カテゴリー「旅行・地域」の記事

2024年4月 1日 (月)

湯河原の宿「伊藤屋」のことなど

今日から4月。
昨日に続いて暖かな一日。

 

湯河原旅行の続きです。


湯河原の宿は創業明治21年の「伊藤屋」

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島崎藤村の定宿で創業明治21年、国登録有形文化財。

島崎藤村の定宿だった歴史ある旅館。


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藤村の宿帳などが残されていた。

 

宿泊できた部屋は17番。


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大正15年の建築で藤村の宿泊した当時のままが残る部屋とのこと。

 

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部屋に昭和10年の文字が残る額があったけれども、宿のおかみさんに尋ねたけれども誰の筆かはわからないそう。


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また伊藤屋は2・26事件の襲撃の舞台となった旅館で、当日別館「光風荘」に家族と一緒に逗留していた、元内大臣牧野伸顕(大久保利通の次男)が青年将校たちに襲われている。

警護の巡査と銃撃戦となり、巡査は殉職しましたが牧野伸顕は助かった。

 

私が宿泊した部屋の隣の19番は、事件前日に青年将校らが偵察のために宿泊した部屋。


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夜半から激しい雨。風も出てきた。

予報を見ると翌日は警報級の春の嵐らしい。

翌金曜は予報通りの激しい雨

 

チェックアウトを済ませすぐ近くの和菓子処「小梅堂」に寄る。


こちらも1910年創業の老舗。


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お土産に名物の元祖きび餅とかるかんや2色団子などを購う。

 

 

家内が湯河原美術館内のカフェに行きたいと言い出したので再び向かう。

作品は前日に見ていたのでそのままカフェへ。

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カフェ近くの壁に、なにやら古めかしい看板と湯河原町立美術館の由来が書いてあった。

説明によると、この建物はもともと「天野屋旅館」という老舗旅館の本館の建物で、1998年にリノベして美術館に生まれ変わったのだという。

 

なるほどなるほど、納得。
「天野屋旅館」は伊藤博文や夏目漱石、竹内栖鳳らが滞在し夏目漱石の「明暗」の舞台にもなっている。

旅館の時はさぞやモダンで洒落た建物だったのだろう。

西洋館風の小窓などに年季が入っている。

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洋風庭園も素敵だ。

 

なお別の場所にあった「天野屋旅館 新館」は2005年に廃業し解体されている。

 

カフェ内では特別展にもあった北村麻衣子の作品が壁に掛けてあった。
小さく金額が書いてある。

週末に展示即売会がありその作品だという。

なんとなく興味を示して見ていたら、カフェの店員さんが飾っていない作品も取りだしてくれた。

買う気があると見えたのだろうか?

 

結局購入はせずに暖かい豆乳とソフトクリームを食べて帰路に。


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雨と風がひどくなりそうな予報なので、帰りは山間部の箱根は避け熱海経由にしたらこれが大失敗。

大きな渋滞に巻き込まれて予定よりも一時間近くオーバーして自宅に到着したのは午後3時。

 

着替えもせずにオフィスに顔を出してお土産を渡していたら、この3月で退職するかつての部下が挨拶のため私を訪ねてきたという。

彼は30になったばかり、入社時には自分の部署に配属されていた。

今回の人事異動で退職者名簿に入っていたので気になっていた。

 

この29日は退職辞令の発令日。
電話すると未だ社内にいるというので会うことができた。

彼はここで結婚することになり、奥さんとなる人の実家近くへ再就職したとのこと。

めでたい、よかった。

 

その夜は市主催の「クラシックレコードコンサート」の解説だったので、そのまま市民文化センターへ向かう。

 

中身の濃い二日間。

 

 

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2024年1月16日 (火)

川越氷川神社とうなぎの「いちのや」のことなど

1月も半ばとなり今日も良い天気。

朝から冷えて朝の気温はマイナス一度。

 

先週末は孫の一歳の誕生会で埼玉へ。


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7時35分沼津始発のJR小金井行きに乗る。

大宮まで乗り換えもなくグリーン車にしたので快適な2時間余り。

 

到着は昼前。


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もう一人の娘家族に婿殿の両親と弟さんも加わり、娘宅の近くのカフェを貸し切って「一升餅」「選び取り」

 

孫が選んだ札は芸術家だった。

 

婿殿一家はスキージャンプにバスケ、走り幅跳びなどのスポーツマン一家。

スポーツ選手を選ばずちょっぴり残念そう。

 

誕生会のあとは娘宅に場所を移し歓談+宴会。


幼い孫が3人もいるので大騒ぎ。

夜になって雪が降ってきた。

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その日は娘宅に宿泊。

 

翌日日曜は、上の娘家族と一緒に川越奏和奏友会吹奏楽団のファミリーコンサートへ。

娘はかつてここの団員だった。

 

朝早くに婿殿の車に乗り川越に向かう。

 

川越に向かう途中、富士山がよく見えたのには驚いた。


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最初に向かったのは川越氷川神社

この神社、小さいながらも縁結びの神様で若者に人気なんだそう。

 

神社近くに行くと臨時駐車場もできていて交通整理の人がいた。

 

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狭い境内には大勢の人、本殿には行列。

若者が多かった。


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ここでは金魚すくいのようなおみくじが人気のようだ。

引いたくじの結果は「中吉」。


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初詣の楊原神社は「大吉」だった。

境内の広さとしては楊原神社の4分の1ほどながらこの賑わい。

人気になったのは最近のことらしい。

 

神社の境内の隅に小さな別社があり、よくみると柿本人麻呂神社とある。

 

万葉歌人の柿本人麻呂が神様として祀られていた。


防火と家内安全の神だという。


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すぐ横に同じく万葉歌人の山上憶良の歌碑

篆書のうえ字が細かいので読めない。

 

本殿よりもこちらの方が収穫。

 

お参りを済ませ小江戸川越市街へ向かう。

市街地をしばし散策。

川越市は大きな空襲にあっていないので、大正から昭和初期の建物が残っていて良い雰囲気だ。

 

ここでのお目当てはウナギ。

川越はウナギの町。

 

創業天保3年の老舗「いちのや」で久しぶりのウナギを堪能。

静岡県東部は司馬遼太郎が愛した沼津の「冨久屋」と三島の「桜屋」、新興のお店ながら今や人気の清水町の「うな繁」などウナギの名店ひしめく激戦区。

 

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いちのや」のうな重もふっくらとした身に多少淡白なタレで食べ飽きない味でした。

 

お店を出てコンサート会場のウエスタ川越に向かう。

 

コンサートの感想は次回。

 

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2023年4月24日 (月)

武蔵一ノ宮氷川神社でお宮参り

先週は25度を超える日もあったけれど本日は最高気温16度。
朝は冷えて、しまいかけていたストーヴに火を入れた。

 

 

今日明日はオフ。

 

先週、畑の畝を作っておいたので野菜の苗を買うことにした。

 

家内の実家に届け物をする予定があり、ついでにその近くの大型商業施設「サントムーン柿田川」内のDIYショップで各種の苗を物色。

 

在庫量が豊富で家の近くの同系列のショップとは格段の差だ。

 

ここでトマト、ナス、キュウリ、カボチャなど。

 

作物の苗も高くなった。

 

元気のない苗が集まったアウトレットコーナーからもセレクト。

 

肥料その他も含めかなり資金を投入しているけれど果たして元は取れるだろうか。

 

 

 

 

土曜日には孫のお宮参りで埼玉へ行っていた。

 

当日はもう一人の娘夫婦と2才の孫と一緒にレンタカーで朝4時に沼津を出発。

 

道は空いていて3時間ほどで娘の家に到着。

 

 

天気は曇り。

 

沼津に比べて気温も低く肌寒いほど。

 

朝食は皆で途中で買った「けやきだんご」の団子各種。
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記念写真撮影の後に武蔵一ノ宮氷川神社へ。

 大安吉日のためお宮参りの親子とジジババ多数。


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本殿では結婚式。

 

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お宮参りは滞りなく済み婿殿のご両親と弟も交えて上尾で昼食とお食い初め。

婿殿のご実家からはすりこぎのような巨大な「ながいも」をいただいた。


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その後皆と別れて、近くの鉄道博物館へ寄ってみたら当日券はなく、事前にコンビニでチケットを購入してくださいとのこと・・・・・

最終入館時間も迫ってきていたので、そのまま帰ることに。

孫が可哀想だったので海老名SAでバスのおもちゃを買ってあげた。

 

自宅到着は9時ちょっと前。

そのまま婿殿と小宴会へ突入。

 

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2019年12月 1日 (日)

尾張・伊勢放浪記(伊勢編)

今日から12月。
本日地域防災訓練。

 

昨日は良い天気だったけれども殆ど外出せず。
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夕方はポコとの散歩。

 

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昨日は富士山が大きく見えた。

富士山に向かって全力疾走のポコ。
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先週の尾張・伊勢放浪記の伊勢編備忘録です。

 

明けて木曜日、チェックアウトを済ませて三重県津市へ。

津駅までは名古屋から1時間あまり。

時間調整のために駅前の津偕楽公園を散策。

 

ここは津藩第11代の藩主、藤堂高猷(たかゆき)が1859年(安政6年)につくった別荘「御山荘」(ござんそう)を起源とする。
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桜の名所らしい。

公園としては多少荒れていた。

もう少し整備をすれば良いと思う。
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しばらく周囲を散策すると瀟洒な雰囲気の喫茶店を発見。

 

店の名は「魔愁」
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店内に入ると初老のマスターが迎えてくれた。

 

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静かにジャズの流れる落ち着いた店。

ここでいただいたキリマンジャロは適度な酸味が美味しかった。

前の晩に遅くまでの飲み食い。

朝はホテルの朝食バイキングが良くて食べ過ぎたので昼食は抜きにした。

 

午後の所用を済ませた後、多少時間があったので近くの三重県立博物館へ。

 

近くには県立図書館もありここは三重県の総合文化エリア。

 

博物館の常設展示は三重の歴史。

入口に入ってすぐの巨大な古代ゾウの復元全身骨格標本が目に付いた。

これはミエゾウ。

400万年前に日本列島に生息していたステゴドン科のゾウで今のところ日本で生息していた最大の哺乳類らしい。

 

企画展は開館5周年記念特別展「三重の仏像~白鳳仏から円空まで~

 

奈良・京都に近いだけに多彩な仏像の数々。

畑から掘り出されたという白鳳期の小さな仏像など、素朴な趣が深い信仰を彷彿させて印象深かった。

 

夕刻に宿へ。

さて夕食は何にしよう。

何となく疲れが出てきてディープに店を探す気力が湧かなかったので、宿近くの天麩羅屋で天麩羅定食。

 

ここでは津のソウルフードだという津餃子があったのでオーダー。

学校給食が起源だという大きい揚げ餃子だった。
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これはビールのつまみには最適だった。

 

そして翌日の金曜日は朝から雨模様。

雲行きが怪しかったので前日に駅ビルのダイソーで折りたたみ傘を買っておいた。

 

午前中で所用は済ませ、帰途に着く前に津周辺の名所と名店に行ってみようと、いろいろサーチしたけれど、歩いて行けるような近場で手ごろな場所が見つからない。

 

築城の名手藤堂高虎の手になる津城址でも見ようかと検索すると駅から少し離れていて、バスか電車で行くことになるようだ。

 

帰りの電車の時間を考えると昼食時間も考慮してもギリギリの距離。

バスは本数が少なく近鉄線で津から一駅の津新駅で下車。

 

駅から15分ほど歩くと途中で東洋軒はこちらという看板が見えてきた。

 

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ネットで検索すると東京に起源を持ち創業91年のかなりの名店らしい。

 

東京の東洋軒は、精養軒と並ぶ日本の洋食文化の草分けであり宮内省御用達として皇居内の晩餐会などに出張したという。

三代目は天皇の料理番で有名な秋山徳蔵。

日本で初めてクリームコロッケを発案し銀座資生堂パーラーの料理長も務めた高石鍈之助も東洋軒出身。

 

ということで津城址を正面に見ながら路を曲がって店に入ってみた。
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ここでは松坂牛を使ったブラックカレーが有名らしい。

他のメニューも美味しそうだったのでハーフサイズにしておいた。


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そして松坂牛ハンバーグ。

 

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ついでに伝統のクリームコロッケも。

 

伝統と格式あるお店。

 

ブラックカレーは見ため以上に深いコク。

沼津の古い洋食屋千楽のハヤシライスをそのままカレーにしたような感じだ。

 

長い歴史に洗練され磨き上げられた風格の感じられる洋食屋さんだった。
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最後に出たルビーオレンジティーもここだけの逸品。

 

店を出ると外は小雨。

 

しばらく歩いて近くの津城址へ。
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バスの時間が迫ってきたので本丸内部には入らずに周辺をざっと眺めたのみ。

以前見た近くの松坂城とはまた異なる雰囲気。

復元された丑寅櫓は古写真とは異なり違和感有り。

松阪城の方が戦国の気風を残していた。

 

そして近鉄線を乗り継いで名古屋経由で沼津まで。

 

沼津駅に到着するとどしゃぶりの雨。

 

そのまま帰宅せずに仕事場に顔を出すと数人の後輩が出迎えてくれた。

 

飽食三昧の3日間。

以後しばらく摂生中。

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2019年11月28日 (木)

本日の練習、太田先生との年内最後の練習、そして名古屋城本丸御殿のことなど

今日も朝から雨の木曜日。
帰宅時の外気温6℃、寒波到来。

 

肩の痛みが治まらず、昨日午前中に近くの整形外科病院でMRI検査。

 

若い専門医の見立てでは「腱板断裂」ではないがかなり広い範囲に炎症があるとのこと。
いわゆる五十肩が固まっている状態。
手術の選択肢も示されたけれど少し様子を見ることにした。

 

午後から出勤し会議2連発。

 

 

夜はそのままオケの練習へ。
今週来週のオケの練習は定例の木曜日ではなくて水曜日。

 

会場は市民文化センター小ホール。
来年1月の沼響ニューイヤーコンサートへ向けての練習だ。

 

仕事で遅れて到着すると既に「美しき青きドナウ」の練習が始まっていた。

 

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指揮は先日オータムコンサートを振っていただいた太田巡先生。

 

シュトラウスの後打ちのリズムを慎重に吹きながらのウォーミングアップ。

 

続いての曲は「新世界より」。

 

この曲は今までいったい何回吹いたかもうわからなくなっているほど。

 

ほとんど指が自然に覚えていた。

 

 

 

愛知遠征の続きです。

 

 

熱田でひつまぶしを食した後名古屋城へ。

 

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名古屋城は幾度か来た事があるけれど、今回のお目当ては昨年復元公開となった本丸御殿

 

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地下鉄を降りて城内に入ると本丸御殿玄関では忍者のお出迎え。

 

手荷物を預けて中に入ると最初に大きな狩野派による虎の屏風絵。

 

78217939_2586765751442796_13991627944141 狩野派による障壁画は奥に行くにつれて地味で落ち着いたものに変わっていく。

 

70137437_2586767744775930_77987617115356 反対に部屋の装飾は豪華なものに変化していく。
73399952_2586771671442204_61803743932401 考え抜かれた配置の妙。
78452074_2586770451442326_49190486184569 壁面の金具などの細工も凄い。
77377365_2586767098109328_90413701348070 中では最奥の徳川家光の上洛時の間の絢爛豪華さには圧倒された。

 

清洲城にあった家康の宿泊所を移築した黒木の間の渋く落ち着いた部屋も良い。

 

 

想像以上に良かった。

 

400年前の創建当時の状態を残された資料からよくぞここまで復元したと思う。

 

現代の名工たちの技術の高さと、復元に当たっての苦労を思うにつけ深い感動すら覚える。

 

そのまま宿に向かいながら名古屋市立美術館で開催中のカラヴァジョ展に行くつもりが、土地勘のなさの辛さ。
途中で路に迷ってしまい疲れてしまった。

 

 

 

寒くなってきたのでそのまま本日の宿へ。

 

 

彷徨っているときに見つけたのが電気文化会館という普通のビルの前のガラスケースにコンサートのチラシ。

 

 

どうやらここにはコンサートホールが併設されているらしい。

 

チラシを見ると本日の日付で地元の愛知県立芸大教授陣によるコンサート。

 

Img253 曲目がR.シュトラウスのメタモルフォーゼンの弦楽七重奏版!をメインとした極めてレアなもの。
全席自由2千円。

 

ちょうど夜は暇。
(実はこの日、P・ヤルヴィ指揮コンセルトヘボウ管の名古屋公演があることはリサーチ済みだったものの、ヤルヴィはこれからも聴けそうだしチケット代も高価だったので早々に行かないことにしていた)

 

宿で一服してから行ってみることにした。

 

この曲目では満席になるとは思えず、当日券も大丈夫だろう。

 

ところがこのコンサートで思いがけない出会いがあって、この日はより一層スペシャルな一日となりました。

 

その件とコンサートの感想その他は次回。

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2019年11月26日 (火)

尾張・伊勢放浪記(犬山、熱田編)

曇り時々雨。11月も最後の週。
今日は冷えて朝の気温は10℃。
暖房なしにはいられない。

 

 

先週の愛知・伊勢方面放浪記です。

 

 

先週後半、仕事からみで伊勢方面に行くことになり、ついでにということで前日を一日オフにして水曜日から出かけていた。

 

初日の水曜は名古屋の名所巡りと決めていた。
そしてご当地グルメも。

 

水曜は朝6時56分沼津発のスカイライナー静岡行きに乗車、
静岡から新幹線・名鉄線を乗り継いで最初の目的地犬山へ。

 

犬山駅には10時前に到着。

 

典型的な地方の駅前通りを犬山城方面へ歩く。
意外と歩くな、と思っていると旧城下町の面影を残す通りに到着。
76644704_2584793871639984_35421013877624 ここは旧家を改装した商店街。
通りをとぼとぼ歩くと車山(やま)のからくり人形の資料館。

 

登城とのセット券を買うとお徳だということで購入。600円也

 

ここでは犬山祭りの車山を見学。

 

Img_20191120_101539 散策しながら一般開放されている江戸時代の商家「磯部家」も見学。

 

曲線の屋根が独特。
Img_20191120_101644 これは「起り屋根(むくりやね)」。

 

この場所にいたおばさんの話によるとお金持ちの象徴だそうだ。
磯部家の人かな?

 

 

しばらく歩くと特徴的な犬山城の天守が見えてきた。

 

チケットのひとつ郷土資料館に入ろうとしたら臨時休館だった。
これでチケットの割引感はなし。
Img_20191120_102653 正面のからくり人形館に入る。

 

しばらく行くと大きな鳥居が見えてきた。
Img_20191120_102857 針鋼神社と三光稲荷。
Img_20191120_103851 予定外だったが2社のお参りしながら城内へ。
Img_20191120_103909 城は古い形を残し石垣の多くは野面積み。
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本丸内堀もわずかながら当時の様子をよく残している。
Img_20191120_103948 本丸に到達すると天守は作業の足場に囲まれていた。
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12月まで改修工事だという・・・・Orz

 

特徴的な天守を見ることができない。
70903078_2584797518306286_11885492118099 紅葉は美しかった。
幸い天守の中には入ることが出来た。

 

夏に行った松江城と共通する現存天守独特の戦いを前提とした雰囲気が漂う。

 

入口はかなり狭かったが中に入ると広間そのものは意外と広かった。

 

最上階からの景色はまさに絶景。
76943794_2584798464972858_44138972682985 木曽川を挟んで美濃方面、南には尾張方面が一望のもと見渡すことができた。

 

まさに戦略上の拠点。
76681723_2584796361639735_76283319675068 織田信長の美濃攻略の端緒となった木曽川対岸の伊木山城址
鵜沼城址も良く見える。

 

帰りは木曽川遊歩道から犬山遊園駅へ。
75419019_2584792924973412_72671970984858 ここからのお城の眺めも良い雰囲気だ。

 

これで現存12天守のうち未だ行ってないのは、丸岡城と宇和島城、備中松山城の3つになった。

 

 

名鉄線に乗ってそのまま熱田神宮駅へ。

 

ここでは初訪問となる熱田神宮。

 

ちょうど昼時なので、名物のひつまぶしを食べようとすると有名店「あつた蓬莱軒」はかなりの混雑。

 

 

受付で「2時半頃になります」とのことで「じゃあ、やめます」というと。

 

「お一人様ならばカウンター席がありますので多少早くなります」とのこと・

 

とりあえず予約をして熱田神宮へ。
Img_20191120_123732 お参りをしながら宝物館へ。

 

ちょうど「御大典奉祝 第24回 熱田の杜 東海現代刀匠刀剣展」開催中。

 

草薙の剣が奉納されているだけあって、刀と縁が深いのだろう。

 

お腹も空いたのでそのままあつた蓬莱軒へ。

 

20分待ちで食べることが出来た。

 

名物ひつまぶし。
Img_20191120_131746 うーん、正直なところ沼津・三島は鰻の激戦区で名店が多い。

 

鰻そのものの質は沼津の富久屋、あるいはうな繁桜屋などには及ばない。

 

 

店を出て次は名古屋城へ。

 

昨年復元公開となった本丸御殿が本日最大の目当て。

 

長くなりましたので続きは次回。

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2019年9月 3日 (火)

山陰道三国横断の旅(番外編)

晴れ。夕方から遠くに雷鳴。

夜遅くに記録的短時間大雨警報が出たけれども雨は降らず。

隣町の富士市や長泉町に集中した模様。

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1年で一度だけ、数時間しか咲かないサボテンの花が咲いた。

 

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ポコは花好きです。

 

 

 

8月の山陰旅行の番外編です。
車窓からの風景と最終日での米子のことなど。

 

 

浜村駅から安来駅に向かう各駅停車の山陰本線。

 

Img_20190821_102231-1 途中の由良駅でなぜか17分の停車。

 

見ると多くの若者が途中下車している。
外国人らしき人も多数。
Img_20190821_102210 自分も釣られて降りてみるとアニメ名探偵コナンのイラストだらけ。

 

 

 

どうやらコナンの作者の生誕地で、アニメの聖地となっているらしい。

 

沼津もラブライブの聖地。

 

 

ようやく発車の時間になり、記念撮影を終えた若者たちが再び乗り込んできた。

 

Img_20190821_110659 大山駅を通過するあたりには風力発電の風車が多数。

 

 

 

足立美術館を見終わったところで、昼食がまだだったことに気がつき周囲を物色していると平日でもありどの飲食店も休み。

 

美術館内のレストランは再入場できないので利用できない。

 

やむなくバス発着場近くの土産物店で「島根和牛ライスバーガー」。

 

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沼津への帰りは米子から上りの「サンライズ出雲」。

 

乗車まで時間があったので米子市街地を徘徊。

 

米子市は人口15万人弱。
市立の歴史館と美術館、そして児童館がある。

 

美術館に行ってみた。
69293790_2402065386579501_67728129779354 図書館と同じ敷地にある美術館では子供向けのデジタルアートのイヴェントを開催中。

 

68955668_2402068009912572_33250921822426 入ってみるとなかなか工夫を凝らした面白い内容。

 

自分が書いた魚をスキャナで読み込んで壁いっぱいに泳がせたり、壁に現れた動物を表す漢字にふれると動物に化けたりと、童心に還って楽しんだ。
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夕食はネットで調べた駅近くの居酒屋「旬門」。

 

 

人気のお店らしく、5時を過ぎたあたりからお客が続々と入ってきてたちまち満席。
69700392_2402071369912236_60811585484635 家内と焼き鯖寿司や白イカの刺身などをつつきながら旅の余韻に浸っていた。
Img_2019821_173021 東京行きの「サンライズ出雲」は米子19時56分発。

 

寝台車内で早めの就寝。

 

4時には目が覚め、見慣れた東海道線沿線の風景を見ているうちに沼津着は5時30分過ぎ。
定刻より10分遅れだった。

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2019年8月27日 (火)

山陰道三国横断の旅(足立美術館編)

8月も最後の火曜日は晴れ夕方から強い雨。
この雨は明日いっぱいまで続く。

 

昨日月曜は休み。

 

出雲旅行中の最終日の帰りの「サンライズ出雲」の車中で歯を磨いていたら奥歯の詰め物が取れてしまった。

 

そこで行きつけの歯医者、同級生のタカちゃんの所で診てもらう。
30分ほどで処置は終了。

 

そのまま農協へ行き窓口へ行き、車など各種保険の見直し手続きなど。
保険の見直しで出費はかなり減った。

 

 

山陰三国の旅、三日目の朝は曇り空。

 

浜村温泉は鳥取駅から山陰本線で西へ3つめの駅。

 

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宿は駅から徒歩2分、鳥取市に近い温泉で網元経営ということで決めた宿。

 

最近リニューアルしたということで全館新しく風呂も広い。

 

料理は海鮮中心のなかなかの内容でCPは高かった。

 

しばらく宿でのんびりして朝風呂に入ったりして最終目的地の足立美術館へ。

 

 

再び山陰本線各駅停車で西に向かう。
行程は2時間あまり。

 

車窓からの景色は単調だ。

 

けれども温泉上りのうつらうつら感でなんとなく快適。

 

家内は編み物を始めている。

 

2両編成ワンマンカーのローカル感が良い。

 

東海道本線は定刻きっちりの運行だが、ここ二日の山陰本線はいつも数分遅れだった。

 

安来駅にはお昼前に到着。

 

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駅構内の安来節の紹介パネルには、昨晩玉造温泉街で見た安来節の座長ファミリーの面々だった。

 

駅前から無料シャトルバスに乗って美術館へ。

 

出発する前に運転手さんが「みなさん日本の方ですか?」と聞いていた。
全員頷く。

 

帰りのバスの乗り方の説明が日本語で始まった。

 

何もない田舎道をバスに揺られて20分ほど。

 

山奥に忽然と姿を見せたのは、この旅の最終目的地足立美術館

 

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安来出身の実業家足立全康が一代で築き上げたコレクションと日本庭園。

 

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米国の日本庭園専門誌で、900ヶ所の名所旧跡中16年間第一位の5万坪の庭園。

 

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横山大観の一連の作品に北大路魯山人、竹内栖鳳などの足立コレクションは圧巻だった。

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横山大観の名品「那智乃瀧」をイメージして山の中に人工の滝まで造ってしまった。

 

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一個人がここまでできるとは驚きだ。
考えてみれば良き時代だったのかもしれないが。

 

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手入れが大変なんだろうなぁ・・・

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2019年8月25日 (日)

山陰道三国横断の旅(松江、鳥取砂丘編)

晴れ、8月最後の日曜日。西風に秋の気配。

 

娘が友人との飲み会があるということで金曜夜から帰省していた。
午前中に帰って行った。

 

旅行疲れで何もせぬ日曜日。

 

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道路工事中の道の端にうっすらと富士の姿

 

 

 

出雲二日目は朝から雨。

 

早起きして目指すは、玉造温泉街から奥の玉造湯神社

 

 

 

勾玉などの古代生産地の跡に立つ古社。
宿から歩いて10分ほどの距離。

 

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雨の中、完全に球形に近い「願い石」にお参り。

 

チェックアウトを済ませてこの日の最初の目的地松江へ向かう

 

松江駅から市内を巡回するレイクラインバスにのり松江城大手門前で下車。

 

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小雨ぱらつく松江城。

 

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石垣沿いに立つ櫓が良い雰囲気だ。

 

天守は戦国の気風を残す古風な造り、さすがに国宝。

 

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天守の中に巨大な井戸があったのには驚いた。


ここまで追い詰められても最後の最後まで諦めない戦国武士の心意気。

 

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縄張りや櫓の黒壁を見ているうちに以前訪れた弘前城に似ていると思った。

 

弘前城には実戦を経験した大光寺城の追手門を移築した、矢や刀の跡まで残る四の丸北門がある。

 

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城の堀を巡り遊覧船の姿を見ながら小泉八雲記念館へ、

 

 

ここも盛りだくさんな展示。

 

続いて武家屋敷

 

 

ここは18世紀半ばの建築になる500から1000石取りの藩士の屋敷。
千石といえば武士の中でもかなり上級の部類だと思う。

 

以前訪れた高知県安芸市の土居廓中の武家屋敷、野村家の屋敷は松江の武家屋敷と比べるとかなり質素だった。

 

 

次の目的地は鳥取。

 

急いで松江駅へ。
山陰本線は本数が少ない。

 

ぎりぎり間に合った12時19発米子行きで鳥取まで。

 

出雲から伯耆を経て因幡の国へ。

 

鳥取駅から路線バスに乗り砂丘に向かう。

 

 

リフトのある場所で下車してリフトで砂丘口まで。

 

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ここは鳥取砂丘です。

 

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まず正面の高さ47メートル、傾斜32度の「馬の背」を目指す。

 

 

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戻ってくる人は皆さんうつむき加減。


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ある程度の暑さを覚悟はしていたけれども、直前に小雨があったので幸い涼しくて砂も固まっていた。


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これが炎天下だと最悪だろう。

 

初めて見る鳥取砂丘は意外と小ぶりだった。


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次に来ることはもうないだろうな・・・・たぶん。


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ここでは砂丘卵を買って二日目の宿、浜村温泉へ。

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2019年8月24日 (土)

山陰道三国横断の旅

「処暑(陽気とどまりて初めて退きやまむとすれば也)」も過ぎて秋の気配の土曜日。

 

この一週間は雨模様。

 

今週は日曜から夏休みをいただいたので金曜にして初出勤。
自分は半ばリタイア組なので机上には急ぎの書類はなし。

 

日曜から家内と山陰方面へ行っていた。


出雲、伯耆、因幡、山陰道三国横断の旅。

 

 

日曜深夜に沼津発23時40分の夜行寝台「サンライズ出雲」に乗車。

 

サンライズは10年ほど前に娘が出場した吹奏楽コンクールの全国大会の松山へ行って以来。

 

 

翌日朝、10時少し前に出雲市駅着。

 

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そのまま路線バスに乗り最初の目的地出雲大社へ。


空は曇天、さほど暑くも無く秋の気配が感じられるほど。

 

鳥居をくぐりそのまま拝殿へ向かう。


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八足門前の敷き詰められた石の赤い三つの輪は、発掘のときに明らかになった鎌倉期の巨大な本殿の柱の存在を示すもの。

 

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拝殿の裏で母に頼まれた朱印をいただきおみくじを引く。

 

おみくじは大吉小吉ではなくて番号が書いてあるのが珍しい。

 

自分は第五番、内容はよき事も悪いことも書いてある。

ちなみに家内も五番だった。

 

当然ながら同じ内容。

どうやら1番から30番まであるらしい。

 

これも出雲式か・・・


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左回りに本殿を囲む塀沿いにとぼとぼ歩いていると、とにかく小さな社がたくさん。

 

ここは八百万の神が集う場所。

 

10月に全国の神が集まる宿所も。

 

ひとつひとつにお参りしていくうちに賽銭用の小銭が底を尽いてきた。


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ひと回りしたところで帰り道に古代出雲歴史博物館へ。

 

 

 

中に入ると最初に目に入るのは、巨大な杉の木3本を束ねたかつて本殿を支えていた柱

 

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これは鎌倉時代に造営された本殿の柱だという。

 

近くには何種類かの本殿の復元模型、
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中でも荒神谷遺跡出土の銅剣は圧巻。


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これほどまとまった数の銅剣は始めて見た。

 

企画展示は「たたら -鉄の国 出雲の実像-」

出雲の国の製鉄の歴史を紹介するもの。

 

ここでかなり時間を費やして、門前町の表参道を散策していると雨が降ってきた。

 

 

昼時も過ぎたので手近な蕎麦屋に入り出雲蕎麦を味わう。

 

ここは舞茸の天麩羅がうまかった。

 

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外は土砂降り。

 

帰りのバスの時間が迫ってきたので再びバス停へ。

 

靴が濡れてしまった。

 

バスとJRを乗り継いでその日の宿の玉造温泉「佳翠苑皆美」へ。

 

玉造温泉駅からは宿からの迎えのバス。

 

玉造温泉は出雲風土記や枕草子にも紹介されている古い温泉地。


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美肌の湯ということで女性客が多かった。


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宿には貴重な美術品を集めたギャラリーがあり、本館に逗留した小泉八雲、芥川龍之介、島崎藤村、川端康成ら著名な文人墨客らの名前の一覧が壮観。

 

 

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おもてなしの心が細かなところまで行き届いた、風格のある伝統的な日本旅館。

 

今回この宿泊は子どもたちのプレゼント。


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夕食の懐石料理では島根の地酒三種の飲み比べ。

 

温泉に漬かった後に温泉街を散策。
雨は上がっていた。

 

 

路傍の足湯を通り過ぎて温泉会館へ。

 

ここでは安来節のライヴ。

 

お目当ての「どじょうすくい」を踊ったのは17歳の高校生。


師範だという。
どじょうすくいに流派があるとは知らなかった。

 

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ここでは座長の三味線の方が非常に上手かった。

芸一筋の、命を賭けた真剣さが漂う雰囲気。

 

この三味線が聴けただけでも収穫だ。

 

アンコールは小学三年生の「どじょうすくい」。

 

この子は座長夫婦の息子さん。

 

続きは次回。

 

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