カテゴリー「音盤視聴記録」の記事

2022年1月12日 (水)

安川加寿子の遺産

昨日の雨から一転、今日は朝から良い天気。

東京でのコロナ感染者は200人を突破して静岡でも200人を超えた。

今日19時と21時のニュースに、東京で小児科医となっている高校吹奏楽部時代の同級生が出演していた。

コロナ感染拡大の具体的な例を挙げてのわかりやすく明快な解説。

同級生の活躍を見るのは嬉しい。

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厳しい寒さ、そしてコロナ感染の拡大する中で庭の梅の花がぽつりぽつりと咲き始めた。

春は着実に近づいているようだ。

 

今日は安川加寿子のライヴ。

「安川加寿子の遺産」から3曲の協奏曲作品のライヴを集めたもの。


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・ピアノ協奏曲(野田 暉行)
・フランスの山人の歌による交響曲 作品25(ダンディ)*
・ピアノ協奏曲第1番作品(ショパン) **

 安川 加壽子(ピアノ)
 森 正
 岩城宏之*
 井上 道義**(指揮)
 NHK交響楽団
 
 録音:1981年5月、 1966年4月5日* 1979年7月 

 

野田作品は安川加寿子の最後の協奏曲演奏となった。

この演奏の3年後の1983年、リウマチによる右手の薬指の腱断裂により引退を余儀なくされている。

ダンディの曲は安川加寿子が日本初演をおこなっている。

 

3曲とも芯の強い煌びやかな打鍵と、それでいて軽やかで暖かで美しい歌の絶妙なバランスの素晴らしい名演。

 

特にショパンが素晴らしい。

ショパンコンクールで聴かれる若者達のフレッシュで未来を感じさせる演奏も良いけれど。

ここで聴くことができるのは大人のショパン。

しっとりとした落ち着きの中に華があるのが良いな。

当時33歳だった井上道義の伴奏も立派。

 

Youtubeは安川加寿子のドビュッシー、「ヒースの茂る荒れ地」

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2022年1月10日 (月)

ドビュッシーのシャルル・ドルレアンの3つの詩

晴れ、雲もなく静かな成人の日

本日一日仕事。

昨日は振り袖姿のご近所の娘さんを見かけた。

 

年末から娘と孫が滞在中、この数週間で孫は驚くほど成長している。

その孫も明日帰ってしまう・・嗚呼

 

今日もドビュッシー全集の33枚組から合唱曲を聴く。
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Disc25:合唱作品集

1-2. 交響組曲『春』(合唱&連弾版) L.68a
3. カンタータ『選ばれた乙女』(ピアノ伴奏版) L.69a
4. カンタータ『選ばれた乙女』(管弦楽伴奏版) L.69b
5-6. シャルル・ドルレアンの3つの詩より『憧れの人』『冬は嫌いだ』(初稿版) L.99a
7-9. シャルル・ドルレアンの3つの詩(改訂版) L.99b
10. 家のない子たちのクリスマス(合唱版) L.147b

マリー=ジョゼフ・ジュデ&ジャン=フランソワ・エッセール(ピアノ:1-2)
エルヴェ・ニケ指揮
フランダース放送合唱団(1-2)

ナタリー・デセイ(ソプラノ:3)
カリーヌ・デエ(メゾ・ソプラノ:3)
フィリップ・カサール(ピアノ:3)
アンリ・シャレ指揮、パリ・ラ・ジューヌ合唱団(3)

バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ:4)
ョスリーヌ・タイヨン(メゾ・ソプラノ:4)
ダニエル・バレンボイム指揮、パリ管弦楽団&合唱団(4)

ティボー・レナエルツ指揮、ナミュール室内合唱団(5-6)
フィリップ・カイヤール指揮、フィリップ・カイヤール合唱団(7-9)

ウキ・オヴァスカイネン(ピアノ:10)
エルッキ・ポホヨラ指揮、タピオラ合唱団(10)

 

このCDには何種かある交響組曲「春」の版のうち合唱と連弾伴奏という珍しい版が収録されている。

 

今日は「シュルル・ドルレアンの3つの詩」を中心に聴いた。

こちらも珍しい初稿も収録されている。

初稿は第2曲が含まれていない。

 

改訂稿の演奏はカイヤール指揮のカイヤール合唱団によるもの。

この演奏のみ録音が古い。

カイヤール合唱団はかつてフランスのエラートレーベルの合唱分野のかなりの部分をカバーしていた。

良い合唱団だとは思うものの今聴いてみるとアンサンブルの緩さがなんとも古めかしい。

音が遠くで鳴っているようなイメージだ。

 

この曲は合唱の神様と言われるエリック・エリクソン指揮のストックホルム室内合唱団のEMI盤にとどめを刺す。

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実演で聴いたこの合唱団の素晴らしさは今でも耳の奥に残っている。

この時合唱団のメンバー一人一人のピッチが完璧に揃っていて音が空中の一点から響いてきたのには驚いた。

後にも先にもあんな体験をしたことがない。


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手持ちは最初に聴いた国内盤LPのほか独EMI盤セットものLPに国内盤CDセット。


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結局エリクソン指揮の演奏を全部聴きたくて買い集めたもの。

 

Youtubeは「シャルル・ドルレアンの3つの詩」、ガーディナー指揮モンテヴェルディ合唱団

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2022年1月 8日 (土)

ドビュッシーのピアノトリオ

令和4年も一週間、晴れて穏やかな土曜日。

今朝のポコ。

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ポコは今年も元気です。

年明けを待っていたかのような感染爆発。

全国で8千人を超え、静岡県内でも129人は第5波の9月並み。

重症者が少ないのはワクチンの効果なんだろうか。

 

今日はドビュッシーを静かに聴いていた。


ワーナーから出ているドビュッシー作品全集CD33枚組から室内楽を集めたもの。


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ドビュッシー室内楽作品集

1-3. ピアノ三重奏曲ト長調 L.5
5. 夜想曲 L.39
6. 間奏曲
7-10. 弦楽四重奏曲 Op.10, L.91
11-22. ビリティスの歌 L.102

ルノー・カプソン(ヴァイオリン1-4)
エドガー・モロー(チェロ:1-4)
ベルトラン・シャマユ(ピアノ:1-4)
ヘンリク・ブレンドストルップ(チェロ:5)
ペア・サロ(ピアノ:5)
ダニエル・ミュラー=ショット(チェロ:6)
ロベルト・クーレック(ピアノ:6)
エベーヌ四重奏団(7-10)
デルフィーヌ・セイリグ(ナレーション:11-22)
ライオネル・フレンド指揮、ナッシュ・アンサンブル(11-22)

 

ピアノトリオはドビュッシー18才の作品。

自筆譜が散逸し行方不明だったのが1982年に弟子の遺品から発見され出版は1989年。

第四楽章の一部に欠損部分があり補筆されているという。

 

シンプルでいて甘く幾分エキゾティックな佳品。

真冬の高原の冷気のような透明な響きに若きドビュッシーの才能が見て取れる。


カプソン以下の演奏も緻密なアンサンブルと美しい音で聴かせてくれる。

 

ナレーション付きの「ビリティスの歌」は大好きな作品。

落ち着きの中に幾分陰のあるセイリグのナレーション。

名手揃いのナッシュアンサンブルはおかしな味付けをせずに、曲のアルカイックで清楚な雰囲気を伝えてくるのが良い。

 

Youtubeはドビュッシーのピアノトリオ、カプソン、モロウ、シャマユによるこのアルバムの録音風景の映像

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2022年1月 4日 (火)

コチシュのバルトーク

晴れて寒い日が続く。

本日仕事始め。

帰宅すると娘の婿殿が遊びに来ていて、彼の焼いてくれた牛串をつまみながらそのまま酒のフルコース。

 

昨日は、家内の実家に行きながら家の近くにある楊原神社と吉田神社、そして三嶋大社へ家内と娘と孫を連れて初詣。

楊原神社は千年以上の歴史のある古社だけれど、戦国時代に武田と北条の合戦に巻き込まれて焼失。


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古いものは残っていない。

その隣にある吉田神社は安政年間にコレラの退散を祈念して京都の吉田神社を勧進した神社。

コロナ禍でもあり神妙な気分でお参りをした。

 

その後家内の実家で90近い岳父と痛飲したあとに伊豆一宮三嶋大社へ。

 

三嶋大社の中にも楊原神社が祀られていて、以前から不思議だったけれど記録が残っていないためにその関係がよくわからない。


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三嶋大社はコロナ禍以前とさほど変わらぬ混み具合。

引いたお神籤は「吉」。

 

ハンガリーのピニスト、ゾルターン・コチシュのバルトークを聴く。

コチシュは70年代にはシフ、ラーンキと並んでハンガリーの三羽カラスの一人としてかなり派手に売り出されていた。

この3人はその後三者三様の道を進みピアニストとして着実に成熟していったけれども

コチシュは指揮者としてもいくつかのユニークな録音を残している。

 

ハンガリー国立フィルを振ったラヴェルとドビュッシーの管弦楽曲集ではピアノ組曲の「クープランの墓」で、ラヴェルがオーケストラ編曲を手掛けなかったフーガとトッカータを自身の編曲を加えたり、同じアルバムではドビュッシーの歌曲「忘れられた小唄」のコチシュ編による管弦楽伴奏版がカップリングされていた。

 

そしてこのバルトークは1975年のコチシュ来日時の録音。

手持ちはDENONから出ていたCD。

 

コチシュのバルトークには80年代のピアノ曲全集録音もある。


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「バルトーク:ピアノ作品集」

1. アレグロ・バルバロ
2. 民謡による3つのロンド
3. 3つのハンガリー民謡
4. 組曲 Op.14
5. ピアノソナタ
6. ルーマニア民俗舞曲
7. 古い踊りの歌~15のハンガリー農民歌より

 ゾルターン・コチシュ(ピアノ)

 録音 1975年 荒川区民会館

 

これ、いいなぁ・・・

フレッシュな感覚で純粋無垢な勢いのある演奏。

眩しいような光り輝く若い才能。

コチシュ23才の記録。

 

そのコチシュも5年前に64才で亡くなっている。

 

Youtubeはコチシュの弾くラフマニノフの「ヴォカリーズ」、コチシュ自身のピアノ編曲で今でも多くのピアニストが取り上げる名編曲。

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2022年1月 2日 (日)

コンヴィチュニーのシューベルト、ハ長調の大交響曲

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あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

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昨年は初孫が生まれ、娘の入籍も有り大きな変化のあった年。

元日の我が家は二組の娘夫婦に孫、弟夫妻に大分から飛行機で帰省してきた甥夫婦。

そして義父母と0才から90才までの多くの親戚が集まった。

楽しかった・・・・


来年もまた同じように皆が元気で集いたいもの。

皆が帰った後は祭の後の寂しさ。

 

昨日は午後からほとんど食べっぱなし飲みっぱなしだったので音楽は聴いていない。

さて聴き初めは何しようか・・・・

 

棚を見渡して目に入ったのはシューベルト。

「グレイト」と呼ばれるハ長調の大交響曲。

フランツ・コンヴィチュニー指揮チェコフィルの演奏で聴く。

手持ちは日本コロンビアから出ていたスプラフォン原盤のCD.


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交響曲第9番 ハ長調 D.944「ザ・グレイト」

 フランツ・コンヴィチュニー(指揮)
 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

 録音:1962年4月 プラハ、ルドルフィヌム

 

今は8番と呼ばれることの多い交響曲だけれど、自分としては9番のイメージ。

この演奏は久しぶりに聴く。

手持ちは1994年発売のCDだけれどその後何度も再発されている。

正直、ゲヴァントハウス管との一連の録音に比べ、ウィーン響やチェコフィルなど他のオケを振ったコンヴュチュニーの演奏の印象は希薄だった。

 

久しぶりに聴いて思わず瞠目するような非常な名演。

淡々と進めながらも雄大にして熱の入った巨大な音楽がここでは鳴っている。

 

この曲はかなり前に沼響で演奏したことはあるけれど譜面は一見シンプル。

ところが一歩誤ると「天国的な長さ」どころか冗長さだけの曲になってしまう。

充実した音楽を引き出すことは非常に難しい曲。

 

コンヴィチュニーの演奏は、適度な緊張感の中に聞き手に音楽の大河に身を任せていく心地よさ伝えてくれるような演奏。

普通に指揮しているようでいて、実はこれは大変なことだろうと思う。

オケも各楽器が見事に溶け合った緻密なアンサンブル。

アンチェル時代のチェコフィルが当時の世界最高峰の水準だったことがわかる。

録音も非常に良い。

やはり何度も再発されているのには理由が有ったのだと思う。

 

この録音の3ヶ月後にコンヴィチュニーは61才若さで世を去っている。

 

Youtubeはコンヴォチュニーの「運命」第4楽章、1961年大阪でのライヴ

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2021年12月31日 (金)

M.A.シャルパンティエの「真夜中のミサ」

コロナ禍は今年も収まらぬまま令和3年が暮れていく。

家の片付けに墓掃除、神棚の飾り付けなど 大晦日直前の数日は毎年のことながら慌ただしく時間が過ぎていく。

下の娘夫婦が昨日から来ている。

 

家の掃除が終わってもう一人の娘と孫も交えて皆で 紅白を見ながら年越し蕎麦。

家の掃除で出てきた2年前に購ったまま忘れていたワイン2本を婿殿と飲みながら。


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思えば今年はいろいろあったけれど、孫も生まれ、もう一人の娘も入籍して充実した1年だった。

 

令和3年の最後に聴いたのはフランスバロック期の作曲家M.A.シャルパンティエの「真夜中のミサ」

クリスマスキャロルを散りばめた親しみやすさのなかに、清楚にして敬虔な祈りの感じられる名品。

 

クリスマスを歌った曲だけれど静かな年の瀬に聴くのも一興。

 

演奏はケヴィン・マロン指揮のアレイディアアンサンブル。

NAXOSから出ているCDで古楽器によるもの。


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・テ・デウム ニ長調 H.146
・主は言い給えり H.204
・真夜中のミサ曲 H.9

 ケヴィン・マロン(指揮)
 アレイディア・アンサンブル

 録音:2003年1月 カナダ、トロント、グレイス・チャーチ・オン・ザ・ヒル

録音、演奏ともに秀逸。

しっとりと落ち着いたブロックフレーテの 古雅な響きに透明な合唱が純な感動に誘う。

 

このアルバムの最初の曲は冒頭のトランペット付きのアリアで非常に有名なテ・デウム。

この冒頭はサッカーの試合の前に使われるほど有名なもの。

最初にティンパニの華麗なソロで始まる。

 

この時代として珍しい、派手な色彩感覚に富んだシャルパンティエ独特の世界を堪能できる 好アルバムだ。

 

Youtubeはシャルパンティエの「テ・デウム」から前奏曲

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2021年12月26日 (日)

ウェルドンのチャイコフスキー、くるみ割り人形のことなど

寒波到来、朝から晴れて底冷えするような寒さの日曜日。
各地で大雪。

昨日は家内と「アルゴンキン店」というカフェでランチ。
比較的家の近くの店。
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さほど新しい店ではないけれど目立たぬひっそりとした構えで今まで気がつかなかった。

アルゴンキンとは聞きなれぬ言葉だけれど、カナダにある地名でアメリカ・インディアンに関係した言葉らしい。


家内が行きつけの自然食品の店でこのカフェの話を聞いて、家から近いし行ってみようということになった。

店は建物の2階にあって土足厳禁の店。
靴は脱いで下駄箱へ。

御用のある方は太鼓を叩いてくださいとある。

はて?

なんとなく不思議な雰囲気の店、店内ではオーナーらしき女性が一人。

ハンドクラフトのさまざまな雑貨も販売している。
沼津市内の老舗菓子店「ほさか」の古い菓子箱の上にはインディアンの太鼓。
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なるほど太鼓とか羽飾りが装飾として置いてあるけれど、雑貨関係はインディアンに特化しているわけでもなさそうだ。

メニューを見るとコーヒーやお茶関係のドリンクが主で食べ物はガレットが3種類ほど。
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特にインディアン料理?らしきものはメニューには見当たらない。

ガレットはフランスの料理だし、ドリンクもチャイなどがあったりして完全に無国籍状態。
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とりあえずガレットをオーダー。
ドリンクはマサラチャイ。
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待っている間にネットでお店のことを詳しく調べてみると、黒糖のチーズケーキが評判らしいので、1つだけたのんでみた。

ガレットはそば粉の生地の包み焼で卵とベーコンが入ったもの。
チャイとチーズケーキはそれなりだったけれどガレットはCPを考えるとどうかな?
完全に趣味のお店の雰囲気。
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お店の名前からインディアン料理が初体験できると思っていたのでちょっと予想外。

家内はお店にあった中古食器を何枚か買っていた。


イギリスの指揮者ジョージ・ウェルドンでチャイコフスキーのバレエ音楽を聴く。
EMI原盤で東芝のセラフィムの廉価盤シリーズで出ていたLP。
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・バレエ音楽「白鳥の湖」より
Acto III, N.° 20: Danza Hungara (Czardas)
A2 Acto IV, N.° 28: Escena
A3 Acto II, N.° 10: Escena
A4 Acto II, N.° 13: Danza De Los Cisnes, Nums. 4 y 5.
(Solo De Violin: Raymond Cohen)
A5 Acto I N.° 2: Vals
・組曲「くるみ割り人形」

 ジョージ・ウェルドン(指揮)
 ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団
 レイモンド・コーエン(ヴァイオリンソロ)
 録音 1960年

「白鳥の湖」は全曲から5曲をセレクト。
チャルダーシュから始まり第1幕の情景で終わる独特のもの。

ウェルドンでは「眠りの森の美女」の全曲録音もありそのハイライトも同シリーズから出ていた。(こちらのオケはフィルハーモニア管)。

ウェルドンといえばグリーグの管弦楽作品の素敵な演奏が思い浮かぶ。
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他にイギリス紳士を彷彿させる品格のあるヘンデルなど。
好きな指揮者の一人で見つけ次第必ず購入している。


この2つのチャイコフスキーもリズムの冴えを兼ね備えた落ち着きのある品の良さが感じられて非常に良い。

ビーチャム時代の名手を揃えたロイヤルフィルも良い。

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2021年12月24日 (金)

今日はクリスマスイヴ、ドビュッシーとフィンジの音楽

今日はクリスマスイヴ。

日中は良い天気だったけれども夜から雨。

静かな静かなクリスマスイヴ。


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朝、部屋の中を覗うポコ。

 

さて今日は何を聴こうか。

オネゲルのクリスマスカンタータも良いけれど、ドビュッシーの「もう家のない子のクリスマス」

ドビュッシー最晩年の傑作で、第一次世界大戦で家を失ったこどもたちが戦争の悲惨さを訴える悲痛な歌。

 

演奏はポール・クローデル指揮の古いモノラル盤が秀逸。


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日本コロンビアの70年代の廉価盤LPで出ていた「女声合唱による珠玉のフランス合唱声楽曲集」。

フォーレ、プーランク、ルーセルらの小品を集めたまさに珠玉の名演集。

エラート原盤による日本コロンビアモノラルLP

 

そしてもう一枚は20世紀イギリスの作曲家ジェラルド・フィンジの「ディエス・ナタリス」"Dies natalis" はラテン語で「生誕の日」。

弦楽オーケストラとテノールのためのカンタータ。

 

フィンジの息子のクリストファー・フィンジの指揮イギリス室内管による英EMIのLP。
テノールはウィルフォード・ブラウン。


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クリストファー・フィンジはチェリストノジャクリーヌ・デュプレの姉の夫だという。

 

2曲とも内なる思索に誘う静かなクリスマス音楽。

 

Youtubeはドビュッシーの「もう家のない子たちのクリスマス」

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2021年12月17日 (金)

今年はサン・サーンスの没後100年、インバル指揮の交響曲第1番を聴く

昨日夜から激しい雨と風。

今日は気温が下がり午後から再び強風の荒れた天気。

予報では明日から寒波到来とのこと。

 

今年はサン・サーンス没後100年の記念の年だった。
そして昨日12月16日が命日。

コロナ禍でもあり、何か記念の行事があったと言う話は聞かない。

多芸多才な教養人サン・サーンスは、ほぼ全てのジャンルに多くの作品を残している。

交響曲は番号付きは3曲だが確か他に2曲ほど残していたと思う。

 

今日はその中から交響曲第1番と2番をインバルの演奏で聴く。

手持ちは蘭フィリップスのLP

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・交響曲第1番変ホ長調  作品2
・交響曲第2番イ短調   作品55

 エリアフ・インバル(指揮)
 フランクフルト放送交響楽団

 録音 1976年

サン・サーンスの交響曲第1番は、メンデルスゾーンの交響曲にも似た雰囲気の曲で楽想の多彩さはとても18才の作品とは思えない。

中でもチャーミングな第2楽章、ハープが活躍するロマンティックな第3楽章が印象に残る。

編成も3管に2台のサクソルンバスに4台のハープという巨大なもの 。
ティンパニも二人の奏者。

これはベルリオーズの影響だろうか。

この曲にはマルティノンやプレートルらのフランスの名指揮者の録音もあるが、自分ではこのインバル指揮盤がもっともお気に入り。

インバルはフランクフルト放送響時代に実に良い仕事を残した。

 

Youtubeはインバル指揮フランクフルト放送響のサン・サーンス、交響曲第1番第2楽章

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2021年12月13日 (月)

ドレスデン十字架合唱団のドイツ民謡集

12月半ばの月曜日。

今宵は双子座流星群

雲も無く、良い条件の下で流れる星がよく見える。

 

昨日の昼過ぎ、座っていたら微かな横揺れ。

茨城で震度4。

最近ぐらぐらと揺れる日本列島。

本日休みで母を連れて内科と眼科の病院通い。


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ドイツのテノール、ペーター・シュライヤーとドレスデンの十字架合唱団でドイツ民謡集を聴く。

テレフンケン原盤日本キングレコード国内盤LP2枚組。


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LPの4つの面を歌われる内容によって同じ主題でまとめている。

・愛の歌(ブラームス「ドイツ民謡集」より)
・春に
・山と深い谷のあいだ
・日々のくらし

  ペーター・シュライヤー(テノール)
  ルドルフ・ドウンケル
  ルドルフ・マウスベルガー(指揮)
  ドレスデン十字架合唱団

 

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ドイツ民謡集とはいえこのアルバムの大部分を占めるのはブラームス作曲のドイツ民謡集。

その他この合唱団とも縁の深いシュッツからこの団体のために献呈された現代ドイツの作曲家ペッピングの曲までを網羅したもの。

 

ブラームスの作品は作曲というよりも、ブラームスが収集したドイツ各地に伝わる民謡を元にした編作。

このアルバムにはメンデルスゾーンやシューマンといった作曲家たちの作品も含まれている。

 

ブラームスの作品はシュライヤーの歌にピアノ伴奏、他の曲は合唱で歌わ

シュライヤーはドイツ民謡集をいくつか録音している。

最初に購入したのはArsViviandiから出ていたCDだった。
こちらは1年ほど前に聴いている

 

他にグラモフォンへの別メンバーによるドイツ民謡集もあって、フィーッシャー・ディースカウ、やマティスなど、もっとも充実した内容となっていた。

暖かで明朗なシュライヤーの歌と少年合唱の組み合わせ。

マウスベルガーにはやはりドイツ民謡集の録音があるので、シュライヤーのブラームスとの編集盤かもしれない。

 

Youtubeはブラームスの間奏曲、ホルンは福川 伸陽さん

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