ぬまクラ講座~クラシックのトリセツ
今日は日曜日、ここ数日気温が下がり、昨晩は冬用の上着を出したりしていた。
謎の腹部鈍痛の検査結果は異状なし。
馴染みの消化器内科のドクターは「様子を見ましょう」とのこと。
ついでに咳と鼻水の薬を出していただいた。
昨日土曜日は、市民文化センター主催の「ぬまクラ講座~クラシックのトリセツ」の解説。
これは43年自分が続けていた、クラシックレコードコンサートをリニューアルしたもの。
今までは定員30名。
最近は定員を超えることが多くなってしまったので、今回から大きな会場にして来やすい土曜日の午後にした。
リニューアルしたとはいえ解説はあい変わらず自分だし、入場無料のカジュアルな雰囲気のクラシック音楽鑑賞会。
多少マニアックな内容だし、はたしてお客さんはくるだろうかと気にしていたら、市の広報誌や地元新聞にも紹介されたので、予約開始後二日ほどで50人を超えていた。
咳止めの薬を飲んで龍角散ダイレクトを喉に流してさあ本番。
今回は「日本人とヨーロッパ音楽の出会い」というテーマで、戦国時代のキリスト教伝来に合わせて日本で歌われていたグレゴリオ聖歌や、天正遣欧少年使節らがヴェネチアで聞いたであろうガブリエリの音楽。
そして彼らが帰国後に、豊臣秀吉の前で演奏したと想像されているジョスカン・デ・プレの音楽を紹介。
~日本人と西洋音楽・・・
ヨーロッパ音楽との出会いとスペインゆかりの作曲家たち~
・グレゴリオ聖歌 「アベ・マリス・ステッラ」
・ミサ「アベ・マリス・ステッラ」からキリエ
:ジョスカン・デ・プレ
・第1旋法による8声のカンツォン
:ジョバンニ・ガブリエリ
*天正遣欧少年使節がヴェネチアで聴いた音楽(推定)
・皇帝の歌(千々の悲しみ)
:ジョスカン・デ・プレ
*帰国した天正遣欧少年使節が豊臣秀吉の前で演奏した音楽(推定)
ジョバンニ・ガブリエリの叔父のアンドレア・ガブリエリは、天正少年使節を題材としたミサ曲を作曲している。
キリスト教弾圧下の中、密かに現代まで伝えられていた長崎の生月島のグレゴリオ聖歌「オラショ」も併せて紹介。
後半は今年生誕150年のファリャの作品を中心に、ロドリーゴなどスペインの作曲家たちの作品。
・アルハンブラ宮殿の思い出 :タレガ
・伝説(アストウリアス) :アルベニス
・チゴイネルワイゼン :サラサーテ
・バレエ音楽「恋は魔術師」から火祭りの踊り :ファリャ 生誕150年
・歌劇「はかなき人生」からスペイン舞曲 :ファリャ
・アランフェス協奏曲 :ロドリーゴ
・ボレロ :ラヴェル
ファリャは沼響で演奏したばかりなので、譜面の特徴などを実際に使ったフラメンコカスタネットを持ちながらの説明。
ラヴェルはフランス人だけれど、母親がスペイン系で、自身もスペインに関係する作品も多いのでトリとして採用。
調子に乗りすぎてしゃべりすぎ、終演予定時刻を30分ほど超過。
実際大勢の方が来てくださり、遠く掛川や袋井からいらっしゃった方もいて驚いた。
そして中国人の方まで。
中国の方とは直接話をしてみたかったな。
終わったあとのアンケートでは、最も印象に残った曲がグレゴリオ聖歌とジョスカン・デ・プレだったのは意外。
馴染みが薄くても、良い音楽と演奏は心打つものだと思いました。
Youtubeはジョスカン・デ・プレのミサ「アベ・マリス・ステッラ」
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