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2026年4月に作成された記事

2026年4月29日 (水)

ワルトトイフェルのワルツ集

昭和の日、晴れのち曇り明日は雨。

岩手の山火事は、昨日来のまとまった雨のおかげでようやく延焼が弱まった様子。

 

まさに干天の慈雨。

 

ワルトトイフェルのワルツ集を聴く


マルコポーロから出ていたワルトトイフェルのワルツ集大成中の一枚。


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・雲の中で, Waltz, Op. 228
・畑の中からの帰還Retour des champs, Polka, Op. 203
・ワルツ「スペイン」 Op. 236
・オール・パリTout-Paris, Waltz, Op. 240
・光輝く噴水Fontaine lumineuse, Waltz, Op. 247
・オール・オア・ナッシングTout ou rien, Polka, Op. 219
・愛してるJe t'aime, Waltz, Op. 177
・愛の天使Ange d'amour, Waltz, Op. 241
・ボヘミアン, Polka, Op. 216

アルフレッド・ワルター(指揮)
スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団

録音 1992年 1995年 コシツェ 芸術家の家

 

今やスケーターズワルツのみで知られているフランスの作曲家ワルトトイフェル。

ワルトトイフェルのほぼすべてのワルツ作品の集大成として、マルコポーロレーベルがCD11枚にまとめていた。

 

今日はこのワルツ集大成から第2集。
ハードオフのジャンクコーナーで一律110円だったもの。

 

ワルトトイフェルのワルツはシュトラウスファミリーの作品に比べると曲も長めで、この録音に関しては比較的編成も大きいように思えた。

そしてフランス風の洗練されたスマートな味わい。

フリューゲルホーンに似た音の楽器を用いたりしていて、聴いていると聞いたことのあるようなメロディーがいろいろと出てくる。

 

ワルツ「スペイン」はシャブリエの狂詩曲「スペイン」のパクリどころか、そのままワルツへ改作したもの。
より肩の力の抜けた、軽い音楽になっていた。

 

アルフレッド・ワルター(1929-2004)はオーストリアの指揮者。


グラーツやミュンスターのオペラハウスでのポストのほかウィーン国立歌劇場にも度々登場。
バイロイトではクナッパーツブッシュとベームの助手だった。

フルトヴェングラーとシュポアの交響曲全集の録音もある。

 

このCDでは、飄々とした自然体の演奏を聴かせてくれる。

曲を楽しむには過不足無し。

 

Youtubeはワルトトイフェルのワルツ「スペイン」

 

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2026年4月27日 (月)

マイケル・ティルソン・トーマスのドビュッシー

昨晩からの雨は昼頃には上がり夕方から曇り。


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出かけようとしたら玄関先に痩せたヤモリのこども。


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保護色のために危うく踏みつぶすところだった。

 

土日は孫たちが来ていて、土曜の午後から孫たちを連れて施設に老母の面会に行っていた。

前回会ったときに比べ弱っていて、微熱もあるらしい。
最初眠っている様子だったけれど、ひ孫たちの声を聞いて反応していた。

 

週が明けた今日、心配になって再び母の面会。

投与された抗生物質が効いてだいぶよくなってきた様子。

 

施設長の先生が丁寧に容体を説明してくれた。

先生は高校の大先輩で、自分とはかつての仕事関係で旧知の仲。
偶然にも2年前から母が入所している施設の所長に就任している。

 

マイケル・ティルソン・トーマス(MTT)若き日の録音からドビュッシー。
こちらもグラモフォンのLP。


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・管弦楽のための映像
・牧神の午後への前奏曲

 マイケル・ティルソン・トーマス
 ボストン交響楽団
 ドーリオー・アンソニー・ドワイヤー(フルート)*

  録音:1971年2月、ボストン

MTTの訃報に対する各界での反応の大きさから、あらためて着実な業績の大きさを思う。
このドビュッシーは「春の祭典」と「冬の日の幻想」と並ぶMTTボストン響との若き日の記録。

同時期にボストン響とのメンバーとピアノを弾いて、ドビュッシーの室内楽作品の録音も残している。


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ほかにドビュッシーの録音も多く、聖セバスチャンの殉教のほか主要作品のほとんどを録音していて、「映像」はサンフランシスコ響との再録音もある。

 

そしてこのボストン響との演奏。

録音が素晴らしく、第1曲の深い静けさから弦楽器の神秘的なピアニシモが自然に湧いてくる。

なんと素晴らしい音、素晴らしいオケ。

絶妙な音のバランスと沸き立つリズム。

青春の息吹を感じさせるような清々しいドビュッシーがここでは鳴り響いている。

 

YoutubeはMTT指揮ボストン響のドビュッシーから「イベリア」

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2026年4月24日 (金)

マイケル・ティルソン・トーマス(MTT)のチャイコフスキー

終日曇り、一時雨。

大槌町の山火事は未だに延焼中。
昨日までのまとまった雨は、東北まで到達せずに太平洋に抜けてしまった。

先日、評判を聞いた中華「萬来軒支店」に行ってみた。


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かつて市内には萬来軒支店を名乗る店がいくつかあった。


昭和21年創業の総本店は駅近くの中心市街地の中にあり、大人数の宴会もできるほどの規模だったけれども2019年に閉店。

今も残っている柳町にある萬来軒支店は大衆的な町中華。


昼時だったので家族連れや常連らしき男性客で混んでいた。


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味噌五目はかなりのボリューム。

野菜の下には半熟卵が隠れていた。

飾らない素朴な味でCPは高く、これだけで満腹。

 

マイケル・ティルソン・トーマス(MTT)逝去。

私がMTTを初めて聴いたのは「春の祭典」のグラモフォン廉価盤LP。


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カップリングされたカンタータ「星の王」から、自然に「春の祭典」に入っていくあたりの絶妙さに感心し、その後1990年のロンドン響との来日公演で実際にMTTの「春の祭典」を聴くことができた。

 

前プロは「歌劇「さまよえるオランダ人」序曲、そしてまだ幼さの残る五嶋みどりのシベリウスのコンチェルト。

「春の祭典」の第二部では一瞬オケが乱れたのを、MTTが見事に立て直した瞬間を今でも鮮明に覚えている。
アンコールはプロコフィエフの「アラとロリー」から、邪神チュジボーグと魔界の悪鬼の踊り、このアンコールが凄かった。

 

チャイコフスキーの「冬の日の幻想」はMTTが刷り込み。


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聴いたのはこちらも80年代初頭に出た1300円の廉価盤LP.

実際にこの曲を演奏したときに、数々名指揮者の演奏を聴き比べて、いくつかの細かな部分での工夫にMTTの凄さをあらためて驚嘆したことを覚えている。

 

この時、彼はまだ25歳だった。

 

YoutubeはMTTの「エロイカ」

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2026年4月23日 (木)

汐澤安彦のヨーロッパマーチ集

朝からの雨が夜まで続く一日。

桃色と白のツツジが終わり今は紅色のツツジ。


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梅の実も大きくなって落ち始めた。

昨日の午前中は車の免許の更新。

免許センターの窓口案内が親切丁寧でわかりやすく、予約もしてあったので正味30分ほどで終了。

終わったあとに交付場所が2階であったのを失念。

2階にいるまま、1階の正面玄関の出口を探してウロウロして係りの人に尋ねるというお間抜けな自分。
ボケてきたのかなぁ・・・・

次の更新は5年後。

そのまま市役所に行き、日曜が投票日の市長選と市議会議員補欠選挙の期日前投票を済ます。

 

かなり混んでいて、列に並ぶと前の長身の男性がどこかで見たような人。

かなり迷ったけれど「すいません、Sさんですか?」と思い切って声をかけると。

振り返った男性が驚いた顔をして自分を見ている。

誰かわからないらしい。

 

違ったかいなと思いつつも、その驚いた顔で意中の人と確信。

男性は自分が社会人になったばかりに同じセクションにいた先輩で、異動後は同じ組織に居ながらも実際会うこともなく疎遠になっていた。

話をするのはほぼ30年ぶり。

自分の名を名乗ると、相手はさらに驚いた顔。

それなりの年齢の顔にはなっていたけれど、正面から見ると漫才師横山やすしに似た風貌はそのまま。

今は外国人相手のボランティア活動をしているという

お元気そうでなによりでした。

 

午後は今日の雨を予想してトマトやナス、キュウリなど準備しておいた野菜の苗を、石灰と牛糞をすき込んでいた畑に定植。

二時間ほどで済ませ音楽は威勢の良いマーチを聴く。

吹奏楽界のレジェンド、汐澤安彦指揮のフィルハーモニア・ウインド・アンサンブルの「ヨーロッパマーチ集」
70年代に出ていたCBSソニーの国内盤LP. 


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・サセックス・バイ・ザ・シー  :Ward-Higgs William (1866-1936)
・銃声             :Alford
・発砲             :Holzmann Abe (1874-1939)
・ナイルの陸軍         :Alford
・勝利の旗の下に        :Blon Franz von(1861-1945)
・征服者            :Teike
・旧友             :Teike
・ロレーヌ行進曲        :Gannu
・フランス分列行進曲      :Planchet
・双頭の鷲の旗の下に      :Wagner.W.F
・ウィーンはいつもウィーン   :Schrammel Johann (1850-1893)
・アムパリト・ロカ       :Teixidor Jaime (1884-1957)
・ガリート           :López Victorロペツ
・ヴァルドレス         :Hanssen Johannes (1874–1967)

 汐澤安彦(指揮)
 フィルハーモニア・ウインド・アンサンブル

      録音1970年

70年代初めにCBSソニーがレコード事業を始めたばかりのころに、この両者による吹奏楽のレコードが何枚か出ていた。


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いずれも当時流行していた4チャンネルレコードでCBSソニーはSQ方式の4チャンネル録音だった。

 

このアルバムは、独仏英のほかオーストリア、スペイン、オランダなどの珍しいマーチを収録。

演奏は録音用の臨時編成のバンドによるもので、録音風景の写真を見る限りでは編成は小さめ。演奏メンバーのクレジットはない。

 

マーチを集めたアルバムには単調で退屈するものも少なくないけれど、このアルバムは曲想に様々な国のバラエティに富んだカラーが感じられて、楽しむことができた。

腕の確かな人たちによる緻密なアンサンブルと、手慣れた指揮でまとめた行進曲集。

 

Youtubeは汐澤安彦指揮SIOフィルのアンコールから「ブラジル」

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2026年4月21日 (火)

クライバーンのドビュッシー、再聴

昨晩遅くの雨は明け方には上がり、午後からは暑くなってきた。

風が強く黄砂も到来しているようだ。

毎年この時期になると咳き込むことが多くなったのは、黄砂が原因だと思う。


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庭のツツジはピンク色の花が盛りを過ぎて、今は純白の琉球ツツジが満開。


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昨日夕方は三陸沖でM.7.7の大きな地震。

沼津でも震度2。

緊急地震速報に続いて津波警報も出た。
津波は到来したけれど幸い大きな被害はなかったようだ。

 

昨日、陋屋の雨漏り修繕の見積もりを親戚の設計士が持ってきた。

ところが資材が入手できず、工事の目途が立たないとのこと。
こんなご時世なので予想はしていたが。

 

この一週間で各種資材の調達状況が急に悪化し、値上がりも半端でないらしい。

おそらく実際はこの見積金額内では収まらないだろうと。

 

特に断熱材や塗装に使うシンナーなどのナフサ由来の品不足は深刻。

新築中の家など、大変なことになっているのだろう。

ナフサに関しては6か月分の供給量は確保しているとは政府の見解だが・・・・

 

しばらく様子をみるしかなく、雨が降るたびに天井を見つめる日々が続く。

 

今年丙午(ひのえうま)は波乱の年。

 

ヴァン・クライバーンのドビュッシーを聴いた。


日本ビクターの国内盤LP。


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・オクターヴのために
・月の光がふりそそぐテラス
・月の光
・レントよりも遅く
・雨の庭
・夢
・水に映る影
・花火
・亜麻色の髪の乙女
・グラナダの夕べ
・喜びの島

 ヴァン・クライバーン(ピアノ)

 録音 1972年

 

気持ちよく聴いていて、ネットを検索していたら6年ほど前の自分の記事が出てきてびっくり。

かなりの酷評だ・・・・・

確かに「雨の庭」や「喜びの島」など技術な弱さが散見され、物足りない。

一方の「月の光」や「夢」など比較的易しい曲には独特の味。

 

Fidelix のフォノイコライザーLEGGIEROを使い始めてから、以前聴いた時よりも、より深く細かな音の動きが判るようになった。

時々立ち止まるかのような「月の光」の個性的な音楽運びの中に、言い知れぬ孤独感と寂しさが漂うのを今回聴いて初めて感じることができた。
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1972年といえばクライバーンの熱狂的な人気に陰りが見えてきたころ。

クライバーン自身も大きく悩んでいた時期なのだろうか。

 

Youtubeはクライバーンの「月の光」

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2026年4月18日 (土)

チェルカスキーのチャイコフスキー、ピアノ協奏曲第1番再録音

最近は春と秋が短くなって今日も半袖で過ごせるほど。
5月にはこのまま夏に突入?

新たに高温を示す名称ができて40℃以上は酷暑日とのこと。

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本日夕刻の富士山、だいぶ日が延びた。

 

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周りにはツバメが飛んでいる。

 

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チェルカスキーのチャイコフスキー、ピアノ協奏曲第1番


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・ピアノ協奏曲第1番変ロ長調  :チャイコフスキー

 シューラ・チェルカスキー(ピアノ)
 サー・エイドリアン・ボールト(指揮)
 ロンドンフィルハーモニー管弦楽団

 初出 1969年

先日聞いたマルコム・ビンズのサン・サーンスとラフマニノフとセットのLP2枚組の1枚。

Columbia Musical TreasuryのLP


そもそもチェルカスキーのチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番のステレオ盤が珍しく、そちらお目当てで購入した音盤。

 

シューラ・チェルカスキー(1909-1995)はウクライナ出身のユダヤ系ピアニスト。
キャリアの大部分はアメリカで過ごしている。

1935年の初来日以来、晩年の90年代に至るまで何度も来日していて、自分も2度ほど実演を聴いた。

 

いわゆる大ピアニストのような風格は感じられないけれど、スタイルとしては19世紀風の古いタイプの演奏で、音楽全体に独特の艶っぽさが感じられたのが印象に残っている。

コンサートで弾いた細かな曲名までは思い出せないけれど、アンコールのアルベニスのタンゴでは自由に遊ぶ闊達の境地が感じられ、ピアノを弾くのが楽しくてしょうがないといった雰囲気だったことを覚えている。

 

チェルカスキーは、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番を好んで演奏していて、二つの録音がある。

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有名な第1番は、ルードウィヒ指揮ベルリンフィルとのグラモフォンへのモノラル盤だけだと思っていたらステレオ録音が存在していた。
この演奏はEMI系のワールドレコードクラブからも出ていたもの。

 

技巧の衰えもなくサラサラと自然に流れるチャイコフスキー。

チェルカスキーの音は、クラウデオ・アラウのような艶やかさとは異なる、ちょっぴり退廃的な色気の漂う独特のもの。

雄弁なボールトの伴奏が非常に良い。

 

Youtubeはチェルカスキーのドビュッシー、アラベスク第1番

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2026年4月17日 (金)

本日練習、今日はブラームス。本番まであと一か月

4月も半ばを過ぎた。

今日の最高気温は21℃
よく晴れたけれども風は冷たかった。

本日、オフで畑の畝立てなど。


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野菜の苗は、トマトにキュウリ、ナス、ピーマン、枝豆などを仕入れて夏へ向けての準備。
肥料が高くなってきた。


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庭のツツジ、夜の姿も美しい。


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木曜日はオケ。


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ブラームスの交響曲第1番第三楽章と第四楽章。

竹内先生からは小節ごとのコードの推移など、細かな部分の指導になってきた。

第四楽章アルペンホルンの響きからフルートソロを経てトロンボーンのコラールになる部分には、何度演奏しても厳粛な気持ちになります。
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本番まであと一ヶ月。

 

Youtubeはブラームスの交響曲第1番第四楽章からホルンソロ。ラトル指揮ベルリンフィル

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2026年4月15日 (水)

マルコム・ビンズのサン・サーンスとラフマニノフ

曇りのち夕方から雨。

今年から自然に生えてきた紫の花はツリガネスイセン。


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マルコム・ビンズのサン・サーンスとラフマニノフ。

チェルカスキーの弾くチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番と併せたColumbia Musical Treasuriesの2枚組LP.

 

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・ピアノ協奏曲第2番 ト短調 Op.22    :サン・サーンス
・ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調 Op.1    :ラフマニノフ

 マルコム・ビンズ(ピアノ
 サー・アレクサンダー・ギブソン(指揮)
 ロンドンフィルハーモニー管弦楽団

 
イギリスのピアニスト、マルコム・ビンズはスタンフォードやW.S.ベネットなどのマイナーなイギリスのピアノ曲の録音が多く、来日もしていないのでほとんど知られていない。


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世界初のオリジナル楽器によるフォルテピアノによるベートーヴェンのピアノソナタ全集で古楽器ファンに知られる程度だったと思う。

 

バッハで始まりオッフェンバックで終わると言われている多彩な魅力に満ちたサン・サーンスのピアノ協奏曲第2番。

ジャンヌ・マリー=ダルレやルービンシュタインらの名盤もあるけれど、切れ味鋭いリズムと美しい音色、格調高く歌いあげているビンズも非常に良い。


録音も鮮明だ。

 

カップリングはこれまたマイナーなラフマニノフのピアノ協奏曲第1番。


 この曲はモスクワ音楽院の卒業作品として作曲されて作品番号は第1。

ラフマニノフが最初に作曲者として認知された作品。
ただあまり人気があるとはいえない。

実演では2005年の日本音楽コンクール本選で海瀬京子さんがこの曲を弾いて見事第1位になった演奏が印象深い。

 

ビンズの演奏は清々しくも若々しいこの曲の魅力を十分に引き出していて、有名な第2番や第3番とは異なるフレッシュで無垢なラフマニノフを聴かせてくれる。

引き締まった響きで盛り上げるギブソンの伴奏も老練。

 

Youtubeはファジル・サイの弾くサン・サーンス、ピアノ協奏曲第2番

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2026年4月14日 (火)

砂原美智子、音楽生活30周年記念名唱集

晴れのち曇り、本日の最高気温は24℃


花粉の飛散は未だ止まず、黄砂も降って車のフロンドガラスはザラザラだ。

天気はゆっくり下り坂。


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このところの暖かさで庭の草木が一斉に咲いてきた。


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ツツジにハナミズキ。

 

最近は書籍、LP、CDなどの購入は極力押さえているつもり。
だけれども最寄りのブックオフやハードオフを通るとフラフラと引き寄せられて、時間の経つのも忘れて店内を彷徨してしまう。

先日、ハードオフに行きLP110円均一だったジャンク棚を見てみると330円になっていた。
あぁ・・ここも値上げかぁ・・

と嘆息して店を出ようとしたら、演歌歌手のレコード棚にソプラノ歌手の砂原美智子のLPを見つけた。

 

日本ビクターが出した「音楽生活30年記念 砂原美智子名唱集」


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砂原美智子(1925-1987)はパリ音楽院を出て、パリオペラコミック正団員としてヨーロッパ各地で活躍した国際的なプリマ。

 

おそらく店員はジャケット写真を見て演歌歌手と判断してしまったのだろう。

曲はプッチーニのオペラからのアリアのほか、ベルリオーズとビゼー、そしてファリャの「七つのスペイン民謡」を収録。

伴奏はロイブナー指揮のN響のほか森正、岩城宏之、若杉弘らで、オケは東京フィル、読売日響、都響など。

 

おそらく50年代から70年代にかけて別々に録音された音源を集めたものだと思う。

ファリャは作曲家の林光がピアノで伴奏を付けている。

 

税込み550円だったけれど買ってしまった。

 

Youtubeは砂原美智子が歌う「蝶々夫人」

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2026年4月11日 (土)

金田仁美のビゼー、ピアノ曲集

春の嵐で桜も散った土曜の朝の富士山。


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黄砂で霞んでいる。

本日静岡の最高気温は、なんと30.3℃!

春を飛び越して夏。

夜は久しぶりの「弥次喜多」で夕食。

県外でも有名な行列のできる店。

自宅から歩いて行ける店だけれども、土日は県外からの客も来ていつも混んでいる。
7時過ぎに行ったら待ち時間30分ほどで入ることができた。

今日は奮発して「竹定食」


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特大エビフライにヒレカツ、アジフライ、イカフライ、白身フライ、カニコロッケの混成部隊にサラダ付き。
この店のキャベツはいつも大盛り。

食べ過ぎました。

 

金田仁美の弾くビゼーのピアノ曲
APPLAUDIRから出ている国内盤CD

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1. 夜想曲ニ長調
2. 『カルメン』組曲
3. 海洋画
4. 演奏会用半音階的変奏曲
5. 3つの音楽的素描
6. 『アルルの女』第1組曲(ビゼー編曲)
7. 『アルルの女』第2組曲

 金田 仁美(ピアノ)
 録音:2014年4月24日
   :大阪・吹田 メイシアター 中ホール

金田 仁美(かなた ひとみ)はパリ・エコールノルマル音楽院で学びブルーノ・リグットに師事。イル・ド・フランス国際ピアノコンクールやガブリエル・フォーレ国際ピアノコンクールで第1位を含む入賞の経歴を持つ。

フランス音楽を得意としているようだ。

 

優れたピアニストでもあったビゼーの珍しいピアノ曲集で、いわば穴場狙いの落穂ひろいのようなCDだけれど、曲の魅力を十分に引き出している演奏だ。

夜想曲ニ長調と演奏会用半音階的変奏曲は、グレン・グールドも録音を残している。

 

36歳という短い生涯の中で、ピアノ曲はビゼーの作品の中で顧みられることの少ないジャンルだけれど、10分を超える演奏会用半音階的変奏曲はかなりの力作。
海洋画は若々しさの中にもある種の悲哀が感じられるのが印象的だった。

おなじみの「カルメン」と「アルルの女」のピアノ版も、オーケストラ曲とはまた違う軽さと美しさが感じられて楽しめる。

 

Youtubeは金田仁美の弾くビゼー、「アルルの女」からカリヨン

 

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2026年4月10日 (金)

本日の練習、合宿も終わり細かな練習に・・カスタネットを始める

今日は朝から雨模様。昼過ぎから夕刻にかけて風も強まりカミナリも落ち始めた。

春の嵐の金曜日。

中東通の友人によれば、中東研究は、英仏が頭二つ分くらい抜きん出ていて、そして米とのこと。

今や米国の支離滅裂な行動に世界は大混乱。

これって第二次世界大戦後最大の危機ではなかろうか。

 

昨日は今日の雨を予測して畑作業。


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のびはじめた雑草を取り耕運機で畑を耕していた。


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30年選手の三菱耕運機MMR6は好調。

今年は何を植えようか・・・・

 

そして木曜日夜はオーケストラ。

竹内先生の指揮でブラームスの交響曲第1番第1楽章とファリャの三角帽子から終曲。

 

合宿も終わり細かな部分の練習になってきた。

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今回は前プロの二曲は降り番なのでファリャを舞台袖で聴いていたら、カスタネットが弱いとのことで急遽カスタネットの助っ人として参加することに。
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アマゾンでフラメンコカスタネットを買って練習中。

これがなかなか奥が深くて難しい。

 

YoutubeはBBCプロムスでの三角帽子全曲

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2026年4月 8日 (水)

本日の練習、合宿二日目

合宿二日目の日曜の朝は良い天気になった。

合宿でのこの朝は、早く起きて付近を散歩しながら近くの梶井基次郎の文学碑まで行くことがルーティン

だが前日見に行った楽団メンバーによると、道も崩れてかなり荒れていたとのこと。


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入り口近くまで行ってみると、案内の柱もかなり文字が霞れて登り口の崩れている様子も目に入った。


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前の晩にかなり雨が降ったこともあり、滑って転落することを考えて登るのをやめておく。

近くに現役時代に2年ほど一緒に仕事をした同僚の家があったのを思い出して行ってみることにした。

朝早いのでどうかな・・・と思ったけれど行くと玄関先を掃除している女性。

声をかけたら奥様だった。

残念ながら自治会の役員会があって、ご主人はたった今出かけたとの事。

 

やむなく散歩の続き。


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世古峡は昨晩の雨でかなりの増水、新緑の青葉も眩しい。

 

湯ヶ島バス亭の広場まで来たら車が数台次々と入って来る。


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やがて地元の人たちらしい男性が大勢降りてきた。

見るとその中に彼の姿。

向こうも自分に気が付いて近くに寄ってきた。

彼の住まいが白雲楼の至近距離なので、自分がオケの合宿で泊まりに来ていることを瞬時に理解したようだ。

役員会では地元が管理している共同温泉を見に来たとのこと。

 

彼は自分よりも6歳ほど年下。
定年を境に再雇用も希望せず自由気ままに過ごしている様子。

しばし近況などの立ち話。

 

友と別れて午前中の練習はファリャとブラームス。


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昨晩に比べるとオケがだいぶ鳴ってきた。

 

昼食はこれまたいつもの白雲楼のカレーライス。


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おかわりを前提として最初の盛りは少なめ。

この昼のメニューは40年前と変わらない。

 

午後の最後の練習曲のブラームスの第2楽章は自分のパートは全休。


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楽器を片付け白雲楼を後にして、近くにある日帰り温泉の露天風呂にゆっくり浸かり軽く昼寝。

 

帰りも道路はさほど混まず順調に小一時間。


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途中自宅から車で10分ほどの至近距離にある「かねふく めんたいパーク」に寄って、家内への土産に「ジャンボおにぎりできたて明太子」を買って帰宅は16時過ぎ。

 

Youtubeはスペインのキャステリオン交響楽団の「三角帽子」。曲への共感に満ちた名演。このような味のある演奏は他の国のオケではなかなか出せない。

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2026年4月 6日 (月)

本日の練習、沼響6年ぶりの合宿

晴れのち曇り、本日の最高気温は23℃

 

午前中はかかりつけのクリニックで定期健診。
暖かくなり風邪の患者も減って空いている。

 

 

土曜の強い雨風で陋屋がダメージを受けてしまい、午後は親戚の設計士と職人さんに診てもらう。
またいろいろと物入りとなりそうだ。

 

 

先週土曜はコロナ禍で中断していた沼響6年ぶりの合宿復活。


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場所は伊豆天城の白雲楼

 

初日の土曜日は激しい雨。

44年前の沼響旗揚げの時の最初の合宿もこの場所だった。

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昭和の雰囲気が未だに残る宿。


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伊豆縦貫道ができてアクセスが容易になり自宅からは車で45分。


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練習は竹内先生の指揮で芥川、ファリャそしてブラームス。


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練習の後の夜は大広間での宴会。

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これが楽しみで参加しているようなもの。

 

アクセスが良くなった半面、宿泊せずに日帰りで通うメンバーも増えてきた。

往年の頃に比べると飲み会の参加者は三分の二ほどでちょいと寂しいけれど、日頃あまり話ができない弦楽器のメンバーや若い団員とも話ができるのが楽しい。

 

見回すと自分は最年長ではないけれど40年前の創設以来の最古参は自分ひとり。

 

ほどよく飲んで良い気分になって就寝は日付が変わったあたり。

 

いつまで続けることができるやら・・・

 

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2026年4月 3日 (金)

マリアン・アンダーソンの黒人霊歌集

本日快晴、春らしい暖かな一日。

明日は天気が荒れて花嵐となりそうなので、裏山の野生種のオオシマザクラを見に行く。

オオシマザクラは日本固有の野生種でソメイヨシノの原種。


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散りかけだった。

今年は早いようだ。

もう一枚は4年前の4月4日の満開の様子。


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今までは崩れそうな斜面に自生していたけれど、周りがしっかり土留めされていた。

地主の方が貴重なものであることを理解していたようだ。

 

黒人歌手のドップスを聴いたのでドップスよりも一世代前の黒人歌集、マリアン・アンダーソンの黒人霊歌集。

 

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・Deep River / He's Got The Whole World In His Hands
・Roll, Jerd'n, Roll! / Go Down, Moses
・Crucifixion / Sometimes I Feel Like A Motherless Child
・Let Us Break Bread Together / Plenty Good Room
・Everytime I Feel De Spriit / If He Change My Name / O What A Beautiful City!
・Nobody Knows The Trouble I See (American Negro Melody) / Hear De Lam's A-Cryin'
・My Lord, What A Morning / Were You There?
・On Ma Journey / De Gospel Train
・Soon-a Will Be Done / Sinner, Please
・Honor, Honor / Ride On, King Jesus

 マリアン・アンダーソン (コントラルト)
 フランツ・ルップ (ピアノ)

ピアノ伴奏はクライスラーの弾くベートーヴェンのソナタで伴奏を聴かせたフランツ・ルップ。

手持ちは数年前に多量にいただいたアルゼンチン盤LPのRCA盤。

 

マリアン・アンダーソンは黒人歌手として初めてメトロポリタン歌劇場の舞台に立った歌手。

都響の常任指揮者だったジェームズ・デプリーストは甥にあたる。

苦労人らしく暖かく包み込むような歌唱の数々。

 

未だCDで現役なのもわかる名盤だ。

 

明日は6年ぶりの沼響春の合宿。

天気予報は春の嵐・・・・

毎年合宿の時期は雨が多かったことを思い出した。

 

Youtubeはマリアン・アンダーソンの歌うアヴェ・マリア

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2026年4月 2日 (木)

マティウイルダ・ドップスのモーツァルト

4月に入り雨の日が続き火曜の夜は激しい風雨。

翌朝畑に行くと、カミキリムシにやられて枯れていた夏ミカンの木が倒れていた。
周りにはもう一本の夏ミカンから落ちた実が散乱。


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昨日は雨の合間に倒木を片付けて、ついでに伸び始めた雑草などを取っていた。

今日になって腰が痛い。

 

モーツァルトの宗教曲を3曲。


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・戴冠ミサハ長調  K. 317
・「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」, K. 165*
・アヴェ・ヴェルム・コルプス」K. 618

 アグネス・ギーベル(ソプラノ)
 ウルスラ・ゾレンコップ(コントラルト)
 ユリウス・パツァーク(テノール)
 ハインツ・レーフス(バス)
 ワルター・ゲール(指揮)
 ハンブルク北ドイツ交響楽団
 北ドイツ放送合唱団

 マティウイルダ・ドップス(ソプラノ)*
 アレクサンダー・クランハルス(指揮)
 バーデン国立歌劇場管弦楽団

 

コンサートホールソサエティから出ていた国内盤LP。


宗教曲に定評のある地味ながら実力派の歌手を揃えている「戴冠ミサ」目当てで購入したもの。

 

ゲールの録音はおそらく録音時の問題だろうか、ピッチが低い。

その結果澱んだ響きのはっきりしない音になってしまっている。

いろいろなイコライザーカーヴを試しても大きな変化はなかった。

ドップスのK.165は音が鮮明なのでカッティング以前の問題だろう。

 

マティウイルダ・ドップス(1925-2015)はメトロポリタン歌劇場で活躍した黒人歌手。

スカラ座には1953年にカラヤンの招きで出演している。
この時が黒人歌手で初めてのスカラ座登場だった。

コヴェントガーデンやパリ・オペラ座、ウィーン国立歌劇場などでも活躍。

ソロのコンサートはあまり行っていないらしい。

録音も少ない。


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入手しやすい録音ではTESTAMENNTから出ているモノラルのアリア集くらい。


自分の手持ちでドップスの出ている演奏は、クリュイタンス指揮のドビュッシー「聖セバスチアンの殉教」全曲のモノラル盤のみ。


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知らず知らずに忘れ去られた存在になってしまっている。

その点ステレオ録音のこの演奏は貴重なもの。

K.165はモーツァルト16歳の時の作品。

ソプラノ歌手の技量を誇示できる有名曲なので、名だたる歌手の名唱目白押し。

 

カストラート歌手のために書かれた曲だけに華やかなコロラトゥーラがはまり役だけれど、ドップスの歌唱は表面的な華やかさよりも落ち着いた暖かさの感じられるもの。

それでいて技巧的な部分を軽くさらりと自然体で乗り越えていて、物足りなさは感じられない。

 

スイスの指揮者でバーデン歌劇場の音楽監督だったアレクサンダー・クランハルスの指揮もドップスを引き立ててよい出来だ。

 

Youtubeはマティウィルダ・ドブスが歌うマスネのオペラ「マノン」からガヴォット

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