カテゴリー「音盤購入記録」の記事

2023年2月 5日 (日)

ショパン国際ピアノコンクールの入賞者たち

本日快晴、昨日立春で比較的暖かな週末。

朝、孫を連れて散歩途中のトンネル工事の現場。

着工から30年余り。

来月ようやく開通となり急ピッチで工事が進む。

数多くの工事車両が動き回っている様子を孫は飽きずにずっと見ていた。

 

木曜夜のオケの練習会場だった長泉ベルフォーレからの帰り道。
至近距離に長泉のブックオフがある。

閉店間近だったけれど練習帰りにフラフラと引き寄せられてしまった。

 

つい先ほどブルックナーの「ロマンティック」の練習が終わったばかり。

店のトイレに寄ったあと500円以下のCD棚をざっと見渡す。

いきなりカラヤンの「ロマンティック」のグラモフォン盤が目に入った。

カラヤンの「ロマンティック」では、1970年録音のEMI盤とかつてANFから出ていたライヴクラシクスのシリーズで1979年の録音とされるライヴが手持ちにある。
(ANFはどうやら別の演奏家らしい)
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グラモフォン盤は1975年録音。

ネット情報ではEMI盤とは版も含めてかなり異なる演奏らしい。

330円だったので衝動買い。

 

 

別のコーナーで見つけたのはビクターが出している「ショパン名曲100」というCD6枚組。1300円。

いわゆる入門者向けにショパンの主要な曲100曲を集めたもの。
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この種の企画ものによくある断片やひとつの楽章のみの収録ではなく、2つの協奏曲もしっかり全曲収録。

ショパンの重要な曲の大部分はこの百曲の中に納まっている。

 

全て他の演奏家で所蔵済だけれど収録されているピアニストが気になった。

 

大部分はダン・タイソンと、最近数多くのCDをリリースしているエヴァ・ポブウォッカによる演奏。

この2人とも1980年に開催された第10回ショパン国際コンクールに参加している。


この回はあのポゴレリッチが予選で落ち、審査員のアルゲリッチがその結果を不服として審査員を降りた回。

結果はダン・タイソンが第1位となりポブウォッカと日本の海老章子が5位を分け合って入賞している。

 

その後のポゴレリッチ、ダン・タイソン、ポプウォッカの3人の活動ぶりを思うとこの時のコンクール結果は意味深い。

 

ポゴレリッチは今や巨匠としてコンサート、録音活動ともにメジャーな活躍。

ポブウォッカもショパンのみならずバッハからポーランドの現代音楽まで幅広いレパートリーの録音をリリースし、いずれも高い評価を得ている。

 

一方ダン・タイソンの活動を見ると、コンクール優勝以来ショパンをレパートリーの中心に置き、地道にショパンの音楽を探究し続けているように思える。

反田恭平が2位に入賞し小林愛実が4位入賞し話題になった、2021年の同コンクールの優勝者ブルース・シャオユー・リウの師匠はダン・タイソンだ。

この第10回を境として、ショパン国際コンクールが目標とするものが明確になったようにも思う。

 

そしてこのCD、ダン・タイソンとポブウォッカのほかは、ショパン国際ピアノコンクールの入賞者が大部分で、第9回第2位のディーナ・ヨッフェ(この時の第1位はツィマーマン)、
ブーニン(第11回 第1位)、プレハッチ(第15回 第1位)、サ・チェン(第14回 第4位)ケマル・ゲキチ(第11回 予選落ち 聴衆の抗議でソナタ賞)

なお日本人としては第15回で供に第4位だった山本貴志と関本昌平を1曲ずつ収録。

一部はショパンコンクールのライヴ録音を使用。

 

ショパンコンクールとは無関係なピアニストとしてはエリック・ハイドシェックが2曲。

この値段でまとまった形でショパンコンクールを俯瞰できる。

そしてダン・タイソンとポプウォッカのショパンのノクターンを聴き比べられるのも・・・

 

と思ってほとんど衝動買いです。

 

youtubeはポブウォッカのバッハ、3声のシンフォニア

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2023年1月31日 (火)

今年最初の音盤購入は超巨大編成のブライアンの交響曲第1番「ゴシック」

晴れのち曇り。

1月も今日で終わり、寒さが多少緩んできた。

今年最初の音盤購入。

木曜に娘のところへ寄った帰りにお茶の水ディスクユニオンへ。


もう購入は控えようと思ったのは数日前。
とはいえ東京に出ると自然と足はそちらへ。

お茶の水のディスクユニオンは先月寄ったばかりなので他の店も考えたけれど高田馬場の「タイム」は平成末期に閉店してしまい渋谷レコファンも今はない。
神保町界隈も頭をよぎったけれど東京駅までのアクセスを考えて再びお茶の水へ。

店内に入りいつもながらLP300円コーナーから始まって、順に500円以下そして新入荷コーナーへ時間の許す限りの回遊。

ひと月前にも同じ場所を見ているけれどかなり入れ替わっていた。

回転が速いのだろう。


前回はミャスコフスキーなどロシア系管弦楽曲が多かったけれど、今回はマイナーな作曲家の交響曲などが目立っていた。

最初にフェドセーエフのグラズノフの交響曲全集セットを格安で発見。
けれども重いのでパス。
かつて沼津にあったロック中心の中古レコード店にこの全集が置いてあって、1万5千円という法外な値が付いていた。

その店はほどなく消滅した。

いろいろ眺めて小一時間。

全盛期にはLPサイズの特製リュックを持参して、両手を含めて数十枚をお持ち帰りしたこともあったけれど、さすがに今はその気力はない。
結局持ち帰りは十数枚。


店に入ると最初にトライしたエサ箱に良いものがあると、だいたい良い出物有り。


最初の箱から取り上げたのはポーランドの初代大統領パデレフスキの交響曲ロ短調「ポーランド」。MUZA盤300円。
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偉大なピアニストであったパデレフスキは作曲家としてもいくつかの曲を残している。
ピアノ曲「メヌエット」はパデレフスキのメヌエットとして有名。


交響曲のような大作となると果たしてどうか。
タイトルからしてさぞや愛国的な作品なのだろう。

アメリカの作曲家ロバート・ラッセル・ベネットの交響曲第1番。

IgorBuketof指揮のロイヤルフィルのRCA盤。
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比較的軽い曲が多いベネット。
ガーシュインの歌劇「ポーギとベス」のベネットによる組曲編曲版は好きな曲だし、
「サウンド・オブ・ミュージック」と「マイフェレディ」も良いアレンジだった。

生涯に32曲の交響曲を残したイギリスの作曲家ブライアンの長大にして超巨大編成の交響曲第1番「ゴシック」の初演者ボールトによるLP2枚組。
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実に8管編成の巨大オケに加えて児童合唱、合唱を加えて800人の演奏者を必要とする曲。

ボールトの録音はTESTAMENTからCDでも出ている。

このLPはARIESという正体不明のレーベルによるもの。
おそらく海賊盤。


マルティヌーの交響曲、第3、4,5番をノイマン指揮チェコフィルのスプラフォン盤2枚組。
これSQ4チャンネル盤だった。

同じメンバーの2番と4番は先月同じ場所でゲット済。

このときはこの2枚組はなかった。
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ストコフスキー指揮デンマーク放送響によるニールセンの交響曲第2番。
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デンマークPOCO盤。

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同じくニールセンで合唱曲。「愛の賛歌」と「眠り」
ハイドンの名演で知られるウェルディケの指揮。英EMI盤。
オケはストコフスキー盤と同じデンマーク放送響。

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ストコフスキー時代のフィラデルフィア管の首席フルート奏者だったウイリアム・キンケイドでヒンデミット、キャプレ、サン・サーンスなどの作品。
米コロンビア盤。

アメリカの作曲家モートン・グールドの自作自演。
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バレエ「フォールリバーの伝説」。米RCA盤。


ラインスドルフ指揮ボストン響のブラームス、「ドイツレクイエム」米RCA2枚組LP.
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ここではミルンズの歌で「4つの厳粛な歌」も併録。
ここではラインスドルフ自身のピアノ演奏を聞くことができる。

ラインスドルフは無名時代にワルターやトスカニーニの助手としてオペラでの練習ピアノを弾いていた。


南西ドイツ放送局の自主制作レコードでエルネスト・ブール指揮の「ピーターと狼」。

ジャケットを見ただけですぐにわかる米ノンサンチ盤。
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ベートーヴェンの管楽六重奏曲。ホルンのバルボトゥーほかのフランスの管楽器奏者たちによるもの。

ホルン系ではベートーヴェン、ハイドン、モーツァルトの作品を集めたSAGA盤LP.
タイトルは狩猟ホルンと弦楽のための音楽。
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演奏はマンハイムアンサンブルとあるけれどもメンバーのクレジットはない。


手塚治虫の名作「火の鳥」の映画音樂。

作曲者のミッシェル・ルグラン指揮ロンドン響の組曲版。
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これは「題名のない音楽会」で作曲家の服部隆之氏が紹介していたレコード。


フランスのピアニスト、ベルナール・ポミエのドビュッシーピアノ曲集。

ポミエはイーヴ・ナットとイーヴ・サンカンに師事している。
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手持ちは来日時の軽い曲ばかりを集めたアルバムとシューマンのピアノ曲集。

そして師サンカンとのモーツァルトの2代のためのピアノ協奏曲集など。

個性的で面白いピアニストの印象あり。


R.シュトラウスの甥にしてウィーン国立歌劇場の首席指揮者だったルドルフ・モラルト指揮ウィーン響のワーグナー管弦楽曲集。
フォンタナ盤LP.

ドイツ・オーストリアの地方オペラハウスでキャリアを積み上げていったモラルト。
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手持ちにはほぼ同時期のモ-ツァルト歌劇序曲集があるけれども、このワーグナーではどのような演奏を聴かせるのだろうか。

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2022年12月19日 (月)

今年最後のオケの練習、そして本当に最後の音盤購入

寒波到来。北陸では記録的な大雪。

 

昨日から寒風吹きすさび、ベランダの物干しを支えているワイヤーが強風で切れてしまった。

今日は修復したりその他家の雑事で一日が終わる。


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昨日ポコの散歩の途中、冷たい北風が吹く中でなぜかヒマワリ。

 

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最近世の中がどうもおかしくなっている。

 

昨日日中は家内と長泉町にある「クレマチスの丘」のレストラン[Tessen]に行っていた。


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この周辺はレストランやショップのほか、ビュッフェ美術館や井上靖文学館、ヴァンジ庭園美術館や自然庭園が整備されていて、文化の香りが高い空間だった。

 

この広大な敷地の維持管理には膨大なコストがかかっていたのだろう。

周辺のショップを含め12月25日でレストランと周辺のショップは閉店とのこと。

 

最初ランチにするつもりがランチは満席、やむなくカフェにすることにした。

 

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高級感のある良いお店だった。

 

近くのショップではワイングラスやアクセサリーが50~70%オフのセール中。

どこかのおばさんがワイングラスを大量に買い占めていた。

お店でも開くつもりかしらん・・・・

 

そして夜はオケの練習。


次回は分奏練習なのでオケ全体としては今年最後の練習。


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竹下先生の指揮でブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」。

前回の初顔合わせの時に比べると多少慣れてきた様子。

 

 

金曜、ワセオケのコンサートまでの間、多少の時間ができたので、お茶の水のディスクユニオンに寄ってみた。

久しぶりの御茶ノ水駅は改修されていて、ずいぶんと様子が変わっている。

 

ディスクユニオンではLPのみに絞り300円以下コーナーから巡回。

さすがにハードオフのジャンクコーナーと比べるまでもなく質は高い。

500円以下コーナーよりも300円以下コーナーに面白い音盤が多かった。

 

今回は比較的マイナーな露西亜、東ヨーロッパ圏の作曲家たちの作品が充実。

この中からロシアの作曲家ミヤスコフスキーの交響曲を集中的にゲット5枚ほど。


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古くはガウク、そしてスヴェトラーノフ指揮の交響曲全集録音から数枚。


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全てメロディア盤。

 

エネスコの交響曲第1番、ルーマニア盤


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特異な映画音楽の作曲で知られるバーナード・ハーマンの交響曲第1番、自作自演の英ユニコーン盤。


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20世紀チェコの作曲家マルティヌーの交響曲第2番と第6番、ノイマン指揮チェコフィルのスプラフォン盤。


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マッケラス指揮コヴェントガーデンのオケによる、フランスの作曲家メサジュの「二羽の鳩」ほかのHMV盤。


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シェイヌとトマジのフルートとトランペットのための作品、日本コロンビア盤。


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プーランクとカゼッラのオルガン協奏曲、ハーゼルベックのオルガン、セーゲルスタム指揮のオーストリア放送響によるPAN盤。


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エフレム・クルツとフィストラーリという自分のお気に入りの指揮者による弦楽オーケストラのための作品集、グリーグの「ホルベルク組曲」、バーバーの弦楽のためのアダージョ他英EMI盤。


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アブラヴァネル指揮ユタ響によるバーンスタイン、ネリベル、モートン・グールドの作品集、米ヴァンガード盤。


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そしてケネス・モンゴメリー指揮ボーンマスシンフォニエッタのパーシー・グレインジャー作品集。米RCA盤。


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オランダの名匠オッテルローがハーグフィルを振ったグノーやグリンカ、マイヤーベーヤなどの行進曲集、蘭フィリップス盤など。


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そのほか。

これで本当に今年の買い納め。

 

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2022年12月13日 (火)

「ロマン派の変貌、ライネッケからニールセンへ」ヴラドコヴィッチのライネッケほか

昨日夜遅くから冷たい雨。

12月も半ばとなっていよいよ冬は本格的に。

老母が寒がるので、ホッカイロと電子レンジで温める湯たんぽをホームセンターで買ってきた。

灯油がずいぶんと高くなっている。
寒さ厳しいウクライナでは電力供給を絶たれてさぞや辛いことだろう。


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ネタが無いので昭和初期マッチラベルコレクションから。


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そしてブックオフでの音盤購入の続きです。


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ヒンデミット、ハイドンその他木管五重奏曲をホルンの名手バボラークほかのアフラトゥースクインテットのEXTON盤


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アノニマス4による中世のキャロル集、ハルモニア・ムンディ盤。


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ホルンのヴラトコヴィッチ、オーボエのシュレンベルガーほか世界的な名手たちによるライネッケのホルントリオほか。
タイトルは「ロマン派の変貌、ライネッケからニールセンへ」。独CAMPANELLAのCD。

このCDが今回最大の収穫かもしれない。

 

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原田節によるオンドマルトノ作品集

 

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外山雄三指揮東京都交響楽団による武満徹の「環礁」ほかの作品集

 

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ウィーンフィルのフルート奏者だったフルーリーによる近代フルート作品集

エネスコやタファネルなどの作品。


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アバド指揮ベルリンフィルによるドビュッシー。ラインスドルフ編の組曲「ペレアスとメリザンド」「夜想曲」ほか。

 

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コチシュのピアノでリストによるワーグナー・トランスクリプションズ。
楽劇「パルシファル」ほか。

「トリスタン」と「マイスタージンガー」はコチシュ自身の編曲。

 

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テクニシャン、アール・ワイルドによるさまざまな作曲家によるピアノ・トランスクリプションズ。

 

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マゼール指揮フランス国立菅によるオッフェンバック「パリの喜び」、サン・サーンスの交響詩「死の舞踏」、デュカスの交響詩「魔法使いの弟子」。CBS盤。

サン・サーンスはマゼール自身がヴァイオリンソロを弾いている。

 

今回は近代現代ものを中心に未知の作品が多くなった。

これで今年の音盤購入打ち止め。

 

・・・・のつもり。

 

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2022年12月11日 (日)

今年最後の音盤購入?

晴れのち曇り。

金曜日の夕方から県内他市に住む娘が孫を連れて帰省。

娘たちが来ると洗濯物とゴミが一挙に倍以上の量に。

 

現役時代から使っていた腕時計が動かなくなった。

時計はごく一般的なSEIKO。
電池が切れたようだ。

 

先週二人の娘婿たちと我が家で飲んだ時に、最新の流行やテクノロジーその他諸々の話になって、知らず知らずのうちに自分が時代の潮流に取り残されつつあるのを実感していた。

 

電池交換も考えたけれど買い替えもいいな、とネットサーフィンしているうちにスマートウィッチが目に留まった。

 

スマートウォッチは3千円台から数万円までいろいろありそうだけれど、初めてなのでAmazonでベストセラーになっていて評判もそこそこだった中国製の6千円台のものにした。


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ずいぶんと軽くて装着感はないけれど実に沢山の機能が付いている。

心拍数や血中酸素濃度、呼吸訓練から運動量測定などなど。

 

スマホと連動していて、電話の着信のほか入ってきたメールやメッセージがその都度振動とともに表示されるのが便利。

 

 

さらに装着しながら寝ると、自分のその日の睡眠時間に加え、深い眠りと浅い眠りの時間が測定される。

最初はその精度を疑ったけれど、血中酸素濃度や心拍数を別の機械と比べてみたら同じ数値が出た。

睡眠時間も自分の寝入った時間と起きた時間が正確だ。

 

重宝しているのはスマホのお探し機能。

家の中でスマホをどこに置いたかわからなくなって探し回るのは一度ならず。

この機能を使うとボタン一つでスマホが鳴る。

 

 

まだ全ての機能を把握していないけれど、使ってみるともう手放せない。

 

これから時計はこのような時代になるのだろう。

 

先週オフの日が続いたので市内のBOOK OFFに寄ってみた。

 

もう音盤購入は控えようと思って、今年はずいぶんと自制しているつもりだけれど、1180円以下のCD5点以上で50%オフの表示が目に入ってしまった。

 

結局無視するわけにもいかずCD棚を覗いてみる。

8月も同じセールがあった。

CDも先が見えてきたのでよほど手持ちの在庫を減らしたいのだと思う。

 

 

我が家から15キロ圏内にはHARD OFF3店舗とBOOK OFFが5店舗。

 

 

他の店でも同じセールをやっていると思うともう止まらない。

ネットサーフィンならぬBOOK OFFサーフィン。

結局あと3件ほど回ってしまいました。

 

ダブり買いを防ぐため、少しでも買ったような記憶がよぎるものは除外して最小限の5点をセレクト。

結局1店舗あたり5点以上を買ってしまって25枚ほど。

 

 

 

NAXOS関係ではオールソップ指揮の武満徹。


名作「鳥は星型の庭に降りる」のほか1958年の「ソロチュード・ソノール」に映画音楽三作ほか。


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ロドリーゴのハープとオーケストラのための作品を集めた1枚。

こちらは竹松舞の演奏で初めて知った「コンチェルト・セレナータ」がお目当て。


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現代中国の作曲家タン・ドゥンの作品と指揮で「オーケストラ・シアター」「管弦楽のための協奏曲」ほか。


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ポール・ダニエル指揮ボーンマス響のヴォーン・ウイリアムス交響曲全集から、第4番と合唱とオーケストラのための組曲「野の花」に「ノーフォークラプソディ第1番」を収めた1枚。


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ヴォーン・ウイリアムスでもう一枚。

シューベルトの「鱒」と同じ編成のピアノ五重奏曲に、クラリネットとホルンとピアノ三重奏のための五重奏曲、クラリネットとピアノのための「イギリス民謡による6つの練習曲」ほか。


演奏はロンドンソロイスツ・アンサンブル。


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ペスカノフの弾くスコット・ジョップリンピアノ曲集。

このCDなんと110円の値札が付いていた。半額の55円。


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日本フィルの自主製作から。

現在活躍中の広上淳一と藤岡幸夫若き日の録音を4枚

 

広上淳一ではメンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」、第4番「イタリア」、第5番「宗教改革」、シューベルトの交響曲第2番にリシャルト・シュトラウスの組曲「町人貴族」ほかの3枚。


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藤岡幸夫ではドヴォルザークの交響曲第8番にシューベルトの「未完成」ほか。

 

このドヴォルザークには「自然交響曲」と書いてある。


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かつて「イギリス」と呼ばれたことはあったけれど・・・・・

 

以上4枚は各330円の半額。

長くなったので続きは次回。

 

Youtubeは広上淳一指揮の「サンダーバード・マーチ」

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2022年9月27日 (火)

ラ・クアルティーナの「アダージョ」

本日快晴、昨日にひき続き良い天気となった火曜日。


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9月も最終の週となり川面に渡る風に秋の気配。

富士山がくっきりと良く見えた。


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昨日早朝町内のゴミ出し当番。

決められた時間に集合したご近所の方、数人としばしの雑談。

 

その後母を連れて定期的に通っている脳外科の病院へ。

月曜日ということでかなり混んでいて薬局に寄って帰宅は3時過ぎ。

家を出てから5時間が経過していた。

 

先日、最寄りのハードオフでジャンクソフト今月末まで半額という情報が入り行ってみた。

この店は6月に歌ものLPがまとまって出た時に行って以来。

 

この時は歌関係以外にティペットの交響曲第4番や、フランスでヴァンサン・ダンディに師事した作曲家の高木東六がピアノを弾いたドビュッシーとショパン、シチェドリンの「アンアカレーニナ」など、凝ったLPがジャンクで出ていたので数日通っていた。

 

今回行ってみると目新しいものはほとんどなくて、大部分は架蔵済みのものばかり。

それでもカラヤンの「メリー・ウィドウ」全曲2枚組


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このカラヤン盤は6月には入っていたけれど2枚組550円(税込み)だったので購入を逡巡していたもの。半額の225円。

 

フルート奏者ラリューの吹くヴィヴァルディとテレマン、55円。


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カナダCBSが出していたThe Greatest Hits Albumシリーズのチャイコフスキーの巻2枚組。


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この類の名曲シリーズはシンフォニーやコンチェルトの抜粋なんかが多くてあまり食指が動くことがないけれど、中身を見るとイタリア奇想曲などのチャイコフスキーの代表的な管弦楽曲の合間に、モートン・グールドが編曲したピアノ曲「舟歌」やらトーマス・フロスト編曲の歌曲「ただ憧れを知ることだけが」など、「へー、こんなのあったんだ・・」
と思わせるオーケストラ編曲ものが数曲。

演奏はオーマンディとバーンスタイン。

2枚組で110円の半額。

 

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そして藤森亮一らN響の4人のチェロ奏者から成る「ラ・クアルティーナ」 による『アダージョ』~4本のチェロのための作品集 3~のCD。

バーバーのアダージョほか静かな曲を集めたもの。

シリーズで第8集まで出ているらしい。

これ、330円の半額。

 

今回はワンコインちょっとで収まった。

情報提供してくれたU君、ありがとう。

Youtubeは藤森亮一ほかチェロ5人によるパッヘルベルのカノン

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2022年9月13日 (火)

CDをいただきました。トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン2002

9月の狩野川河畔。富士山は雲に隠れて見えない。


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空には秋の雲。

本日最高気温が30度を超えて再び夏に逆戻り。

夜になって裏山の奥から鹿の鳴き声が聞こえてきた。

 

今日、会社の先輩が訪ねてきた。


先輩はチェロの名手。

現在県内他市のアマオケに所属し海外遠征にも行っている。

今日も練習に行く途中に立ち寄ったとのこと。

 

退職後は先輩はフリーの身を謳歌し悠々自適かと思っていた。

聞けば一昨年10万人に1人という食道関係の難病を患い、東京の大学病院で難しい手術。

その時に5万人に1人という別の難病が見つかり、昨年そのための手術を2度繰り返したとのこと。

 

今は良くなり、世界広しといえどもこの難病二つを同時に罹ったのは自分ぐらいではないかと明るい表情で話されていたが。

こちらはお大事にお過ごし下さい、としか返す言葉がなかった・・・・

 

先輩からはCDを1枚いただいた。

トヨタ自動車がメセナとして招いている「トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン」のライヴCDで非売品。

 

オケはウィーンフィルの首席クラリネット奏者、ペーター・シューミードル率いる室内オケでメンバーは主にウィーンフィルの首席クラスの奏者たち。

2005年に開催された「愛 地球博」の応援と称して製作された2002年のライヴCD。


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・歌劇「フィガロの結婚」序曲と“楽しい思い出はどこへ”
・歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」序曲
・フルートとクラリネットのための協奏交響曲  :F.ダンツィ
・交響曲第7番 イ長調       :ベートーヴェン

 トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン
 リカルダ・アルベート(ソプラノ)
 ペーター・シュミードル(クラリネット)
 ウオルフガング・シュルツ(フルート)

  録音:2002年10月18日 オーチャードホール(ダンツィ)
         10月19日  札幌 コンサートホール(モーツァルト、ベートーヴェン)

 

Youtubeはダンツィのフルートとクラリネットのための協奏交響曲

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2022年8月21日 (日)

ブックオフにてCDセールに遭遇

雨のち曇り、夕刻一時激しい雨。

ここ数日夜は過ごしやすくなってきた。

庭のニッコウキスゲが咲いている。


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コロナ感染は爆発的に拡大。

身近な人で何人かが感染したとの情報あり。

我が家のリフォーム中の職人の一人も発症し、しばらく工事は中断。

 

母が使っている炊飯器が壊れてしまったのでNOJIMAで3合炊きの釜を物色。

3合炊きとなると店頭での選択肢は3種類ほどしかない。

そのまま帰るつもりが近くのBook Offの看板が目に入った。

音盤漁りはしばらく控えようと思っていてもフラフラと吸い寄せられる自分。

 

最初に目についた新書を3冊ほどピックアップ。

 

CDコーナーに目を向けると1,210円以下のCD5点以上で50%offのセール中!

そういえば昨年夏にも同じセールをやっていて、爆買いしてしまったことを思い出した。

その一年前に買ったカントロフの一連の録音は未だ未聴というていたらく。

 

今回はさすがに自制して10枚ちょっと。

 

ベルリンフィルのオーボエ首席のアルブレヒト・マイヤーによるサンサーンス、ピエルネ、ケックランら近代フランスの作曲家の作品を集めたTUDORのCD。


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諏訪内晶子の弾くヤナーチェクのヴァイオリンソナタほか。


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浦川宜也の弾くR.シュトラウスとプフィッツナーのヴァイオリンソナタ


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キングス・シンガースによるフィンジ、ラップラ、グレインジャーらの声楽作品を集めた「ブリッジ・フェア」というアルバム。


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日本を代表するトランペット奏者5人によるアンサンブル「トランペット5」によるオペラのアレンジ作品とプレスティ、ボザらのオリジナル作品を集めたALM盤CD.


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ラトル指揮ベルリンフィルによるメシアン「彼方の閃光」。


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クレマンシック・コンソートによる「皇帝レクイエム」ほか、オーストリアバロック期の作曲家フックスの作品集。


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プレトニヨフ指揮ロシアナショナル管によるロシアの管弦楽曲集、D.G盤


沼響でも演奏したリャードフの「魔法にかけられた湖」のほか、チェレプニンの「魔法にかけられた王国」などという珍しい作品を収録。


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フランスのピアニスト、アラン・プラネスによるドビュッシーとラヴェルのDENON盤CD.

これは来日時に録音されたもの。


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サー・ネヴィル・マリナーによるオペラ「フィガロの結婚」。
1985年録音の全曲録音からのハイライト盤。

ルッジェーロ・ライモンディ、ルチア・ポップ、ホセ・ヴァン・ダムにバーバラ・ヘンドリックス、そしてアグネス・ヴァルツァという80年代を代表する名歌手を集めた豪華版。


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パスカル・ロジェの弾くサティ。

「スポーツと気晴らし」のほか短い曲数十曲を集めたアルバム。


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以上一枚当たり200円前後。

 

Youtubeはマイヤーの吹くオーボエから、サティのジムノペディ第2番

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2022年6月24日 (金)

地元ハードオフで見つけた歌ものLP

昨晩からの雨は朝には上がり日中は晴れて気温は上昇。

各地で猛暑日を記録。

 

庭の境の生け垣を撤去し塀を作ることになった。

ちょうど家の鬼門に当たる場所なので、檀家寺の上人さんにお祓いをお願いすることにした。

お祓いの最中に隣家のおじさんがやってきて、生け垣が70年ほど前からあることを伺った。
名残惜しいけれども残しても毎年の手入れもばかにならない。

 

今週母の誕生日。

最近母は80も半ばを越えて足腰がすっかり弱ったけれども食欲は未だに旺盛。

行列の出来る店「山正」の支店が沼津港近くにできたので連れて行こうとしたら、本人が行くのを嫌ったので、テイクアウトにすることにした。


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母はマグロ丼で自分は三色丼。

お店と同じ水準のものがティクアウトできるのがありがたい。

 

その後、ちょいと買い物ついでに地元のハードオフへ。

久しぶりの訪問。

ここはちょうど2年前に、膨大な量の外盤LPの100円均一ジャンク品の放出があったお店。

 

今は兵どもが夢の跡。

LPジャンクコーナーは隅に追いやられほとんどだれも手を出さないコーナーになってしまった。

 

けれども、時々驚きの盤が紛れ込んでいる。

昨日も棚の最下段に目新しいLPが数十枚。

 

ひょっとして・・・・

最近もっぱらLPの背表紙が見にくくなってきているので、しゃがみこんで目を近づけると、

キングや東芝あたりの大量の国内盤クラシックLPであることが判明。

いきなりハイになってパタパタとめくりながら取り出す。

ジャケットは非常に綺麗。

 

著名ソプラノ歌手のアリア集が目につく。

 

結局、いろいろあったけれど多少自制?して10枚ほどをピックアップ。


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ニコレとスークのヘンデルのトリソナタに、クナイスの吹くヘンデルのリコーダーソナタ。カメラータ盤。


ペトロフの弾くラフマニノフ、ピアノ協奏曲第2番メロディア原盤など。


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歌曲関連ではベーレンスの歌うベルリオーズの歌曲集「夏の夜」とラヴェルの「シェエラザード」。

ローレンガーのソプラノ、ラローチャのピアノでグラナドスの歌曲集。

ソプラノのヴィスネフスカヤとロストロポーヴィチ夫妻による、ムソルグスキー、チャイコフスキーの歌曲集。


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オペラアリア関係では、レナータ・スコットとレオンタイン・プライスのヴェルディ。

カバリエの歌うカタラーニなどのドラマティック・イタリアオペラアリア集。

アグネス・バルツァのロッシーニにミッラ・フレーニのマスカーニ。

 

そしてマリア・カラスのオペラ舞台引退直後の録音を集めたアリア集など。

 

そしてエディット・ピアフのレコードも。


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この夏は歌ものをじっくり聴こうかな。

 

Youtubeはラヴェルの歌曲集「シェエラザード」から第3曲『つれない人』、トロヤノスの名唱で。

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2022年4月19日 (火)

ネリー・メルバ、コンプリート・アメリカン・レコーディングス

先週末まで続いた冷たい雨はなたね梅雨。

今日は晴れて再び気温は上昇。

 

昨日休みで、午前中は以前使用していたホルン、YAMAHAの87Dをオーバーホールのために市内の楽器店に持ち込んでいた。

今回の定演はアレキサンダーの103で吹く。

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このYAMAHAは購入以来20年近く使用して、沼響の舞台で数々の名曲を楽しませてもらっていた。

けれどもアレキサンダーに浮気して、しばらく使わなかったらロータリーの回転がおかしくなっていた。

これからサブとして使うこともあるだろう。

 

ある方からオペラ関連のレコードをいただいた。
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フルトヴェングラー指揮フィルハーモニア管による「トリスタンとイゾルデ」。
仏EMI盤LP5枚組。

これはCDや国内LPは架蔵済み。天下の名盤。


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ファリャの「はかなき人生」、デ・ブルゴス指揮スペイン国立菅、デ・ロスアンヘレスの同曲2度目の録音。国内盤LP.

こちらもCDとハイライトは国内盤LPで架蔵済み。

臨場感溢れる録音が楽しめる名盤。


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ブリテンの最後のオペラ「ヴェニスに死す」。

ブリテンと親交がありこの曲の初演者であるスチュアート・ベッドフォード指揮イギリス室内管の国内盤ロンドンレコードLP3枚組。

 

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フランスのクラヴサン奏者、ローランス・ブーレィの弾くクープランのクラヴサン曲全集。

バッハと並ぶ大作曲家、フランシス・クープランの230を超えるクラヴサン曲を納めたエラート原盤の国内盤LP12枚組。


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デザートのピーチ・メルバに名を遺す、往年の名歌手ネリー・メルバのコンプリート・アメリカンレコーディングス。

シリンダー録音の1901年から1916年までの録音の記録。

メルバの故郷オーストラリアRCAのLP5枚組。

豊富な写真と解説付き。

故国のメルバに対する敬意あふれるアルバム。

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ベーム指揮ベルリン・ドイツオペラ管によるベルクの「ヴォツェック」、

スプラフォン盤LP2枚組。

ベームの独グラモフォンへの最初のスタジオ録音。
スプラフォン盤は珍しいと思う。


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ロバート・クラフト指揮の「シェーンベルク全集」第3巻、米コロンビア盤LP2枚組
室内交響曲第2番ほかを収録。

クラフトにはNAXOSにシェーンベルク全集の再録音がある。

 

音盤増殖未だ止まらず。

 

Youtubeはクープランの名作、「神秘的なバリケード」、ヴェイロン・ラクロワのクラヴサン

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