YAMATO String Quartet 三島公演
庭の白梅にメジロが来ている。
日曜の大雪には驚いたけれども少しずつの春の気配。
火曜日の夜はYAMATO String Quartet三島公演。
結成30年を超える石田泰尚を中心としたカルテット。
会場は隣町の三島ゆうゆうホール。
開場前に到着するとホールロビーには石田人気で女性客多数。
曲目は
・弦楽四重奏曲 ト短調 :グリーグ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ニュー・シネマパラダイス :モリコーネ
・ゴジラ :伊福部昭
・アディオス・ノニーノ :ピアソラ
・ベイベ
・カシミール」 :レッド・ツェッペリン
~アンコール
・ひまわり :マンシーニ
・湖上の煙 :ディープ・パープル
YAMATO String Quartet
石田泰尚(ヴァイオリン) 神奈川フィルソロコンサートマスター
執行恒宏(ヴァイオリン) 元山形交響楽団コンサートマスター
榎戸崇浩(ヴィオラ) 読売日本交響楽団
阪田宏彰(チェロ) 神奈川フィル、山形響など首席客演多数
クラシックから映画音楽、ロックまで幅広いレパートリーを誇るカルテット。
メンバーはいずれも名だたる人たち。
山田耕筰などの邦人作品のほか、ベートーヴェンの中後期の作品でも正統派の演奏を聴かせてくれる実力派。
プログラム前半のグリーグでは切れ味鋭い顕密なアンサンブルに厚みのある響き。
弦楽四重奏曲とはいえ、弦楽合奏を聴くような濃密なグリーグのこの曲はこのカルテットの特質に合っているようだ。
後半はガラリと雰囲気が変わってエンリコ・モリコーネの「ニュー・シネマ・パラダイス」そして「ゴジラ」へと続く。
甘さだけではなく、聞き手に媚びぬわが道を行く孤高の演奏。
石田泰尚のヴァイオリンは目立っているけれど、他のパートの内声部の充実ぶりが凄い。
ゴジラではさながらフルオケで聴いているかのような迫力だ。
チューニングをしながらそのままピアソラの音楽に入っていくところなど、実にオシャレ。
続くレッド・ツェッペリンもノリノリの演奏。
アンコールは映画「ひまわり」の音楽をしっとりと聴かせて、これも名作ディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター(湖上の煙)」が続く。
弦楽四重奏のコンサートといえば、若いころ聴いたスメタナ弦楽四重奏団のような、いくぶん立派な音楽を緊張しながら聴くお硬いイメージがあるけれどもやはり時代の流れなんだな。
正当なクラシック音楽をしっかり聴かせた後で、ジャンルを超えた音楽を音楽性豊かに聴かせて幅広い聴衆に訴えかけている。
こちらは弦楽四重奏のイメージを大きく変える新しい音楽の世界。
終演後の聴衆も大きく沸いていた。
石田泰尚はこの24日に別メンバーで再び三島に来演する。
YoutubeはYAMATO String Quartetのディープ・パープル
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