曇り時々晴れ、夕方一時雨。
コロナ感染者数は相変わらず増え続け昨日東京は300人の大台へ。
国は何も対策を取らずGoto見切り発車、自己責任という名の国民丸投げ。
再び九州は大雨。
何か良いニュースはないものか。
連休初日の昨日は隣町三島の郷土資料館で開催中の「写真とマンガで見る三島宿のジオと歴史」に行っていた。
三島市立郷土資料館は三島駅から近い楽寿園の中にある。
楽寿園は旧小松宮別邸跡の三島市の市民公園。
かつてここはメリーゴーランドやお猿の電車、ライオンやインド象、キリンも飼っていて静岡県東部唯一の動物園と遊園地を兼ねていた。
自分も幼稚園の遠足その他幼い頃からの馴染みの場所。
入園料300円を払って公園に入る。
中には幼い子供を連れた家族連れや園内を散策する観光客らしき人々の姿。
ここで沼津市民文化センターの女性職員二人連れにばったり出会った。
資料館の展示のことを教えるとUターンして資料館に向かっていった。
資料館への途中、市役所職員のアンケートに答えたら災害備蓄用のパンの缶詰をいただいた。
昨日の楽寿園の小浜池。
この長雨でいつも水枯れ状態の小浜池が満々と水をたたえていた。
この池はかつて昭和天皇はじめ皇族たちが舟を浮かべて遊んだ由緒ある場所。
水位が2メートルを超えたのは57年ぶりだという。
これほどタップンタップン状態の小浜池は初めて見た。
水辺に遊ぶ鴨たち、そして豊かな水の流れと滾々と湧き出る地下水。
しばらく池を眺めていると先ほどの文化センターの女性職員に再び会った。
「良いものを見せていただきました。あの方は漫画家ですか?」
などと聞かれた。
郷土資料館に入ると多くの人。
お目当ては一藤木秀光さん描くところの三島を題材とした歴史的な漫画の数々。
氏は幼き頃にヴァイオリンも弾き現在沼響の友の会のメンバーでもある。
ご挨拶するといろいろと詳しく案内してくださった。
歴史的な文献や古い絵はがき、そして浮世絵の技法を取り入れたり、描いた石垣や灯籠の石材も産地によって色を変えたりと、こだわりが凄い。
園を出て近くの公園を通ると、犬やアヒルを連れて水辺に遊ぶ幼きこどもたちの姿。
しばしコロナ禍のことを忘れる。
三島は水の街。
そのまま帰るつもりがしばらくご無沙汰だった三島のハードオフに寄ってしまった。
ここは時々珍しいCDが出るところ。
LPコーナーはさほどの出物はなかった。
CD棚ではシュトラウス一族の一人、エドゥアルト・シュトラウスがヨハン・シュトラウス2世のオペレッタ「ウィーンのカリオストロ」と「愉快な戦争(Der lustige Krieg)」の序曲と抜粋を振ったSvenska Strauss SalskapetのCDが目に入った。
ウィーン交響楽団にウィーン国立歌劇場の歌手たち。
未知の曲、しかもエドゥアルド・シュトラウスということで手が伸びる。
未開封新品で税込み440円。
断捨離どころか手持ち音盤は増えるばかり、そろそろ置き場所も限界になってきた。
帰宅すると娘が帰省していた。
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