カテゴリー「音盤購入記録」の記事

2020年8月22日 (土)

アシュケナージのドビュッシー、71年ライヴ

晴れのちくもり。

昨晩、窓の外からカネタタキの鳴き声が聞こえてきた。

昨日の昼間の空は深い蒼。

少しずつ近づく秋の気配。

 

ここ数日右目に違和感があり昨日眼科に行っていた。

9時過ぎにクリニックに行くとたいそうな混雑。
受付だけを済ませ1時間後に再訪することにした。

再訪しても検査の開始までは1時間待ち。

 

診察の結果、眼圧が多少高かったけれども特に異常は見られないとのこと。

目薬を処方され薬局を出ると正午少し前。

 

薬局の隣はステーキハウス「アーレスコート」。

良い薫りに引き付けられて吸い寄せられるように店内に。

 

ちょうど一年前も同じ道を辿っていた。

昼食にステーキとはヘヴィだけれど、この店は昼時にはほぼ満席状態になる人気店。

幸い席は空いていた。

やがて客が増えて、たちまち満席に。

自分の席も相席となった。

 

相席の方が美しい中年女性だったのでちょいと緊張気味。


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今日の肉はすじが多いな・・・

早々とランチメニューを済ませて席を立った。

 

 

店を出た後、隣町の先月開館したばかりの清水町図書館に行ってみた。

ガラス張りの近代的な建物は保健センターとの複合施設。

 

入ってみると開館したばかりだというのに利用者は3名ほど。

シーンと静まり返る館内に新しい書架が整然と並んでいた。

図書館を出たあとは最寄りのブックオフ。

 

500円以下CDコーナーをブラウジングして見つけたのが、今年引退を表明したアシュケナージが弾くドビュッシー、前奏曲集第1巻の1971年ニューヨークライヴ。
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AS discから出ていたCDで、モーツァルトとのピアノソナタ第11番とシューベルトの「さすらい人幻想曲」という有名曲とのカップリング。

 

アシュケナージのドビュッシーは珍しいのではなかろうか。

このライヴの同じ年に、やはり同じニューヨークで前奏曲集第2巻を演奏していて、こちらは2018年のドビュッシー没後100年の記念の年に初めて日の目を見た。


2017年に録音された前奏曲集第1巻とセットで一般発売されている。

 

AS discのこのドビュッシーのライヴの第1巻は、ひょっとするとその第2巻とのセットで演奏されたものかもしれない。

 

この貴重盤が税込み290円。


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ほかにはコーポロン指揮ノーステキサス・ウィンドシンフォニーによるショスタコーヴィチ、ヒンデミットらの吹奏楽への編曲作品と伊藤康英の名作「ぐるりよざ」ほかのKlavier盤。290円

 

なかでも「ぐるりよざ」は、このCDによりアメリカで知られるようになったと言われている演奏で、オプションで歌われる男声合唱のグレゴリオ聖歌がこの演奏ではバリトン独唱で歌われる珍しいもの。

 

ブルーノ・ラプラントの歌うグノーの歌曲集 Calliope盤。290円


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ラプラントはフランスの作曲家たちの歌曲集をCalliopeにシリーズで録音していて、いずれも好演だった。

サティ、シャブリエ、マスネの各歌曲集はLPやCDで架蔵済み。

 


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ブリュッヘン指揮エイジ・オブ・エンライトメントによるハイドン。

ハイドンがエステルハージ公に仕えた時代のうち、1760年代後半からの10年間、いわゆる「疾風怒濤期」と言われる時期に作曲された交響曲19曲を収録したCD5枚組。980円

 

Youtubeはアシュケナージのドビュッシー、2017年の録音風景

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2020年5月30日 (土)

またもダブリ買い、ジェシー・ノーマンのフランス歌曲集

激動の5月最後の週末。
風は涼しく初夏の天気の土曜日

午後になって遠雷。

箱根方面は雨のようだ。
本日出勤で一日デスクワーク。

昨日金曜は、仕事は休みで午前中に母の通院の付き添いその後一緒に買い物。
あい変らず母は品物へのこだわりが強くて一時間ほど付き合う。

 

昨夜は今年結婚した娘が婿を連れてきて庭でバーベキュー。


仕事を終えて食材を調達してからの帰省だったので開始は8時過ぎ。

娘が子供の時に懸賞で当たったバーべキューコンロがあったのを思い出し、物置から取り出して準備。

思えば一度も使うことなくしまい込んでいた。


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箱とビニールに入ったまま、金網も錆びてなくピッカピカだった。

20年間この日のためにとっといてあったようなもの。

 

結局、婿殿が新品の七輪を持ってきたのでそちらを使うことにした。


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灯油ランプの灯りの下、涼しい風が吹いてきてなかなか良い雰囲気だ。

 

9時過ぎに東京で働くもう一人の娘から今仕事が終わって帰るところ、との連絡が入った。

長い在宅勤務が終わって忙しいのだろう。

 

近況やたわいのない会話で11時近くまで食べて飲んで。

酒は婿殿持参の全国に知られた静岡の銘酒「磯自慢」


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聞けば昨年職場の忘年会のビンゴで当選したのだという。

繁華街をほろ酔い気分で「磯自慢」の一升瓶をぶら下げて歩いていると、道行く人たちから羨望の眼差しで見られたという。

 

さもありなん。

 

夜が更けるにつれて気温が下がってきた。


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厚い珪藻土で作られた七輪の炭火は暖かい。

 

 

 

またやってしまったダブリ買い。

 

先日ハードオフのジャンクコーナーで見つけたジェシー・ノーマンのフランス歌曲集。

 

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・前の世
・フィディレ
・悲しい歌
・旅への誘い      :以上 デュパルク

 

・2つのヘブライの旋律 :ラヴェル
 
・パリへの旅
・モンパルナス
・ラ・グルヌイエール島
・愛の道        :以上 プーランク
・ブロンズの彫像
・ダフェネオ
・帽子屋
・あなたがほしい    :以上 サティ

 

ジェシー・ノーマン(S)
ダルトン・ボールドウィン(p)

 

録音 1976年5月

 

デュパルクやサティ、プーランクなどの魅力的な曲目に、さほど深くは考えずバルビローリ指揮ハレ管によるドイツ序曲集(英PYE)と一緒レジに運ぶ。


220円だったし。

 

帰りの車中で突然・・・ひょっとして前に買ったかな?

 

バルビローリの方はテイチク国内廉価盤が既に手元にあり、PYE原盤のLPは国内盤よりも格段に音が良かったので承知の上のダブリ買い。

 

だがノーマンの方も・・・・・・

 

帰宅後、EXCELで作った購入データーベースで確認すると、やはり昨年10月に御茶ノ水ディスクユニオンで買っていた。

しかも153円で。

あ~ぁ・・・やっぱり。

 

両方ともオランダ盤ではあるものの昨年買ったのは再発の簡易なシングルジャケット。

ハードオフで買ったのは厚手見開きジャケットでおそらく初出オリジナル。

 

音質の聴き比べもいいな、などと勝手に思い込む負け惜しみ。

 

缶ビール1本分損したことを思うとがっくり。

 

ダブリ買い防止のために、タブレットに購入リストDBを入れておいたのだが、つい億劫になって確認を怠っていた。

 

Youtubeはジェシー・ノーマンのサティ、「あなたがほしい」

 

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2020年5月 6日 (水)

「バイエルの謎」そしてヴァンデルノートのプルチネルラ

曇り時々雨。GW最終日。
今日も仕事。

 

出勤時の道は昨日以上に走る車は少ない。

 

自分が留守の間に義母が三島の「兎月園」の柏餅を持ってきてくれた。

 

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老舗和菓子店の逸品、こし餡と草もちです。

 

 

Facebookで2人の友人から招待された【7日間ブックカバーチャレンジ】
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読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、好きな本を1日1冊選び、本についての説明はナシで表紙画像をFacebookへ7日間アップを続ける。
その際毎日1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする。
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というもの。


チェーンメール的なものは好まないので、友人は招待しない。

 

3日目は音楽書を取り上げることにしたけれど、この「バイエルの謎」はこのブログでも取り上げているので旧稿の手直し。
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3日目です。

 

・「バイエルの謎」
        日本文化になったピアノ教則本

 

     安田寛 著
                音楽之友社
                *新潮文庫

 

私は音楽好きなので音楽の本も紹介します。
かつてピアノを習うほとんどの人がバイエルの教則本から始めていました。
                            
今でも自宅には私が子供の頃に使った赤い表紙のバイエルがあります。

 

でもバイエルを使っているのは日本くらいで、他の国ではほとんど使われていないようです。
日本でも最近はあまり使われなくなったようです。
私の子供達はバイエルを使いませんでした。
                                                       
これほど有名なバイエルですが、作曲者バイエルの実像はほとんど知られていません。

 

以前、NHKの名曲アルバムでバイエル教則本中の1曲がピアノ協奏曲風にアレンジされ放送されたのが、作曲家バイエルが公式に紹介された唯一の出来事であったと思います。

 

この短い番組中で、バイエルの墓地跡と推定される場所がひっそりとした公園の一角だったことが印象に残っています。
架空の人物だという説が出るほど生地ドイツでも忘れ去られているバイエル。

 

この本は、ドイツやアメリカまで渡り、何度も絶望的と思われた状況に陥りながら長い年月をかけ作曲家フェルディナント・バイエルの実態に迫った迫心のドキュメンタリーです。

 

教則本「バイエル」の初版を求めアメリカに渡り、ようやく所在をつきとめたニューオルリーンズの図書館は直前のハリケーン「カトリーナ」の来襲で水没してしまっていた。

 

奇跡的ともいえるいくつかの偶然が重なり、マインツの公文書館でバイエルの戸籍を発見する場面など感動的ですらあります。

 

バイエルの墓が第二次世界大戦のマインツ爆撃で破壊され、今は跡形もなくなって草地と化していたという悲しい現実を交えながらも、著者はさらにバイエルのルーツや子孫にまで遡っていきます。

 

「教則本バイエル」の音楽のルーツが、母方の先祖たちが関係した教会で歌われたプロテスタントのコラールにあり、幼い頃に母から受けた音楽レッスンの思い出をバイエルの上巻に込めたことまで掘り下げていく中には、著者のバイエルに対する深い愛情も伝わってきます。

 

この本ではバイエルの肖像画も見ることができました。


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先月のドメニコ・ガロのトリオ・ソナタつながりで、ストラヴィンスキーの「プルチネルラ」の音源をいろいろとネットで物色していた。

 

そこでヴァンデルノートの演奏を見つけた。
へーぇ、こんな音源があったんだ。

 

ベルギーの指揮者アンドレ・ヴァンデルノートは、将来を嘱望され若い頃には優れた録音を残していて、一連のモーツァルト録音は今でも時々取り出すことがある。

ところがいかなる理由か次第にドロップアウト。
やがて表舞台から姿を消してしまった。

 

その後90年代にベルギーのオケを振ったライヴのセットものが突然の登場。

これが大きな話題となり往年のファンは驚喜して買い求めた!?

 

私もそのひとり。

 

ところが演奏内容のあまりの悲惨さにこれまた話題となってしまった。

聞いてびっくり、商品化した良識を疑うほどの低水準。
とても最後まで聴き通すのが辛いほど。

結局、続編が計画されながらも、第1弾のあまりの反響の大きさ? に、続編の発売は流れてしまった。

 

そしてヴァンデルノートの名は再び遠い彼方。

 

このEMIの「プルチネルラ」はタワーレコード・ヴィンテージコレクション中の1枚。

 

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・.バレエ組曲「プルチネルラ」
・バレエ音楽「妖精の口づけ」~ディヴェルティメント

 

アンドレ・ヴァンデルノート(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団

 

録音
  1961年1月14日(プルチネルラ)
  1961年4月28&29日、7月10日(妖精の口づけ)
  Abbey Road Studios, London

 

ちょうどポイントが溜まっていたので払った金額は57円。
ヴァンデルノート若き日の録音で期待の演奏。

 

youtubeはメータの指揮で「プルチネルラ」

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2020年4月 6日 (月)

山田耕筰のオペラ、黒船

本日快晴、新たな一週間の始まり。

 

明日に予定された小中学校の入学式は今日になって突然の中止、そして19日まで休校になってしまった。

 

伊豆諸島が起源といわれるオオシマザクラが今年も咲いた。
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オオシマザクラはソメイヨシノの母種でいつのころからか自宅の裏山に自生している。
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沼津アルプス登り口の桜は散り始め。

 

第一線を退いてから仕事に出る日が減った。

 

今日は母を眼科まで送りつつ自分もかかりつけのクリニックで定期検診。
前回は空いていたけれども今日は通常の混み具合。

 

今回の血液検査の結果がかなり良かった。
終わって軽い買い物の後に母を迎えにいくとこちらもいつもと変わらぬ混みよう。

 

 

午後はドコモショップでタブレットOSの相談のついでに契約の見直し。
ショップの店員は全員男性だった。

 

予約してあったので待ち時間は10分ほど。

 

席に座ってふと横を見ると若い頃一緒に仕事をしたKさんの姿。

 

Kさんはかつて自分が異業種に出向した際にお世話になった方。

 

会ったのは実に20年ぶり。

 

年金生活に入ったので出費をスリムにするために契約の見直しに来たとのこと。

 

さっぱりと明るい笑顔は若い頃と変わらずだ。

 

髪の毛を短く切り、派手なシャツにチョッキの姿に日焼けした顔は見るからに自由人の姿。
日々元気に過ごしているご様子。

 

しばしお互いの近況などを立ち話。

 

 

ちょっとハイになって帰りにハードオフに寄ってみた。

 

ここは一年前に大量の輸入盤LPの大放出があった店。

 

行ってみるとほとんど残りものばかり。

 

でもジャンクコーナーに何枚か新しいものもあった。
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山田耕筰の歌劇「黒船」全曲盤2枚組。

東芝から出た初出LPで山田耕筰総指揮、森正指揮東京交響楽団、二期会合唱団。
伊藤京子、立川澄人ほか。

550円

 

キングから出ていたスーパーアナログディスクでアンセルメの指揮で「ボレロ」
「魔法使いの弟子」ほか。330円
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いずれも既に外盤LPで架蔵済みであるもののスーパーアナログディスクでこの値段は安い。

 

110円ではワルター・ウエラー指揮ロンドンフィルによるデュカの交響曲と「魔法使いの弟子」DECCA盤。
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昨年増えすぎたので今回はこのくらいで自制。

 

Youtubeは山田耕筰の序曲ニ長調、日本人による初めてのオーケストラ作品

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2020年2月12日 (水)

ラトビアのオケのことなど

天気は西から下り坂。


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朝、狩野川河川敷から見る富士山には傘雲予備軍の「つるし雲」。

湿った空気が上空に流れ込んでいるようだ。


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家の近くの河津桜が咲き始めた。

枝にはメジロの姿。


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月曜の晩に高校吹奏楽部の後輩二人が家に遊びに来ていた。

一人は吹奏楽の指導者として自ら手塩にかけたバンドを率い、吹奏楽コンクール全国大会に出場した経験もある県東部でも知られた存在。
彼は今年のコンクールの自由曲について音源の相談。

 

もう一人はホルンを専門に勉強し今は外資系の会社に勤務。

彼は国内外の音楽家とも交流が広く頻繁に海外に出張。
その傍ら現地のレコード店を巡回して音盤を買い漁り、珍しい盤を見つけては時々持参してくる。

持参の音盤は独墺圏だけではなく、リトアニアやスロヴァキア、エトセトラ。

 

ロシア圏を中心に旧東欧圏の珍しい国々の田舎の音盤店を見つけ出して発掘。
多くはメロディア音源ながら国内ではまず目にしたこともない演奏家や曲目ばかり。

今回も10枚ほどを持ち込んできた。

 

ロシアの名ホルニスト、ブヤノフスキーのヒンデミットやブリテン、
ロシアの民族楽器のバヤンによる演奏でバッハの曲の数々。

ほかに国内外の音楽大オケの演奏も数枚。

 

70年代半ばの録音と思われるハンブルクの音楽大学のオケには、ヴァイオリンやチェンバロパートに日本人の名前も見える。
聴いたバルトークは演奏そのものが青いままで未だプロの域には遠い。

一方、スロヴァキアの音大のオケはマルティヌーのセレナード。
こちらは一流プロ団体顔負けの名演。
曲も美しい。

レコードジャケットには、カラヤン財団主催の国際青少年オーケストラ大会(通称・カラヤンコンクール)出場の記述がある。

1978年の同コンクールでは、世界の音楽大学オケを制し早稲田大学交響楽団が春の祭典をを演奏して優勝している。(ちなみにこの時のホルントップは沼響に在籍)

 

他にベラルーシのオケだったかな、知らない長老指揮者によるラヴェルの「クープランの墓」は、丁寧な歌い口と清々しい弦楽器の響きが曲想とぴったり合っていた。

オケはさほど高性能とは思えないけれど、これだけ音楽的にまとめる指揮者の力量は非凡なもの。

世界にはまだまだ知られざる名演奏家が存在するのだ。


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そしてお茶の水ディスクユニオンで見つけたというODEONレーベルのモーリス・アンドレ若き日の小品集。

ホラ・スタッカートやヴェニスの謝肉祭などは唖然とするほどのテクニック。

Columbiaカーヴで聴くとモノラルながら音もよい。

 

音盤を持参した彼もホルン吹きなので、自分の音源も含めいろいろな演奏を聴きながら誰がソロを吹いているのか推測したりして、それがめっぽう楽しい。


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先ごろ亡くなったバリー・タックウエルの話題になり、モントゥー指揮ロンドン響による超ド級の名演、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」冒頭のホルンソロはタックウエルだろうか?

アルヘンタ指揮のパリの臨時編成オケによる同曲の冒頭ソロは、本当にクリュイタンス盤の名演で知られる名手ルシアン・テーヴェなのだろうか・・・など。


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さらに我が家にある来日オケの古いプログラムのオケのメンバー表を見ながら、彼のドイツ留学時に知り合ったメンバーを見つけてのいろいろな裏話など。

興味深い話ばかりで積もる話は深夜に及ぶ。

 

彼が持参したLPで、ダブリ買いしたとかでいただいたのはメロディアのLP2枚組。

ロシアの指揮者ワシリー・シナイスキー指揮のラトビアのオケの演奏で、R.シュトラウスの「英雄の生涯」そのほか。


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・交響詩「英雄の生涯」 Op.40      :Rシュトラウス
・婚礼の歌              :R.Kalsons(1936~)
・悲しきワルツ              :シベリウス
・牧神の午後への前奏曲          :ドビュッシー

 

 ワシリー・シナイスキー  (指揮)
 ラトビア国立交響楽団

 

 録音場所 Rīgas Skaņu Ierakstu Studija
 1984年  初出。

このオケは1926年創設、ラトビアの首都リガに有り放送や歌劇場のオケも兼ねているらしい。


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今年のウィーンフィルのニューイヤーコンサートに初登場したリガ生まれの指揮者アンドレアス・ネルソンズは、このオケのトランペット奏者から首席指揮者に就任し、指揮者のキャリアを始めている。

ちなみにネルソンズの前任者には西本智美の名が見える。

 

ワシリー・シナイスキーはカラヤン国際指揮者コンクール金メダル受賞、モスクワフィルやスヴェトラーノフのあとロシア国立響の首席指揮者となった実力者だが、この録音時はようやく国際的なキャリアを築き始めた頃。


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実際聴いてみると暗く重い音色のオケ。

R.シュトラウスなど、鈍重な牛を強引に引きずりまわしているような演奏だ。

その点他の軽い曲は良い。

ラトビアの作曲家Romualds Kalsonsの「婚礼の歌」は映画音楽風の軽い曲。

自国の作曲家ということなのだろう、オケも生き生きとしてコブシの効いた節回しに躍動するリズム。
これは楽しめる。

 

中でも第2曲のホルンソロが非常にうまい。


首席ホルン奏者Arvids Klisansは在籍50年に及ぶかなりの名手とされているらしい

 

「悲しきワルツ」もほの暗いオケの音色がピタリと曲にはまり、「牧神の午後への前奏曲」もヴィヴラートをかけた管楽器群が古めかしさを感じさせながらもよい雰囲気だ。

 

Youtubeはその首席ホルン奏者Arvids Klisansによるラトビアの作曲家Andrejs Jurjāns( 1856 – 1922)によるホルンと弦楽のための「舟歌」

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2020年1月17日 (金)

今年最初の東京音盤購入記

曇り夕方から冷たい雨。
朝、狩野川河川敷から見る富士山は上半分が雲の中。

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昨日は母が転倒し手を痛めたので仕事を休み病院に連れて行ったりしていた。
幸い骨には異常がなく打撲程度。

昨年から老朽化した家のあちらこちらの修理をしていて、この日は畑の物置の扉の修理。

2年前の台風で飛ばされて自分が応急修理しておいたものを専門の建具屋に修理を頼んでおいたもの。

 

先日の東京での音盤購入そのほか。

お茶の水到着は10時38分。

ディスクユニオンの開店は11時なので近くの丸善店内をブラブラしていた。
小銭入れが古くなったので店の前の露店で衝動買い。

開店5分前にディスクユニオンに到着するともう数人が並んでいた。

 

店に入り持参したCDをカウンターに出すと査定に30分余りかかるというので店内をブラブラ。

いつも最初に見るLP500円以下コーナーではなく、LPの新入荷コーナーからパタパタと物色していた。

 

年頭の「今年は音盤購入を控えるという誓い」は早くも頭から飛んでいる。

新入荷コーナーでは、これは!と思うものはそれなりの値付けでお得感はほとんどなし。

こちらからは結局2枚だけ。

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Arelquinレーベルから出ていたルクーのヴァイオリンソナタそのほか。
ヴァイオリンはEmmanuel Koch ピアノは Joop Grubben
1500円。

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もう一枚はイージーリスニング界の雄フランク・プウルセル指揮のガーシュイン、
「ラプソディー・イン・ブルー」とアイガットリズムそのほか。
ピアノはプーランクで名演を聴かせたガブリエル・タッキーノ。
これは600円。

 

500円以下コーナーに移動すると面白いものがあった。

1968年ユースオケのライヴ、ストコフスキーの「パッサカリアとフーガ」などを収録。
Ave Records盤

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次に名エンジニア、アンドレ・シャルランの録音で2枚。

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ボノー指揮シャンゼリゼ劇場管によるグリーグのノルウェー舞曲ほか
そしてファゴットのアラールほかフランスの奏者たちによるソーゲのディヴェルティメントなどのシャルラン外盤。

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ボンガルツ指揮ドレスデンフィルによるコダーイとプロコフィエフ、URANIA盤。

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プリムローズのヴィオラによるウォルトンのヴィオラ協奏曲そのほか。
伴奏はサージェントの米コロンビア盤。

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ギトリスのヴァイオリンでベルクのヴァイオリン協奏曲。
伴奏はかつて日本フィルを振っていたストリックランドのClub National Du Disque盤。
カップリングはホーレンシュタイン指揮のシェーンベルク「浄夜」。

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イギリスの作曲家BAXの合唱曲集、
Stephen Wilkinson 指揮BBCノーザン合唱団のHyperion盤

 

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ミュンシュ指揮パリ音楽院管にオネゲル、オラトリオ「死者の踊り」ほかのPathe盤

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ミュンシュ時代のパリ管の副指揮者だったジャッキャのパリ管時代の録音で「ラ・マルセイエーズ」ほかのフランス音楽曲集

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国内盤ではラローチャの弾くグラナドス。

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以上300~500円。

 

買い取り査定は20パーセントアップでCD28枚で2890円。

1枚100円平均。
古い国内盤中心だったのでこんなものだろう。

意外だったのはCD黎明期に日本ビクターが出していた国内盤のライナーとミュンシュがそれぞれ500円だったこと。

そういえばこの番号のCDは音が良いということをどこかで読んだことが有る。

この2種についてはLPやはXRCDがあるので未練はない。

他は90年代の国内盤中心で買い取り価格は30~50円。

ブックオフだと全部1枚10円均一だろうな、たぶん。

行きの交通費とほぼ同額だったのでよしとしよう。

 

Youtubeはフェラスの弾くルクーのヴァイオリンソナタ

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2020年1月 6日 (月)

今年の初買いは1月7日のプーランク生誕の日の前日に大全集と遭遇

今日は小寒。
とはいえ車を走らせていても窓を開けたくなるほどの暖かな一日だった。

世間は今日から本格始動。
自分は4日の土曜と翌日曜に出勤したので今日明日は休み。

昨年の仕事始めは社長の年頭の挨拶に接したり新年の挨拶をかわしたり。

その点今年はだいぶ気楽な身分となった。

 

平和な一日を迎えるつもりが、朝に強烈な足の痛みで目が覚めた。
いわゆるこむら返り。

しばらく鳴りを潜めていたけれども昨年末からの暴飲暴食、夜更かしその他の不摂生が原因のようだ。

自分の体への天からの警告と受け止めよう。

それにしても辛かった。

歯医者に行くついでにドラッグストアに寄り特効薬の芍薬甘草湯を買ったりしていた。

 

本日、歯医者の後に母を連れて定期健診の脳外科の病院へ。

終わるまでかなり時間がかかりそうなのでブックオフで時間をつぶすことにした。

 

この病院近くのブックオフは2件。

結局しばらく行っていない隣町のブックオフをセレクト。

 

店では雑誌コーナーや歴史書その他を立ち読みしていた。

しばらくするとCDコーナーが気になってきた。

 

昨年が生涯最大量の音盤入手年だったので、今年は音盤購入は控えてこれらの盤をじっくり聴こうと元日に誓いを立てたばかり。

 

しばらくその場で思考停止状態。

やがて無意識に足は500円以下CDコーナーへ向かう。

・・・どうせ大したものはないだろう。。。。ブツブツブツ・・・

 

しばらく棚を眺めてみる。

あい変らずデ・アゴスティーニやソニーファミリークラブなどブックオフやハードオフの定番100~300円CDが並んでいる。

 

そんな中で、ありゃこれはなんだ?

 

名に入ったのは、CD全盛時に1000円前後の廉価盤としてPILZ系の怪しげな音源を出ていたPOINT CLASSICSから出ていたヒンデミットのピアノ曲「ルードゥス・トナリス」。

これはバッハの『平均律クラヴィーア曲集』の20世紀版ともいわれ、12のフーガと11の間奏曲、そして後奏曲から成る曲。

 

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へーえ!こんな曲がPOINT CLASSICS出ていたとは。

POINT CLASSICSの多くは覆面演奏家で、このCDのピアノのDieter Goldmannも実在するとは思えない。

このCDにはヒンデミットのヴァイオリンソナタもカップリングされていて、こちらのヴァイオリンソロはBruno Zwicker !

 

ツヴィッカーと言えば玉石混淆怪しげなPILZレーベルの中でシベリウスのヴァイオリン協奏曲のソロを弾いていた名前。
このシベリウスは非常な名演でかつて評判になった演奏だ。

290円。

 

その隣にはザグレブフィルの音源をハルモニアムンディが出していたCDで、大野和士指揮ザグレブフィルのジョリヴェ、カルス、ミヨーの3人の作曲家による打楽器とオーケスト他のための作品集。290円。

 

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1. 打楽器と管弦楽のための協奏曲 (ジョリヴェ)
2. 打楽器とピアノのための4つのインヴェンション(カルス)
3. マリンバ,ヴィブラフォンと管弦楽のための協奏曲op.278(ミヨー)

 

他にコルドン・シンガーズによるブリテン、
ウエディング・アンセム、祝祭テ・デウムその他のhyperion盤、こちらも290円。

 

ここで完全にスィッチが入ってしまいついでにレギュラーコーナーまで。

 

そこでドン!

と目に入ったのはプーランク全集CD20枚組。

これは2013年の没後50年となるプーランクを記念して2012年にEMIクラシックスが発売したボックス・セット、CD20枚組。
これが税込2,710円。

 

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プレートルやタッキーノなどダブリ買いも多数あるけれども珍しい音源も多く、発売当初はけっこうな値段で購入を逡巡していたもの。

今ではHMVあたりで新品が3,000円ちょっとで購入できるけれど奇しくも翌日1月7日はプーランクの誕生日!状態も良いのでゲット。

 

以上今年の初買い。

youtubeはプーランクの「パストラーレ」オケ版とホロヴィッツによるピアノ版

 

 

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2019年11月 8日 (金)

ひたすら増殖を続ける音盤たち

ゆっくりとしかし確実に(langsam aber sicher)秋から冬へ。

 

昨日木曜は休み。なじみのオーディオショップへ。

先日レコードのEQカーヴに興味を示した店主にMUSICAのフォノイコライザーアンプを持って行ったりしていた。

 

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ついでに近くの「桃屋」で甘いたれのカツサンドとメンチカツサンドを購う。
ここは開店して50年余の年輪を重ねた惣菜屋。

 

オーディオショップでは行きがけの駄賃でLPをいただいてきた。

 

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先日渋谷の名曲喫茶「ライオン」で聞いたベリオのチェンバロ曲 その他の入った独WERGO盤。チェンバロはA.ヴィッシャー。

 

ミトロプーロス指揮でシェーンベルクの「浄夜」、ヴォーン・ウイリアムスの「タリスの主題による変奏曲」米コロンビア盤。

 

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旧ソ連時代に多くの録音を残したイワーノフでブラームスのハンガリー舞曲他の日本ビクター盤。

60年代以降ほとんど録音を残さなかったイワーノフ晩年の記録。

 

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グルダ自作自演「メッセージ・フロムG」の第3集。

 

アーサー・フィドラー指揮ボストン響(ボストンポップスにあらず!)の「新世界より」と「謝肉祭」序曲。

フィードラーがボストンポップス以外のオケを振った唯一のスタジオ録音にしてRCA期最後の録音。
今のところボストン響唯一の「新世界より」のスタジオ録音。

しかも第2楽章以外にチューバを加えているという注目盤。 米RCAのLP.

 

モーツァルト初期の歌劇「バスティアンとバスティエンヌ」全曲。
エディット・マチスほかのハーガーの指揮。国内盤。

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フランスの名クラリネット奏者ジャック・ランスロが来日時に録音した小品集。
キング盤。

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昭和初期に海外でも活躍しながら若くして悲劇的な最後を遂げてしまったソプラノ歌手、関屋 敏子の自作「野いばら」などを含むSP期の録音を集めたもの。

 

ロシアのピアニスト、ドミトリー・アレクセーエフの弾くプロコフィエフのピアノソナタ第3番ほか。国内盤。
アレクセーエフは学生時代に札幌でプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番を聴いた。

 

今や全く忘れられたアメリカのピアニスト、ロリン・ホランダーの弾く「展覧会の絵」ほか国内盤。

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ロス・アンヘレスとフィッシャー=ディースカウの二大名歌手による二重唱曲集。
パーセルやサン・サーンスほかの作品。
伴奏はジェラール・ムーア、東芝国内盤LP.

 

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ロシアのチェリスト、ダニエル・シャフランによるチャイコフスキーの「ロココの主題による変奏曲」。
カップリングはタチアナ・ニコラエーワの弾く同じくチャイコフスキーの知られざる作品、ピアノとオーケストラのための協奏的幻想曲。
伴奏はコンドラシン指揮のモスクワフィル、メロディア盤。

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軽いものではバーバラ・ヘンドリックスの歌うガーシュインの歌曲の数々。
伴奏はラベック姉妹。

パールマンのヴァイオリン、アンドレ・プレヴィンのピアノのスコット・ジョップリン作品集。EMI盤。

 

他にクリスマスアルバムを3枚。

ペーター・シュライヤー、ヘルマン・プライのドイツの2人の名歌手によるものにイタリアのフランコ・コレルリが歌ったクリスマスソング集などなどの30枚ほど。

 

ひたすら増殖を続ける音盤たち。

 

Youtubeはグルダ自作自演の「アリア」

 

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2019年10月28日 (月)

10月東京音盤購入記

10月も早くも最後の週。
今年も残り少なくなった。

 

本日は休みで午前中は庭の柿を採ったりしていた。
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午後は役員になっているお寺の行事に出席。

 

今月東京での音盤購入の備忘録。

昨年から今年にかけて地元ハードオフでクラシック輸入レコード1枚100円大放出に遭遇。

 

東京の中古CDショップのレコファンやディスクユニオンに行ってみると レコードも含めCDなどの記録媒体の大幅安売りは全国規模のようだ。

ヤフオクを見てもほとんど動きはない。
ただしオリジナル盤の状態の良いものはかなりの高値が付いている。

 

自分は未知の演奏家や作品、演奏がよい状態で聞ければよいのでオリジナル盤にこだわりはない。

最近はEQカーヴの妙を知り国内再発盤でも十分良い音で記録されていることを知ったので、音に関してはなおさら初期盤への興味は失っている。

今年は知人や紹介されて数人の方から良質なコレクションを譲り受けたので、完全に供給過剰状態。

 

それでも上京すると中古音盤屋に足が向いてしまう。

 

今回も渋谷のレコファン、御茶ノ水ディスクユニオンに寄ってみた。

 

東京の中古レコード店もずいぶんと様変わりした。

 

若い頃の主な購入源だった「数寄屋橋ハンター」は今世紀早々に姿を消した。

高田馬場のタイムも仙台に行ってしまいネット通販専門になってしまった。
御茶ノ水マーブルディスクはまだ健在なのだろうか?

 

若い頃、地方に行くたびに「全国レコードマップ」片手にその地の中古レコード店を探して回ったのも懐かしい思い出だ。
中古レコードショップも地方によってそれぞれ異なるカラーが有るのが面白かった。

 

 

まず最初に渋谷レコファンへ。

5枚以上買うと一枚あたり200円引き。

最初にざっとLP新入荷コーナーを見る。
値札は安いもので700円。

これはと思うものはそれなりの値段。
全体に価格が高めだ。

他にセット物その他LPを見てもさほどのものはない。

そこでここではCDに絞ることにした。

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新入荷コーナーではフルネ指揮オランダ放送管ほかによるベルリオーズ初期合唱曲集DENON盤。
カンタータ「帝国」op.26などベルリオーズの未知の作品を集めたもの。1987年録音。

 

遠山慶子の弾くドビュッシー、前奏曲集第2巻。CAMERATA盤。

遠山慶子の弾くドビュッシーでこの巻のみ未架蔵だった。
今回の購入で最も高価な買い物で1240円。

 

CDコーナーを物色していて、ベルティーニのチャコフスキーの交響曲第5番が9千円を超える値段にビックリ。
このCDは聴き比べ候補のためにストックしている自宅の棚にもあったはず。

 

ファイン・アーツ金管五重奏団によるバッハの「フーガの技法」

 

ダウンズ指揮のレスピーギ、ベルファゴールほかのシャンドス盤

 

500円以下格安コーナーからは、バルシャイ指揮のハイドン、「軍隊」ほかのYedan盤

 

フランスのホルン奏者 D.デュバルのモーツァルト、ホルン協奏曲全曲

 

ラフマニノフの「聖金口イオアン聖体礼儀」全曲の2枚組

 

デ・ブルゴス指揮ロンドン響のベートーヴェン、交響曲第5番と第7番Colins盤。

 

ベロフとコラールによる4手のためのフランス作曲家の作品集。国内EMI盤など
以上200円引き。

 

店を出て道玄坂の名曲喫茶「ライオン」でしばしのコーヒーブレイク。

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そしてお茶の水ディスクユニオンへ。

 

ユニオンでは500円以下LP5枚買うと半額セール中。

 

楽譜コーナーを見た後にLPコーナーへ。

レギュラーコーナーから往年のフランスの名指揮者アンゲルブレシュトとデゾルミエールのフランス国立放送音源からラヴェル、ベルリオーズ、ミヨー、ブーレーズらの演奏。
1524円の30%引き。

これがこの店での今回一番高価な買い物。

続いて来年の定演のメイン曲、チャイコフスキーの交響曲第1番の研究用としてロシアの指揮者、コンスタンチン・イワーノフ指揮ソビエト国立響メロディア盤。

 

以上はレギュラーコーナー

 

380円から500円コーナーからは

バルトークとコダーイの合唱曲集HUNGAROTON盤

同じくHUNGAROTON盤でブタペストの奏者たちによるストラヴィンスキーの「兵士の歌」組曲と「日本の3つの抒情詩」。

ストラヴィンスキーではワルター・ゲール指揮オランダフィルの「火の鳥」カップリングはファリャの「恋は魔術師」組曲

この火の鳥はおそらくコンサートホール音源。

 

ブリテンの祝典テ・デウム、ほかコルドンシンガースほかのARGO盤

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マルセル・デュプレのフランクとメシアン、オルガン曲集、フォノグラム盤。原盤はマーキュリー音源。

 

フランスバロックの作曲家、フランクールの作品、パイヤールの指揮エラート原盤日本コロンビア盤。

 

フランスの名バリトン、パンゼラの歌う歌曲集仏レファランス盤が2枚組で500円。

 

そのほかCDではギリシャの指揮者アブラヴァネル指揮ユタ響によるチャイコフスキー、交響曲全集、Vangurdから出ているCD5枚組。794円の10%引き。

 

オーマンディー指揮チャイコフスキー交響曲第1番から第3番までのCD3枚組国内盤など。
Youtubeはチャイコフスキーの交響曲第1番、シモノフ指揮モスクワフィル

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2019年10月19日 (土)

再び音盤大人買い、ヴィンダーリヒの歌う「第九」

低気圧が停滞、金曜夜から激しい雨。

 

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朝の狩野川は再び増水していた。

 

河川敷には上流から流されてくる小魚を狙う白鷺が群れている。

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我が家の台風被害は昨年ほどではないけれども、雨樋のいくつかにダメージがあったらしく屋根のおかしな場所から雨水が垂れている。

今週火曜日は休みで、午前中に契約しているケーブルテレビ局が4K対応の工事をするというので立ち会っていた。

 

電柱を工事するような作業車で来て屋根付近の電線を加工していた。

作業車を見ているうちに閃いた。

 

「すいませーん、そこの雨樋見ていただきますか?」

「わかりました。外れているので直しておきます」

「ありがとうございます。」

 

大きく外れているところを直していただいた。

工事は2時間ほどで終了。

 

母親の部屋のテレビリモコンが壊れてしまったので、クリニックへ定期健診のついでにハードオフによりリモコンを物色。
幸い同じメーカーのものが見つかったが800円。
高いな。

ソニーやパナソニックのリモコンは100~200円なのにアクオスは高い。

レジに持っていくと消費税込みで880円。

メーカー正規品は高いけれども他社の対応リモコンが新品で1000円。

微妙なところだ。

今月からレジ袋代5円だということになっていた。

「袋は結構です」

 

 

帰ろうと車に乗りかけたけて、ついでにレコードコーナーを覗いてみようとUターン。

 

昨年暮れからの怒涛のクラシック外盤LPジャンク品大放出もこの夏で収束した気配だったので、ここしばらくハードオフには来ていなかった。

大して期待せずにジャンクコーナーに行くと、再びまとまった数のクラシック輸入LP群を発見!

「あ!」思わず声を出してしまった。

 

店員が興味深げにこちらをじろじろと見ているのが視界の端に入ってきた。

しかもほとんど100円。

どうも手放した方の音盤は無尽蔵のようだ。

お店もあまりの数の多さに諦めて100円均一にしてしまった様子。

 

パタパタとレコードを漁る。

目に付くのは独テレフンケンの古楽シリーズ「ダス・アルテ・ヴェルク」の一連のLP。

 

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全てドイツプレスのSAWT規格のもので、テレフンケンの別ブランド、ノイマン製のマイクとカッティングマシンを使ったロイヤルサウンドのマーク付きの非常に音の良いもの。

 

今回はベートーヴェンが多い。

交響曲の有名どころではトスカニーニはすでにあるのでパス。

フルトヴェングラーがローマのRAIオーケストラを振ったCetra盤から2枚とバルシャイ指揮で1,6,7,8番。

 

他にグローヴス指揮の「田園」。

フェレンチク指揮チェコフィルの4番スプラフォン盤など。

 

その他マイナーな指揮者達の「第九」が数枚あって、ウィーレン、ヴロンスキー、デーゼンハウス、ケストナーら。
オケはヴィスバーデンやシュトゥットガルト、ブルノのオケ。
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この中では実演を聴いたヴロンスキーしか知らない。

 

ディーゼンハンスの第九はステレオ表記になっているが1955年7月の録音でオリジナルは独Intercord原盤のモノラル。

合唱はおろかソリストの記載のないおかしなものだが、実は前年にオペラデビューしたばかりの名テノール、フリッツ・ヴィンダーリヒがソロとして加わっている非常に珍しいもの。

ヴィンダーリヒはこの年にシュトゥットガルト歌劇場に契約したばかりでおそらくヴィンダーリヒの最も初期の録音だと思う。

 

ヴィンダーリヒの「第九」はクレンペラーとの1960年ウィーンライヴと、ディーン・ディクソンの1962年のライヴがあるが、スタジオ録音としては唯一のもので最も古い録音。

 

コンチェルトでは、フルトヴェングラー時代のベルリンフィルのコンマスだったジークフリート・ボリスのソロのヴァイオリン協奏曲。

マックス・レーガーのスペシャリストとして知られるエリック・テン=ベルクのピアノ協奏曲第5番「皇帝」とピアノソナタ数曲。

伴奏はいずれもフリッツ・リーガー指揮のミュンヘンフィル。

 

バルヒェットカルテットによる弦楽四重奏曲など。
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他にベートーヴェン以外の交響曲ではハイティンク指揮ロンドンフィルのショスタコーヴィチの第15番、プレヴィン指揮ロンドン響のチャイコフスキーの交響曲第2番。

 

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フランスの名指揮者アンゲルブレシュトによるラヴェルで「マ・メール・ロア」「スペイン狂詩曲」「ダフニスとクロエ」のデュクレテ・トムソン盤。
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映画音楽界の異才バーナード・ハーマン指揮によるクルト・ワイル、ミヨー、ストラヴィンスキー。

これはジャケットも魅力的なもの。
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オーストリアのピアニスト、ロジャー・ウッドワードの弾く武満徹のピアノ曲WERGO盤。

 

ブルーノ・マデルナ指揮のペンデレツキ、ノーノなどエトセトラ。

 

思わぬ展開に完全にハイなってしまい1枚100円とはいえ冷静さを欠いての大人買い。

 

あまりに大量なので有料袋をお願いした。

 

Youtubeはヴィンダーリヒの歌うシューマン「詩人の恋」

 

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