カテゴリー「日記・コラム・つぶやき」の記事

2009年11月11日 (水)

薬草茶あれこれ

雨、時々風強し。

祖父の代から畑の片隅で通称ハブ草と呼ばれる恵比寿草をそだてていた。http://home.q00.itscom.net/med/yakuso/habu.htm
Images 収穫の時期になると、細長い鞘から細かな実を採り、乾燥する手伝いをさせられたものだ。
その実は決明子(ケツメイシ)と呼ぶことを知ったのは最近のこと。

いわゆる民間の漢方薬で、お腹に良いということで祖父は毎日欠かさず飲んでいたが、細かな実を鞘から取り出すのがかなり辛くて10年ほど前から栽培を止めてしまっていた。

Img_13 ところが最近自分が飲みたくなり、近所の薬局からティーバックになったのを買ってきて飲んでいる。こちらの方が安いし手頃に飲めるのが良い。

一昨日、そろそろ買い置きが終わりそうなので、薬局に買いに行ったら同じコーナーにあったセンナ茶というのが目に入った。
なにやら美しい黄色い花をつけるアフリカ由来の薬草だという。
なんとなく良さそうだったので、深く考えずに購入し、家で煎じて飲んでみた。

Images_2 ほのかな甘さもあり上品な味で、なかなかおいしい。

これは良いとガブガブ飲みながら効能書きを読んでいると、初回は最小量を用い、少しずつ様子を見てくださいと書いてある。http://home.q00.itscom.net/med/yakuso/senna.htm
そのうち強烈に腹が痛み始めた。脂汗も出てきた。

どうやら強力な便秘薬だということが判ってきた。これはかなり強烈。

下の娘が「マンガに罰ゲームとしてセンナ茶を飲ませるシーン出てくるよ」なんて側でニヤニヤしながら言っている。
「知っているなら早く言えよ!」
これではとても音楽を聴ける状態ではない。

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2009年11月 1日 (日)

南極の氷

晴れ夕方から雨。本日お休み。

午後から、南極観測隊の越冬隊長を3回務めた国立極地研究所星合孝男名誉教授の講演を聞き行く。

実は星合先生の話を聞くのは2回目で、1回目は40年以上も前の小学校2年生の時。
たまたま当時の自分のクラス担任が星合先生のご母堂で、その縁で学校が招いた講演会だった。
講演の内容は覚えていようもないが、そのとき先生が持参された真っ白な南極の氷の印象は強烈だった。

288370716_3d4a00609d 実は今回の講演には、そんな縁もあり自分も深く関わっていたのだが、
今回も会場受付には南極の氷を置くことが出来、妙に懐かしかった。

細かな気泡が入った真っ白な氷。

オンザロックにしたら面白いだろうな、などと考えていたら、南極の氷は海水が何層にも氷結したもので、層と層との間にはバクテリアが住み着いているという話を星合先生から聞き、純粋なようでいていろいろ混じり物があるらしいということが判明。

氷の表面に触れ、手についた水を舐めるとちょっぴり薄い塩味がした。

600x4502008092400019 というわけで、今日はヴォーン・ウィリアムスの南極交響曲。
サー・エードリアン・ボールト指揮ロンドンフィルの演奏。 手持ちは東芝EMIのセラフィムエクセレントシリーズの国内盤LP。

南極点到達競争にアムンゼンに敗れ、帰途に悲劇的な最期を遂げたロバート・スコットを題材とした映画音楽を交響曲として再構成したもの。

交響曲とはいえ、ウィンドマシーンや女声合唱、オルガンも加わるR.シュトラウスのアルプス交響曲にも似た壮大な音の叙事詩だ。

Youtube はヴァンゲリス作曲、映画「南極物語」のテーマ

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2009年8月11日 (火)

地震到来

早朝から激しい雨と雷で目が覚めた。
窓から目前に落ちる稲妻を眺めながら、さてもう一眠りと思った瞬間、駿河湾はるか沖のあたりからゴォーという地鳴りが聞こえてきた。 「はて・・???」と思うまもなく激しい縦揺れ。

とうとう来たか東海大地震・・・

こんな時の人間は無力です。ただただ硬直して揺れの収まるのを待つのみ。だが揺れは意外と早く鎮まった。家の中を見渡すと、さほどの被害もなく家族の無事も確認できたので雨の中職場へ車を飛ばす。

到着後、警備会社に電話しても呼び出し音が空しく鳴るばかり。職場ではパソコンのモニターが一台落下し、エレベーターが止まっているほかは、さほどの被害はないようだ。一通りチェックし時計を見ると午前6時30分。

再び家に帰る気にもならず、デスクでいつものとおりの仕事を始めていると、続々と皆が出勤してきた。そしていつもと変わらぬ日常が始まる。

この地震の規模はM6.6。結局M8以上と予期されている東海地震ではなかった。

今日は16世紀イタリアの作曲家ジョバンニ・ガブリエリを聴く。


P1010733 P1010732 ガブリエリの録音には、60年代後半のフィラデルフィア管、シカゴ響、クリーヴランド管にのメンバーによる夢のような演奏もあるけれど、今日はNAXOSのCDでロンドン響の金管セクションによるもの。

単純明快なガブリエリの音楽は、どれも同じような曲に聞こえる瞬間もあるが、この底抜けに明るい明朗さとブリティッシュブラスのメロウな響きが疲れた頭に心地よい。

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2009年8月 5日 (水)

御殿場高原ビール「時之栖」

8月に入り夏らしい暑い日が続く。
食欲は旺盛だがアルコールは全くダメという、ノンベエとしてはありがたい部下の運転で、職場有志6名とともに御殿場高原ビール「時之栖」に行き軽く暑気払い。http://gkb.co.jp/mugibatake/introduction.html

多少標高の高い御殿場は沼津よりも涼しく、到着するとヒグラシが鳴いていた。

Beer_wbock 今シーズンのバイキングは辛味&沖縄フェァということで、インド料理各種に沖縄ソバやゴーヤの天ぷら、ウコンちらしすしなどなど。いつもながらの多彩な料理に加えトロピカルなメニューが並ぶ。
お目当ての5種類の御殿場高原ビールも健在。

夏場ということで席は完全満席。気持ちよく飲んでいるうちになにやらガヤガヤと騒がしくなってきた。
どうやらどこかの小学生のサッカー合宿があるらしく、食べ盛りの子供ども100人ほどが乱入、バイキング場はたちまち修羅場と化してしまった。

2009080519580000 いつもここでは食べ過ぎてしまうので、やむなく今回は食べる方はセーヴして呑む方に専念。
そして「時之栖」名物のイルミネーションを見ながら風に当たり、帰宅はホロ酔い気分で9時ちょっと過ぎ。
YouTube はフランクの交響曲ニ短調から第一楽章半ば。

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2009年6月17日 (水)

故障の連鎖

昨日、給湯器が突然故障。昨年から瓦斯屋さんに「そろそろ限界ですね」と言われていたので、とうとう来たかという感じだが、この時期風呂に入れないのは痛い。

今日は母の通院やらなにやら所用も立て込んでいるので、本日仕事は休みをいただく。先週も水曜に休んだところ翌日は大変なことになっていたが背に腹は変えられぬ。

早速ガス屋に見てもらいなんとか応急処理を済ませたが、「いつ止まってもおかしくありません」と言われたので交換を決意。
・・だが、来月購入すると国の補助金が出るというので、それまで待つことにした。
なんとかあと2週間持ちこたえてくれぃ!

そして今日の午後シャワートイレが壊れた。
こちらも寿命のようだ。orz

音楽部屋で何か聴こうと思い、今練習中の「ウイリアムテル」序曲を聴こうとLPレコードをかけたところ、なんと左側のスピーカーから音が出ない! 慌ててCDに変えても結果は同じ。
C280 左側に耳を付けてみると微かにノイズが聞こえるので、プリアンプが原因のようだ、プリアンプはアキュフェーズのC-280。1982年発売だからこれも古い。
蕭然としてラックから取り出そうと後ろへ回ってみたら左側のジャックが外れてました。(^^;

P1010664 気分も新たに聴いたのは、スイスの名指揮者ペーター・マーク指揮のロッシーニ序曲集。オケはパリ音楽院管の国内ロンドン盤LP.

明るいオケの音色に爽やかなマークの指揮は、ロッシーニの音楽にぴったりだ。
P1010663 沼響HPの聴き比べコラム「シベ2を聴く」に、ベルグルンド4回目の録音、ロンドンフィルとのライヴの感想をアップしました。
http://www.numakyo.org/cgi-bin/sibe2.cgi

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2009年6月 6日 (土)

トウモロコシのひげを食す

今日は朝から雨。昨日はいつもの4人での飲み会だったので多少頭が重い。

Front_mini ほぼ毎月恒例となっていたのだが、4月、5月は皆の日程が合わずニヶ月空いてしまった。

場所はいつもの割烹「はちまき」に集合。

Toumasa  このお店は、相変わらず意表を付く料理が毎回出てくるのだが、今回のお通しは「とうもろこしのひげ」を薄味の「だし」に浸したもの。
薄黄緑で蕗のような外観に始めは誰も正体がわからなかった。

野趣ある独特の風味に繊細な食感。これはなかなかいける。鰹のたたきや、小玉葱丸ごとの天麩羅などなど、次々と出てくる料理は厳選された食材と確かな料理人の腕でいつもながら楽しませてくれる。

Admin_1207283065_img1 Draopa21img450x6001226847984pxqtn41 一次会のお酒は、岩手盛岡の銘酒「あさ開き」。すっきり軽い飲み口のうまい酒だ。

二次会はいつものマンション一室のプライベートバーで、お酒は今回自分が持参した「マアジ・グラッパ・レチョート」。

職場近くのイタリア料理店で飲んだグラッパが良かったので、手頃なものを持参したのだが、50度の高アルコールと芳醇な香りで始めの一杯でガツンと酔いが回る。

帰りに乗ったタクシーの運転手さんがたいそうな話し好きで、バイオエタノールやら地球温暖化のお話を長々とご拝聴。
ぐるぐる回る頭の中でありがたい話を聞きながら、今日飲んだグラッパで車を走らせたらブドーの匂いの排気ガスが出るだろうな。などとバカなことを考えておりました。

Cteien25 今日は出来上がったばかりの沼響定演のDVDを見ていた。

自分の出ているシベリウスは、どうしてもアラばかりが見えてしまう。オケの情熱で最後まで押し切った演奏と言うべきだろうか。

一方のドヴォルジャークのチェロ協奏曲は、繰り返しの鑑賞に堪えうる良い演奏だった。
オケの要所要所に気を配り、素晴らしい自分の音楽を展開していきながらもオケを暖かく見守ってくれているチェロの林先生の姿。
見ていて、ありがたい気持ちで胸が一杯になってきた。

P1010652 そしてもう一曲はモーツァルト晩年の名作、クラリネット五重奏曲をド・ペイエのクラリネット、アマデウス弦楽四重奏団による演奏で聴く。

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2009年6月 1日 (月)

スーザン・ボイル

Talent 5月30日におこなわれた英ITVのオーディション番組「Britain's Got Talent」http://talent.itv.com/の決勝で、話題のスーザン・ボイルが大方の予想に反し二位となった。

48歳の普通のおばさんの外見と驚異的な美声とのアンバランスに全世界が驚愕した予選の模様を収めたYouTubeは、全世界で一億を超えるアクセスがあったという。

この予選の模様は何度見ても感動させられる純粋さがあった。http://www.youtube.com/watch?v=1t8m7CkpIK0&feature=PlayList&p=8D33993014D5486C&index=26

だが、朝のワイドショーでちょっと放送されたボイルの決勝の歌唱は、天性の美声はそのままだが、ちょっと練りすぎたうまさが前面に出すぎているように思う。
このところが視聴者の投票に微妙に影響したのかもしれない。難しいものだ。

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2009年4月17日 (金)

L.ルードウィッヒのハイドン

晴れのち一時雨。暑からず寒からず、過ごしやすい一日。通勤時の狩野川沿いの堤防を歩く時に頬を撫でる風が心地よい。

遠縁の方が先日突然来訪し、ルーツを調べたいのでいろいろ教えてくれという。
自分としては全く記憶にない人だが、幸い母が良く知っていた。どうやら自分の曾祖母の実家の人らしい。

家には、古文書やら意味不明の言い伝えはあるものの、江戸時代の初期には今の地に既に住んでいて、その後は代々の百姓だったこと以外はっきりしたことはわからない。
以前歴史に興味のある弟が作成した我が家の系図を渡すと、嬉々として帰っていった。

自分のルーツについては非常に興味があるものの、自分の両親は二人、祖父母は4人、曽祖父母は8人といった具合に、先祖を遡るほど対象となる人の範囲は大きく広がっていく。

現在の日本の人口は、約1億2770万人。 縄文時代早期の日本の人口は約2万人。その後大陸からの多くの人口流入があり、ほぼ安定化した鎌倉時代の人口は約600万人だという。

とすると鎌倉時代まで遡ると、今の自分の身の回りの約20人に1人は、先祖が同一ということ???

こんなことを考えていた一日でした。

P1010646 今日は、最近再評価の兆しのあるカラヤンと同年生まれのレオポルド・ルードウィヒ指揮のハイドンを聴く。

EMI原盤の国内盤LPで、交響曲第31番「ホルン信号」と73番「狩り」というもの。いずれもホルンが大活躍する交響曲。オケはバイエルン放送交響楽団。

「ホルン信号」はゆとりのありすぎるテンポで、ロマンティックではあるもののいささか間延びのした出来。一方の「狩」は爽やかでありオケの優秀さもあり十分聴き応えのある名演だ。

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2009年2月 9日 (月)

聴き比べコラム、「シベリウスの2番を聴く」

沼響の定演も次回で25回目となった。メンバーの入れ替わりも多く、第1回から連続して出ているメンバーは自分を含めて3人しか残っていない。
先日の「ラ・ボエーム」の出来を見ていると、沼響のレベルは着実に向上しているようだ。

今回の定演は、シベリウスの交響曲第2番。

シベリウスは自分が最も好きな作曲家で、定演の最初の団員投票には必ずシベリウスの交響曲(2番とは限らないが)を入れていた。

2番は、ここ10年ほど定演の最終候補に毎回のように残りながら次点に甘んじていた。同じく沼響がやりそうでやっていなかったベートーヴェンの第7番がようやく24回定演で取り上げられたので、消去法の結果お鉢が回ってきたということだろう。

沼響のホームページ連載中の聴き比べコラムは、ラフマニノフの2番、ブラームスの4番、ベートーヴェンの7番が未完のまま、さらに一部のデータが損傷して見れない状態になっている中で、シベリウスの連載に突入するのも無謀だが、ここまで来たらやるしかないだろう。

というわけで、シベリウスの評伝やフィンランドのことについて、いろいろと調べ始めたのだけれど、フィンランドという国についてきっちり書かれた書物が国内には少ないのには驚いた。北欧は日本人が好きな国だと思っていただけに、これは意外だ。

シベリウスについては、謹厳実直そうな晩年の風貌のインパクトが強いけれど、若い頃はボヘミアンで、かなりハチャメチャな生活を過ごしていたことが次第に判ってきて面白くなってきた。

P1010608 今日聴いたのは、イギリスのサー・アレキサンダー・ギブソン指揮のシベリウス。シャンドスから出ていた管弦楽曲集から、「ポヒョラの娘」、「タピオラ」など数曲。

オケはギブソンが育て上げたスコティッシュ・ナショナル管。ギブソンはシベリウスを数多く録音していて、交響詩の多くは既に何度目かの録音。

柔らかく霞がかかったような独特の音色で聞かせるシベリウス。白夜の世界の音楽。
YouTubeは、シベリウスの自作自演録音も残る「アンダンテ フェスティーボ」。深い祈りに満ちたシベリウス創作の最終時期を飾る名作。

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2009年1月10日 (土)

西郷直樹名人、前人未到の11連覇達成!

本日は通常の土曜日休日ということで午前中は畑作業。今年はブロッコリーも大根も良く取れた。畑の隅のレモンは手付かずのまま。

Peo8652 午後はNHKBS2で放送される競技かるた55期名人戦の生中継を観戦。
昨年、お会いする機会があった西郷直樹名人の史上初の11連覇達成がかかっているとあれば見なければならぬ。

対戦相手は阪大医学部在学中の新進気鋭の岸田五段。非常に手強い相手だ。

先に3勝した方が勝者となるわけだが、初戦を苦手とする名人は4枚の僅差で敗退。第ニ戦目は勝ったものの油断はできない。休憩時間の合間にチラっと写った親しい仲間である西郷名人のご家族の表情も険しい。

続く第三戦は歴史に残る名勝負となった。若さでぐいぐいと押してくる岸田5段は勢いに乗り名人大苦戦。しかし相手の猛攻をじっと耐えていた百戦錬磨の名人は相手のちょっとした隙を見逃さなかった。ドタンバの終盤で相手のミスを誘い大逆転。凄い勝負だった。ゲストのサッカー解説者の中西哲生も興奮気味。

続く第四線は、相手の思考パターンを見切った名人が相手を圧倒しているうちに、4時間以上に渡った生中継は午後6時で放送終了となってしまった。
あぁ!あと少しなのに。
その後ダイジェストの放送があり、前人未到の11年連覇を達成した、にこやかに淡々と語る試合後の名人の姿を見ることができた。

おめでとう!

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090111k0000m040035000c.html

P1010555 今日聴いたのは、チェリビダッケ時代のシュトゥットガルト放送響の首席奏者だったアルミン・ロジンの吹くトロンボーン協奏曲集から、ミヒャエル・ハイドンのアルトトロンボーンとホルンのための協奏曲ほか。

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