カテゴリー「オーディオ」の記事

2018年5月15日 (火)

フォノアンプを替える

5月も半ばとなり本日最高気温は27度。
先週火曜日よりも10度も上昇。


京都では30度を超えて夏の気配。


午後に富士五湖を震源地とする地震。


大きくはないが短い縦揺れと長い横揺れが時間差を伴って襲来。

先週の長野北部から少しずつ震源地が近づいてきた。


ガレージ天井の燕のヒナたちが大きくなり真下にはフンが堆積。



しばらくは車を入れることが出来ない。


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アナログ再生にイコライザーカーヴが大きく音に影響することに目覚めてから、
再生環境を見直している。



きっかけはムジカというガレージメーカーの62シリーズというフォノアンプを購入してからのこと。



たまたまRIAAカーヴの他にffrr、columbia old78カーヴが用意されていて、切り替えてみたら今まで聞こえなかった演奏者のノイズまでがリアルに聞こえてきたのには驚いた。



この4種だけでは対応できないカーヴもあり、たまたまオークションでムジカ雷鳥3というフォノアンプが出ていたので購入。


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フラッグシップモデルだという。

実売価格は新品で定価の10分の1以下。


こちらはAES、NABも聴くことができる。

早速きいてみたると・・・・ウーム。



音が良くない。



今までの62はミニチュア管ながら真空管ハイブリッド、雷鳥2まではハイブリッドなのが3になってハイブリッドではなくなった。


ミニチュア管が入手困難になったのだろうか。


その代わりムジカのアンプ特有のハム音は改善されているだろうと勝手に思い込んでいたが甘かった。


ブーンというハム音はそのままに音も悪い。


前の機種でもハム音に悩まされていながらも懲りずにムジカを入手したのは、音が比較的ナチュラルで、スペンドールのスピーカーと真空管アンプとの相性が良いのと、1台でMMとMCカートリッジの両方が使用可能だったから・・・


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雷鳥3は今のところ音に品格がないし、ハム音の大きさは限界を超えている。

まぁしばらく使ってエージングを待とうか。


変化がなければムジカには見切りを付けて合研ラボに替えてみようと思う。




だんだんと深みにはまってきた。

ぴったりとカーヴが決まって手持ちのLPから次元の違う音が出てきたときの喜びを味わってしまうともう止められない。

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2018年2月13日 (火)

アンプが壊れた

ふたたび寒気到来。北陸は再び大雪。

寒い日がまだ続き、今宵の庭の梅は例年よりも遅咲き。

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新しいMARANZでいろいろと聴き比べを楽しんでいるうちに、突然パワーアンプの電源が入らなくなってしまった。


何度試してもダメ。


パワーアンプは10数年前に職場の上司Sさんが作ってくれた
ウエスタンエレクトリック社製真空管300Bを使用したアンプ。


トランスはTANGO 社製のもので非常に良いものらしい。

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導入時にSさんが純正品、ロシア製、中国製など同じ300Bの何種類かの真空管を持ってきてくれて我が家で聞き比べたりした。


その時純正品が圧倒的に良くてその後長い間美しい音を聞かせてくれた。

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それが突然ダメ。


そこでやむなく休眠状態だったクォードのパワーアンプ606を取り出してきた。


久しぶりに取り出した606は10年以上暗く寒い部屋に放置していたので、

冷え切っている。


「音が出るかな?」と心配しつつ繋げてみたら音は出た。



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先日聴いたベッケルントのグリーグのCD。



だが音のまとまりが悪くてとても聞けない。


ちょっと悲しくなってCDプレーヤーはMARANZのままでマルティノン指揮シカゴ響のラヴェルを聴いてみたら 、これが品のある美しい弦楽器の音を聞かせ非常に良い。

アンプが暖まり本来の調子が出てきたようだ。


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300Bアンプを聴いていなければ、これはこれで充分満足していただろう。



Sさんは数年前に定年退職。

もう一人の音楽上の大先輩Kさんを通じて連絡が取れて、わざわざ家まで来てくれた。



Sさんがテスター片手にいろいろとアンプを診てくれている間に、アンプはクォードのままでシベリウスのヴァイオリン協奏曲を鳴らしてみた。

リッチのヴァイオリンの米ロンドン盤LP。



途中でイコライザーをRIAAからffrrr に切り替えたらKさんはその違いに驚いていた。



そのうちスイッチ付近がショートしていたのをSさんが見つけてくれた。

ショートしたときにヒューズも切れていた。


数年前にスィッチ部分がガタつき始めたのをそのまま放置していたのが悪かったようだ。


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速効で処置して、つなぎ替えて聴いてみると左側のレベルが異様に低い。


????


再びカバーを開けてSさんが調べ始めた。

いろいろやってみて整流管の足部分をクリーニングしたらスッキリと音が復帰。

どうやら経年変化で真空管の接点が汚れていたようだ。

最初にKさんから指摘された左チャンネルのチリチリ感も消えていた。



Kさん「いい音だねぇ・・」


Sさん「こんなもんでしょう。何かあったら何時でも言ってね」



私  (T・T) ありがとうございます・・・・

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2018年2月 4日 (日)

今日は立春、CDプレーヤー20年ぶりに新たに購入

今日は立春、久しぶりに晴れた朝。

遅れていた庭の白梅はようやく咲き始め。

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昨年まで対の場所に植えてあった紅梅は
庭を改修したときに畑に移転。

まもなく枯れてしまった。

やはり長年住み慣れたところが
良かったのかもしれない。

白梅の開花が遅いのは、
長年寄り添ったつれあいを失った
哀しみのようにも見えた。


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昨日節分で撒いた豆を夢中で食べるポコ。



CDの売り上げが下降しているという。
先行きも見えてきた。


手持ちのCDをそれなりの水準で
長く聞き続けるために新しくCDプレーヤーを
購入することにした。


今はPHILIPSの名機LHH700で聴いている。

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音に特に不満はないもののトレイの開閉が
自力ではできなくなっている。

発売後30年近く経過していつ壊れても
おかしくない状態だ。



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最初に買ったCDプレーヤーは
マランツのCD-34だった。



CD黎明期の1985年発売。

一般のCDプレーヤーの価格が20万円前後だった時に、
59800円という衝撃的な値段で登場。
PHILIPSベルギー工場製。
このCD34は小さいながら鉄の塊のような
外観と重さでリモコンもなし。
操作パネルも独特で、日本のメーカーとは
基本的な思想が全く異なるのが新鮮だった。

音もアナログ的で中低音が充実したリッチな響き。

数年愛用していて
やがて動かなくなってしまった。
アナログの雰囲気を残すCD34が
好印象だったので次もMARANZにした。

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機種はCD72



CD34の刷り込みが強かったのだろう。
同じような型番に妙に安心したのを覚えている。

1991年発売、
スイングアーム型CDM4を採用。

音もやはりCD34と同傾向だった。


CD72でそれなりに満足していたものの、
ある日近くのハードオフでPHILIPSの
LHH700を発見。

CD72と同じ1991年発売で、
こちらもCDM4採用。
PHILIPS社創立100周年記念モデル。

見た瞬間にこれはきっと素晴らしい音に違いない。
とほとんど衝動買い。


CD72は別部屋でサブシステム
として使っていたが、しばらくして
トレイの出し入れが自力で出来なくなった。



どうもPHILIPS、MARANZ系は
トレイの部分が弱いようだ。
そのうち音も出なくなってしまった。
ハードオフに持って行くと
ジャンク品扱いということで200円。





LHH700の音には不満はなかったものの
今回新しく選んだのはやはりMARANZ。

SA14S1を中古で購入。


より上級機のSA11S1も中古で出ていて、
かなり迷った末に
ネットワークオーディオプレーヤとしても使える
ということでこちらにした。


そして新しいMARANZが届いた。

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最初に聴いたのはコルボが指揮したデュリュフレのレクイエム。

LHH700で聴くと
ふんわり柔らかな独特の気品のある音。

SA14S1に切り替えてみると、
今までのマランツサウンドと全く異なる、
クリアーで大きな広がりのある音だった。


正直なところ驚いた。


楽器の定位もはっきりしていて
SN比が抜群に良い。

ただ高音の伸びがキツイ感じもあり、
LHH700の幾分甘い
しっとり感とは異なる純潔で真っ白なイメージ。

発売されて30年近くなるLHH700の
基本性能の良さを今さらながら確認、


買い替える必要はなかったかな?

と思いつつ次に
ノイマン指揮ゲヴァントハウス管の
マーラーの交響曲第9番を聴いてみた。


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聴いてみると各楽器の音の粒が有機的に溶け合い、
それでいて解像度がバツグンに向上している。
大きな広がりもありLHH700とは
次元の異なる音だった。 


だが一方で演奏の細かなアラや
録音の欠点も晒すのも事実。


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初期の国内盤CDで、
クリュイタンス指揮パリ音楽院管の
「アルルの女」を聴いてみると、
LHH700では適度にマスクされていた、
アンサンブルの粗さや雑なリマスタリングが
晒されてしまった。


響きももざらついて汚い。

手持ちのLPとは雲泥の差だ。

これはLHH700との使い分けになりそうだ。

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    2017年8月16日 (水)

    アナログ復活

    今年のお盆は連日雨模様。
    雨ばかりでもの憂げなポコ。

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    日曜は仕事が入ったものの月曜と火曜は休むことができた。
    火曜には東京にいる娘も帰省して、昼は弟家族たちもやってきて賑やかなお盆。

    お昼は京丸のウナギ弁当。

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    沼津港の店まで取りに行ったところ、あいにくの雨の中にもかかわらず県外ナンバーの車で大渋滞。


    大学4年の甥はすっかりキン肉マンになってその変貌に吃驚。

    今は大学院志望で受験勉強に余念が無い様子。


    夕方には埼玉の叔父が来訪。
    今年喜寿の叔父は埼玉から一人で車を運転してきたとのこと。
    そのまま我が家に一泊。

    自分は家内の実家に呼ばれていてその晩は岳父と痛飲。
    昼間のウナギが腹に溜まり、ほとんど食事には手をつけずに酒ばかりの夜となった。

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    アナログプレーヤーが再生できなくなったので、この休み中にオーディオ機器の配置の見直しと接点のクリーニングをしていた。

    なにせ使っている機器のほとんどが発売されてから20年を超える古いものばかり。

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    どれが故障しても不思議ではないので、音の出口から順番に接続を変えながら確認していった。

    休眠状態だったプリアンプのクォードの66を鳴らしたりしていたのでほとんど一日がかりとなってしまった。


    結局トーレンスのTD320は故障ではなく、CRCをカートリッジの取り付け部に噴射してアースを取り直したら原状復帰。

    カートリッジはシュアのtypeⅤからtypeⅣとなったものの繊細な再生音でこれはこれで良い音だ。
    接点をクリーニングして全体の透明度も上がった。


    最初にかけたのはリステンパルト指揮ザール室内管弦楽団のハイドン。

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    ・Concerto For Organ And Orchestra In C Major
    ・Nocturne In C Major
    ・Sinfonia Concertante For Violin, Cello, Oboe, Bassoon And    Orchestra
    ・Nocturne In G Major

      Karl Ristenpart
      Chamber Orchestra Of The Sarre


    爽やかで美しいハイドン。

    アナログの音を聴いてほっと一息。

    Youtubeはリステンパルト指揮の「フーガの技法」

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    2017年8月 9日 (水)

    シュアーのカートリッジが壊れた

    本日快晴、そして猛暑。

    仕事の帰りにかかりつけの医院で定期検診。
    特に異常はないものの、最近の肩凝りと疲れやすさは単なる夏バテか・・・・・

    先日脳梗塞で倒れたホルン仲間は幸い軽く来週には退院だという。
    倒れたのが自宅で御家族の対応が速かったのが幸いしたらしい。


    帰宅後レコードを聴こうとしたらカートリッジが正常にトレースしない。

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    自宅のシステムはSME3009のアームにカートリッジはシュアーのTypeⅤMR、プレーヤーはトーレンスのTD320という古いものばかり。

    カートリッジはシュアーが相性が良くてV15のTypeⅢからtypeⅤまでを使い分けていて、 ここ数年はTypeⅤとモノラル専用のデンオンのDL102を中心に使っている。


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    トレースしないのはてっきり盤に問題があるのだと思い込み、2号機のモノラル盤専用に使っているVictor製のQLA7に代えて聴いてみたら問題なく再生。
    こちらのカートリッジはMCタイプのDL102。

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    このレコードプレーヤーは10年ほど前にまとまった量のLPをいただいたときに、一緒に譲られたもの。基本性能が良いので重宝している。

    聴いたのはベートーヴェンのチェロソナタ第3番と第4番。
    チェロはトゥルトゥリエ、ピアノ伴奏はエンゲルという東芝から出ていた赤盤LP。


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    1953年録音のモノラル盤。

    力強くも伸びやかなチェロにピタリと付けるエンゲルの伴奏が素晴らしい。

    気になってトーレンスに異なるLPを載せて再生したらやはりトレースせずにアームが内周へ滑っていく。

    焦って針圧を調整したり別のカートリッジに変えたりしていくうちに、音が出なくなってしまった。

    こんなことは初めてだ。

    昨日までは良い音で鳴っていたのに・・・・・


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    取り外したシュアーTypeⅤをよく見てみるとカンチレバーが垂れてふにゃりとしていた。

    特に強く触れたわけでもないのに、自然に劣化してしまったようだ。

    そこで交換針を探してみるとあまり出ないのかかなり高価。
    かつてカートリッジ本体が買えた金額とあまり変わらない。

    しばらくは仕舞っていたTypeⅣを使うことにしよう。



    youtubeはトルトゥリエのバッハ

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    2016年11月23日 (水)

    フォノアンプで古いレコードを聴く

    晴れのち曇り、午後から冷えてきた。
    北海道は吹雪。明日の東京は積雪の可能性あり。

    昨日は6時前に緊急地震速報で目が覚めた。

    しばらくして微かな揺れ。

    テレビをつけると福島県沖で大きな地震だった。
    津波警報も出ていて、全てのチャンネルはこのニュース。

    東日本大震災のあの日の悪夢を再び思い起こした人も多かっただろう。

    今年は大きな地震が多かった。

    全国に頻発する地震が徐々に巨大化しているようにも思える。

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    勤労感謝の日の今日は家族を連れて内浦漁協直営「いけすや」で昼食。


    予想通り混んでいる。

    それでも40分待ちは休日としては早い方だ。

    前日に〆めて熟成させた鰺と、直前〆めの活け鰺の食べ比べ「二食感活あじ丼」。
    単品でほくほくのアジフライを追加。

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    内浦漁協は養殖マアジの生産量日本一。


    味も天然ものにひけを取らない。





    最近我が家の初期LPの再生環境が気になっている。

    先日聴いたテオ・オロフのバッハのLPが、初期LPで聴いた時とその後の復刻LPで聴いた時の印象があまりにも異なっていた。




    今のLP再生のイコライザーカーヴは1954年に規格化されたRIAAにほぼ統一されているものの、初期のものは各社独自のカーヴが使用されていた。

    現在のRIAAに標準化されたアンプで古い初期LPを再生すると、ある帯域が強調されたり減衰していたりと不自然な再生音になってしまう。


    ぶりちょふさんから貴重なアドバイスをいただき、パソコンで試してみようと思っていた矢先、ヤフオクでMUSICAのpho62というフォノアンプを見つけた。

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    RIAA、ffrr、Columbia、American78sのイコライザーカーヴに対応だという。
    出品されていたのは未使用、定価のほぼ5分の1.


    MUSICAの製品はネットではあまり評判が良くなく、事実に自宅で使用しているibukiというフォノアンプは工作も雑で最初は盛大なハム音に悩まされた。

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    それでも音がナチュラルで、自宅のスペンドールのスピーカーとは比較的相性が良く鳴っている。




    結局半ば衝動買いでこのフォノアンプを購入してしまった。

    さっそく自宅の古いLPを取り出してイコライザーをいくつか変えながら聞いてみた。
    Ibukiで気になったハム音は全く聞こえない。

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    聴いたのはクラスナーのヴァイオリンでシェーンベルクとベルクのヴァイオリン協奏曲、

    米コロンビア盤。

    ストコフスキー指揮のグレンジャー曲集米RCA盤。



    そしてフルトヴェングラー指揮ウィーンフィルの「田園」米HMV盤など。



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    いろいろイコライザーカーヴを変えてみるとRIAAカーヴでは聞こえなかった音がスピーカーから飛び出してきたのには驚いた。


    中でもフルトヴェングラーの「田園」は今まで聴いたどの盤よりも音が良い。

    うーむ、アナログは奥深い。

    これはしばらく遊べそうだ。

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    2016年5月16日 (月)

    テクニクス アナログプレーヤーSL1200GAE

    晴れ夜遅くから雨。週の初めは仕事も空も荒れ模様。

    夜には茨城南部を震源地とする大きな地震。

    日本全体が大きく揺さぶられている。次はどこだろうか?

    かなり前にいただいた「すっぽん鍋の具」の賞味期限が2日ほど過ぎていた。

    寒い時期に食べる予定だったのだが冷蔵庫の底で眠ってしまいすっかり忘れていた。

    あわてて夕餉は「すっぽん鍋」。

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    仕事の帰りにスーパーに寄ってネギ、シイタケ、豆腐を買い揃えて帰宅。 家内と娘は気味悪がって触ろうともしない。

    「すっぽん鍋」はボエームの会の「はちまき」で何度か出たことがある。

    〆のおじやが絶品だった。


    いただきものは小振りの真空パック。

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    スープも付いて家の中で手軽にすっぽん鍋 。

    先日の「ラフォルジュルネ」の会場内で、テクニクスがアナログ関係のブースを出していた。


      場所は東京国際フォーラムのガラス棟ロビーギャラリー。
    ちょうど展示ホールへ下る入口の大勢が通る1等席。

    テクニクスが今年発売する新しいアナログプレーヤーSL-1200GAEのデモだった。

    すぐ横ではパナソニックビューティープレミアムのアイテムお試しコーナー。

    アンケートを書けば抽選で賞品が当たるということで、家内と娘も珍しく興味を示していた。
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    アナログプレーヤーSL-1200GAEは、ダイレクトドライヴの人気機種SL1200シリーズのテクニクスブランド50周年限定バージョンで、1200に懸けて世界で1200台、日本国内では300台の限定販売。
    すでに予約完売状態だという。


    世界中のクラブディスコで使われているSL1200シリーズは、2010年に生産終了となったが中古市場で比較的安価で出回っている。

    このSL-1200GAEは定価33万円。


    ちょうど近くを通りかかるとベートーヴェンの交響曲第7番が聞こえてきた。


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    ジャケットを見ると1977年のカラヤン来日時の普門館ライヴ。



    アンプは高級そうな巨大なアンプ、スピーカは細長いフロア型。


    テクニクスが出しているハイエンドオーディオシステム「R1シリーズ」のようだ。

    ステレオパワーアンプ「SE-R1」(158万円)

    ネットワークオーディオプレイヤー兼プリアンプ「SU-R1」(83万8000円)

    フロアスタンディング型スピーカー「SB-R1」(134万8000円、1本)

    セット総額は511万4000円(税別)。

    会場は昨今のアナログ人気復活もあり大勢の人が聴いていた。


    肝心の音だが・・・・

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    担当の方は自慢げに話をしていたが正直なところよくない。


    会場がオープンスペースで、しかも装置の調整の追い込みも足りないように見えた。

    エージングも十分ではないのだろう。


    アナログならではのメリットはほとんど感じられない。

    これではアナログの魅力を知らしめるのに不十分どころか逆効果だろう。


    音よりもテクニクスブランドの宣伝効果を狙ったのだろうか。

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    2015年7月18日 (土)

    「あずみ野」で聴くグレゴリオ聖歌

    曇り時々激しい雨。あい変らずの梅雨模様。
    土曜休みで今日から3連休。

    これといった予定は入っていないものの、明日は町内の地蔵尊のお祭り。

    我が家が地蔵講の当番にあたり、炊き出しの準備その他で忙しい。
    明日、近所の人たちが朝早くから我が家に集合の予定。


    夕方、高校の後輩でホルンも吹いていたU君から突然の電話。

    彼は現在大阪在住。


    近くの喫茶「あずみ野」にいるので来ませんか? とのこと。

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    彼とは久しぶりなので快諾。


    すぐに「あずみ野」に向かうつもりだったが、前回訪問した時に、次に来るときにはエネスコの弾くヘンデルのヴァイオリンソナタ第4番のルーマニア盤を持って行くという店主さんとの約束を思い出した。

    レコード棚を探したがなかなか見つからない。

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    ついでに今週聴いて非常な感銘を受けた、シューリヒト指揮のバッハの管弦楽組曲のLPも持参。



    店に着くと、沼響でクラリネットを吹いているSさんも居る。

    店内ではヴォーン・ウイリアムスの「タリスの主題による変奏曲」が流れていた。
    ボールト指揮プロムナード管による演奏。

    お店でこの3人プラス店主さんと密度の濃い音楽談義。

    店主さんから、真空管の良いプリメインアンプが入ったので音はどうですか?
    ということらしい。

    確かに良い音だ。

    だが、いざ購入となると懐具合を考えて二の足を踏んでしまった。

    そして持参の2枚を聴いてみる。

    まずはエネスコ。


    S20150315_152705 悪くないがいつも店で聴いている素性不明のLPの再生音とは微妙に違う。
     


    それが手持ちのLP由来のものか、一時的に繋げている真空管プリメインアンプに由来するものかはわからない。




    続いてシューリヒトのバッハから、組曲第3番の序曲と有名なアリアを聴く。

    途中で女性のお客さんが2人店に入ってきた。

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    再生装置が良いだけに盤の汚れに起因するノイズが気になるものの、家の装置と比べるとさすがにより深いところからの音を探り出している趣。


    「アリア」はやはり感動的。

    入ってきたお客さんも「いい音楽ですね」と聴き入っていた。

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    店の音盤では、ブライマーの吹くモーツァルトのコンチェルトや、ライスターその他のモーツァルトのディヴェルティメント集など。

    ウラッハの吹くブラームスに続き、最後に店主さんがかけたのは、ハンガリーの音楽家たちによるグレゴリオ聖歌集。

    残響豊かな素晴らしい音だった。
    冒頭にトランペット群によるファンファーレのような音が入っていてビックリ。

    ロマンティックで暖かな癒しの音楽。

    Youtubeはそのスコラ・フンガリカによるグレゴリオ聖歌集

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    2015年3月15日 (日)

    喫茶「あずみ野」で聴く

    曇りのち晴れ午後から風が出てきた。
    娘と家内は仕事関係の打ち合わせで出かけて行った。
    自分だけの簡単な食事を済ませながら昼まで部屋を集中的に掃除。

    午後、近くの牛臥山公園に行ってみると駐車場は満車だった。

    小さな子供を連れた家族連れ、アベック、お年寄り、犬の散歩・・・ 風が強く、遠くにはヨット近くにはウィンドサーファーの人たち。

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    日本唯一の小型帆船ami号も帆走中。

    Sdsc03107 日曜の午後のくつろぎの風景。


    そのまま近くの喫茶「あずみ野」にふらりと行ってみた。
    開業して今年で41年目の老舗。


    ここで聴くモノラル録音の素晴らしさは今や全国的に知られ、遠方から聴きに来る人も少なくない。




    Azu 家の近くだが2年ぶりの訪問。

    若いカップルと初老の男性が静かに音楽を聴いている。
    コーヒーはおすすめの「ジャマイカブレンド」。 ・・・・
    S20150315_144600 コーヒーも美味しい。店ではショパンブレンドが人気らしい。
     
    私が店に入ると店主さんはブッシュカルテットのベートーヴェンの弦楽四重奏曲第15番のアダージョをかけてくれた。
    仏パテレファランスのLP。 自分の手持ちは東芝GR盤

    とても1937年録音とは思えぬほどの生々しさ。

    ここで聴く往年の巨匠の演奏は神が降りてくる場。

    続いてドレパーのクラリネットにレナーカルテットのモーツァルトのクラリネット五重奏曲、キャニオンのアルティスコ盤、パハマンのショパンGR盤などを次々とかけてくれる。

    S20150315_144707
    忙しそうにコーヒーを入れている店主さんとカウンターでしばしの音楽談義。

    オーディオシステムは送信管845を使用したアンプにタンノイのスピーカーにガラード301。

    パハマンのショパンは1915年録音。

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    今からちょうど100年前の録音なのに、羽毛のようなパハマンのふわりとした音がリアルに聞き取れ、信じられないことに今この場でパハマンが弾いているかのように響く。

    しばらくして以前聴いて感動したエネスコのヘンデルをお願いした。

    見たこともないレーベルの復刻LP。

    ここで聴くエネスコはまさに神が間近に舞い降りてくる。
    横に座った店主さんもうつむき加減に聴き入っている。

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    あまりの感動的な演奏に涙がこぼれそうになってきた。

    いつのまにか店に入って2時間を超えていた。

    さて帰ろうかなと思ったら。
    店主さん「これからメンゲルベルクのマタイをかけますね」
    私「・・・・・」

    さすがにこれから3時間は辛いので。
    私「ちょっと時間が・・・・」

    そのうちメンゲルベルクの「マタイ受難曲」の最も有名な場面。 「憐れみ給え、わが神よ」のアルトソロが流れてきた。
    聴衆のすすり泣きの声が聞こえる有名な演奏だ。

    再び座り直して拝聴しました。



    今日は家に帰っても音楽は聴けないな・・・・・。


    と思いました。


    Youtubeはエネスコの弾くヘンデルのヴァイオリンソナタ第4番

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    2014年8月18日 (月)

    musicaのフォノアンプその後

    盆も過ぎ、家の周りを飛ぶアキアカネに秋の気配。

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    このたびの京都の豪雨では、京都の大学に通う甥がちょうど丹波に出かけていて、まともに遭遇。心配してメールを送ってみたら無事は確認できたものの、電車が止まり、予定通り帰れるかどうかが微妙らしい。

    この休日にMUSICAのフォノアンプを、セッティングその他条件を替えながら聴いていた。

    電源の極性を直し、プリアンプの接続コードをいろいろと変えてみたら平板だった音像に少しずつ奥行きが出てきて、楽器の繋がり感も出てきた。
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    C280のフォノイコライザーとは性格の異なる音だが、これはこれで楽しめる音だ。

    聴いた音楽は、スークのヴァイオリン、ルィージーコヴァのチェンバロでヘンデルのヴァイオリンソナタ全集、DENONのPCM録音による国内盤LP.

    清流のせせらぎのような澄んだ音で伸び伸びと弾くスークのヴァイオリンに、ルイジーコヴァの見事な伴奏。
    二人の奏者の位置がはっきり判るのが良い。

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    これでヴァイオリンの音が一点から放射されていれば文句なしなのだが、そこまでの域に達していない。

    次に最初はさっぱりだめだったオケの演奏に替えてみた。

    S_20130331_182312 ロジェストヴェンスキー指揮モスクワ放送響によるシベリウス交響曲全集から第5番。
    ビクターが出していた国内盤LP.

    ビョウビョウとヴィブラートをかけながら咆哮するブラス群、攻撃的な弦楽器ともども、荒れまくりの猛演。

    奏者の熱気と息使いのようなものがリアルに伝わってきて、これは良い。

    通電しているうちに機器がこなれてきた?

    それとも耳が慣れてきたのだろうか?

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