カテゴリー「日記・コラム・つぶやき」の記事

2008年5月 5日 (月)

GWの鎌倉

曇り時々雨、蒸し暑い一日。連休とはいえ本日出勤し粛々と仕事。昨日は東京の帰りに鎌倉に立ち寄った。

GWの鎌倉の混み具合は覚悟していたのだが、JR横須賀線に乗った時点で品川から完全満席状態。横浜でも一向に乗客の減る気配はなし。北鎌倉到着後も、あまりの混雑に改札前で長蛇の列。おまけに家内が行きたがっていた北鎌倉駅前にあるはずの小滝美術館が見つからない。

自宅の庭木の剪定をしているおじさんに尋ねたところ、つぶれてしまったとのこと。鎌倉行きは家内と娘たちの希望だが、後悔の念がフツフツと湧き上がってきた。さらに追い討ちをかけるように雨が降ってきた。

P1010398 雨の鎌倉も良いものだと開き直り、近くの円覚寺から建長寺、鶴岡八幡宮へとのお定まりのコース。前も後ろも長蛇の列。ちょうど昼時だが、どのお店も長い行列ができている。やむなく路上の煎餅屋さんで購った煎餅を齧りながらをトボトボと歩く。

P1010400 ようやく着いた鶴岡八幡宮もすごい人出で入場制限中。引いたおみくじはなんと「凶」。どうもこれからの行く末を暗示しているようだ。

P1010409 沼響のHPの聴き比べコラム「ベートーヴェンの7番を聴く」にストコフスキーの演奏の感想をアップしました。

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2008年4月30日 (水)

ガソリン売れきれ

明日から暫定税率復活。ということで仕事からの帰り道で見かけるガソリンスタンドはどこも長蛇の列。わが車の燃料タンクはまだ半分ほどの余裕があるが行き着けのGSに立ち寄った。列の最後尾に着け15分ほど待っているうちに若い店員が駆け寄ってきた。

「レギュラーですか?品切れになってしまいました・・・。」「えぇー!」

一挙に気持ちが萎え、帰りにスーパーに立ち寄りビールを購い帰路につく。このビール何本分かを損したと思うと気分は自然と沈みがち。ビールも値上げの予定があると聞く。買いだめしておこうと思う。(T^T)

P1010391 今日はNew Art Wind Quitetの演奏するフランセとニールセンの木管五重奏曲を聴いた。

後にフィラデルフィア菅の首席奏者となるパニッツら50年代を代表するアメリカの木管奏者によるアンサンブル。

中でもオーボエのメルヴィン・キャプランの驚異的なテクニックが素晴らしい。モノラルながら録音は生々しいほど鮮明。米Classic Editions のLP.

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2008年4月 9日 (水)

火事だぁ!

本日代休。月曜夜から降り始めた雨は、火曜朝には大雨強風警報が発令されるほどになってしまったが、本日は良い天気。お昼前に風で壊れてしまった2階ベランダのフェンスを直していると消防車のサイレンが聞こえてきた。はじめは気に留めてなかったが、次第に音が近づいてくる。やがて救急車のサイレンも聞こえてきた。

「はて?」 2階のベランダから音のする方角を凝視してみると消防車数台がこちらに向かって来るではないか!思わず周囲を見渡すと我が家から10メートルほど離れたアパートの一室から白煙が上がっている。目の前なのにフェンスの修理に夢中で全く気がつかなかった。慌てて階段を駆け下り現場に向かうとすでに多くの野次馬が群がっていた。テレビ局も来ている。

P1010362_2 火元はアパート一階の一室。煙はもうもうとしているものの炎は見えない。駆けつけた消防士も中に突入できないでいる。やがてたいした消火活動をしないうちに煙は自然に薄らいできた。

何か変だ。アパートの住人は仕事に出かけていて無人。火元は玄関の新聞受けで、外から火の付いた新聞紙が投げ込まれ、プラスチック製の新聞受けと扉周辺が燃えたものらしい。明らかに不審火だ。やがて警察の聞き込みが始まった。集まったご近所さんたちは、皆暗澹たる表情となり自然と散っていった。

P1010363 午後は、ボストン・ポップスのアーサー・フィードラーが自ら組織したフィードラーシンフォニエッタを振ったヘンデルを聴いた。曲はアメリカのオルガン奏者カール・ワインリッヒの弾く作品4のオルガン協奏曲集全曲。米RCAの2枚組LP。いささか情に流され気味のムーディーなヘンデル。

このセットの第4面には、ワインリッヒ独奏によるヘンデルの「6つのフーガ」が収録されている。こちらは一転してバッハの世界も通じるストイックな音楽。

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2008年2月26日 (火)

3時帰宅

先週以来の職場のコンピュターシステムのトラブルで、頭がポケーとしてしまい。前の記事を削除してしまいました。

先週から徹夜の連続で平均睡眠時間は3時間。食事時になっても空腹感がないのが悲しい。仕事をしながらポテトチップスなんぞを齧っているからだろう。コンビニのおにぎりも食べ飽きてしまった。少し落ち着いてから今回の件を冷静に検証するとしよう。

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2008年1月 3日 (木)

テルミンを鳴らす

良い天気に恵まれた正月休みも今日で終わる。昼に家内の母と兄が年始に来て、しばし歓談。そのまま連れ立って近所のラーメン屋「麺屋 卓次朗商店」へ。

20070713050520s 昨日に引き続きまたまたお昼はラーメンとなった。この店は和風だしのこってり系。「キャプテンウルトラ」のバンデル星人のような背の高い独特のラーメンどんぶりが特徴的。桜チップで卵を燻蒸した「くんたまラーメン」を食べたが、ぶ厚いチャーシューの存在感に燻製卵が負けている。

帰宅後は「大人の科学 マガジン」17号付録のテルミンを組み立てた。昨年9月に発売されたがたちまち品切れ。昨年度末に第2刷が出てようやく入手したもの。

P1010303 テルミンは1920年に発明された最古の電子楽器だが、まさか雑誌の付録で入手できるとは思わなかった。ドライバー一本で15分余りで完成、きわめて簡単。電源は単三乾電池4本。おもちゃのような外観でこんなもので音が出るのだろうか。と半信半疑でスイッチレバーを引く。

「・・・・・・・ 」  はて?何も音がしない。

慌てて説明書を読む直すが。組み立ての手順は間違えようがないほど単純。小さなスピーカーに耳を寄せてみると「ジジジジ ジー」と微かに音がする。どうやら電池は問題なさそうだ。

試しに前面のチューニング用の二つの穴を回してみると。突然「ホヨヨヨーン ウィーン」という独特の音が飛び出した。とても楽器の音とは言えない。いろいろとチューニングしているうちに音程らしきものが見えてきた。

左手にテルミンを持ち右手の握りこぶしを近づけると音は高く、遠ざけるにつれて音は低くなる。音の上下の幅が一定でなく、高音になるにつれて音程の幅が狭くなり微妙な手加減で音が変わってくる。これは難しい。

いろいろとやっているうちにコツが飲み込めてきた。ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」の最初の部分を演奏してみたりとなかなか楽しい。

模範演奏を聴いてみたくなり、ストコフスキーの指揮したテルミン協奏曲のCDがあったはずだと棚を探すが見つからない。やむなくYouTubeにアップされているいろいろなテルミンの演奏を聴いてみた。

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2007年11月15日 (木)

技能五輪国際大会

家内と娘の病院通いは続く。車の保障の件で相手の保険屋と折り合いが付かず、交渉は続く。

1333 昨日から技能五輪国際大会が始まった。皇太子殿下を招いた昨日の開会式に続き今日から本格的な競技が開始。

正直なところ今まで技能五輪と言っても全く関心がなく。沼津で開催という話を聞いた時は、今まで東京、大阪といった大都市での開催が常識だったこともあり、大丈夫かいな?というのが本音のところだった。

本日仕事からみで会場に足を運んだところ、広大な敷地に群がる各国の競技関係者の姿を目撃、とても地方都市のイベントには見えなかった。たいしたものだ。

ここ数日は音楽から遠ざかっている。

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2007年11月11日 (日)

PTAの奉仕作業、そして・・・

時々雨がぱらつく曇り空の中、今日は中学校の奉仕作業から始まった。眠たい目をこすりながらスコップを担ぎ娘の通う中学校に向かう。既に校庭には父兄が数百人ほどが集まっている中、役員さんの説明が始まった。

自分の地区はグラウンド横の側溝の泥すくいが担当とのこと。直線距離で200メートルほど続くコンクリート製の重い蓋で覆われた側溝を見て、運動不足でメタボ気味の皆はげんなり。

さっそく重い蓋を持ち上げる作業を始めたところ、ウンとふんばった拍子に、キチキチの作業ズボンのお尻の部分がビリリと破れてしまった。幸い誰も気が付かなかったようなので、ジャンパーを腰に巻きながら作業を続ける。

P1010056 作業はお昼前に終わり、帰宅後聴き始めたのはリヒターの「ゴールドベルク変奏曲」。バッハ大全集収録のアルヒーヴへの録音だ。

聴きはじめてすぐに買い物に出かけていた家内の携帯から慌てた声で電話が入った。なんと信号待ちで停車していたところ追突されてしまったとのこと。

とにかくおっとり刀でバイクにまたがり現場に急行すると、救急車が3台も止まっていて唖然。車4台が関係した大事故だった。家内の車は後ろから2台目で車の前後が完全に潰れている。

車の横で立ちすくむ家内と娘を見て二人とも無事だったことにひとまず安心する。加害者の乗った外車は前部が完全に大破。運転していた若い娘はどうやら脇見運転をしていたらしくブレーキを踏まずに激突したようだ。

車の状況からして相当な衝撃だったはずで、後部座席に座っていた娘が無傷だったのは奇跡に近い。ただムチ打ちの可能性が大きいので、すぐに救急車に乗せ救急病院に向かわせた。                            

現場検証の後、車に乗り込むとなんとか走れることが判った。エンジンと足まわりは無事のようだ。そのまま運転をして周囲のドライバーが驚きの目で見る中、旧知の修理工場へ向かう。車を見てもらったがこれは買い換えた方が良いとのこと。

これは大変なことになってしまった。何事もない日常がいかに大切かを思い知らされた一日。

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2007年11月 3日 (土)

文化の日の「澤田政廣記念美術館」

今日は文化の日。朝、東京に遊びに行く娘を駅へ、戸田へスケッチに出かける母を港まで送る。自分は一日ゴロゴロと過ごすつもりだったが、新聞を見ていた家内が熱海の「澤田政廣記念美術館」へ行きたいと言い出した。

熱海出身の文化勲章受章者で高村光雲の孫弟子の澤田政廣。ひところその弟子の和田金剛の作品を仕事絡みで追いかけたこともあり、一度は美術館に行きたいと思っていた。新聞の記事によると、本日は会館20周年で入館料も無料だという。自宅から車を飛ばし熱海へ向かう。見事な富士の姿を左に見つつ、丹那盆地を経て熱海梅園にある「澤田政廣記念美術館」まで所要時間およそ40分弱。

121099_1_1_2421 今日は「特別展初日」ということもあり式典が行われたらしい。入館者は予想外に少なかったが、入り口で素敵なポストカードをいただき、館長さん自らが解説をしてくれた。今回は「仏教の世界」ということで、不動明王や菩薩像などの仏像を中心に80点ほどの展示。

力強さと繊細さの見事なバランス。木の特性を知り尽くした見事な作品の数々、2メートルを超える巨大な「役の行者」像には圧倒されるばかりだ。今回初公開だという「聖観世音菩薩坐像」の穏やかな表情には心が洗われる思い。

1116225504485_1119934789251_image1 十分満足し、次は同じ公園内にある「中山晋平記念館」。昭和10年に建築された中山晋平の別荘を移築したもので、他に来館者もなく案内役のおばさんがいろいろと説明してくれてこちらもラッキーだった。昭和初期のアメリカ製ピアノや、生涯に3,000曲の作品を残した中山晋平の自筆譜の数々。階段には節の多い木材をあえて使い、あたかも音符のように配列されていたのには驚いた。

同じ梅園内にある韓国庭園にも寄ってみたが、こちらは手入れが行き届かず雑草が生い茂り荒れ放題だ。財政危機にある熱海市の実情を垣間見る思い。

Rikutya2 帰りは函南の中華料理店「陸茶坊」で食事をして帰宅。かつて人気テレビ番組「料理の鉄人」で鉄人に勝利したことで知られる有名店だけあって、2時近くにもかかわらず満席だった。http://www.eishogen.co.jp/delicious/v001.html

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2007年10月16日 (火)

ヴァルヒャの平均律第二巻

秋は深まり朝は肌寒いほど。本日は来年の予算の精査を進めるうちに、次々と急を要する仕事が入り、しかも机の上の電話は鳴りっぱなしの状態。午後は外部の識者を招いての大きな会議。

P1010272 今日はアルヒーヴのバッハ大全集の箱物LPから、シェリングの弾く無伴奏パルティータを数曲つまみ聴き。妥協のない峻厳なる世界にいささか疲れて、ヴァルヒャの弾く平均律に途中から切り替えた。

明日から18日まで出張、県内のお偉方を集めて会議を仕切らねばならぬ。ちょいと気が重い。

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2007年9月22日 (土)

火災警報

三連休初日の今日、朝から抜けるような蒼い空。道端には彼岸花が咲いている。
朝6時に部活動に行く娘を駅まで送り、帰宅後は墓参り。
涼しいうちに畑で一汗かき一風呂浴びて高校の同級生の歯医者に向かう。

なかなか充実した休日を満喫しながら、3時過ぎにちょいと職場に顔を出し無人のオフィスで2時間ほどお仕事。電話もなく実に捗る。

部活動に行った娘が星稜高校の吹奏楽部の定演に行くというので、富士のロゼシアターまで迎えに行く。ただ迎えに行くのみではつまらぬのでチケットを買い演奏を聴いてみた。
1500人キャパの大ホールがびっしり満席なのには驚いた。同一プログラムで明日もおこなうという。やはり東海大会で金賞を採った実績は大きい。
県大会で聴いた「トゥーランドット」はなかなかのものだった。しかしポップスを含めた10数曲を集めた定演となると、どうしても一曲あたりの水準の低下は免れない。

気持ちよく効いているうちに携帯に家内からメールが入っているのに気が付いた。
ちょっと嫌な予感を抱きながら文面を見て仰天。職場に火災警報発報!地元の自治会長さんからの通報で消防署の職員と警備会社の職員が向かっているというメール。
急いでホールの外に出て上司の携帯に連絡。しかし上司はお祭りの宴会の真っ最中で繋がらない。警備会社に電話しても現在確認中とのこと・・・・
とにかく富士から車を飛ばして職場に駆けつけた。誤報だと判明しまずは安心したが、お休み気分は完全に吹っ飛んでしまった。

P1010250 P1010251 ずいぶんとご無沙汰になってしまったが、沼響のHPの聴き比べコラム、「ブラームスの4番を聴く」にストコフスキーの二つの演奏の感想をアップしました。
巨匠最後の公開演奏となったライヴ録音とその直後に録音されたスタジオ録音。

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2007年9月 7日 (金)

台風一過

0時過ぎから急に風雨が治まったと思いきや2時過ぎから再び風雨強し。暴風雨圏に入ってから実に12時間。これほどしぶとい台風は初めてだ。

P1010228 本日職場の状況が気になり朝6時過ぎに家内に送らせて出勤。車中に見る狩野川はかなり増水している。
職場の建物は多少の雨漏りはあったものの大したこと無し。守衛の報告も異常なし。多少の増水はあったものの駐車場入り口の防水扉が作動し、間一髪危機は乗り切った。

だが、9時近くになっても出勤して来たのは自分を含めて50名中6名あまり。風雨は治まり晴れ間が見えているのに?と思いふと近くの国道を見ると延々と続く大渋滞。東名高速道路が閉鎖されているために一般幹線が大渋滞となってしまった。路上での大型トラックの運ちゃんたちの仮眠も渋滞の原因のようだ。

職場へ向かう家内の車も渋滞に巻き込まれ、通常15分の道のりが実に3時間だったという。その他いろいろとあり、帰宅は22時近くとなってしまった。

P1010221 帰宅後聴いたのはRCAから出ていたLPで、ルービンシュタイン、シェリング、フルニエによるシューベルトのピアノ三重奏曲集。豪華なメンバーによる名曲名演だが、心身とも疲れた状態のため途中から意識が遠のいてしまった。

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2007年9月 6日 (木)

台風直撃

小笠原方面から近づいてきた台風9号がいよいよ直撃確実となってきた。
本日木曜はオケの練習日だが朝早々と練習中止の連絡が入った。

午後2時頃から今までもう6時間以上も暴風雨が続いている。
改築中の我が家は防水シートが風で剥がれ雨が漏り始めた。外からずぶぬれになりながらビニールシートを張るが風が強く危険を感じたので諦めることにする。

Housuiro_r10_c6Psp_00____paw__ja20070906120217 狩野川も増水し避難勧告が出ているようだ。

0時を回った頃から急に静かになった。台風の目に入ったのだろうか。

この間に防水シートの養生をすることにする。もうピークを過ぎたようだが念のため。

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2007年8月22日 (水)

コンセルトヘボウ・アンソロジーのオーマンディー

P1010167 日曜日から夏休みを取り、八ヶ岳のコテージへ行っていた。天気も良かったので八ヶ岳を拠点に明野の向日葵畑や伊那方面に行きソースカツ丼やダチョウのから揚げなどを食したが、日頃の疲労の蓄積からか長時間のドライヴが苦痛となってきた。
中央高速走行中に一瞬ウトウトとなり、危ない場面に遭遇してしまった。幸いにして大事に至らなかったが運が悪ければ大事故になるところだった。

73354497089 NHK大河ドラマの影響で、甲斐、信濃路はどこも風林火山の幟がたなびいている。昨年建設中だった「風林火山館」は、堀を掻き揚げ、櫓を付けた戦国時代の館を再現したもので、同じようなものはいくつかあるのでさほど珍しいものでもないが、夜の和太鼓のイベントがあるというので行ってみた。

2 出演は大河ドラマのテーマ音楽を演奏したことがあるという天野宣率いる亜羅漢というグループ。国連デーコンサートにも出た天野さんは今年75歳だという。
ライトアップされた戦国の館に響く笛と和太鼓5人によるコンサート。さすがに見事なものだ。時おり遠くの山々を走る稲光が凄愴な雰囲気を増幅している。最後に地元の有志40名ほどの和太鼓オーケストラによる天野さん作曲の「和太鼓のための奏鳴曲」が演奏された。全5楽章で演奏時間30分を超える大作。

P1010188 昼間は大泉にある金田一春彦記念図書館に行ってみた。昨年亡くなった金田一先生の蔵書コーナーもある公立図書館。建物も新しく落ち着いた雰囲気の素敵な図書館だった。

P1010205 持参したCDは、コンセルトヘボウ・アンソロジー4「1970-1980」CD14枚組。登場するのはオーマンディー、アンチェル、オッテルロー、コンドラシン、ジュリーニなどの豪華な面々。
1枚目のオーマンディーのシベリウスの交響曲第7番の清潔にして豊麗な響きの演奏からして深く引き込まれてしまう。毅然としたオッテルローのベートーヴェン、鮮烈なコンドラシンのショスタコーヴィチなどなど。
いずれも良好なステレオ録音。TAHRAから出ていたアンチェルのフランクとハイドンも、こちらの方が音が良い。

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2007年5月 1日 (火)

ハクビシン捕捉す

今日から5月、昨日から一転して朝から雨となった。本日溜まってしまった振休を取り、4月以来張り詰めていた気持ちのリセットをすることにする。
雨模様だし、一日ノンビリと過ごそうとも思ったが、近づく定演に向けて知り合いの所何件かを回り定演のポスター掲示をお願いすることにした。

数件回るつもりだったが、懇意にしているコンビニの店長さんの所で長々と歴史談義。この店長さん、司馬遼太郎の大ファンで、今年の菜の花忌の模様や司馬遼太郎記念館の天井に浮き出た坂本龍馬にそっくりなシミの話などで一時間以上話し込んでしまった。

Thumb_s2104 続いて餃子専門店「中央亭」に立ち寄る。もう半世紀近くの歴史を刻む沼津の老舗。開店まもない11時だというのに店の外まで行列ができている。混雑する店内はとてもポスターの掲示をお願いする雰囲気ではなく、朝頼んでおいたテイクアウト40個で帰路につく。

家に到着後、餃子の包み持って車から降りたところ、隣家のおばさんに呼び止められた。彼女の視線は餃子の包みへ・・・と思ったが、そうではなく、ちょっと来て欲しいとのこと。
何事か?と思い、隣の植木の茂みの中になにやら黒い小動物が蠢いている。

P1010004 P1010005_1 長い尻尾、顔に縦に走る白い線。ハクビシンだ!おそらく我が家の玄関内を徘徊した奴だろう。急いでデジカメを取りに家に走る。
まだ子供のようだ。動きも鈍い。そもそも夜行性のハクビシンが昼間にこんなところに居るのがおかしい。
どうやら急な寒さと空腹のために動けなくなったようだ。少し哀れになって駆除する気にならず、さりとて飼う気にもなれずしばらく様子を見ることにした。

P1010007 今日は昨日に引き続きギーレンのベートーヴェンを聴いた。同じく米オーディオ・フィディリティのLPで交響曲第7番。オケは2番と同じくウィーン国立歌劇場管。
ウィーン国立歌劇場の練習指揮者として、キャリアをスタートさせたばかりの20代のギーレンを起用しての録音。

アーティストのネームバリューよりも、他社が未だ一般発売に踏み切っていなかったステレオ録音ディスクが商品の目玉だった当時のオーディオフィディリティ社としては、とにかく安いギャラで録音できる駆け出しの若手指揮者を起用したのだろう。

オケの鳴らし方も手慣れたよくまとまった演奏。リピートを全て励行しているのも珍しい。既にこの頃から名指揮者の片鱗は充分に窺える演奏だ。

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2007年4月28日 (土)

ハクビシン侵入す

巷はゴールデンウィークだが本日仕事。出勤間際に娘が玄関先で騒いでいる。何事かと行ってみると、母屋の内玄関の床下の扉が何者かによって空けられていた。

P1010864_3 築八十年を超える我が家の床下には石灰を敷き詰めてあるのだが、なんと玄関内に小動物の足跡が点々と付いているではないか。猫にしては大きい。
どうやらここ数年近所を荒らしているハクビシンが床下に侵入し、夜中に玄関内を歩き回ったらしい。

P1010866_1 不審に思い家の周りを点検してみると、床下を塞いでいた網戸が外れていた。ここから侵入したのだ。明日の日曜は外れた網戸を釘で打ちつけるとしよう。

P1010856_1 沼響のHPの聴き比べコラム「ブラームスの4番を聴く」に、デ・サーバタの演奏の感想をアップしました。連載11回目

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2007年4月 5日 (木)

團伊玖磨の「祝典行進曲」

ここ数日気温の変化が激しい。月曜に気温が30度を超えたものの翌日には急降下、昨日は東京に雪が降った。火曜から水曜日にかけてのココログのメンテで更新途絶。

昨日は職場の歓送迎会。ホテルでの一次会のあとの2次会は6人ほどでいつもの芸術バー「DEN」。
土曜の晩にはジャズの生ライヴも入り、大勢の客で賑わうこのお店も水曜とあって閑散としていた。時にはドラムも叩くマスターの姿が今日は見えない。どうやら体調を崩しているらしく心配だ。話し込んでいるうちに0時を回り、上質のそば粉で作ったニ八蕎麦を手繰って締めとする。

明けて今日は二人の娘の高校と中学の入学式。当初自分は高校、中学は家内と役割を決めておいたのだが、家内が仕事の都合でどうしても抜けられず同行不可能となってしまった。困った。
スケジュールを確認したところ、高校の入学式の終了後急いで車を飛ばせば中学の入学式の受付になんとか間に合いそうだ。ただ、もしもの時に備えておばぁちゃんにスタンバイをお願いしておく。

高校の入学式、自分の時のことは全く記憶から飛んでしまっている。吹奏楽部の伴奏で、国歌、校歌斉唱。国歌はともかく、校歌は入学生も保護者も知る人がほとんどいないので伴奏のみが空しく講堂に響いている。長々とした来賓の挨拶に寝不足気味の瞼は自然と重くなる。
そして團伊玖磨の古い方の「祝典行進曲」が演奏された。生徒さん達には悪いが、もう少し練習して欲しい。と思う出来だ。

式典は予定通り終わったものの、その後が長かった。進路説明、後援会の説明などなど。
はじめの予定表に何も書いていなかったことが次々と出てくる。これではとても中学の入学式には間に合わない。やむなく途中で抜け出し家に連絡。おばぁちゃんに行ってもらう事になった。

今日は、團伊玖磨の「祝典行進曲」を聴いた。作曲されて40年以上経つのに未だに演奏されている名曲だ。ロスアンゼルスオリンピックの時も日本選手団入場の際に演奏されていた。

P1010840 邦人団体のいくつかの演奏があるが、今日聴いたのはラインスコーテン指揮のオランダ王立軍楽隊によるフィリップスのLP。各楽器がまろやかに美しく溶け合った響きにコンセルトヘボウ管の音が思い浮かぶ。
気品に満ち、堂々とした名演だ。

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2006年12月13日 (水)

検査前の待合室で

今日は日中曇り、午後から雨が降り始めた。昨日の内視鏡検査の大腸洗浄の効果だろうか、お腹の中がクリーンになり軽くなったような気分。

昨日の検査で洗浄剤を飲む時に4人の受検者と一緒になった。私以外は皆80過ぎのお婆さんたち。始めは皆不安そうでオドオドしていたのだが、一緒に不味い洗浄剤を飲んでいるうちに不思議な連帯感が生まれて、検査が始まるまでの3時間余りを話し込んでしまった。

自然と身の上話になり、大正生まれの3人のお婆さん達の人生の長い道のりを興味深く聞かせてもらった。
戦争末期に看護婦学校を卒業、卒業式の翌日に従軍看護婦として召集され、集合先の東京駅の構内で赴任先を決める籤を引かされて、そのまま南方へ連れて行かれたというお婆さん。結婚5年目で夫を亡くし、女手ひとつで息子さんを育て上げたという人。
皆、戦争を挟んで、戦後の復興期、高度経済成長期といった大変な時代を生き抜いてきた人たちばかりだ。
孫の世代の自分は、もっぱら洗浄剤の入った重い袋を持ってお婆さんたちにお酌をしながら聞き役に徹した。

Pc110688 沼響のHPの聴き比べコラム新「第九を聴く」の第10回をアップしました。今回から前回の連載で紹介できなかった演奏を古い順に紹介していきます。
今回は電気録音初の全曲録音となった、ワインガルトナー&ロンドン響の1926年録音、英語歌詞版。

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2006年12月 1日 (金)

金子建志先生とモーツァルト、レクイエム

12月となった。今日は金子先生の講義「映画アマデウス以降のモーツァルト」の最終回。

今回はモーツァルトのレクイエムを取り上げた。
開始一時間半前に先生は到着。3回目でもあり準備は順調に進む。今回は映画アマデウスのDVDに加えて、アーノンクールのレクイエムをパソコンで再生。このCDはモーツァルトの自筆譜が付録で収録されていて、音楽とシンクロして譜面が切り替わるという優れもの。
ただしバイヤー版。

860 講義は絶筆となった「ラクリモーサ」が話の中心となった。最初にアーノンクールの演奏を自筆譜とシンクロさせながらの再生。そして、弟子のアイブラーやジェスマイヤー版の加筆部分について、譜面を取り上げながらの解説。

さらに先生の用意されたさまざまな版による「ラクリモーサ」の部分の聴き比べが続く。
モーツァルト自身が書き込んだ部分のみの演奏から始まり、ジェスマイヤー版、モンダー版、トゥルーズ版など5種類の演奏を取り上げそれそれについて詳しい解説。
しかもジェスマイヤーとアイブラーのクラリネット協奏曲まで取り上げ作風の違いを検証していく。
傍らで先生のアシストをしながらゾクゾクしてきた。

最後にレクイエムが後世に与えた影響としてブルックナーを取り上げる。交響曲第5番と第7番のアダージョで「ラクリモーサ」の音型がそのまま出てくるのには驚いた。使用したのは朝比奈隆の演奏。

終了後の控え室では、明後日沼響が本番を迎える「第九」のベーレンライター版について先生と譜面を見ながらの音楽談義。
楽しいひとときだった。

昨年の海瀬京子さんの日本音楽コンクール1位に続き、今までの音楽に関係する自分の出来事で特に思い出に残る一日だった。もう一度じっくりとお話を伺いたい魅力的な人だった。

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2006年11月24日 (金)

金子建志先生と魔笛

午前3時頃に地震があった。震度2程度の小さい地震だが、震源地が近く、起こされてしまった。窓を空けると冷気が部屋に流れ込んでくる。冬の到来を予見させる寒さだ。
昼間は良い天気となり暖かになってきた。

今日は金子建志先生を迎えての講演会。昨日電話である程度の打ち合わせは済ませてあったが、今日の先生の到着が開演一時間前となり、かなり慌しいことになってしまった。

909s 068p 先生の到着後直ちに会場で実際の流れの段取りと使用するソフトのチェックをおこなう。
今回の内容は「魔笛」が主題、こちらが準備したサヴァリッシュ&バイエルンの「魔笛」LDと、先生が持参されたレヴァインのザルツブルクライヴのDVDのチャプターを大急ぎでチェック。

ところが、この忙しい時に先生の大ファンだという男性が先生にサインを求めに来た。
さらに先生相手に、チェリビダッケのブルックナーの話を始めたのに閉口してしまった。
気持ちはわかるが場の空気を読んで欲しいものだ。

講演はさすがに中身の濃いものだった。「魔笛」に出てくるシューベルトの「野ばら」とほぼ同じ旋律の紹介、ベートーヴェンの「第九」への影響。
「夜の女王のアリア」への導入部の1983年のサヴァリッシュ盤と1981年のレヴァイン盤ポネル演出との違い(両方ともグルヴェローヴァが凄い歌唱を聴かせている)などなど。
途中レヴァインのDVDを再生した時に誤ってドイツ語字幕を表示してしまった失敗はあったが、短期間の準備の割にはうまくいったと思う。

P8240527_2 終了後、先生とマーラーの「巨人」談義となった。
9月にこのブログで紹介したI.フィッシャーのLPを持参して見せたところ、先生は、このLPの外盤発売当時に入手されていて、これは通常版に「花の章」を加えただけの演奏であること、さらにジャケットの裏に「花の章」がPresserの出版、他の楽章はユニバーサル版を使用していると書いてあるとの御教示を受けた。
これで疑問が完全に氷解しました。

Presser版による「巨人」を今練習していることも話され(お世話になっている高橋さんが加わっているオケ)、譜面についてのいろいろな苦心談など興味深い話を伺うことができた。
次回はいよいよ「レクイエム」を中心とした講演。これも楽しみだ。

沼響HPが使用しているサーバーがどうやら停止状態のようです。

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2006年11月19日 (日)

またまた雨のPTA行事

先週日曜の小学校のバザーに引き続き、今日は子供達が初日の出を見るために利用する登山道整備の下見の日。

Img_0092 自宅裏の幼い頃から慣れ親しんだ山だが、「沼津アルプス」という名で新日本百名山にも選ばれているらしい。最近は首都圏からの登山客も多い。写真は晴れた日の徳倉山山頂。後北条氏の烽火台の跡で、天気が良ければ富士、静岡方面と富士山が良く見える。

ここの登山道の整備がなぜか小学校PTAの仕事となっている。12月の作業に向けて、荒れている箇所の確認と、必要な資材調達のための確認作業を役員6名と一緒に朝から山に入る。

20031122_06_1 今日の降水確率は60%、初っ端、登山道入り口に巨大な犬の糞があり役員の一人が踏みつけてしまった。どうも幸先がよくない。

今年は台風も少なく、昨年作った階段や竹の手すりもさほど傷んでいなのが救いだ。重要なポイントに標識を付け、補修箇所を地図にプロットしていく作業を続ける。

そのうちポツリポツリと降ってきた。もう雨には慣れた。皆黙々と作業を続ける。
作業は11時に終わった。さすがに疲れた。

Pb150644_1 昼食後ハイドンのホルン協奏曲を聴いた。演奏はE.ペンツエルの独奏によるコレギウムアウレウム。リンデの吹くフルート協奏曲とのカップリングの米QuintensのLP。テイチクの国内盤LPに比べると音質は著しく落ちる。
聴いているうちに意識が遠のき眠り込んでしまった。

Img6tasp 沼響のHPに聴き比べコラム新「第九を聴く」をアップしました。
今回はガーディナーの全集から。連載6回目

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2006年11月 8日 (水)

お腹の検査

昨晩から急に冷え込み11月らしくなってきた。
ここ数週間腹の具合が悪い。腸の辺りの膨張感が治まらないのだ。
今日一日休暇を取り、市立病院で診てもらうことにした。8時過ぎに病院に入り受付を済ます。あい変らず混雑している。

Pb080644 Pb080643 長時間待たされる事は想定済みなので、持参した大きめのバッグにはポータブルCDプレーヤーと「鬼平犯科帳」の文庫本、CDはTAHRAから出ているヨッフム&コンセルトヘボウのブルックナーライヴ3枚組とエリック・エリクソン&エリクソン室内合唱団によるスウェーデンの現代作曲家合唱音楽集、BISの2枚組。

内科の待合室でCDを聴き始めたがすぐにそれが愚かな事であったのに気がついた。
呼び出しのアナウンスが全く聞えない。
比較的早く呼ばれ、若い内科医の問診を受ける。今日は採血とレントゲン、そして超音波エコーとなった。大腸の内視鏡検査は一ヵ月後。

検査の順番が来るまでひたすら待つ、「鬼平」はすぐに読んでしまった。こんなことならばもっと厚い本をもってくるのだった。
ようやくエコーの順番となった時にはお昼を回っていた。今日は朝食を採っていない。腸のあたりがゴロゴロしてきた。

お腹にグリスを塗り医師の検査を受ける。「うーむ、脂肪肝でよく映らないですねぇ」、「・・・・・・・・・・・・」 どうやら私の腹の中は油田状態らしい。(..;
「このあたりですか?」、突然医師がゴロゴロ鳴っている大腸のあたりにセンサーを強く押し付けた。「ウッ!」。ガスが放出されそうなのを必死でこらえる。検査終了後そそくさとトイレに直行。

検査結果を知らされるまでさらに2時間近く待たされた。
ようやく呼ばれた時には3時を過ぎていた。若い医師は、「特に異常はないようですね。お腹にガスが溜まっているだけです。繊維質のものを良く食べてください。GPTが高いですね。」安心したものの拍子抜け。
処方箋持参で薬局へ行ったところ、薬剤師が渡してくれたのは内視鏡検査の日の前日に飲む下剤の小瓶のみ。

とたんに朝からなにも食べていないのを思い出した。
会計を済ませ、そそくさと病院近くの回転寿司に飛び込む。安心感と空腹感で食べ過ぎてしまった。この不規則で無節操な食生活が不調の原因なのだろう。

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2006年10月19日 (木)

嗚呼、痛恨のぎっくり腰

ぎっくり腰になってしまった。
爽やかな秋風吹く火曜日の朝、車庫に倒れていた通勤用の自転車を引き上げようとしたその矢先、腰に激痛が・・・!
そのままその場に倒れこみ身動きが取れなくなってしまった。全身硬直状態で全く動けない。家人は皆出かけてしまって誰も居ない。

そのまま10分ほど地面に横たわっていたが、携帯を取り出し職場に出勤できなくなってしまったことを連絡。このまま横たわっているわけにもいかず、とにかく玄関まで激痛に耐えながら匍匐前進。

玄関内でそのままじっと横になっているうちに、明日からの静岡で行われる二日間の重要な会議のことが脳裏に浮かんできた。事務局として仕切らなければならないのに。どうしよう・・・再び職場に電話をかけ部下に明日の準備について細かな指示を出す。
そのうち手足が痺れてきた。どうやら最悪の状態になってきた。
結局その日は病院にも行けず蓑虫状態で一日が経過。会議は急遽アシスタントを付け、部下に任せることになった。

翌水曜は休みを取った家内の運転でかかりつけの病院へ行き、痛み止めの注射を打ち帰宅。経験上、ぎっくり腰は安静にし時の過ぎるのを待つしかないことが解かっているので、ひたすら布団の中でじっと痛みに耐える一日。夜になりやっと自力で歩けるようになってきた。

今日は病院に寄り痛み止めの注射を打ち、とにかく職場へ顔を出す。皆驚きの顔で自分を見ている。まさか来るとは思っていなかったらしい。机に座るや否や非情にも自分宛の電話ががんがんと掛かって来る。様子を見ながらすぐに帰宅するつもりが時は刻々と過ぎていく。
3時を過ぎる頃に再び腰が痛み始めた。このまま硬直してしまうのも洒落にならないので直ちに帰宅。

考えてみれば先月から殆ど休んでいなかった。数少ない休日はオケの合宿やらPTAの活動、先週は地区の祭りの準備などに追われていた。
気持ちの上では、充分に気分転換となっていたつもりが、肉体的な休息はほとんど取れていなかったことを痛感する。これは体から自然に発せられた警告なのだろう。

Pa160593二日間は音楽を全く聴いていない。聴く気にもならなかった。
今日になって、枕元のCDプレーヤーでプラームスの交響曲第2、3番の4手のピアノ版を聴いた。ブラームス自身による編曲版によるもので、ピアノはS.T.Matthies&C.Kohnの二人によるNAXOS盤CD。
ピアノで聴くブラームスも良いものだ。落ち着いてしみじみとした実に良い曲だと今さらながら思う。

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2006年9月 2日 (土)

「スカンジナビア」沈没

今日も涼しい。職場に行き月曜日の重要な会議の資料を整える。一服しながらヤフーのニュースを覗いてみたら衝撃的な記事が目に飛び込んできた。
それは、木曜日に沼津から上海に向けて出航したばかりの「スカンジナビア号」が串本沖で沈没、という記事。

S3190832スウェーデンの豪華客船だった「スカンジナビア」が沼津に来て、船上ホテル&レストランとして営業を始めたのは、自分が小学生の時だった。
当初は高級ホテルとして人気を集め、富士山を遠くに望む奥駿河湾に浮かぶ気品のある白い姿は、周囲の景色に何の違和感もなく溶け込んでいた。
船内に入ると、20世紀初頭ヨーロッパの贅を尽くした重厚な調度類や船内装飾が目を楽しませてくれ、船内レストランの北欧バイキングも、値段も一流だが中身も一流だった。

昨年、レストランの閉店の一ヶ月前に家族で昼食を取ったのが最後となってしまったが、豪華なレストランゾーンに比べ、船体は赤錆が浮き、デッキの木材も腐食が進みかなり痛んでいる印象だった。生まれ故郷のスウエーデンで引き取り先が見つかったという話を聞いた時、正直なところあんな遠くまで無事に着けるのかいな、と思ったが、不幸にも心配が現実のものとなってしまった。

31日の上海への出航を見送り、記念品としてスカンジナビアで使われていたお皿をいただいたばかりだという、幼い頃から近くに住む職場の女の子が大きなショックを受けていた。

P9020546P8120514涼しくなったので、沼響のHPに聴き比べコラム「ラフマニノフの2番を聴く」をアップしました。実に一ヶ月ぶりの記事となってしまいました。
今回はオランダのデ・ワールトの2種の録音。連載32回目。

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2006年8月27日 (日)

雨にたたられた3日間

8月もいよいよ終わりに近づいた。金曜日から家族を連れ二泊三日の遅い夏休みをとり、八ヶ岳泉郷へ。朝早く出発するつもりが、妻の仕事の関係で出発が午後にずれこんでしまった。気になる山梨県北西部の天気予報は曇りで降水確率40%。

目的地の泉郷まで、およそ3時間半の行程を車で飛ばす。北杜市となっていた小淵沢ICを降りたあたりから空模様が怪しくなり、やがて雷を伴った激しい雨となってしまった。たちまち路上が川のようになってきた。自分が雨男などと冗談でも家族にはとても言えない。

ようやく到着した貸別荘のテレビを点けたら大雨洪水警報となっていた。家族全員ずぶ濡れで皆鳥肌状態。慌てて家を出たので長袖の服の用意もない。結局備え付けのストーブを使用するという間抜けなことになってしまった。

P8260530土曜日も朝から雨、八ヶ岳アウトレットに寄った後、平山郁夫シルクロード美術館へ行き、正倉院文化の源流となったササン朝ペルシャと唐代の美術品の数々を見る。仏頭や切子碗、精密な造りの印章や鏡、錦の数々、全て平山郁夫氏の眼力を経た粒そろいの美術品ばかり。

Naikan3他のフロアでは2004年から2006年に完成したばかりの連作「楼蘭遺跡を行く」「パルミラ遺跡を行く」が展示されていた。神秘的な古代の廃墟を背景に、今にも動き出しそうなラクダに乗った隊商がリアルに描かれている。
悠久の時間の流れの中に過ぎ去る隊商の人々。一枚の絵に凝縮されている壮大な時間と空間のスケールの大きさに圧倒されてしまった。この絵が見ることができただけでも、来た甲斐があった。

P8270533宿に帰る途中、来年のNHK大河ドラマ「風林火山」に使用される大掛かりなセットの建設現場を通りかかった。工事の看板は「風林火山の館」。
どうやら北杜市は、来年この「風林火山」で大きく売り出すつもりらしい。

この三日間は持参したCDプレーヤーとイヤフォンで、久しぶりに音楽を集中して聴くことができた。

P8270534渡邉暁雄&日本フィルによるマーラーの「復活」ライヴ。1978年301回定演の記録で、アルトはチェコの名歌手ソウクポヴァが加わっている。東京FMの音源。
ゆったりとしたジェントルな雰囲気の漂う風格豊かな演奏。オケの非力さと録音の鈍さが多少気になるが、フィナーレのスケールの大きさはなかなかのもの。

P8270535モントゥー&ロンドン響の晩年の録音から、ドヴォルザークの交響曲第7番とエルガーの「エニグマ変奏曲」のカップリング。厳しいほどの緊張感に満ちたドヴォルザークと慈愛溢れる感動的なエルガー。

P6070389_1そしてモントゥーと同時代のフランスの指揮者でマニュエル・ロザンタールのラヴェル管弦楽曲全集。Adesから出ている3枚組CD。

ラヴェルの直弟子ロザンタールの代表盤。

冷静で自然体でありながら、じわりじわりと興奮の絶頂に達する「ボレロ」。「ダフニス」冒頭で、地の底から湧くような神秘的な低音に乗り、ヴィヴラートたっぷりのフルートとホルンソロが重なりながら合唱が加わる部分の絶妙のバランスが素晴らしい。
ロザンタールは実に緻密な音量バランスとテンポ設計でラヴェルの精密なオーケストレーションを見事に再現していく。パリオペラ座のソリストたちの名人芸とオケのカラフルな音色も実に聴きもの。

P8270537こちらは仏ヴェガの「ダフニスとクロエ」全曲LP。

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