マルコム・ビンズのサン・サーンスとラフマニノフ
曇りのち夕方から雨。
今年から自然に生えてきた紫の花はツリガネスイセン。
マルコム・ビンズのサン・サーンスとラフマニノフ。
チェルカスキーの弾くチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番と併せたColumbia Musical Treasuriesの2枚組LP.
・ピアノ協奏曲第2番 ト短調 Op.22 :サン・サーンス
・ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調 Op.1 :ラフマニノフ
マルコム・ビンズ(ピアノ
サー・アレクサンダー・ギブソン(指揮)
ロンドンフィルハーモニー管弦楽団
イギリスのピアニスト、マルコム・ビンズはスタンフォードやW.S.ベネットなどのマイナーなイギリスのピアノ曲の録音が多く、来日もしていないのでほとんど知られていない。
世界初のオリジナル楽器によるフォルテピアノによるベートーヴェンのピアノソナタ全集で古楽器ファンに知られる程度だったと思う。
バッハで始まりオッフェンバックで終わると言われている多彩な魅力に満ちたサン・サーンスのピアノ協奏曲第2番。
ジャンヌ・マリー=ダルレやルービンシュタインらの名盤もあるけれど、切れ味鋭いリズムと美しい音色、格調高く歌いあげているビンズも非常に良い。
録音も鮮明だ。
カップリングはこれまたマイナーなラフマニノフのピアノ協奏曲第1番。
この曲はモスクワ音楽院の卒業作品として作曲されて作品番号は第1。
ラフマニノフが最初に作曲者として認知された作品。
ただあまり人気があるとはいえない。
実演では2005年の日本音楽コンクール本選で海瀬京子さんがこの曲を弾いて見事第1位になった演奏が印象深い。
ビンズの演奏は清々しくも若々しいこの曲の魅力を十分に引き出していて、有名な第2番や第3番とは異なるフレッシュで無垢なラフマニノフを聴かせてくれる。
引き締まった響きで盛り上げるギブソンの伴奏も老練。
Youtubeはファジル・サイの弾くサン・サーンス、ピアノ協奏曲第2番
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