バリリのモーツァルト、セレナード第10番「グラン・パルティータ」 K.361の弦楽五重奏版
6月も今日で終わり。
雨は降らねど、どんより曇った梅雨空の一日。
午前2時からのワールドカップサッカーを見てて自分は日中どんよりと睡眠不足気味。
本気で大会に臨む王者ブラジル相手に、日本チームは良く戦ったと思う。
特に後半はドキドキの連続だったけれど、ワールドカップに初めて出た頃に比べると日本チームは本当に強くなったなぁ、と思う。
モーツァルトの弦楽五重奏曲をバリリカルテットの演奏で。
・弦楽五重奏曲 第1番 変ロ長調 K.174
・弦楽五重奏曲 第2番 ハ短調 K.406(516b)(
・弦楽五重奏曲 変ロ長調 K.46
バリリ四重奏団
ウイルヘルム・ヒューブナー(ヴィオラ)
録音 1954年
第二次世界大戦後にWestminsterやVoxなどのアメリカの新興マイナーレーベルのいくつかがウィーンに録音機材を持ち込み、ウィーンの演奏家を起用して大量の録音をおこなっている。
その中の一枚。
バリリ弦楽四重奏団は、モーツァルトの弦楽五重奏曲全6曲を残している。
弦楽四重奏に第2ヴィオラを加え、内声部の充実した響きに聴きごたえのある傑作揃いの名曲群だ。
漫然と聴いていて、突然聞きなれた音楽が聞こえてきて驚いた。
このレコードジャケット標記で番号無しのK.46とされている曲。
有名なセレナード第10番「グラン・パルティータ」の第1、2,3,7楽章がそのまま弦楽五重奏曲として鳴っている。
ケッヘルの初版には、この曲には1768年ザルツブルクにて、と記された自筆譜があり、後に拡大され「セレナード K361」になったと書かれているという。
だが、その後の旧モーツァルト全集からはこの作品は除外され、今は疑作とされている。
いわば珍品の類で、録音はこのバリリ盤が唯一ではなかろうか。
実際、虚心になって聴いてみると、第1番と第2番と比べて、楽器の使い方や響きの密度が真作と異なるように思う。
演奏は優雅で品格があって非常に良い。
Youtubeはオリジナルのグラン・パルティータ
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