カテゴリー「音盤視聴記録」の記事

2019年8月18日 (日)

ポミエの「乙女の祈り」

8月も後半へ。明日から天気が崩れるらしい。

今日は一日家の雑事などで外出せず。
我が家からの行動半径は100メートル以内。

 

最近ハードオフのジャンクコーナーで見つけたイヴ・ナットの弟子、ジャン・ベルナール・ポミエの来日時の録音を聴いていた。

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(1)乙女の祈り(バダジェフスカ)
(2)エリーゼのために(ベートーヴェン)
(3)エコセーズ変ホ長調(ベートーヴェン)
(4)トルコ行進曲K.331(モーツァルト)
(5)トロイメライop.15-7(シューマン)
(6)春の歌op.62-6(メンデルスゾーン)
(7)メヌエットop.14-1(パデレフスキー)
(8)幻想即興曲op.66(ショパン)
(9)亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)
(10)楽興の時第3番op.94-3(シューベルト)
(11)月の光(ドビュッシー)
(12)愛のワルツop.39-15(ブラームス)
(13)別れの曲op.10-3(ショパン)

 

ピアノ:ジャン・ベルナール・ポミエ

このアルバムはまさに日本のピアノ初心者向けのような見事な選曲。

 

だが演奏はなかなか個性的で「春の歌」など全く別の曲に聞こえる。

 

ライナーノートには録音時の詳細なレポートが載っている。

使用ピアノはヤマハの2種のコンサートグランドを弾き分けたことと、「乙女の祈り」について「なんでこんな曲が有名なんだ」とのポミエのコメントや、来日直前に知り合ったばかりの彼女をドイツから連れてきちゃって録音に同席させていた、なんてことも書かれていて面白い読み物になっていた。

 

しばらく出かけるので数日更新ができなくなります。

 

Youtubeはポミエのドビュッシー、「版画」からパゴダ

 

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2019年8月17日 (土)

カメニコヴァのラフマニノフ

残暑続く。娘たちはそれぞれの地へ帰っていった。

お盆最後の昨晩は隣町の岳父の家で痛飲。

8月に入ってから外食や飲む席が多くなってしまって、このブログもグルメレポートみたいになってきた

・・・・反省。

 

今日はラフマニノフ。

ピアノ協奏曲第1番を聴く。

 

カメニコヴァのピアノにイルジ・ピンカス指揮のブルノ国立フィルによる演奏。
スペインSarpeの名曲シリーズLos Tesoros De La Musica Clasicaから。

 

最近近くのハードオフのジャンク品にこのシリーズが大量に出ていた。

これはメロディアやスプラフォン、その他独逸系マイナーレーベルの音源から集めたもので、玉石混交ながらデルヴォー指揮の史上最も遅い「ボレロ」やマルティン・トウルノフスキーのサン・サーンスなどの面白いもの入っている。

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・ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 作品1   

・前奏曲 嬰ハ短調      作品3-2*

  ヴァレンチナ・カメニコヴァ:ピアノ
  イルジ・ピンカス     :指揮
  ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団

  セルゲイ・ラフマニノフ :ピアノ*

 

カメニコヴァ(Valentina Kameníková 1930-1989)はウクライナ生まれの女流ピアニスト。
リヒテルやギレリスの師でもあるH.ネイガウスに学び、その後活躍の場をチェコに移しプラハ音楽院で教鞭も取っている。

 

録音はDENONからチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番やラフマニノフの「パガニーニの主題による協奏曲」などが出ていたけれども、このラフマノノフの1番はおそらく国内未出だと思う。

ちなみにチェコスプラフォンから出ていたオリジナルはこの第1番と「パガニーニの主題による変奏曲」とのカップリングだった。

 

このシリーズのラフマニノフでは、ピアノ協奏曲第2番と3番がポコルナのピアノ。
伴奏は同じくブルの国立フィルで出ていた。

いずれも同時期にチェコ、スプラフォンが録音したもの。

 

ちなみに第2番はCDが架蔵済み。
ポコルナの超個性的な演奏が印象に残っている。

 

ポコルナもカメニコヴァも日本のピアノ名鑑に載るようなピアニストではなくて、知る人ぞ知るローカルなピアニスト。

おそらく地味ながら着実にキャリアを積み上げて、周囲からは尊敬されていた存在だったと想像する。

 

カメニコヴァの演奏は確かなテクニックと男勝りの強靭な打鍵、そして作品への深い共感が感じられる熱い演奏だった。

ピンカスの伴奏も非常に良い。

イコライザーカーヴはAES.で聴くとかなりの優秀録音。

 

この曲は隣町の海瀬京子さんが日本音楽コンクールで1位になったときに演奏した曲。

カメニコヴァの演奏を聴いているうちに、コンクールの本選会場だった東京オペラシティで手に汗握りながら聴いていたことを思い出した。

 

Youtubeはカメニコヴァのバッハ、シャコンヌ

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2019年8月16日 (金)

ビル・エヴァンスのNew Jazz Conseptions

台風10号の影響で朝から強い風、時おりの雨。

玄関先でアブラゼミを聞くポコ。

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短い盆休みも終わり今日は出勤。

出勤時の橋の上はかなりの強風。
雨が吹き付けていても傘をさすことができない。

 

昨日、子どもたちが帰省してきた。

上の娘が一足早く来たので、娘と彼氏、そして母を連れて一昨日家内と行ったばかりの蕎勝人で昼食。

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娘たちはそのまま沼津駅まで下の娘を迎えに行き、家内の実家経由で三島大社のお祭りへ。

 

夕方に親戚の3家族がやってきた。
父の従兄弟筋で幼少時には我が家で過ごした人達。
もう80を超えている。

 

我が家は築90年。

一同あまり変わらぬ家の中を見て、しきりに昔のことを思い出して懐かしがっていた。

そのうち弟夫婦もやってきてしばし賑やかに歓談。

親戚たちが帰るときに娘たちも帰ってきて一同庭先で再び歓談。

 

夕食は弟夫婦と娘たちも交えてお盆ならではの賑やかな一日。

 

 

夕食後ドラムスを叩く娘の彼氏がジャズを聴きたいと言うのでビル・エヴァンスを聴いていた。
Riversideの「New Jazz Conseptions」

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1.I Love You
2.Five
3.I Got It Bad And That Ain't Good
4.Conception
5.Easy Living
6.Displacement
7.Speak Low
8.Waltz for Debby
9.Our Delight
10.My Romance
11.No Cover, No Minimum

 

 Bill Evans (p)
 Teddy Kotick (b)
 Paul Motian (ds)

 

 録音:1956年9月27日,9月18日

 

著名な「Waltz For Debby」を含む1956年のエヴァンス初のリーダー作。

手持ちは国内盤LP。
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瑞々しくも軽快な音楽を繰り広げられていく三位一体のトリオ。

軽い酔いもあって気持ちよくジャズに浸った一夜。

イコライザーカーヴはAES

 

Youtubeはビル・エヴァンスのWaltz For Debby

 

 

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2019年8月14日 (水)

スワロフスキーの「ピーターと狼」

盆の二日目の水曜日。


昨晩から断続的に振り始めた雨は翌日まで持ち越して、水曜の今日は朝から雨が降ったり止んだり。

今年は盆の入りの13日から15日まで休み。

我が社は盆休み休業がなかったので、現役時代この3日間を連続して休むことはなかった。

 

昨日、玄関先で迎え火を炊いていると、かつての部下が家を訪ねてきた。
仕事で近くまで来たので、ということらしい。

彼は10年ほど前、新規採用となった時に自分の部署に配属されてきた。

彼の現在の部署は、自分が20代の時に配属された部署。

 

右も左も判らなかったような彼は今や立派な中堅職員。
部下らしき若い二人の職員を連れてきていた。

家族のこと仕事の事など、しばしの立ち話。

全て順調にいっているようでなにより。

 

この盆の時期は、町内にある二つのお寺の住職が家にお経を上げに来る。

昨日は午後に、今日は朝早く雨の中菩提寺の住職が。

二つのお寺とも住職が代替わりをしていて二日間で若き僧侶の読経の聞き比べ。

時は確実に移りゆく。

これからは若き世代の時代へ。

 

 

今日はウィーンの指揮者、ハンス・スワロフスキーの演奏。

 

曲はプロコフィエフの「ピーターと狼」とブリテンの「青少年のための管弦楽入門」

イタリアRIFIから出ていたLPで原盤はVOX系だと思う。

リサイクルショップのジャンクコーナーからの救出品。

 

いずれも伊太利語のナレーション付き。

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・組曲「ピーターと狼」 (プロコフィエフ)
・青少年の管弦楽入門  (ブリテン)

 

 ハンス・スワロフスキー(指揮)
 ウィーン・プロ・ムジカ管弦楽団
 Ignazio Colnaghi  (ナレーター)

 

ナレーターはIgnazio Colnaghi という人。

このナレーションが非常に良くて、イタリア語に不案内の自分でも声の雰囲気だけでも面白い。

イタリアでは著名な声優らしい。

 

スワロフスキーはアバドやメータ、ヤンソンスなどを育てた名教師として著名だが、本人の指揮となるとちょっと?というのが一般的な見方だと思う。

 

N響に客演した時も、期待していた楽団員が実際に接してがっくりしたという話が残っている。

 

録音はかなりの量があるけれどもバジェットレーベルから出ているのが大部分。

凡演が多かったように思う。

 

ただ時として幻想交響曲やフランクの交響曲のような超個性的な演奏を聴かせる場合もあり油断が出来ない。

 

この2曲も奇演のひとつ。

プロコフィエフでは各登場人物の個性の描き分けが非常に辛辣にして強烈。

ナレーションの見事さもあって、これはしばらく頭から消えそうもない。

 

ブリテンも超スローモーな今まで聴いたことがないドロドロとした解釈の目白押し。

オケは覆面オケだが腕の確かさからウィーン交響楽団だと思う。

 

カーヴはColumbiaカーヴで聴いた。

後からかぶせたナレーションが非常に生々しい。

youtubeはスワロフスキーのチャイコフスキー、交響曲第1番「冬の日の幻想」

 

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2019年8月13日 (火)

ジャン・ラングレーのオルガン曲のことなど

晴れ夜遅くから一時強い雨。

今日から盆の入り。

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午前中に墓参りを済ませてお昼は清水町徳倉の「蕎勝人」で。

 

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ばらちらし丼付き冷たい蕎麦のさっぱり系ランチメニュー。

 

人気のお店で席はほぼ満席。

 

日曜の朝の涼しいうちに裏山に入り、盆の祭壇に使う竹を切り出していた。

昨年入った場所は斜面に枯葉や伐採した小枝が積もってしまって、踏み入れると腰まで浸かりそうだ。

 

このあたりは「日本紅斑熱病原体」を有するマダニが生息していて、毎年何人かが感染している。
数年前には近所のお年寄りが亡くなっている。

 

上下完全装備で防虫スプレーを振りかけて山に入る。

今年は特に竹が増えて麓まで群生が降りてきているので、深い場所に入らずに済んだ。

山から下りたら汗びっしょり。

 

そして午後には家内と長泉町のクレマチスの丘に行っていた。

 

隣接する駿河平自然公園は手軽な遊び場で近くにベルナール・ビュッフェ美術館もあって、子どもたちが小さい頃はよく連れて来ていた。

ここに来たのは10数年ぶり。

 

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今回のお目当ては評判のクリームあんみつ

 

ちょうど県外からの来訪者が多く店内はほぼ満席。
家族連れや女性のグループが多かった。

 

今日は現代フランスの作曲家、ジャン・ラングレーのオルガン曲を聴く。

作曲家としてはメシアンやデュリュフレと同世代。

 

名オルガニストとしても著名で、同じく盲目のオルガニスト、ヘルムート・ヴァルヒャと同年生まれ。
自作自演その他録音も多数。

 

聴いたのはNAXOSから出ているCD。


フランスのオルガニスト、ブルーノ・マテューの演奏。

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・中世の組曲
・ヨハネの黙示録による5つの瞑想

 

  オルガン:ブルーノ・マテュー

 

  録音: 29-30 September 1992, Cathedrale de Saint-Brieuc, France

 

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オルガンは名オルガン製作者Aristide Cavaillé-Collによる1848年製。

 

オルガンによる壮大な音の大伽藍の世界。

 

時として東洋的な深い瞑想に誘うような神秘的な響き。

 

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第2曲「ティエント」でのシンセサイザーのような未来を志向するような音が美しい。

 

「黙示録」では「中世組曲」のような強烈さではなくグレゴリオ聖歌のエコーも聞こえる宗教的な世界

が広がる。


メシアンのオルガン曲の共通点も感じられ、第1曲の優しく教え諭すような音楽も印象的だ。

 

Youtubeはラングレーの「ティエント」

 

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2019年8月12日 (月)

デローグのストラヴィンスキー

朝、ミスト状の雨が薄曇りの空から降り注いでいた。
時間にして1時間ほど。
しばらくして抜けるような青い空。

 

先週火曜日は昼から家内の買い物に付き合っていた。

昼食は「鶏専門 らーめん銀(しろがね)」で、つけめんと唐揚げ。

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ここは近隣市町に数店舗展開している新興のラーメン店のひとつ。

 

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家の近くに本店「らーめん 銕(くろがね)」があり、こちらはコッテリ系。

 

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姉妹店の銀(しろがね)は鶏系でチャーシューも鶏肉。
唐揚げも有名らしい。

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他の姉妹店は「らーめん銅(あかがね)」「豚骨専門らーめん -釛-こがね」
そしてもう一店舗の「らーめん 錫(あおがね)は「らーめん 銕ラーメン(くろがね)」の中にあるらしい。

 

どうも先週はラーメンばかりだな。

 

食後に家内の買い物に付き合って、駅前のイーラdeの建物内をぶらぶらしていたら、店内で偶然幼馴染のYちゃんに会った。

彼女は幼い頃に近所に住み、家族ぐるみの付き合いだった。

中学では吹奏楽部の後輩としてフルートを吹き、音大に進みドイツへ留学。

その後彼女の家は転居し自分も転居。

 

いつしか交流は途絶えていたけれども、風の便りでそのままドイツに住んで家庭を持ち、音楽活動を続けているという話は伝わっていた。

彼女との再会は数年前、facebookがきっかけ。

 

そのやりとりがあったので見かけてすぐ彼女だとわかった。
ドイツからちょうど2週間ほどの里帰りだという。

 

お互いに幼き頃に戻ってしばしの立ち話。
はじけるような明るい笑顔は子どもの頃から変わっていない。

 

今日聴いたのはイタリアの指揮者、ガエターノ・デローグのストラヴィンスキー

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・組曲「火の鳥」(1945年版)
・バレェ音楽「かるた遊び」

 

 ガエターノ・デローグ(指揮)
 チェコフィルハーモニー管弦楽団

録音 1980年1月14,15日、1979年1月15,16日 プラハ 芸術家の家

手持ちはスプラフォン原盤のイタリアRicordi盤

ガエターノ・デローグ(1934~)はフランコ・フェラーラに師事し、セルやバーンスタインのアシスタントを勤めた。来日して日本フィルも振っている。

1998年までプラハ交響楽団の音楽監督だったが以後の消息は不明。
存命ならば長老の域なのだが今どうしているのだろう。

チェコフィルとはこのストラヴィンスキーのほか、オルフやシベリウス、ロッシーニなどの比較的まとまった数の録音をチェコスプラフォンに残している。

このストラヴィンスキーもアンチェルの「春の祭典」やコシュラーの「ペトルーシュカ」とのカップリングでCDで生き残っている。

 

「火の鳥」では珍しい1945年版を使用。

これはストラヴィンスキーが著作権料欲しさに改訂したとも言われている版で、聴いた感じでは最も演奏機会の多い1919年の組曲版とほとんど区別がつかない。

 

デローグの演奏は手際よく職人的にまとめた手堅いもの。

チェコフィルの音色と管楽器の巧みなソロを楽しむ演奏で、中でも絶妙なピアニシモで入ってくる「火の鳥」終曲でのホルンソロが凄い。

 

演奏としては軽妙洒脱な「かるた遊び」が良い。

Youtubeは火の鳥、ムーティの指揮

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2019年8月10日 (土)

フリッチャイのエロイカ

8月も半ばの土曜日。
今日は仕事が入り出勤。

 

世間は今日から盆休みが多いのだろう。 朝の国道は空いていた。
娘たちも休みに入ったはずだがそれぞれ予定を入れてある様子。

 

職場近くの駐車場に車を止めて歩いていると、近くの家から小学生らしき女の子が浮き輪を抱えて出てきた。
続いて若い夫婦。

絶好の海水浴日和。

これから家族で海に行くのだろうか。
それともプールかな。

 

思えば子どもが小さい頃の日常の日々が一番楽しかった。


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沼津の海は、環境省が発表した「全国海水浴場きれいな水質ランキング」ベスト10のうち4箇所が入っている。

 

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かつて御用邸があった場所には今も学習院の遊泳場があり、歴代の皇室の方々の多くは沼津で泳ぎを覚えている。

 

 

音楽は昨日聴いたクーベリックと同年生まれのハンガリーの名指揮者、フリッチャイの「エロイカ」。

独逸グラモフォンの独逸盤LP.

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交響曲 第3番変ホ長調 OP.55『英雄』

 フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、

 録音:1958年10月 ベルリン、イエス・キリスト教会

 

フリッチャイとベルリンフィルとのベートーヴェンの交響曲録音は、1,3,5,7,8,9番が残されている。
おそらく病に倒れなければ全集録音まで発展したのではなかろうか。

 

このエロイカの演奏は、フリッチャイが白血病を発症してしばしの活動休止となる直前の
録音。

 

ベルリンフィルの頑固にして鋼のような緻密なアンサンブルをいかしながらの遅めのテンポの雄大にして堂々たる演奏だ。

譜面の各所に手を加え、クライマックスの頂点へ向けてのティンパニのクレシェンドの付加が大きな効果を上げている。

 

悲壮感に漂う葬送行進曲中間部での慟哭には、後のフリッチャイの悲劇的な運命が予見されて心打たれるもの。

 

フリッチャイの追悼演奏会にはクーベリックが指揮台に立っている。

 

イコライザーカーヴはAES

 

youtubeはフリッチャイ、最晩年の病を押しての感動的なリハーサル。

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2019年8月 9日 (金)

クーベリックのマーラー、交響曲第4番

晴れ、本日真夏日。
8月に入りそれなりに夏らしくなり気分はなんとなく夏休みモード。
今週は実働3日。

昨日は休み。

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前日の職場の宴会で中華料理店が出した餃子と唐揚げがうまかった、と家内に話したら、
「私も食べたい」と言い出したので昼食は再びその店へ。

このお店は台湾料理系らしい。メニューが非常に豊富。

中国料理店風の黄色い店内に入ると、昨日の宴会でも愛嬌を振りまいていたカタコトの日本語が可愛らしいお嬢さんが出てきた。
昨日の今日なので私のことも覚えていた。

 

家内は冷やしつけ麺と餃子のセット、私は昨日若い者が食べていて旨そうだった台湾ラーメンと回鍋肉丼。
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ランチのセットメニューはドリンクとデザート付きで880円均一。
さらに+100円で唐揚げを追加。

ニラを散らした台湾ラーメンはスープに独特のコクがあって旨かった。
餃子は薄皮と厚皮の2種類があるらしい。

 

昨日と今日は厚皮、次回は薄皮をオーダーしてみよう。

 

夕方はお盆に向けてちょいと早めの墓掃除。

80半ばの母が墓石によじ登り、墓石のてっぺんを雑巾で拭こうとするので急いで止めた。
気持ちはわかるが年を考えて欲しい。
足を踏み外して転落したら大事(おおごと)だ。

雑草を引き抜き墓石周辺に溜まった落ち葉をブロワーで吹き寄せて小一時間。

山から竹を切り出してのお盆の祭壇造りはこの週末にしよう。

 

 

クーベリックのマーラーを聴く。

全集録音から交響曲第4番。
手持ちは独逸グラモフォンの独逸盤LP.

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・マーラー:交響曲第4番ト長調

 エルジー・モリソン(ソプラノ)
 ラファエル・クーベリック(指揮)
 バイエルン放送交響楽団
 

録音:1968年4月 ミュンヘン、ヘルクレスザール
 

交響曲第4番は初録音の近衛秀麿はともかくマーラーブーム到来前から録音数は比較的多かった。

手持ちで思い出すだけでもマーラーと直接親交のあったワルター、クレンペラー、ライヴではメンゲルベルク、モノラル期のスタジオ録音ではベイヌムやシェイナなど。

ステレオ期に入ってからはクーベリック以前のバーンスタイン、クレツキ、セル、ライナー、クレンペラーのステレオ再録音など名指揮者たちの録音に枚挙に暇はない。

マーラーの交響曲録音は今や膨大な量となり選択肢も非常に広がってクーベリックの全集録音が話題になることはほとんどなくなってしまった。

クーベリックが指揮を志したきっかけのひとつとして、少年の頃にワルターの「巨人」の演奏を聴いたことを挙げている。

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この第4番の演奏は、情に流れず自然な音楽の動きの中でそれぞれの楽器がバランス良く鳴っている辛口のマーラー。

 

楽譜に書かれたことを忠実に再現しながらも、仄かに漂うボヘミアの草原の香りがなんとも素敵な演奏だ。

 

イコライザーカーヴはColumbiaが自然だった。

 

Youtubeはクーベリックのマーラー、「巨人」

 

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2019年8月 7日 (水)

BGMに癒しのチェロ名曲集

猛暑続く。

日曜夕方に暑さにやられて月、火曜日は大人しくしていた。

 

今日は職場の胃の健康診断、バリウムを飲んで胃のレントゲン。

体調万全とは言えず、今までバリウムはさほど苦痛ではなかったのが今回は一瓶を飲み干すのが苦痛。

来年からは内視鏡にしようと思う。

 

夜は職場に新しいメンバーが増えたので職場近くの中華料理店で歓迎会を兼ねて暑気払いの飲み会。
ニューフェイスは娘の世代の女性。

 

話をしてみるとなんとご両親は高校の同級生。
父親は同じクラスだったし母親は自分の遠縁。

 

彼女が小さかった時に、東京ディズニーランドで家族同士でばったり会った。

なんて話をしても彼女は全然覚えていなかった。

当たり前か・・・・

 

お腹の具合が万全でなかったのでこの度の宴席、自分はノンアルコール。

 

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帰宅後ビールを飲みながら聴いたのは~癒しのチェロ名曲集~というCD。

チェロとオーケストラのための作品集で、サンサーンスの「白鳥」、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」といったお馴染みの曲のほかグラズノフの「吟遊詩人」、ポッパーの「ハンガリー狂詩曲」などの珍しい曲など、なかなかの選曲

 

・白鳥     (サン=サーンス)
・ヴォカリーズ (ラフマニノフ
・夜想曲    (チャイコフスキー)
・吟遊詩人の歌 (グラズノフ)
・森の静けさ  (ドヴォルザーク)
・コル・ニドライ(ブルッフ)
・ハンガリー狂詩曲(ポッパー)

 マリア・クリーゲル、
 ヴィタウタス・ソンデツキス、
 アレクサンドル・ルディン、
 ドミトリ・ヤブロンスキー(チェロ)

 ジャン=フランソワ・モンナール(指揮)
 ボーンマス・シンフォニエッタ

 ダヴィト・ゲーリンガス(指揮)
 リトアニア室内管弦楽団、他

 

チェリストは知らないひとばかりだけれども伴奏指揮に名チェリスト、D.ゲリンガスの名が見えるのが目を引く。
オケはリトアニア室内菅、アイルランド響などなど。

 

10数年前に定価500円で売られていた国内盤CD。

音源はNAXOSのようだ。

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録音にばらつきはありデジタル臭さが強調されてはいるが概ね良好。

演奏も水準以上で軽いBGMにはちょうど良い。

 

Youtubeは宮田大のチェロでラフマニノフのヴォカリーズ

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2019年8月 5日 (月)

フィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブルの行進曲集

8月第2週、あい変らず暑い。

梅雨の長雨で夏の暑さを心待ちしていたものの、やはりここまで暑いと辛い。

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昨日の日曜日は部屋の中でも35度越え。

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ポコは家の中に避難。

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お盆も近いので夕方から畑の生垣を刈りはじめた。

炎天下の水分補給しながらの2時間ほどの作業。

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辛かった・・・
体重が2キロ減っていた。

 

実は作業終了後、軽い熱中症になったようで突然の眩暈。

急いで全身を冷やしで事なきを得たが、脳が熱暴走したようである時期の記憶が飛んでしまっていた。

冷静になってみると、過去の記憶と現在の記憶がモザイクのように混在している。

今思うと恐ろしい。

暑さを甘くみてはいけない。

今日は一日安静にしていた。

 

フィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブルの行進曲集を聴く。

国内盤CDで1985年録音に1983年録音のスーザ行進曲集の3曲を加えている。

 

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「星条旗よ永遠なれ~世界のベスト・マーチ集」

①《アイーダ》凱旋行進曲(ヴェルディ)
②ロレーヌ行進曲(ガンヌ)
③サンブル・エ・ムーズ連隊行進曲(ブランケット)
④旧友(タイケ)
⑤ジョージアを越えて(民謡)
⑥祝典行進曲(團 伊玖麿)
⑦ボギー大佐(アルフォード)
⑧ダム・バスターズ(コーツ)
⑨剣士の入場(フチーク)
⑩双頭の鷲の旗の下に(J.F.ワーグナー)
⑪リリーバレロ(民謡)
⑫ラデツキー行進曲(J.シュトラウス1世)
⑬行進曲《威風堂々》 第1番(エルガー)
⑭結婚行進曲(メンデルスゾーン)
⑮軍隊行進曲(シューベルト)
⑯戴冠式行進曲(マイアベーア)
⑰《タンホイザー》大行進曲(ワーグナー)
⑱ワシントン・ポスト(スーザ)
⑲星条旗よ永遠なれ(スーザ)

 

フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル
指揮:エルガー・ハワース

録音:1983年6月(⑱⑲)、1984年3月(⑰)、1985年11月(①‐⑯)

世界の著名な行進曲を網羅したもので1986年に解散したこのグループのほとんど最後の録音。

実際の演奏には金管楽器だけではなく木管楽器も加わる吹奏楽編成の演奏。

日本からの強い要望によりこの録音が実現となったという。

いずれも練れたアンサンブルで格調の高い演奏。

團伊玖麿の「祝典行進曲」も実に見事。

 

Youtubeはフィリップジョーンズブラスアンサンブル来日公演から「クラーケン」

 

 

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