来て中に降りたりしたことを思い出してぞっとした。

帰り道では前をふさいだ木にメガネを取られて飛ばしてしまった。

幸い一緒にいた同僚が探してくれて助かった。

一人だったら危ないところだった。

 

結局帰りも道に迷って山の反対側に降りてしまいかなり歩くことになってしまいました。

 

音楽に関係することも・・・

 

モーツァルトの弦楽四重奏曲から、プロシャ王セットといわれる第22番を聴く。

モーツァルトが作曲したプロシャ王と呼ばれる最後の弦楽四重奏曲3曲から第2曲。


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・弦楽四重奏曲 第22番 変ロ長調K.589 「プロシャ王II」

  プラハ弦楽四重奏団

   録音 1979年

スプラフォン原盤国内盤LP2枚組。

緻密なアンサンブルによる生真面目で誠実なモーツァルト。

 

Youtubeはプラハ弦楽四重奏団のモーツァルトから「狩」

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2026年2月 1日 (日)

山岡重信のベートーヴェン、交響曲第7番

本日初午、朝早くに起きて家のお稲荷さんに幟を立てた。


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昨年30年ぶりに社を改修した時に出てきたご先祖常七(明治2年没)が書いた慶応3年8月遷宮の書き付け。

この年8月に「ええじゃないか」の騒動が起き、3か月後には大政奉還。

 

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なんとなく社会が大きく変わる不安を感じ稲荷社を勧進したのだろうか。

 

全国でインフラの老朽化が進み、道路の陥没に水道管の破裂など当たり前の日常が当たり前でなくなってきた昨今。
最近JRもよく止まる。

世の中が殺伐としてきて凶悪事件や詐欺も増えてきた。

 

超短期決戦の衆議院選挙。

ネット上では根拠不明の情報が氾濫して百鬼夜行状態。

生成AIを使った精巧な偽映像も出ているという。

ともあれこの選挙はこれからの日本の方向を定める大きな節目となりそうだ。

確かな情報を冷静に判断して投票しようと思う。

 

山岡重信のベートーヴェンをもう一枚。


早稲田大学のオケ(ワセオケ)を指揮した交響曲第7番。


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・交響曲第7番イ長調     :ベートーヴェン
・花の章           :マーラー
・交響曲第1番ニ長調「巨人」 :マーラー

 山岡重信(指揮)
 早稲田大学交響楽団

   録音 1975年

 

今日はベートーヴェンと花の章を聴いた。

学生オケの雄ワセオケは、この1975年にショスタコーヴィッチの交響曲第13番「バビヤール」を本邦初演。

3年後の1978年にはカラヤン財団主催の第5回国際青少年オーケストラ大会で優勝している。

この時のホルン主席だった故Wさんとはその後草創期の沼響で一緒にホルンを吹くことになった。

1982年にはワセオケの「春の祭典」の実演を聴いていて、ほぼ同時期に聴いた在京プロオケの「春の祭典」を凌ぐ快演だったと記憶している。

 

そしてこのベートーヴェン。

最初の和音で低音部分が一瞬早くズシリと入る。
これは4年前にワセオケでベートーヴェンの「レオノーレ序曲第3番」を聴いたときにも感じたこと。

ワセオケがドイツ物を演奏するときの伝統なのだろうか。

 

山岡重信の「エロイカ」はかなりユニークだった。

この第7番もあたかも20世紀初めの巨匠時代の音楽を聴いているかのような同じ傾向の演奏。

古典派の音楽よりもロマン派志向の演奏で、とくに甘い響きの中でテンポを動かしていく第2楽章以降で顕著。

 

1975年といえば、N響でカイルベルトを経てサヴァリッシュやスウィトナー、ホルスト・シュタインらドイツ系の名指揮者たちが名誉指揮者に就任するなど、ドイツ志向が音楽界全体で広まっていた時代。

 

だが今あらためてこの演奏を聴くと、古めかしく聞こえてきてかなりの違和感。

オケのレベルはかなり高く立派な演奏だった。

「花の章」では音程が定まらず管楽器のソロもフラついていて、7番と比べるとかなり聴き劣りがする。
この時期に「花の章」が演奏されるのは、かなり珍しかったと思う。

 

Youtubeはワセオケのベルリン公演から

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