新交響楽団第274回演奏会はシベリウスとヤナーチェク
今朝、蝉の盛大な鳴き声で目が覚めた。
日中は強烈な日差しの蒼い空。
本日の最高気温は36℃の真夏日。
日曜日は新交響楽団の第274回演奏会。
場所は池袋の東京芸術劇場
上京ついでに孫に会いに行くことを決め、先日親戚からいただいた三島馬鈴薯と畑で採れたキュウリをリュックに詰め込む。
かなり重い。
こんな状態でコンサートもなぁ・・・
最初コンサートの帰りに寄るつもりだったけれど、結局開演前に行くことにした。
時刻表を調べたら新幹線を使えばなんとか間に合いそうだ。
開演は14時。
三島発9時24分東京行きの新幹線に乗り、途中で昼食用の総菜を買い、娘の住まいには正午前に到着。
幼い孫の顔を見ながら一緒に昼食。
正味30分ほどで池袋へ。
新交響楽団は、作曲家芥川也寸志氏が創設したオケで、今年創立70周年。
ショスタコーヴィチの交響曲第4番や、伊福部昭『シンフォニア・タプカーラ』1979年改訂版の日本初演を行うなど、全国数多くのアマオケの中でも歴史や実力で間違いなくトップクラスのオケ。サントリー音楽賞も受賞している。
まさにアマオケの雄。
今回の新響のプログラム
・交響的幻想曲「ポヒョラの娘」 :シベリウス
・組曲「タラス・ブーリバ」 :ヤナーチェク
・交響曲第5番 変ホ長調 :シベリウス
湯浅卓雄(指揮)
新交響楽団
なんとも魅力的なプログラム。
交響曲第5番は昨年沼響の定演で演奏したばかりだし、「ポヒョラの娘」はシベリウスの数多い管弦楽曲の中でも最も好きな曲。意外と演奏される機会が少ない。
「タラス・ブーリバ」は大編成オケにパイプオルガンも入る大作。
これも実演で聴いておきたかった曲。
演奏は期待通り素晴らしかった。
「ポヒョラの娘」冒頭のチェロのソロの見事さからして、オケの実力の高さを実感。
フォルティシモでもオケ全体の音が混濁せず、良いバランスで鳴っている。
木管楽器の低音域を多用して、燻銀のようなほの暗さを演出するシベリウスに対して、フォルティシモでも柔らかで品格も感じさせるヤナーチェク。
シベリウスとヤナーチェクの二人の作曲の語法の違いが、実演で聴くとよくわかる。
ヤナーチェクの終曲、オルガンソロから流れてフルオケで壮大なクライマックスを築くところには感動しました。
交響曲第5番も、沼響で散々苦労した第1楽章や第3楽章での弦楽器の細かな動きも見事。
今回のプログラムのような凝った内容でも、東京芸術劇場に大勢の客を集める集客力。
未知の曲でも必ず聴き手を楽しませてくれる、という実績があるからだろう。
アマチュアらしい熱さの中に、落ち着いた大人の雰囲気が高い次元で保たれているのが素晴らしい。
堪能しました、ありがとうございました。
Youtubeはサロネン指揮トーンハレ管のポヒョラの娘
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