チェルカスキーのチャイコフスキー、ピアノ協奏曲第1番再録音
最近は春と秋が短くなって今日も半袖で過ごせるほど。
5月にはこのまま夏に突入?
新たに高温を示す名称ができて40℃以上は酷暑日とのこと。
本日夕刻の富士山、だいぶ日が延びた。
周りにはツバメが飛んでいる。
チェルカスキーのチャイコフスキー、ピアノ協奏曲第1番
・ピアノ協奏曲第1番変ロ長調 :チャイコフスキー
シューラ・チェルカスキー(ピアノ)
サー・エイドリアン・ボールト(指揮)
ロンドンフィルハーモニー管弦楽団
初出 1969年
先日聞いたマルコム・ビンズのサン・サーンスとラフマニノフとセットのLP2枚組の1枚。
Columbia Musical TreasuryのLP
そもそもチェルカスキーのチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番のステレオ盤が珍しく、そちらお目当てで購入した音盤。
シューラ・チェルカスキー(1909-1995)はウクライナ出身のユダヤ系ピアニスト。
キャリアの大部分はアメリカで過ごしている。
1935年の初来日以来、晩年の90年代に至るまで何度も来日していて、自分も2度ほど実演を聴いた。
いわゆる大ピアニストのような風格は感じられないけれど、スタイルとしては19世紀風の古いタイプの演奏で、音楽全体に独特の艶っぽさが感じられたのが印象に残っている。
コンサートで弾いた細かな曲名までは思い出せないけれど、アンコールのアルベニスのタンゴでは自由に遊ぶ闊達の境地が感じられ、ピアノを弾くのが楽しくてしょうがないといった雰囲気だったことを覚えている。
チェルカスキーは、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番を好んで演奏していて、二つの録音がある。
有名な第1番は、ルードウィヒ指揮ベルリンフィルとのグラモフォンへのモノラル盤だけだと思っていたらステレオ録音が存在していた。
この演奏はEMI系のワールドレコードクラブからも出ていたもの。
技巧の衰えもなくサラサラと自然に流れるチャイコフスキー。
チェルカスキーの音は、クラウデオ・アラウのような艶やかさとは異なる、ちょっぴり退廃的な色気の漂う独特のもの。
雄弁なボールトの伴奏が非常に良い。
Youtubeはチェルカスキーのドビュッシー、アラベスク第1番
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