カテゴリー「音盤視聴記録」の記事

2019年12月 9日 (月)

シュヴァイツァーのバッハ

昨日日曜 は1日仕事。


昨日の富士山。

 

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ピシッとした冷気の中の富士。

肌を刺すような朝の空気。

いよいよ本格的な冬に突入

 

今日は一転して曇り空、夕方から雨。

 

本日休みで母を定期検診 へ。

気になった肺の影は完全消滅となり、一年がかりの検査と診察はこれでひとまず終わり。

元気になった母と病院帰りに回る寿司屋で昼食。

 

午後には雨戸の修理を依頼した建具屋が見に来た。

 

築80年を越える木造家屋の錆びた金具や乾燥しきった 板戸を見て首を傾げるばかり。

やはり無理か・・・・・

 

 

その後アラジンのブルーフレームの芯などを交換。

 

フィルターが汚れているためか、ブルーフレーム特有の冷たいブルー 色になかなかならない。
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今日はアルバート・シュヴァイツアーのバッハを聴く

 

手持ちはLP初期に出た日本コロンビアのXL規格のLP.

 

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・トッカータ、アダージョとフーガ ハ短調BWV.564
・幻想曲とフーガ BWV.542
・フーガ イ短調 BWV.543

 

 オルガン:アルバート・シュヴァイツァー

 

 録音 1951,52年
 フランス、アルザス、ゲンスバッハ parish church

 

この翌年シュヴァイツァーはノーベル平和賞を受賞している。

 

シュヴァイツァーは14才でオルガンを弾き初め、名指揮者シャルル・ミュンシュの叔父のオイゲン・ミュンヒや作曲家のヴィドールなど、当代一流のオルガニストに師事している。

 

だが聴いてみると、なんとなく漂うアマチュアのテイスト

 

落ち着いたほっこり暖かな演奏。

ゆっくりとしたテンポ、時として指の回らぬ箇所もあるが、これがこの演奏の良いところでもあり欠点でもあるようだ。

 

録音はこの時期のものとしては良い

イコライザーカーヴはold78で聴いた。

 

youtubeはシュヴァイツァーの弾くバッハ、「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」

 

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2019年12月 7日 (土)

クラシックレコードコンサート、そしてゴルシュマンのラヴェル再聴

12月最初の土曜日は風もなく、見上げるとまるで蓋をされたかのようなびっしりの灰色の雲。

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雨がポツポツ降る中でポコの朝の散歩。


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気温は下がり横浜は初雪。

 

昨日の夜は市民文化センターでクラシックレコードコンサ―トの解説だった。

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今年没後30年だったカラヤンのベートーヴェン、「第九」を中心に取り上げた。

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今回も寒い中大勢の方に来ていただきました。

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お客様の中に富士市や遠方から来た方もいて、さらにはかつてドイツ・グラモフォンのハノーファー工場にいたという方もいて驚いた。

 

 

あるサイトで手持ちのウラディミール・ゴルシュマンのラヴェルを紹介したら大変な反響があった。

そこで久しぶりの再聴。

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・ボレロ
・組曲「マ・メール・ロア」
・道化師の朝の歌
・亡き王女のためのパヴァーヌ

  ウラディミール・ゴルシュマン指揮
  ラムルー管弦楽団

仏フィリップスのLP.

 

10年前の購入直後の感想と大きな違いはないが、やはり大変な名演だ。

 

音の綾の中のきっちりとした旋律線、そして一瞬の間浮かび上がって消え去っていく内声部など、気品もあってゾクッとするような色気漂う稀有な演奏。


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中でもこれほど見事な「マ・メール・ロワ」は他ではなかなか聴けない。

終曲の「妖精の園」冒頭の響きを聴くだけでも泣けてくるような感動的な演奏だ。


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幻のような儚さが漂う「亡き王女のためのパヴァーヌ」。

幾分憂いを感じさせる最初の部分から次第に艶やかにして熱を帯びながら華麗に盛り上がる「ボレロ」も見事。


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幾分ユルイアンサンブルを聞かせることもあるラムルー管だが、ここでは幾分素朴な音色でありながら超一流のアンサンブルで応えている。

 

演奏も秀逸だが、厚手のジャケットに豊富な資料、手に取るだけで嬉しくなるようなアルバム。


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解説も詳細で、さらにはシリアルナンバーが入っていて製作者の深い入れ込みも感じられる。

モノラルながら録音も良く、これほどの名演がCD化されず埋もれているのが不思議。

 

LPからの板起こしがYOUTUBEで聴くことはできる。

 

Youtubeはゴルシュマン指揮ラムルー管によるラヴェル、「マ・メール・ロア」終曲

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2019年12月 2日 (月)

マリス・ヤンソンス逝く

今日は朝から雨、昼時には台風並みのゲリラ豪雨となってしまった。

今日は仕事が休みで母の定期健診のために隣町の病院まで。
行く途中に国道414号が渋滞。

どうやら三つ目ガードが冠水して通行止めとなったようだ。

 

指揮者のマリス・ヤンソンスの訃報が入ってきた。
76才というまだまだ活躍して欲しい年齢。

ひところマリスの父、アルヴィド・ヤンソンスに興味があってその録音を集めたことがあった。
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マリス・ヤンソンスは父の資質を受け継ぎ、知的で誠実な音楽造りの中に人間的な暖かさを感じさせる指揮者だった。

 

ヤンソンスは1991年に沼津市民文化センターの開館10周年に当たり沼津に来演してくれた。
オーケストラはサンクトペテルブルグフィル。(旧レニングラードフィル)。

ムラヴィンスキー亡きあと当時の音楽監督のテミルカーノフとの同行だった。

 

 

その時のプログラムが見つかった。78629005_2614145142038190_75685247368885

沼津公演は全行程の最終日でプログラムを見ると欄外に付け足したような感じで、見るからに直前になって決まったような公演だった。

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曲目はチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番とショスタコーヴィチの交響曲第5番。

 

ショスタコーヴィチはムラヴィンスキーがこのオケを振って初演した曲。
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当時昇り調子だった40代後半のヤンソンスがムラヴィンスキーとは異なるアプローチで果敢に挑戦したフレッシュな演奏だったと記憶している。

 

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招聘する前に何か目玉になるものはないか?と当時の文化センターの館長さんから話しかけられたことと、決まった後もチケットがなかなか売れず、苦労されていたことを思い出した。

その数年前にはベルリンフィルの前音楽監督のサイモン・ラトルもバーミンガム市響を率いて沼津に来演した。

 

隔世の感があり。

 

今日はマリス・ヤンソンスの指揮でラフマニノフの交響曲第2番を聴く。

いくつかあるヤンソンスの同曲の最初の録音。

 

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・フィルハーモニア管弦楽団

 

  1986年11月19、20日 
  オールセインツチャーチ ロンドン スタジオ録音

ヤンソンス40代のCHANDOSへの録音。

第一楽章序奏から情緒纏綿と歌いフォルティシモではオケを開放的に鳴らしている。

各楽器をきっちりとバランス良く響かせ理知的にまとめているところが知性派のヤンソンスらしい。

第一楽章でティンパニの強打に導かれ劇的なクライマックスに達する箇所もチューバの咆哮が凄まじく、第四楽章クライマックスでのシンバルの付加とともに若き日のヤンソンスの情熱が爆発した1枚。

 

youtubeはマリス・ヤンソンスの指揮でマーラーの「復活」フィナーレ

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2019年11月18日 (月)

ベーム、ベルリンフィルとのベートーヴェン、交響曲第7番

晴れ夜から豪雨。11月も半ばを過ぎた月曜日。

 

今日は職場での研修。
今はセミリタイアの身、まさかこの年で研修を受けるとは思わなかった。

現役に交じり同じようなセミリタイアの面々も集まりなんとなく同期会の趣。

数人としか話はできなかったが、各自それぞれの配属先で仕事内容や処遇、人間関係でいろいろと思うところありの表情。
自分は勝手知ったる仕事と自由にものが言える職場環境なのでさしたる不満はない。

 

夜になって嵐のような雨と風。

 

音楽はベームの指揮でベートーヴェンの交響曲第7番。
ベルリンフィルとの1959年録音。

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・交響曲第7番 イ長調 op.92
・「コリオラン」序曲  op.62*

 カール・ベーム 指揮
 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団

 録音 1958年4月17日、1958年12月4日*
   ベルリン、イエス・キリスト教会

 

この曲は沼響の聴き比べコラムで取り上げている。

初回が2008年3月。

20012年5月のヴァン・ベイヌムの第81回で現在中断中。

 

このベームの演奏はちょうど10年前に取り上げた。
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この時は国内盤LPでRIAAカーヴで聴いている。

 

今回聴いたのは独逸盤LPでイコライザーカーヴ はNAB。

演奏そのものの印象はさほど変わらないけれども、音は以前聴いたときほどベルリンフィルの独逸的な重厚さを感じなかった。

 

幾分の若々しさと抜群の安定度、自然な音楽の流れに風格も漂うベーム60代の堂々たるベートーヴェン。

NABで聴くと弦楽器の奥で響く管楽器の奥行感が定位置でばっちり決まっている。

 

「コリオラン」序曲は、ベルリンフィルの重厚な響きを強調。
SN比も良し。

オケが7番の時よりも厚みがあるようだ。

弦楽器の人数を増やしたのだろうか。

 

明日から数日ブログ休みます。

沼響のHPの聴き比べコラム「チャイコフスキーの第5番を聴く」に
サージェント指揮BBC響の演奏の感想をアップしました。
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チャイコフスキーの第5番聴き比べの再開は4年ぶり。

 

youtubeはベーム指揮のR.シュトラウス「エレクトラ」リハーサル。1981年ベーム最後の年の記録

 

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2019年11月17日 (日)

ヴェルサイユ宮、王の大宴会の音楽

今日も穏やかな日曜日。
朝は町内一斉清掃でご近所さんたちと談笑しながらゴミ拾い。

その後はポコの散歩。
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工事開始3年が経過して未だ未完の県道は公園化している。

使い古しのデジカメの具合が悪く、撮影する時にファインダーの映像が90度回転してしまう。

新しいものを物色するとお手頃価格のデジカメの新機種が極端に少なくなり、高級機種に完全にシフトしている。
スマホのカメラの解像度が上がり需要が減ったのだろう。

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午前中に家内と一緒に、というよりも連れられて「ららぽーと沼津」へ。
家内から言い出されるときは 大きく重い買い物 がある時と決まっている。

今回も無印良品で大きな鏡を購入。
駐車場まで荷役。
そして食品売り場でのまとめ買い。
ここでも重かった。

 

昼食は近くの 「スシロー」へ。
先日のテレビ番組では「スシロー」のコーン軍艦が自信作だということで絶賛されていた。
そこで最初にオーダーしてみた。

うーん、あの手の グルメ番組のタレントの反応はかなりオーバーだと承知しているけれども正直実際こんなものかというか予想通りの 味。
原価廉そうだな。

 

その後割引券が切れそうな日帰り温泉https://www.suruganoyu.co.jp/ 「駿河の湯」へ。

温泉から出た後に眠くなってきて、レストルームで仮眠しているうちに肩が再び痛くなってきた。

温泉に入ると潜んでいた悪い部分が出てくるのだろうか。

 

帰宅後、夜には大島沖を震源地とする地震。M4.9.

 

 

音楽はルイ14世から16世の時代のフランスの宮廷音楽家として活動したフランソワ・フランクールの音楽。

 

聴いたのは仏エラートの新空想の音楽会シリーズ第1集。

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「ヴェルサイユ宮の鏡の回廊における王室大宴会」

・アルトワ伯のための王の宴の音楽 組曲第4番より(フランクール編)
・アルトワ伯のための王の宴の音楽 組曲第2番  (フランクール編)

  ジャン=フランソワ・パイヤール指揮
  パイヤール室内管弦楽団

  録音 1966年

手持ちはエラート 原盤日本コロンビアのLP

ルイ15世の時代、後に シャルル10世に即位するアルトワ伯の婚礼の祝宴のために作曲された4曲の 組曲のうち第2と第4の組曲を収録。

原譜の表紙にはフランクール作曲ではなく編纂となっているという。

 

実際この組曲はフランクールのほか同時代のラモーやどドーヴェルニュ、ドゥ・ビュリ、モンドンヴィルらの作品を拝借し、フランクールの作品を加えて組曲としたもの。

 

フランス王宮の豪奢な大宴会を彷彿させる音楽の数々。

なかなか多彩で楽しめる。

組曲の各曲の合間にはトランペットやホルンによるムーレ作曲の華やかなファンファーレが入る。
いずれもフランスの管楽器独特の明るく軽い音色。

 

90近くまで生きたフランクールはこのとき75歳 。

他の作曲家の優れた作品を要領によく借用し手際よく?まとめた手腕に、フランス宮廷音楽家として長い間君臨した老作曲家の老獪さを見た。

 

もっともこの時の宴会は 夕立のため照明が台無しになって 大混乱だったという。

 

Youtubeはムーレ作曲のファンファーレ

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2019年11月13日 (水)

マゼールのショスタコーヴィチ

晴れのち曇り夕方から一時雨。

朝、出掛けに自分を見送るポコがどこかアンニュイ。

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最近裏山にイノシシが出没するので疲れた様子。

 

今日はマゼールの指揮するショスタコーヴィチを聴いていた。

米テラークへの録音で手持ちは日本フォノグラムから出ていたLP.

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・交響曲第5番 ニ短調 作品47 :ショスタコーヴィチ

  ロリン・マゼール(指揮)
  クリーヴランド管弦楽団

  録音 1981年4月 
  クリーヴランド、マソニック・オーディトリアム

 

マゼールは一度も実演を聴く事ができなかった。

2014年に予定されていたPMFへの来演のチケットを確保していたけれども、その年の7月13日に急逝してしまった。
奇しくもマゼールと同年生まれのカルロスクライバーは、10年前の同じ日に亡くなっている。

 

マゼールは2012年のN響への客演や、翌年のミュンヘンフィルとの来日時での変わらぬ健在ぶりを知っていただけにその死がしばらく信じられなかった。

 

このマゼールのショスタコーヴィチはだいぶ前に沼響の定演で演奏したときに聞き比べている。

ほぼ20年ぶりの再聴。

 

当時は当然RIAAカーヴで聞いているが今回はAESで視聴。

聴いた印象は殆ど変わらない。

 

洗練されたクールな演奏。

だが以前聴いたときには気がつかなかったが、弦楽器の鳴らし方が独特で第3楽章では豊麗に弦楽器群を響かせながらも透明度の高い響きを獲得している。

これは自らが優れたヴァイオリニストでもあったマゼールの特別なボウイングの指示があったのかもしれない。

 

AESだと幾分音にダークさが加わってさらに落ち着いた印象。

だがAESがベストポジションかどうかはわからない。

youtubeはマゼール、N響と2012年のボレロ

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2019年11月12日 (火)

アーサー・フィードラーボストン響を振る

晴れ、本日の最高気温23.1℃

春からの肩の痛みがなかなか治らない。
その時の病院での診察結果はいわゆる五十肩。

その後痛みが収まる気配がないので今日は歯医者に行く母を送るついでに病院へ。

 

整形の専門病院はかなりの混雑。

2時間待ちで診察15分。

結局今月末にMRIを撮って精密検査をすることになった。

 

昨日は午後から雷を伴った激しい雨。

雨が降る前に畑のサツマイモを半分ほど収穫していた。
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ついでにサトイモ。

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聴いた音楽はアーサー・フィードラーの指揮する「新世界より」

手持ちは先日馴染みのオーディオショップでいただいた米RCAのLP.

 

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・交響曲第9番ホ短調作品95「新世界より」
・序曲「謝肉祭」作品92

  アーサー・フィードラー 指揮
  ボストン交響楽団

  録音 1970年1月5日 ボストン、シンフォニーホール

 

タワレコのサイトの復刻CDの説明によれば
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1970年録音のこの2曲が、フィードラーにとってDGに移籍する前のRCAへのほぼ最後の録音。
前年12月のフィードラーの75歳記念演奏会で取り上げられた余勢をかって、その約3週間後のセッションで収録された演奏

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とある。

聴くと速いテンポ、オケをバランスよく鳴らす手際の良さはさすがの 全てを知り尽くした老練な演奏。

 

スプラフォン新版をベースとしながらもかなり手を加えていて、ティンパニや チューバが通常の譜面にない各所で聴こえてきている。
時としてワーグナーのようにも響く。

 

だが同じようにオーケストレーションに手を加えた近衛秀麿の演奏と比べると、音楽の燃焼度と力強さでフィードラー盤が勝る。

これはオケの性能の差かもしれない。

第2楽章以外でチューバの鳴る部分が両方の演奏とも4楽章の同じ個所なのも面白い。

 

意外なことにこれが今のところボストン交響楽団唯一の「新世界より」のセション 録音 。

 

「謝肉祭」序曲もヴィヴィッドなお祭り気分満載の快演だ。

 

Youtubeはフィードラー指揮のチャイコフスキー、ピアノ協奏曲第1番。ピアニストはアール・ワイルド

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2019年11月10日 (日)

リヒターハーザーのベートーヴェンそしてキュエノーのトロヴァトゥール曲集

雲もなくほどよい気温の日曜日。
狩野川から富士山が良く見えた。
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本日午後は沼津市立図書館読書週間講演会。

数多くの歴史小説を書いている作家、伊藤潤の講演会に行っていた。
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演題は「歴史小説を読む楽しみ」
パワポを駆使して気合の入った講演会。

同じ会場では歴史小説の紹介展示もあった。

会場で退職した職場の先輩に会いしばしの雑談。
先輩は現在別組織で働いている。

 

 

昨日土曜日は静岡県内限定有名店「さわやか」で家内とランチ。
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ここはいわゆる行列の出来る店で一時間以上待つのは普通。

ところが昨日は開店まもなくの時間だったので10分待ちで入ることができた。

ラッキー・・・・・

 

帰りに契約している都市ガスの展示会に寄ってみた。
抽選券を出してガラガラポン。

この手の抽選はいつも末等のティッシュかサランラップ。
だがこの日は違った。

出たのはなんと1等!
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「魚名産コシヒカリ新米」だった・・・

こんな日もあるものだ。

 

聴いた音楽はベートーヴェンの3大ソナタ

ドイツのピアニスト、ハンス・リヒターハーザーの演奏で手持ちは蘭フィリプスのLP。
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・ピアノソナタ第8番ハ短調 Op.13「悲愴」
・ピアノソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
・ピアノソナタ第23番ヘ短調 Op.57「熱情」

  ハンス・リヒター=ハーザー(ピアノ)

  録音 1955年

「悲愴」のしみじみと歌う第2楽章に漂う悲哀と第3楽章のどしりとした安定感。

誰かがリヒター・ハーザー鍵盤上のベンツと評していたそのままの巨匠の風格。

黒光りするような重厚な響きのこれぞドイツのベートーヴェンだ。

 

 

そしてもう一枚はウェストミンスターから出ていたLPで108歳まで生きたスイスの名テノール、ユーグ・キュエノーの歌う「French Troubadour Songs」

14世紀のギヨーム・ド・マショーや15世紀に活躍したバンショワやデュファイらブルゴーニュ楽派の作曲家たちに加えて16世紀のクレメンス・ノン・パパのようなフランドル楽派に読み人知らずのいくつかの作品。
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いずれも2分前後の短い曲ながらキュエノーの柔らかで品格のある歌唱が印象深い。

時としてボーイソプラノのようにも聞こえるほど。

作曲者不詳の無伴奏で歌われる曲など涙が出そうになるほど美しかった。

キュエノーはシリーズものとしてイタリアやイギリスの同時代の作品のレコーディングをウェストミンスターに残している。

Hermann leebによるリュート伴奏。

いずれもEQカーヴはNABで聴いた。

Youtubeはメトの「トゥーランドット」でのキュエノー、この時キュエノーは85歳!

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2019年10月26日 (土)

スラトキン4度目の展覧会の絵

本日快晴。
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今朝は富士山がくっきりと見えた。


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庭の金木犀が満開で甘酸っぱいような芳香が漂っている。

 

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ポコは今日も元気です。

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ばっちりとカメラ目線。

 

朝、バッテリー交換に出していた整備工場のSさん宅に行き車を受け取ってきた。
沼響創設メンバーのSさんの御母堂としばし立ち話。

 

その後は契約しているケーブルテレビの感謝祭とやらで、家内とプラザ・ヴェルデに行っていた。

豪華粗品進呈。

粗品は牛肉だった。

 

昼食は隣町の老舗ステーキレストラン「毎日牧場」

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1年に2~3度ほどしか行かないがランチステーキが小ぶりになった。

 

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ここはサラダバーのカレーがうまい。

 

今日はサイドメニューのカニークリームコロッケをオーダーしてみた。

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これは大きくてなかなかよかった。

 

 

スラトキン指揮リヨン管による「展覧会の絵」を聴いた。

 

NAXOSのプロジェクト、未出版作品も含めたラヴェル管弦楽曲全集中の第3集で ラヴェルによる他の作曲家の作品のオーケストラ編曲を集めたもの。

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1. シャブリエ:10の絵画風小品より『華やかなメヌエット』
2. ドビュッシー:サラバンド
3. ドビュッシー:舞曲
4. シューマン:謝肉祭 Op.9より
 第1番:プロムナード
 第16番:ドイツ風ワルツ
 第17番:間奏曲-パガニーニ
 第21番:ペリシテ人と戦うダーヴィト同盟の行進

5. ムソルグスキー:組曲『展覧会の絵』
 
レナード・スラトキン(指揮)
 フランス国立リヨン管弦楽団
 
 録音:2013年10月22-26日(1)、2013年9月18-20日(2-4)、2012年11月26-29日(5)
 録音場所:フランス、リヨン、オーディトリウム(1,5) リヨン国立音楽院(2-4)
 

スラトキンとしては実に4度目の「展覧会の絵」録音。

ラヴェル編とはいえスラトキンはかなり手を加えていて、楽器のバランスを含めて他の数多の演奏と比べて多くの異なる部分がある。

 

スコア片手に聴いたわけではないが、強弱記号などはラヴェルが参考にしたリムスキー=コルサコフ校訂版のピアノ譜ではなく原典版ピアノ譜を参照している気配もある。

 

その証として「ヴィドロ」はffで開始。

さらに「サミュエル・ゴールデンベルクとシュミイレ」ではドレドシでなくドレシシで終わる。
これは原典版の顕著な特徴だ。

 

ラヴェルがオーケストラ化した際に省略した、5番目のプロムナードをスラトキンの自身の編曲で加えている。

この編曲は金管楽器のコラールで始まり途中から弦楽器が加わるもの。

ラヴェルのような閃きは感じられないが一連の流れの中で違和感はない。

 

ラヴェルが省略した「卵の殻をつけた雛の踊り」の最後の部分、ラヴェル版では
1回しか鳴かない終結部のコケーッコと鳴く部分はピアノ譜のとおり2回鳴く。

 

他に「キエフの大門」でのティンパニーの付加など、完璧ともいえるラヴェル版にかなり手を加えている。

 

ボド時代のリヨン管はフランスのローカル色の残るオケだったけれども、このCDを聴くかぎりでは、暖色系の響きを残しながらもインターナショナルな機動力を備えたオケと化している。

ちょっと寂しい。

 

演奏そのものは蒸留水のような無味無臭の響きもあって、安全運転に終始した無難な出来。

Youtubeはリムスキー=コルサコフ&トシュマロフ版の「展覧会の絵」

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2019年10月23日 (水)

グレゴリー・ソコロフのショパン

今日は晴れて秋の空。

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今年は季節の流れが遅く、昨日は平年より22日遅い富士山の初冠雪。
庭の金木犀も今頃咲いている。

 

それでも天体の運行は不変。
昨晩遅くには東の空に冬の星座オリオン座が見えていた

 

朝、出勤しようと車に乗るとエンジンがかからない。????

 

やむなく懇意の整備工場屋Sさんを呼び見ていただいたらバッテリーが上がっているという。
今の車を購入して3年ほど、半ドアでもなかったしSさんも首を傾げていた。

 

ということで本日遅れての出勤。

 

今日はロシアのピアニスト、グレゴリー・ソコロフのショパンを聴く。

 

曲はピアノ協奏曲第1番。

 

ソコロフは16歳でチャイコフスキー国際コンクール優勝の天才肌のピアニスト。
その後着実にキャリアを重ね今や巨匠の域。

 

以前聴いた2005年のシャンゼリゼでのライヴのDVDには強烈な印象を受けた。

 

数度の来日を重ねているが90年代の来日を最後にばったり来なくなった。

近年はコンチェルトも演奏していない。

 

聴いたのは1977年独逸オイロディスクへのスタジオ録音。

 

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ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op. 11

 

 グリゴリー・ソコロフ (ピアノ)
 ヴィトルド・ロヴィツキ (指揮)
 ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団

 

録音時期:1977年11月
録音場所:ミュンヘン、ビュルガーブロイ

 

録音時ソコロフは27歳。

高音部の美しさが印象的な悠然としたテンポの老成した演奏。

弱音部の緊張感と不純物が皆無の研ぎ澄まされた音は今のソコロフに共通する音。

現在の巨匠ぶりを知るだけに、演奏の奥につかみどころのない巨大さが感じられるのも事実。

ポーランドの名匠ロヴィツキのサポートも雄弁な出来だ。

 

EQカーヴはAESで聴いた。

 

Youtubeはソコロフの弾くバッハ、フランス風序曲

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