カテゴリー「音盤購入記録」の記事

2021年1月 8日 (金)

2020年最後の音盤購入

本日快晴、昨日からからっ風吹く沼津。


あいかわらず富士山は雪が少ない。


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東京の感染者はあっという間に2000人を越えた。

早朝くしゃみが止まらなくなった。そして鼻水も。

恐る恐る体温を測ると平熱。

悩ましい花粉症が始まったようだ。

 

年明け早々開設以来全く変えていなかったブログの体裁を変えてみようといろいろ試みた

いろいろ試してみたけれど結局しっくりいかず、元の形に戻すことにした。

ところが以前の環境を忘れてしまって多少違うものになってしまった。

 

 

昨年の振り返りのついでに昨年最後の音盤購入の備忘録。

ブックオフでのCD購入の後に、これで今年はお仕舞いにしようかと思いつつもヤフオクをサーフィンしていたら長い間探していたLPを格安で発見。

自制のタガが外れてまた買ってしまった。

 

結局それだけでなく同じ出品者から何点かと他の出品者からも数点落札。

 

最初見つけたのはガブリエル・フォーレ合唱団によるフォーレの小ミサ曲とプーランクの「黒い聖母の連祷」のIPG盤。


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ガブリエル・フォーレ合唱団のフォーレと言えばVOXオリジナルで日本コロンビアから出ていたフォーレ合唱曲集が名高い。

ただしこちらはガブリエル・フォーレ少年合唱団となっている。

この日本コロンビアのLPは何度も再発されて、かつては多くの中古LPショップでよく見かける盤だった。

広く売れたのだろう。

 

その後この団体の実体もよくわからぬまま消息も不明となっていた中でIPGからガブリエル・フォーレ合唱団の名でトマジの「12のコルシカの歌」が出現。

それが非常に魅力的な演奏だった。

 

その後同名の団体による同曲のCD再録音も出たがこれは驚くべき醜演。

この団体の演奏はあまり見かけなくなってしまった。

 

そんな中で見つけたこの盤。


ジャケットの体裁から察するとトマジと同じころの録音のようだ。

 

もともと格安だったけれども50円高い即決価格で即落札。

音盤は見つけた時にゲットしなければ直ぐに入手難になってしまうのがこの世界。

 

以前、知り合いの漁師が「親の仇と魚は見つけた時にすぐ取れ!」と言っていたことを思い出しポチリ。

送料も考えて同じ出品者からあと数枚。

 

フランスのバリトン、シャルル・パンゼラの歌う、ドビュッシー、フォーレの歌曲集、フィリップスモノラル盤。
パンゼラのフォーレはEMIへの旧録音は架蔵済み。


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このフィリップス盤は夫人のマドレーヌ・パンゼラのピアノソロで、ドビュッシーの「水の反映」と「沈める寺」「ミンストレル」、そしてフォーレの「舟歌第2番」も聴くことができる。

 

そしてジュライティス指揮ボリショイ劇場管弦楽団によるプロコフィエフ、「ロメオとジュリエット」全曲盤LP3枚組


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この組み合わせの演奏は90年代にNHKBSでバレエ映像が放送されたことがあり、この時の演奏が非常に良かった。

このLPは同じ頃のセション録音で、1940年のレニングラード初演の後に削除された未出版の3曲も収録されているという完全全曲盤。

この3曲を収録した完全全曲盤としては世界初だったはず。

 

大型家電店DAMが出していた45回転高音質レコードシリーズの第4弾。


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A面は津軽三味線、B面は高橋アキの弾く石井真木のピアノ曲と朝比奈隆指揮大阪市音楽団によるイェーガー作曲吹奏楽のための交響曲第4楽章。

このうち朝比奈隆の演奏は東芝EMIからLPで出ていた。

 

他の出品者からはヴァイオリンを3枚。

 

1964年、17歳でエネスコ国際コンクールで優勝したクロード・ベルナールのヴァイオリンでハチャトウリアンのヴァイオリン協奏曲とプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番、フィリップス盤。


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ハチャトウリアンの伴奏指揮は作曲のハチャトウリアンでオケはブカレストフィル。

どうやらベルナールのコンクール優勝直後の録音らしい。

ジャケットの写真?の姿も初々しい。

 

コンセルトヘボウ管の名コンサートマスターだったヘルマン・クレバースのヴァイオリンでブラームスのヴァイオリン協奏曲とブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番。


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ヨルダンス指揮ブラバントフィルによるこちらもフィリップス音源のペラジャケ国内盤。

 

イギリスのヴァイオリニスト、テミアンカでグリーグの3曲のヴァイオリンソナタ、
ORION盤。


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結局2020年も大量購入。
いつまでも懲りない私。

 

Youtubeはフォーレの「ラシーヌの雅歌」

 

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2020年12月23日 (水)

スレンチェンスカの芸術

本日快晴。出勤しようとすると放射冷却のために車のフロントガラスが凍結。
お湯で溶かしても走行中に再びバリバリと凍り始めた。
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駐車場からオフィスへ向かう途中の富士。

相変わらず冠雪は見えず富士山頂でも水不足。

仕事上では実質最後の一週間に突入。

 

コロナ感染者の増加は止まることを知らず、その一方街の人出は減ることを知らず。
自分だけは大丈夫だろうという「正常性バイアス」の危険なムードが漂う。

隣町の富士市では公立病院でクラスター発生中。

 

昨日は休み、午前中に行きつけの内科クリニックで定期健診。
血圧、尿酸値は正常なれど血糖値がやや高め。

午後は母を整形外科へ。

合間に最寄りのブックオフに行き年末年始に読む本を物色。
本だけにするつもりがCDコーナーにまで足を延ばしたのが運の尽き。

500円以下コーナーで面白いものを見つけてしまった。

 

4歳でデビューした天才少女と知られラフマニノフやバックハウス、コルトーなど錚々たる大ピアニストたちに師事したルース・スレンチェンスカ。

発見したのは各巻CD2枚組の「スレンチェンスカの芸術」から1.3.4巻。


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スレンチェンスカは今でも90歳を超えてご存命で、今年の4月はサントリーホールでのリサイタルが予定されていた。

この1連のCDが出たことは知っていたけれど1巻当たり定価4,400円はちょいと購入に逡巡する金額。

それが1巻当たり510円で並んでいた。

 

ここでプッツンしてしまいついでにグリエールのバレエ音楽「赤いけし」。
アニハーノフ指揮St.ペテルブルク交響楽団による完全全曲盤CD2枚組。290円。


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ホセ・クーラの歌と指揮で「ヴェリズモオペラ」アリア集、そしてグランジャニの「子供の時間」やタイユフェールの作品など、フランスのハープのために書かれた小品が収録されている竹松舞のリサイタル盤それぞれ110円。


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Youtubeはスレンチェンスカの弾くショパンのエチュード

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2020年12月13日 (日)

今年の音盤買い納め?・・・フィンジの音楽

今年は冬の訪れが遅いようだ。
12月も半ばというのに富士山には冠雪はなし。


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今日は町外れのホームセンターに寄るついでに家内のショッピングのつきあいで「ららぽーと沼津」。

 

昨日全国の感染者が三千人を越えたというのにここはコロナ禍とは無縁のような世界。

日曜日ということでかなりの人。

フードコートもびっしり満席。

マスク姿でなければ昨年とほとんど変わらない。

さすがにご老人の姿は見えないが。

比較的空いているスペースで家内と軽い昼食して早めに外に出た。

 

ホームセンターでは正月飾り一式と庭に敷く人工芝を購入。

必要な長さに僅かに足りず、購入するかどうか迷ったけれど結局買うことにした。
端数の長さ分はサービスしてくれた。

 

このところのマイブームはこのブログでも何度か取り上げているイギリスの作曲家ジェラルド・フィンジ(1901-1956)。

フィンジの作品をまとめて聴きたくてHMVのサイトから何点か購入。

80年代まではフィンジの音源はフィンジの息子が振った「ディエス・ナタリス」ほか、数えるほどだったのが今は沢山出ている。


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まずはNAXOSのフィンジ録音を集めた「フィンジ・アンソロジー」CD8枚組。

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このうちの名作「エクローグ」を収録した1枚は既に購入済だけれども、残りの7枚を単体で購入するよりも8枚セットの方が安かった。

器楽曲の他に合唱曲や歌曲を多数収録。

 

そしてケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団による合唱作品集hyperion盤。


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もう一枚
「入祭唱~フィンジの音楽」


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コロン指揮オーロラ管弦楽団にサクソフォンに女流奏者エイミー・ディクソンが加わったDECCAの異色の演奏

これはどのような音楽が聴けるのか全く見当もつかない。

 

ついでにフィンジとは関係なくEloquence Australiaから出ている「ジェームズ1世の宮廷音楽」


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バロック音楽ブーム黎明期のイギリスの音楽家、サーストン・ダート率いるモーリス・アンドレそのほかの名手たちによる金管楽器のための音楽を集めたもの。

オワゾリール原盤。

 

これで今年の買い納め・・・かな?

Youtubeはフィンジの「エクローグ」

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2020年11月17日 (火)

フルトヴェングラーセンターの「第九」

今年はスズムシや松虫などの秋の虫の声があまり聞こえてこない。
本日の最高気温、三島で22度超え。

朝、玄関先にヤモリを見つけた。

よく見ると事切れている。
ずいぶんとやせ細っていた

写真は在りし日のヤモリくん。


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今年は餌になる虫が少ないのかもしれない。

 

今日は休みで、クリニックに行き定期検診。

午前中に行くと駐車場に車はなし。

こんなに空いているのも珍しい。

血圧その他、検査結果は良好だったものの体重が増えていた。

 

帰りに畑に撒く堆肥を買ったりしたあとにハードオフに寄ってみた。

 

LPジャンクコーナーからは佐藤陽子のヴァイオリン、岩崎淑のピアノでヘンデルのヴァイオリンソナタ第3番の東芝LP.
どうやら教材用の録音らしい。

 

CDコーナーはざっと見て、いつもと変わり映えしないな・・と思って隅の方に見慣れない背ラベルのCDが2枚。

 

あれ? これは?

 

よく見るとフルトヴェングラーセンターが出していた会員用に頒布されたCDだった。

 

極めて有名な1951年バイロイトに最晩年のフィルハーモニア管との1954年ライヴの「第九」2枚。

 

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バイロイト盤については国内外のLP、CDは架蔵済だけれど、このフルトヴェングラーセンター盤はバイエルン放送所蔵の音源を使用した初のCDとして非常に話題になったもの。

 

フィルハーモア盤はスイス、ルツェルン音楽祭での記録。
この演奏が巨匠最後の「第九」となった。

この2枚いずれも税込み440円。

 

Youtubeはこのフルトヴェングラーのバイロイトの「第九」についての解説

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2020年10月21日 (水)

ドラティのハイドン、ブックオフでの購入

今週は月曜が終日雨だったのでしばらく富士山は雪化粧。

今日は一日雲に隠れて富士山は見えない。

我が家の庭には遅れ気味の金木犀の花。


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柿は不作で3個しか生らなかった。

昨日は休みで不要になった本をブックオフに持って行ったりしていた。

 

比較的家の近くにあったブックオフは数年前に店を閉めてしまい、市内のもう一軒のブックオフはかなり遠い。

近隣の市町にも一件ずつブックオフがあり、中でも函南町のブックオフが規模も大きくて比較的近いのでいつもはそちら。

ここは時々クラシックCDの珍しい出物が時々ある。

 

今回は気分を変えてもうひとつの隣町長泉町のブックオフに行くことにした。

この店は久しぶり。

持参した本は20冊ほど。

古い本は値段が付かず結局買い取り価格は数百円。
こんなもんだろう。

 

断捨離中なのでできるだけ新しい本やCDは買うまいと思いつつも自然とCD棚へ。

東京への音盤購入回遊もこのコロナ禍で1月以来行っていない。

 

ここ数年の音盤購入は新譜狙いではなくて、ブックオフやハードオフ、その他のリサイクルショップ、そして時々ネットオークションを覗く程度での思わぬ出会いが楽しみになっている。

大部分は空振りが多い。

けれども今日はそれなりの出会いがあった。

ブックオフのCDの価格はかなり高めなのでいつも500円以下コーナーを漁る。


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一昨年のウィーンフィルの来日公演を聴いたヴエルザー・メストの若い頃の録音でモーツァルトの「ハ短調のミサ曲」。英EMI盤。

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同じシリーズでイギリスの名手ウイリアム・ベネットのフルートでヴィヴァルディの作品10のフルート協奏曲全曲。
伴奏はマルコム指揮のイギリス室内管。


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アンドルー・パロット指揮 タヴァナー・コンソート&プレイヤーズのブランデンブルク協奏曲全曲2枚組

以上290円


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バレンボイム指揮シュターカペレ・ベルリンでエルガーの大作「ゲロンティアスの夢」全曲CD2枚組。
510円。

 

ついでにレギュラーコーナーに寄ってみた。

ここで目に付いたのはドラティが今や解散してしまったフィルハーモニア・フンガリカを振ったハイドンの交響曲全集英LONDON盤CD33枚組。


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いくらかな?

と金額を見ると1800円!(税別)

 

確かこれ、国内でCDが初めて出たときは5万円を超えていたと思う。

廉価盤再発でも2万以上していていた。

全集中の有名どころはバラのLPやCDで架蔵済とはいえ番外の曲や異稿版や協奏交響曲も含まれている。

 

そういえばこの店ではプーランクの全集を格安で入手している。

 

ここで火が付いて他の棚を見ると以前沼響と共演していただいたチェリストの林峰男先生のCDを発見。

 

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カサドとコダーイ、黛敏郎の無伴奏チェロ作品集。


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そしてあのジョン・ウイリアムスのヴァイオリン協奏曲とフルート協奏曲。
VARESE盤。以上980円。

 

家に帰ったらJウイリアムス盤はダブリ買いでしたorz

冷静さを欠いてしまっていた。

 

Youtubeはウエルザー=メストの2018年、ウィーンフィルとの来日公演から「謝肉祭」序曲

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2020年8月22日 (土)

アシュケナージのドビュッシー、71年ライヴ

晴れのちくもり。

昨晩、窓の外からカネタタキの鳴き声が聞こえてきた。

昨日の昼間の空は深い蒼。

少しずつ近づく秋の気配。

 

ここ数日右目に違和感があり昨日眼科に行っていた。

9時過ぎにクリニックに行くとたいそうな混雑。
受付だけを済ませ1時間後に再訪することにした。

再訪しても検査の開始までは1時間待ち。

 

診察の結果、眼圧が多少高かったけれども特に異常は見られないとのこと。

目薬を処方され薬局を出ると正午少し前。

 

薬局の隣はステーキハウス「アーレスコート」。

良い薫りに引き付けられて吸い寄せられるように店内に。

 

ちょうど一年前も同じ道を辿っていた。

昼食にステーキとはヘヴィだけれど、この店は昼時にはほぼ満席状態になる人気店。

幸い席は空いていた。

やがて客が増えて、たちまち満席に。

自分の席も相席となった。

 

相席の方が美しい中年女性だったのでちょいと緊張気味。


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今日の肉はすじが多いな・・・

早々とランチメニューを済ませて席を立った。

 

 

店を出た後、隣町の先月開館したばかりの清水町図書館に行ってみた。

ガラス張りの近代的な建物は保健センターとの複合施設。

 

入ってみると開館したばかりだというのに利用者は3名ほど。

シーンと静まり返る館内に新しい書架が整然と並んでいた。

図書館を出たあとは最寄りのブックオフ。

 

500円以下CDコーナーをブラウジングして見つけたのが、今年引退を表明したアシュケナージが弾くドビュッシー、前奏曲集第1巻の1971年ニューヨークライヴ。
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AS discから出ていたCDで、モーツァルトとのピアノソナタ第11番とシューベルトの「さすらい人幻想曲」という有名曲とのカップリング。

 

アシュケナージのドビュッシーは珍しいのではなかろうか。

このライヴの同じ年に、やはり同じニューヨークで前奏曲集第2巻を演奏していて、こちらは2018年のドビュッシー没後100年の記念の年に初めて日の目を見た。


2017年に録音された前奏曲集第1巻とセットで一般発売されている。

 

AS discのこのドビュッシーのライヴの第1巻は、ひょっとするとその第2巻とのセットで演奏されたものかもしれない。

 

この貴重盤が税込み290円。


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ほかにはコーポロン指揮ノーステキサス・ウィンドシンフォニーによるショスタコーヴィチ、ヒンデミットらの吹奏楽への編曲作品と伊藤康英の名作「ぐるりよざ」ほかのKlavier盤。290円

 

なかでも「ぐるりよざ」は、このCDによりアメリカで知られるようになったと言われている演奏で、オプションで歌われる男声合唱のグレゴリオ聖歌がこの演奏ではバリトン独唱で歌われる珍しいもの。

 

ブルーノ・ラプラントの歌うグノーの歌曲集 Calliope盤。290円


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ラプラントはフランスの作曲家たちの歌曲集をCalliopeにシリーズで録音していて、いずれも好演だった。

サティ、シャブリエ、マスネの各歌曲集はLPやCDで架蔵済み。

 


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ブリュッヘン指揮エイジ・オブ・エンライトメントによるハイドン。

ハイドンがエステルハージ公に仕えた時代のうち、1760年代後半からの10年間、いわゆる「疾風怒濤期」と言われる時期に作曲された交響曲19曲を収録したCD5枚組。980円

 

Youtubeはアシュケナージのドビュッシー、2017年の録音風景

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2020年5月30日 (土)

またもダブリ買い、ジェシー・ノーマンのフランス歌曲集

激動の5月最後の週末。
風は涼しく初夏の天気の土曜日

午後になって遠雷。

箱根方面は雨のようだ。
本日出勤で一日デスクワーク。

昨日金曜は、仕事は休みで午前中に母の通院の付き添いその後一緒に買い物。
あい変らず母は品物へのこだわりが強くて一時間ほど付き合う。

 

昨夜は今年結婚した娘が婿を連れてきて庭でバーベキュー。


仕事を終えて食材を調達してからの帰省だったので開始は8時過ぎ。

娘が子供の時に懸賞で当たったバーべキューコンロがあったのを思い出し、物置から取り出して準備。

思えば一度も使うことなくしまい込んでいた。


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箱とビニールに入ったまま、金網も錆びてなくピッカピカだった。

20年間この日のためにとっといてあったようなもの。

 

結局、婿殿が新品の七輪を持ってきたのでそちらを使うことにした。


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灯油ランプの灯りの下、涼しい風が吹いてきてなかなか良い雰囲気だ。

 

9時過ぎに東京で働くもう一人の娘から今仕事が終わって帰るところ、との連絡が入った。

長い在宅勤務が終わって忙しいのだろう。

 

近況やたわいのない会話で11時近くまで食べて飲んで。

酒は婿殿持参の全国に知られた静岡の銘酒「磯自慢」


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聞けば昨年職場の忘年会のビンゴで当選したのだという。

繁華街をほろ酔い気分で「磯自慢」の一升瓶をぶら下げて歩いていると、道行く人たちから羨望の眼差しで見られたという。

 

さもありなん。

 

夜が更けるにつれて気温が下がってきた。


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厚い珪藻土で作られた七輪の炭火は暖かい。

 

 

 

またやってしまったダブリ買い。

 

先日ハードオフのジャンクコーナーで見つけたジェシー・ノーマンのフランス歌曲集。

 

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・前の世
・フィディレ
・悲しい歌
・旅への誘い      :以上 デュパルク

 

・2つのヘブライの旋律 :ラヴェル
 
・パリへの旅
・モンパルナス
・ラ・グルヌイエール島
・愛の道        :以上 プーランク
・ブロンズの彫像
・ダフェネオ
・帽子屋
・あなたがほしい    :以上 サティ

 

ジェシー・ノーマン(S)
ダルトン・ボールドウィン(p)

 

録音 1976年5月

 

デュパルクやサティ、プーランクなどの魅力的な曲目に、さほど深くは考えずバルビローリ指揮ハレ管によるドイツ序曲集(英PYE)と一緒レジに運ぶ。


220円だったし。

 

帰りの車中で突然・・・ひょっとして前に買ったかな?

 

バルビローリの方はテイチク国内廉価盤が既に手元にあり、PYE原盤のLPは国内盤よりも格段に音が良かったので承知の上のダブリ買い。

 

だがノーマンの方も・・・・・・

 

帰宅後、EXCELで作った購入データーベースで確認すると、やはり昨年10月に御茶ノ水ディスクユニオンで買っていた。

しかも153円で。

あ~ぁ・・・やっぱり。

 

両方ともオランダ盤ではあるものの昨年買ったのは再発の簡易なシングルジャケット。

ハードオフで買ったのは厚手見開きジャケットでおそらく初出オリジナル。

 

音質の聴き比べもいいな、などと勝手に思い込む負け惜しみ。

 

缶ビール1本分損したことを思うとがっくり。

 

ダブリ買い防止のために、タブレットに購入リストDBを入れておいたのだが、つい億劫になって確認を怠っていた。

 

Youtubeはジェシー・ノーマンのサティ、「あなたがほしい」

 

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2020年5月 6日 (水)

「バイエルの謎」そしてヴァンデルノートのプルチネルラ

曇り時々雨。GW最終日。
今日も仕事。

 

出勤時の道は昨日以上に走る車は少ない。

 

自分が留守の間に義母が三島の「兎月園」の柏餅を持ってきてくれた。

 

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老舗和菓子店の逸品、こし餡と草もちです。

 

 

Facebookで2人の友人から招待された【7日間ブックカバーチャレンジ】
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読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、好きな本を1日1冊選び、本についての説明はナシで表紙画像をFacebookへ7日間アップを続ける。
その際毎日1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする。
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というもの。


チェーンメール的なものは好まないので、友人は招待しない。

 

3日目は音楽書を取り上げることにしたけれど、この「バイエルの謎」はこのブログでも取り上げているので旧稿の手直し。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3日目です。

 

・「バイエルの謎」
        日本文化になったピアノ教則本

 

     安田寛 著
                音楽之友社
                *新潮文庫

 

私は音楽好きなので音楽の本も紹介します。
かつてピアノを習うほとんどの人がバイエルの教則本から始めていました。
                            
今でも自宅には私が子供の頃に使った赤い表紙のバイエルがあります。

 

でもバイエルを使っているのは日本くらいで、他の国ではほとんど使われていないようです。
日本でも最近はあまり使われなくなったようです。
私の子供達はバイエルを使いませんでした。
                                                       
これほど有名なバイエルですが、作曲者バイエルの実像はほとんど知られていません。

 

以前、NHKの名曲アルバムでバイエル教則本中の1曲がピアノ協奏曲風にアレンジされ放送されたのが、作曲家バイエルが公式に紹介された唯一の出来事であったと思います。

 

この短い番組中で、バイエルの墓地跡と推定される場所がひっそりとした公園の一角だったことが印象に残っています。
架空の人物だという説が出るほど生地ドイツでも忘れ去られているバイエル。

 

この本は、ドイツやアメリカまで渡り、何度も絶望的と思われた状況に陥りながら長い年月をかけ作曲家フェルディナント・バイエルの実態に迫った迫心のドキュメンタリーです。

 

教則本「バイエル」の初版を求めアメリカに渡り、ようやく所在をつきとめたニューオルリーンズの図書館は直前のハリケーン「カトリーナ」の来襲で水没してしまっていた。

 

奇跡的ともいえるいくつかの偶然が重なり、マインツの公文書館でバイエルの戸籍を発見する場面など感動的ですらあります。

 

バイエルの墓が第二次世界大戦のマインツ爆撃で破壊され、今は跡形もなくなって草地と化していたという悲しい現実を交えながらも、著者はさらにバイエルのルーツや子孫にまで遡っていきます。

 

「教則本バイエル」の音楽のルーツが、母方の先祖たちが関係した教会で歌われたプロテスタントのコラールにあり、幼い頃に母から受けた音楽レッスンの思い出をバイエルの上巻に込めたことまで掘り下げていく中には、著者のバイエルに対する深い愛情も伝わってきます。

 

この本ではバイエルの肖像画も見ることができました。


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先月のドメニコ・ガロのトリオ・ソナタつながりで、ストラヴィンスキーの「プルチネルラ」の音源をいろいろとネットで物色していた。

 

そこでヴァンデルノートの演奏を見つけた。
へーぇ、こんな音源があったんだ。

 

ベルギーの指揮者アンドレ・ヴァンデルノートは、将来を嘱望され若い頃には優れた録音を残していて、一連のモーツァルト録音は今でも時々取り出すことがある。

ところがいかなる理由か次第にドロップアウト。
やがて表舞台から姿を消してしまった。

 

その後90年代にベルギーのオケを振ったライヴのセットものが突然の登場。

これが大きな話題となり往年のファンは驚喜して買い求めた!?

 

私もそのひとり。

 

ところが演奏内容のあまりの悲惨さにこれまた話題となってしまった。

聞いてびっくり、商品化した良識を疑うほどの低水準。
とても最後まで聴き通すのが辛いほど。

結局、続編が計画されながらも、第1弾のあまりの反響の大きさ? に、続編の発売は流れてしまった。

 

そしてヴァンデルノートの名は再び遠い彼方。

 

このEMIの「プルチネルラ」はタワーレコード・ヴィンテージコレクション中の1枚。

 

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・.バレエ組曲「プルチネルラ」
・バレエ音楽「妖精の口づけ」~ディヴェルティメント

 

アンドレ・ヴァンデルノート(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団

 

録音
  1961年1月14日(プルチネルラ)
  1961年4月28&29日、7月10日(妖精の口づけ)
  Abbey Road Studios, London

 

ちょうどポイントが溜まっていたので払った金額は57円。
ヴァンデルノート若き日の録音で期待の演奏。

 

youtubeはメータの指揮で「プルチネルラ」

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2020年4月 6日 (月)

山田耕筰のオペラ、黒船

本日快晴、新たな一週間の始まり。

 

明日に予定された小中学校の入学式は今日になって突然の中止、そして19日まで休校になってしまった。

 

伊豆諸島が起源といわれるオオシマザクラが今年も咲いた。
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オオシマザクラはソメイヨシノの母種でいつのころからか自宅の裏山に自生している。
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沼津アルプス登り口の桜は散り始め。

 

第一線を退いてから仕事に出る日が減った。

 

今日は母を眼科まで送りつつ自分もかかりつけのクリニックで定期検診。
前回は空いていたけれども今日は通常の混み具合。

 

今回の血液検査の結果がかなり良かった。
終わって軽い買い物の後に母を迎えにいくとこちらもいつもと変わらぬ混みよう。

 

 

午後はドコモショップでタブレットOSの相談のついでに契約の見直し。
ショップの店員は全員男性だった。

 

予約してあったので待ち時間は10分ほど。

 

席に座ってふと横を見ると若い頃一緒に仕事をしたKさんの姿。

 

Kさんはかつて自分が異業種に出向した際にお世話になった方。

 

会ったのは実に20年ぶり。

 

年金生活に入ったので出費をスリムにするために契約の見直しに来たとのこと。

 

さっぱりと明るい笑顔は若い頃と変わらずだ。

 

髪の毛を短く切り、派手なシャツにチョッキの姿に日焼けした顔は見るからに自由人の姿。
日々元気に過ごしているご様子。

 

しばしお互いの近況などを立ち話。

 

 

ちょっとハイになって帰りにハードオフに寄ってみた。

 

ここは一年前に大量の輸入盤LPの大放出があった店。

 

行ってみるとほとんど残りものばかり。

 

でもジャンクコーナーに何枚か新しいものもあった。
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山田耕筰の歌劇「黒船」全曲盤2枚組。

東芝から出た初出LPで山田耕筰総指揮、森正指揮東京交響楽団、二期会合唱団。
伊藤京子、立川澄人ほか。

550円

 

キングから出ていたスーパーアナログディスクでアンセルメの指揮で「ボレロ」
「魔法使いの弟子」ほか。330円
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いずれも既に外盤LPで架蔵済みであるもののスーパーアナログディスクでこの値段は安い。

 

110円ではワルター・ウエラー指揮ロンドンフィルによるデュカの交響曲と「魔法使いの弟子」DECCA盤。
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昨年増えすぎたので今回はこのくらいで自制。

 

Youtubeは山田耕筰の序曲ニ長調、日本人による初めてのオーケストラ作品

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2020年2月12日 (水)

ラトビアのオケのことなど

天気は西から下り坂。


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朝、狩野川河川敷から見る富士山には傘雲予備軍の「つるし雲」。

湿った空気が上空に流れ込んでいるようだ。


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家の近くの河津桜が咲き始めた。

枝にはメジロの姿。


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月曜の晩に高校吹奏楽部の後輩二人が家に遊びに来ていた。

一人は吹奏楽の指導者として自ら手塩にかけたバンドを率い、吹奏楽コンクール全国大会に出場した経験もある県東部でも知られた存在。
彼は今年のコンクールの自由曲について音源の相談。

 

もう一人はホルンを専門に勉強し今は外資系の会社に勤務。

彼は国内外の音楽家とも交流が広く頻繁に海外に出張。
その傍ら現地のレコード店を巡回して音盤を買い漁り、珍しい盤を見つけては時々持参してくる。

持参の音盤は独墺圏だけではなく、リトアニアやスロヴァキア、エトセトラ。

 

ロシア圏を中心に旧東欧圏の珍しい国々の田舎の音盤店を見つけ出して発掘。
多くはメロディア音源ながら国内ではまず目にしたこともない演奏家や曲目ばかり。

今回も10枚ほどを持ち込んできた。

 

ロシアの名ホルニスト、ブヤノフスキーのヒンデミットやブリテン、
ロシアの民族楽器のバヤンによる演奏でバッハの曲の数々。

ほかに国内外の音楽大オケの演奏も数枚。

 

70年代半ばの録音と思われるハンブルクの音楽大学のオケには、ヴァイオリンやチェンバロパートに日本人の名前も見える。
聴いたバルトークは演奏そのものが青いままで未だプロの域には遠い。

一方、スロヴァキアの音大のオケはマルティヌーのセレナード。
こちらは一流プロ団体顔負けの名演。
曲も美しい。

レコードジャケットには、カラヤン財団主催の国際青少年オーケストラ大会(通称・カラヤンコンクール)出場の記述がある。

1978年の同コンクールでは、世界の音楽大学オケを制し早稲田大学交響楽団が春の祭典をを演奏して優勝している。(ちなみにこの時のホルントップは沼響に在籍)

 

他にベラルーシのオケだったかな、知らない長老指揮者によるラヴェルの「クープランの墓」は、丁寧な歌い口と清々しい弦楽器の響きが曲想とぴったり合っていた。

オケはさほど高性能とは思えないけれど、これだけ音楽的にまとめる指揮者の力量は非凡なもの。

世界にはまだまだ知られざる名演奏家が存在するのだ。


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そしてお茶の水ディスクユニオンで見つけたというODEONレーベルのモーリス・アンドレ若き日の小品集。

ホラ・スタッカートやヴェニスの謝肉祭などは唖然とするほどのテクニック。

Columbiaカーヴで聴くとモノラルながら音もよい。

 

音盤を持参した彼もホルン吹きなので、自分の音源も含めいろいろな演奏を聴きながら誰がソロを吹いているのか推測したりして、それがめっぽう楽しい。


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先ごろ亡くなったバリー・タックウエルの話題になり、モントゥー指揮ロンドン響による超ド級の名演、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」冒頭のホルンソロはタックウエルだろうか?

アルヘンタ指揮のパリの臨時編成オケによる同曲の冒頭ソロは、本当にクリュイタンス盤の名演で知られる名手ルシアン・テーヴェなのだろうか・・・など。


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さらに我が家にある来日オケの古いプログラムのオケのメンバー表を見ながら、彼のドイツ留学時に知り合ったメンバーを見つけてのいろいろな裏話など。

興味深い話ばかりで積もる話は深夜に及ぶ。

 

彼が持参したLPで、ダブリ買いしたとかでいただいたのはメロディアのLP2枚組。

ロシアの指揮者ワシリー・シナイスキー指揮のラトビアのオケの演奏で、R.シュトラウスの「英雄の生涯」そのほか。


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・交響詩「英雄の生涯」 Op.40      :Rシュトラウス
・婚礼の歌              :R.Kalsons(1936~)
・悲しきワルツ              :シベリウス
・牧神の午後への前奏曲          :ドビュッシー

 

 ワシリー・シナイスキー  (指揮)
 ラトビア国立交響楽団

 

 録音場所 Rīgas Skaņu Ierakstu Studija
 1984年  初出。

このオケは1926年創設、ラトビアの首都リガに有り放送や歌劇場のオケも兼ねているらしい。


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今年のウィーンフィルのニューイヤーコンサートに初登場したリガ生まれの指揮者アンドレアス・ネルソンズは、このオケのトランペット奏者から首席指揮者に就任し、指揮者のキャリアを始めている。

ちなみにネルソンズの前任者には西本智美の名が見える。

 

ワシリー・シナイスキーはカラヤン国際指揮者コンクール金メダル受賞、モスクワフィルやスヴェトラーノフのあとロシア国立響の首席指揮者となった実力者だが、この録音時はようやく国際的なキャリアを築き始めた頃。


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実際聴いてみると暗く重い音色のオケ。

R.シュトラウスなど、鈍重な牛を強引に引きずりまわしているような演奏だ。

その点他の軽い曲は良い。

ラトビアの作曲家Romualds Kalsonsの「婚礼の歌」は映画音楽風の軽い曲。

自国の作曲家ということなのだろう、オケも生き生きとしてコブシの効いた節回しに躍動するリズム。
これは楽しめる。

 

中でも第2曲のホルンソロが非常にうまい。


首席ホルン奏者Arvids Klisansは在籍50年に及ぶかなりの名手とされているらしい

 

「悲しきワルツ」もほの暗いオケの音色がピタリと曲にはまり、「牧神の午後への前奏曲」もヴィヴラートをかけた管楽器群が古めかしさを感じさせながらもよい雰囲気だ。

 

Youtubeはその首席ホルン奏者Arvids Klisansによるラトビアの作曲家Andrejs Jurjāns( 1856 – 1922)によるホルンと弦楽のための「舟歌」

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