カテゴリー「音盤視聴記録」の記事

2017年7月11日 (火)

バーバーの「メディア」

今日も酷暑。

鹿児島で比較的大きな地震。このところ大きな地震が各地で頻発。

大災害の前ぶれでなければよいのだが。



土日出勤が続いたので今日は休みをいただいた。

母を病院に連れて行ったり、水漏れが酷くなってきた風呂場のシャワーを直したりとそれなりに忙しい一日。


先週へ遡り、土曜日の夜は「山正」で家内と上の娘で食事。


「山正」は今の仕事場の近くの食事処。

かつては小さな鮮魚店で、ご主人が気の向くまままかない飯のような形で鮮魚をさばいて、丼物や定食を近所の人たちに出していた。




今や沼津を代表する名店となり、店も広げて夜は予約客のみ。
昼も早くから行列のできる人気店となっている。

正直なところ有名になり過ぎてしまって、天邪鬼な自分はしばらくから遠のいていた。

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実は娘が友人と予約していたのが、急遽その友達が来れなくなり、いわばおこぼれのような形で自分と家内にお鉢が回ってきた。

久しぶりの「山正」。

馴染みのご主人は既に引退し、若い料理人がカウンターに4人ほど。

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満席のお客さん達、自分のすぐ隣は大阪からきたという男女2人。

夫婦でもなさそうでなんとなく微妙な関係の雰囲気。

反対側のお隣さんはつくば市から来たという男性ひとり。

店内は県外の方ばかりでした。

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ネタの鮮度の良さは健在。


客への気配りも良い。

大ぶりの宮城産の岩牡蠣は絶品だった。

お酒は青森の酒「男山」

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今日の音楽はアメリカの作曲家サミュエル・バーバーの作品。


ナクソスから出ているCDで、マリン・オルソップ指揮のスコティッシュナショナル管弦楽団による演奏。
チェロはウェンディ・ワーナー



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・チェロ協奏曲
・バレエ組曲「メディア」
・アダージョ



20世紀作品とはいえモダーンなロマンティックさに大衆性の感じられるバーバーの音楽。

ここではバレエ「メディア」の組曲版を聴くことができる。

同じ「メディア」からの抜粋では、より編成を大きくした「メディアの復讐の踊り」はしばし演奏されて録音も多いけれども組曲版は初めて聴いた。

組曲版は「復讐の踊り」の旋律も顔を出すがより素朴でシンプル。

オルソップの指揮は手堅く作品を知るのは良いけれども、より劇的な「復讐の踊り」版に比べると幾分音楽が散漫に聞こえる。



バーバーの管弦楽作品集では未だにトーマス・シッパーズがニューヨークフィルを振った鮮烈な演奏が忘れ難い。

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Youtubeはバーバーの弦楽のためのアダージョの合唱版「アニュス・ディ」

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2017年7月 8日 (土)

七夕の夜は「星の音楽」

酷暑続く、毎日湿度高く体感気温はかなり暑い。


週半ばから連日夜間に予定が入りブログの更新も停滞気味。

いろいろとあった日々だったので備忘録のように時系列で書いていきます。



金曜の夜は、本業から離れて市民文化センターの自主事業クラシックレコードコンサートの解説。

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隔月開催。六時半」開演。
内容はちょうど七夕だったので星にちなむ音楽を特集した。


ハスキルの弾く「きらきら星変奏曲」に始まりドビュッシーの「月の光」、そして直接星には関係ないがモーツァルトの「ジュピター」シンフォニーを経てホルストの「惑星」で終わるプログラム。


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合間に冨田勲のシンセサイザーで「月の光」と「ジュピター」を入れたりしていた。



意外とヘヴィーな内容で、前半に喋りすぎて後半の「惑星」が終わったのが9時近く。



惑星の解説をちょっと短めにしてみたら、アンケートにもっと詳しい解説を聞きたかったと書かれてしまった。

それにしてもヴェデルニコフの「月の光」、ブリュトナーのピアノの音色を活かした見事な演奏だ。

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せっかく冨田勲を紹介したので、最後にアンコールとして名曲「新日本紀行」のテーマ音楽を紹介したらかなりの好評。


冨田勲の偉業を意外とご存じなかったのは意外だった。


Youtubeは「新日本紀行」のテーマ、千葉少年少女オーケストラの名演です。

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2017年7月 4日 (火)

ドヴォルジャークのミサ曲ニ長調

西から台風が接近中。夕方から激しい雨で傘をさしてもずぶ濡れ。

昨日最高気温35度の猛暑日。梅雨も明けぬままの本格的な夏の到来。

日曜日から葦簀(よしず)を出している。
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都議選自民大敗北。

開票が始まってしばらく経っても自民党の当確者がずっとゼロというのは初めて見た。

昨日は外部委員を集めて組織の軌道修正の説明。
準備にかなりの労力を費やしたわりには拍子抜けするほど呆気なく終了。

帰りにかかりつけの医院へ行き定期検査。


今日はドヴォルジャークの宗教曲。ミサ曲ニ長調。

友人ヨセフ・フラヴカ邸の礼拝堂落成記念式典のためにわずか3週間ほどで書かれた曲。
初演版はオルガン伴奏だったが後にフルオケバージョンも出ている。

手持ちはスプラフォンから出ているCDでチェコの音楽家たちによるもの。

オルガン伴奏の初演版。

他に4曲の宗教曲を併収。

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・ミサ曲 ニ長調
・アヴェ・マリア,
・賛課への讃歌
・めでたし海の星
・とおお、最も聖なるもの

 ルボミール・マートル(指)
 プラハ・フィルハーモニー合唱団
 ナタリエ・ロマノヴァー(S)、アンナ・バロヴァー(A)、
 ミロスラフ・コップ(T)、ルデク・ヴェレ(Bs)他
 ヨゼフ・クシツァ(Org)

交響曲から室内楽、オペラ、宗教曲まで様々なジャンルに手を染めたドヴォルジャーク。

各々のジャンルで数多くの名作を残した作曲家としてはチャイコフスキーと双璧の存在だ。

このミサ曲も小曲ながら美しく質朴とした味わいが魅力的。

演奏も地味ながら深い祈りの想いが伝わってくるのが良い。


Youtubeはそのミサ曲ニ長調

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2017年7月 1日 (土)

G.ネイガウスの弟子、ギレリスとザークのモーツァルト

今日から7月、今年は空梅雨だと思っていたがこのところ連日雨模様。
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畑のトマトも大きくなってきた。
庭の柿も実をつけている。
ご近所の田にはオタマジャクシ。

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ポコは今日も元気です。



日曜に仕事が入っていたが家内の叔母が逝去。葬儀が入り急遽代理を立てることにした。

今日は午前中に出勤し日曜の確認、夜は通夜に参列。
叔母には娘たちが世話になった。


今日はロシアのピアニスト、ギレリスとザークのデュオを聴いていた。

二人とも同世代で共にゲンリフ・ネイガウスの弟子。


ブソーニが編曲したモーツァルトのピアノ曲中心に集めたもの。

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・モーツァルト/ブゾーニ編:歌劇『魔笛』K.620より序曲
・モーツァルト/ブゾーニ編:幻想曲ヘ短調 K.608
・ブゾーニ:モーツァルトの「ピアノ協奏曲第19番 K. 459」

 のフィナーレによる 協奏的小二重奏曲
・モーツァルト:フーガ ハ短調 K.426
・サン=サーンス:ベートーヴェンの主題による変奏曲 Op.35



 エミール・ギレリス(ピアノ)
 
 ヤコフ・ザーク(ピアノ)

 1950年録音

手持ちは旧ソ連国営メロディアのLP.。
全てロシア語標記で何を書いてあるのかわからない。

硬めの音色でカチリと弾いたストイックなモーツァルト。

二人の音楽性が見事に同一化していてまるで一人で弾いているかのようだ。

最初の「魔笛」序曲からしてオーケストラを聴くようなスケールの大きい音楽。

ロシアを代表する二人の名ピアニストの妙技を楽しむ一枚

ピアノはスタインウェイでもなくベーゼンドルファでもない黒光りするような独特の音色。
 
ブリュトナーだろうか?

1950年のモノラルながら音は非常に良い。
 
ただしNMLにアップされている音源はあまり音がよくない。
 

Yotubeはブゾーニのモーツァルトの「ピアノ協奏曲第19番 K. 459」のフィナーレによる協奏的小二重奏

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2017年6月28日 (水)

珈舎の「蓄音機を聴く会」

今日は朝から雨。

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出勤時に庭の紫陽花の花を眺め、ふと足元を見ると大きなカタツムリが横断中。


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危うく踏んでしまうところだった。


上半期の大きな山場は終了したものの、大きく方向転換した現組織の今後の在り方について内外部からのヒアリングに加えて各種行事が目白押し。

今度の日曜も出勤確定。



先週の土曜日の夜、沼津御用邸近くの喫茶店「珈舎」が主催する「蓄音機を聴く会」に行っていた。


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いわゆるSPレコードコンサート。

曲はクラシックからポピュラーソングエトセトラ。


早めに到着したのでナビゲーター役の方と少しお話ができた。

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機種は日本ビクターのビクトローラとニッポノフォンの卓上機。
この催しも78回目だという。

針は鉄針を使用。

参加者は15名ほどで大部分は私の親ぐらいの年配の方々。

一組小学生の女の子を連れたお母さんが来ていたのが異色の存在。
女の子はずっとテーブル席で勉強していた。

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最初にエルマンのカヴァティーナから入っていったが、
音が荒れていて往年のエルマントーンは聴くことができない。
フォイアマンのチェロもいまひとつ。


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パデレフスキーの「ラ・カンパネラ」は音そのものよりも演奏の凄さに感心。

音はビクターよりもニッポノフォンの方がまとまりが良かった。

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一番良かったのがベラフォンテが歌う「バナナボート」。

これは1956年録音でこの頃既にLPが発売されていた。
RCAあたりではステレオ録音も始めていた時期だ。


結局、自分が昨年いただいた英コロンビアの蓄音機の優秀さを確認することになったものの、戦後初の日本音楽コンクール1位の三枝貴美子の歌うカンツォーネ「海に来たれ」や、往年の名歌手ダルモンテの「狂乱の場」など、珍しいものも聴かせていただきました。


Youtubeは紗良オットの弾く「ラ・カンパネラ」

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2017年6月24日 (土)

片岡啓子のイタリア古典歌曲集

今日も一日よい天気。土曜日ながら仕事が入ってしまった。

睡眠不如意はいつものことながら、通勤時間が大幅に短縮されて出勤する時間が遅くなったので、多少は寝坊できるようになった。


ところが今までは通勤時の車中でCD2枚を往復で聴き通せていたのが、今では往復1枚も聴けなくなった。


車中で流す曲は自然と小品集が多くなっている。

今日聴いていたのは片岡啓子が歌ったイタリア古典歌曲集。

デンオンから出ていたCDで1990年福岡での録音。



片岡啓子は隣町の三島市出身で、家内の先輩でもあるので多少の贔屓はあるけれども、ヴェルディ歌いとして名を上げた片岡啓子の、太くドラマティックな存在感のある声、そして格調高く歌い上げた名唱の数々が印象深い。

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・いとしい女よ (カロ・ミオ・ベン)(ジョルダーニ)
・愛に満ちた処女よ(ドゥランテ)
・あなたへの愛を捨てることは(ガスパリーニ)
・私は心に感じる(A. スカルラッティ)
・樹木の蔭で(ラルゴ)(ヘンデル)
・お前は私を苦しめていなかったのに(チェスティ)
・もはや私の心には(うつろの心)(パイジェッロ)
・アマリッリ(カッチーニ)
・菫(A. スカルラッティ)
・いとしい絆よ(ガスパリーニ)
・たとえつれなくても(カルダーラ)
・眠っているのか,美しい女よ(バッサーニ)
・ああ私のやさしい熱情が(グルック)
・お前を賛える光栄のために(ボノンチーニ)
・私の偶像である人の回りに(君が姿をめぐりて)(チェスティ)
・もし貴方が私を愛してくれて(ペルゴレージ)
・陽はすでにガンジス川から(A. スカルラッティ)
・愛の喜びは(マルティーニ)

  片岡啓子(ソプラノ)
 
  ガブリエレ・ピサーニ(ピアノ)

  録音:1990年10月2~4日 福島市音楽堂


朝、小林麻央さんの悲しいニュースと市川海老蔵の涙の会見を見た後、車中でこのCDをかけた時に最初に流れてきたのが「カロ・ミオ・ベン(いとしいひとよ)」。

求愛の歌だけれども、悲しく切ないメロディにちょっとウルッと来ました。

伴奏のピアニスト、ガブリエレ・ピサーニはスカラ座付きのピアニスト。

よく知られたイタリア古典歌曲を集めた選曲も良い。


Youtubeはモンセラート・カバリエの歌う「カロ・ミオ・ベン」


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2017年6月21日 (水)

ダイレクトカッティングディスクのことなど

朝から強い風雨で一時は大雨警報が出たほど。


通勤時、風雨の中駐車場から仕事場までの間にかなり濡れてしまったが、
晴天が続いていた畑には恵みの雨。



本日午後に会議ふたつ。

ひとつは他部署からの仕事の依頼。


コストのわりにはメリット少なくしかも細部の詰めも甘い。

とても受けられる状態ではなく、問題点を指摘してお引き取りを願った。



帰宅する頃には雨は上がっていたが風は強く狩野川もかなりの増水。

上流の伊豆の山間部では300ミリを超えたところもあったようだ。

台風並みの豪雨。



今日はアーサー・フィードラー指揮のボストンポップス。

曲はチャイコフスキーの「イタリア奇想曲」にリムスキーコルサコフの「スペイン奇想曲」のカップリング。


米クリスタルクリアレコードのダイレクトカッティングディスクで1977年録音。


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知り合いの方からのいただき物。

けっこう高価で取引されているらしい。



編集不可能、失敗の許されない一発取りのダイレクトカッティング録音では、フィードラーのような職人気質の指揮者が適任なのだろう。




同じようなダイレクトカッティングでは、米シェフィールドが出していたラインスルドルフ指揮のプロコフィエフやワーグナーも非常に成功していた。


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こちらも1977年録音。


そしてこのフィードラー盤。

最初はさほど良い音とは感じなかったが、いろいろアナログプレーヤーを調整していくうちに音がどんどん良くなっていった。



カッティングレベルも高く再生には針圧その他微細な調整が必要なディスクだった。



それだけいままでいい加減な環境でアナログを聴いていたということだが・・・・

低域から高音までの自然な音の伸び。

豊かなホールトーンに奥行きのある響き。

普通のアナログ盤やCDの音とも異なる別次元の音だった。


実際にホールで聴くオーケストラの音に非常に近い。

ただし演奏は職人技に終止した無難なもの。



70年代末期には、このようなダイレクトカッティングディスクが流行していた。

そのうち姿を消してCD時代に突入してしまったが、最近のアナログ復活の気運に乗って、最近ラトル指揮ベルリンフィルによるブラームスの交響曲全集のダイレクトカッティングディスクが出た。

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LP6枚組で世界で1833セット(ブラームスの誕生年)限定。


日本には500セットが入り値段は89,000円。


既に全セット売り切ったという。

とてもこちらまでは手が出ない。

Youtubeは「スペイン奇想曲」、デ・ブルゴスの指揮


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2017年6月20日 (火)

アカデミーロシア合唱団のビバルディ

曇り、天気は西から下り坂。

今年前期の大きな山場が始まり昨日はその前哨戦。

4月から部署が変わったものの、かつて経験がある場所なので精神的には負担は感じていない。



今日明日は予定もなく、ぽっかりと空いた空白の2日。

午後になって若い頃の上司が訪ねてきた。長くのご無沙汰で実に30年ぶり。

御年80歳。

矍鑠としていて現役時代とほとんど変わっていなかった。
自分もかくありたいもの。





今日はビバルディの「グローリア」RV589を聴いた。

20世紀にイタリアの作曲家カゼッラが発見し補筆した作品で、
ビバルディの宗教曲では一番有名な曲だろう。


演奏は、スヴェシコフ指揮のアカデミーロシア合唱団。
強力なパワーのロシア民謡で有名な合唱団。


手持ちはメロディア原盤の日本ビクターのLP。


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アレクサンドル・スヴェシニコフ指揮

ソビエト国立アカデミーロシア合唱団

モスクワ音楽院管弦楽団



ソプラノ、アルトの独唱部分を合唱に代えたユニークなもの。

最初から最後まで同じ音量の演奏に聞こえた。

大味なところもあるがアンサンブルは重厚にして緻密。

Youtubeはビバルディのグローリア

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2017年6月18日 (日)

ケルテスのシューマン

曇り、午後から雨の日曜日。
最近変則的な土日の出勤が入り曜日の感覚が鈍ってきた。

今日も仕事がで感覚としては新たな週の始まり。

帰ろうとすると外は雨だった。

今日は父の日ということで、上の娘からはささやかな上着のプレゼント。

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昨日は午後からお寺の役員会。

かつては市内の老舗料亭で宴会も兼ねて夜の開催だったのが、
料亭が廃業となってからはお寺の大座敷で簡単なものとなった。

これも時代の流れだろう。

議事は10分ほどで済んでしまったものの、お年寄りばかりで雑談が多くなかなかお開きにならない。

こちらは愛想笑いをしながら調子を合わせる感じ。


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ようやく終わった後に、近くの牛臥山公園へぶらりと行ってみた。

入り口に大きなバリケードがあり、もう閉まったのかな?
と思っていたら津波対策工事中で一時的に入り口が変わっていただけ。
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公園内からは海辺に遊ぶ親子連れ、傾いた日をバックにプレジャーボート。
そしてカワウの姿も見えた。

移動珈琲ショップも出ている。

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犬を連れた散歩の人たちも多かった。

さて帰ろうかなと歩き始めたら後ろから大きな悲鳴。

振り返ると、先ほどすれ違ったばかりのご婦人が連れていた大人しそうなラブラドールの首に茶色い大型犬が唸りながら噛みついている。

ご婦人が泣き叫びながら必死に引き離そうとするが、大型犬は首に食いついたまま離れない。
大型犬の飼い主らしい若夫婦もオロオロするばかり。
周りの人たちも手の施しようもなく見ているだけ。

そのうちやっと離れて、うろたえている飼い主を尻目にラブラドールは平然としていた。
どうやら噛みついた部分が首の皮の部分だったみたいだ。

一時騒然としたものの再び静かな海辺の公園の風景。



今日は40代前半で水難事故により急逝してしまったハンガリーのイシュトヴァン・ケルテスの指揮でシューマンを聴いた。

BBClegendsから出ていたCDで1965年のライヴ。

オケはロンドン交響楽団。

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・国王陛下のためのサックバットとコルネットのための音楽:ロック

・交響曲第1番変ロ長調  「春」 :シューマン*


・交響曲第2番ニ長調       :ブラームス


  イシュトヴァン・ケルテス指揮

  ロンドン交響楽団


  録音:1966年2月15日、1965年11月30日*


ケルテスがロンドン響の首席指揮者就任直後のライヴ。

瑞々しい音楽運びとやる気十分のオケの気合いが、ストレートで聴き手に迫る痛快な演奏。

ブリティッシュブラス威力全開の冒頭の輝かしいファンファーレもお見事。

別の日のライヴのロックとブラームスも良かった。
ブラームスでは曲が終わる直前から盛大な拍手が入っていた。

ケルテスの優れた音楽性を再確認する1枚。

良好なステレオ録音なのもありがたい。


Youtubeはシューマンの交響曲第1番、ジンマンの指揮

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2017年6月12日 (月)

ピエモンテの真珠 - 18世紀イタリアのヴァイオリン音楽

晴れ時々曇り。今夜から明日にかけて雨のようだ。


昨日は畑のジャガイモを収穫したりしていた。


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種類はキタアカリ。


作付け開始が遅れてしまったので今年は小粒。
家で食すには十分だ。


聴いた音楽は「ピエモンテの真珠 - 18世紀イタリアのヴァイオリン音楽」


SYMPHONIAから出ていたCDで、18世紀イタリアで活躍していたソミス兄弟、
ジャルディーニその他のヴァイオリンやチェロのためのソナタを集めたもの。


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・ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op. 1, No. 1:

 ジョヴァンニ・ロレンツォ・ソミス

    - Giovanni Lorenzo Somis (1688-1775)

・室内ソナタ ハ長調 Op. 6, No. 4
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス
    - Giovanni Battista Somis (1686-1763)

・チェロ・ソナタ第3番 ヘ長調
 
     Gaetano Chiabrano (1725-1802)

・ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op. 31, No. 2
     フェリーチェ・ジャルディーニ
     - Felice Giardini (1716-1796)

・チェロ・ソナタ ニ短調 Op. 2, No. 2
 
     Jean-Baptiste Canavas (1713-1784)

・ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 Op. 6, No. 1
        ガエターノ・プニャーニ   
     - Gaetano Pugnani (1731-1798)

   エンリコ・ガッティ - Enrico Gatti (ヴァイオリン)
   アントニオ・モスカ - Antonio Mosca (チェロ)
   ジョルジョ・タバッコ - Giorgio Tabacco (チェンバロ)

 録音: January 1992, Basilica of Santa Chiara, Naples, Italy


曲、演奏とも素晴らしい。

中でもコレルリの弟子で現代ヴァイオリン奏法に大きく貢献したソミスの作品が非常によい。

ソミス弟のヴァイオリン・ソナタはチェロも加えた三人の演奏だけれど、第二楽章のフーガ風の部分は二人で演奏しているように聞こえる超絶技巧だ。

バロックヴァイオリンの名手ガッティの見事な至芸と作品の素晴らしさに酔う1枚。
 録音も非常に良く長らくの愛聴盤になりそうだ。


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沼響HPの聴き比べコラム「デュリュフレのレクイエムを聴く」にヒコックス指揮の演奏の感想をアップしました。



YoutubeはG.B.ソミスのヴァイオリンコンチェルト

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