カテゴリー「オーディオ」の記事

2024年4月20日 (土)

Kさん宅でアキュフェーズの創立50周年記念モデル、ディジタル・プロセッサーDC1000を聴く

晴れ時々曇り。気温も6月なみの暖かさ。

昨日朝、出勤しようとしたら昨日の黄砂まみれの雨のために車がまだら模様。

せっかく洗車したのに台無し。

 

木曜オフで職場の先輩、Kさん宅へ遊びに行っていた。

オーディオだけの一軒家。音楽を聴くためだけの家。

行くたびに再生環境が微妙に変わっている。

 

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今回訪問したら米ウエスタン・エレクトリック社の巨大なスピーカーを、ディジタル・プロセッサーの最高峰アキュフェーズのDC1000でドライヴ。


アキュフェーズ創立50周年記念モデル。

 

スピーカーの前にソナス・ファーベルのスピーカー「クレモナ」が置いてある。

これもペアで100万超えの高級スピーカー。


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もう年なので、巨大なウエスタンからこちらに乗り換えようと思ったとのこと。

 

今日はネットワークオーディオのみの視聴となった。


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ショスタコーヴィッチの交響曲第11番をカエターニとヤンソンスで聴き比べたり、ムターのヴァイオリンや私のリクエストでグルダのドビュッシーやマゼールのシベリウスを聴いたり・・・・と2時間余り。

 

カエターニを聴いた時は音の密度がアンバランスな形で固まっているのが気になったけれども、ヤンソンス盤は演奏も録音も良くて目の前を広大な音のパノラマが広がっていた。


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ソナス・ファーベルも良いスピーカーだけれどウエスタンには負けていた。

 

さすがにこれくらいのハイエンドオーディオとなると再生するソースの録音上の欠点をモロに出してしまっている。

マゼールが読響に客演したときの「復活」ライヴなど、音がキンキンと暴れていてとても最後まで聞き通せない。
販売目的でない一発採りのライヴの限界か・・・・


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その反面良い録音(新しい録音とは限らない)はツボにはまると素晴らしい音。

 

ここのウエスタンで聴く50年以上前のコルトレーンのサックスは、奏者の微妙な息づかいと心の揺れまでが再生されて絶品だった。

 

オーディオはお金をかければ良い音がするわけではなく、この家ができたときはあまり良いとは思わなかったけれど、訪れる度に最新で最高水準の情報を仕入れていて音が改善されているのが凄い。

演奏者も常に新しい人を見つけて教えていただいています。

場所は沼津の駅に近い中心市街地、大音量でも全然外に漏れていなかった。

この部屋は昨年音楽の友社の「stereo」誌で紹介されている。

 

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2023年7月 1日 (土)

六義園、そしてAKGのヘッドフォンK701-Y3のことなど

今日から7月、昨晩から強い雨。

6月末から7月はじめにかけてのこの時期は毎年のように大雨となり、日本のどこかが大きな災害となるのが通例になってしまった。

昨日から九州を中心に西日本で大雨。

 

 

先日の東京行の続きです。

東洋文庫ミュージーアムで古今東西の古典籍に触れた後に、昼食は隣接するカフェでランチ。

人気のお店らしく昼前でほぼ満席。

幸いカウンター席が空いていた。

メニューをみるとそれぞれ東洋文庫にちなんだ名が付いている。

 

沼津の戸田地区ゆかりのプーチャーチンセットにしようか迷ったけれど、気分は肉料理だったので小岩井ハンバーグのオイレンブルクセットに。


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オイレンブルクと言えばドイツの楽譜出版社が頭に浮かぶ。


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食後はすぐ近くの六義園へ。


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六義園には東洋文庫ミュージーアムのセット券で入場することができる。

平日なので人影はまばら。

自分の目の前を外国人男性が二人歩いている。

会話を耳にするとドイツ語のようだ。

 

都会の喧騒から離れてここは別世界。


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紫陽花は盛りを過ぎたようだ。

 

 

寝る前に読書しながら音楽を聴くのが若い頃の習慣だった。

そのころはポータブルのCDプレーヤーに100均で買ったイヤフォンだったので音質はたいしたことはない。

大概そのまま寝入ってしまっていた。

 

再び同じことすることにした。

今度は少しでも良い音で聞こうとヘッドフォンをネットで物色。

 

ヘッドフォンはだいぶ前にゼンハイザーの黄色いパットのHD414が見た目はチープだけれど軽くて音質も抜群に良かったけれど、さすがにもう壊れて使えない。

 

結局以前から欲しかったAKGのK701-Y3を購入した。

 

さてCDプレーヤーはどうしようと、メインの音楽部屋にはPHILIPS のLHH700(30年選手!)とMARANZのSACDプレーヤーがあるけれど、しばらく使っていなかったTEAC製CDレコーダーを持ち込むことにした。

これはカセットテープで取り溜めたFMエアチェック録音をCDにコピーするために購入したもの。

 

結局自分の中学高校時代の吹奏楽部の演奏などを10数枚ほど焼いてから、そのまま放置して何年も使っていなかった。

 

ところが電源をいれてみたらCDのトレイが開かない。


さほど使っていなかったはずなのに全然ダメ。

 

概観は奇麗なので不具合はこの部分だけだろう。

 

先日LPをいただいたオーディオショップに修理に持ち込むことにしよう。

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2023年4月26日 (水)

Kさん宅の20畳オーディオルーム

今日は朝から冷たい雨。
気温は上がらずストーヴを点けた。

 

先日職場の先輩であるKさん宅へ遊びにいっていた。

Kさんはクラシック音楽好きでオーディオマニア。

退職後は悠々自適の生活。
コンサート三昧とオーディオに情熱を傾けて、オーディオ専用の一軒家を建ててしまった。

竣工直後にお邪魔はしているけれどこの度、音楽之友社の発行するオーディオ情報誌「stereo」の取材を受けたとのことで久しぶりの訪問。

今月号の誌面には数ページにわたる紹介記事が載っている。

 

天井が高い20畳余りのオーディオルームにキッチンとトイレのみの一軒家。

最初に訪問した時と特に変えてはいないとのことだけれど、音の印象はだいぶ変わった。

前の訪問時は調整の途中とのことで全体に暴れている音だったのが、今回の音は凝縮された密度の高い音。

 

Kさんは常に最先端の音の媒体を追いかけている。


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前回の訪問時の直前には、これからはネットオーデォの時代だということで、LP初期のオリジナル盤などの数枚を残して、かなりの数のLPコレクションを処分していた。

今回はCDと残った数少ないLPを聴き比べてみた。

 

レコードプレーヤーはガラード301、これを名器マランツ7の管球アンプでウエスタンのスピーカーを用いた自作システムで鳴らしている。

聴いたのは以前別の部屋で聴いた仏エラートの外盤LPでシルヴィオ・グアルダのパーカッション。

続くパニアグアの「ラ・フォリア」ハルモニア・ムンディ盤。

 

次に古いものをということで、フランスのピアニスト、ジャック・フェヴリエ
によるラヴェルの左手によるピアノ協奏曲を聴く。

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聴いたのは仏コロンビア盤。

伴奏はジョルジュ・ツィピーヌ指揮のフランス国立放送管弦楽団。

これは国内盤のモノラルLPで同じ演奏を架蔵済

 

ラヴェル自身からこの曲について実際に薫陶を受けたフェヴリエの名演。

テクニックはかならずしも最上ではないけれど、淡々とした渋さの中にちょっとした音の揺れに気品が感じられるのが良い。

 

今回、Kさん宅でさまざまな媒体を聴かせていただいたけれど、結局アナログの音が一番良かった。

Kさんは膨大なLPを処分してしまったことを後悔されていた。

 

Youtubeはフェヴリエの弾くラヴェル、左手のための協奏曲。1942年のミュンシュとの旧録音。画像はこの曲でラヴェルの指導を受けるフェヴリエ

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2023年2月19日 (日)

フィリップスのLHH700、再び不調

夜から雨風強し。気温は高く午前中は3月上旬並み。

昨日は良い天気で近所のスーパー屋上からの富士。


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頂上付近の傘雲のような雲は今日の荒天の予兆かな。

昨日から県外に住む下の娘が婿殿と孫を連れて里帰りしている。

ついでに県内に住む娘も孫を連れてきて、もう一人の婿殿も夜には合流。

正月のような賑やかさとなった。

 

寒さで愛用のCDプレーヤー、PHILIPSのLHH700の動きがおかしい。

2週間ほど前には全くCDを読み込まなくなった。


LHH700はトレイが動かなくなって2回ほど修理に出している。


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LHH700はフィリップス創立100周年を記念して開発されたCDプレイヤー。

1991年発売の30年選手。

10年ほど前にハードオフで格安で見つけて以来多くの名盤を楽しんできた。

 

アナログ的な音の良さがあって反応も早かったけれど、昨年馴染みのオーディオショップに修理に出したとき、社長からはもう相当ピックアップがヘタっているとのご教示有り。

さすがにもう限界か。

と諦めてハードオフに売りに行こうかと考えていた。

 

ところが昨日使ってみたら再び動き出した。

どうやら寒さが関係しているようだ。

 

今日はイギリスの指揮者ジョン・バルビローリのスッペ。
手持ちは英PYE原盤ティチクの国内廉価盤LP.

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・喜歌劇「ウィーンの朝、昼、晩」序曲
・喜歌劇「スペードの女王」序曲
・喜歌劇「怪盗団」序曲
・喜歌劇「軽騎兵」序曲
・喜歌劇「美しきガラテイア」序曲
・喜歌劇「詩人と農夫」序曲

 ジョン・バルビローリ(指揮)
 ハレ管弦楽団
 
 録音:1957年6月28,29日

バルビローリのスッペ。
きびきびとした音楽運びにリズムの冴え、音楽が自然に呼吸しているベテランの味わい。

よく非力さが話題になるハレ管だけれどさほど気にならない。

何よりも楽員たちが嬉々として演奏しているのが伝わってくるのが良い。

 

このテイチク盤は発売当時音が悪いとの評判だったけれど、ラックスマンのフォノイコライザーをいじってみたらよい音になった。

 

Youtubeはバルビローリ指揮の「グリーンスリーヴス幻想曲」

 

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2022年12月22日 (木)

AVアンプの交換

雨のち曇り、師走も後半に入り今日は冬至。

朝6時に目が覚めたら外はまだ真っ暗だった。


数年前のコロナウイルスの流行に始まり今年はウクライナでの戦争。
歴史の大きな転換点となった2022年が過ぎていく。


昨日は母をコロナワクチンの5回目の接種に連れて行った。
車椅子を積み込み集団接種会場に向かう。

所用時間は接種後の待機時間を含めて30分ちょっと。

親切で手際の良いスタッフさん達と、整然と並ぶ接種を受ける人たちの姿を見ていて成熟した日本の社会を実感する。
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接種に出かける前に畑のネーブルの収穫。
今年は柑橘類が豊作。
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ネーブルに温州みかんに檸檬。
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木が古いので酸味が強い。

特にネーブルは夏みかんの隣に植えてしまったので、交雑して夏みかんのような味になってしまった。


実っているネーブルを半分ほど収穫したところで用意したダンボールがいっぱいになってしまった。
今年は特に多いので残り半分は採らずにしばらくそのまま残すことにした。

AVアンプの調子が不安定なのでハードオフに持っていくことに。
このアンプもハードオフで見つけたものでYAMAHA製。
普及機だけれど箱付きでほとんど使用感がなかった。


AVアンプは、音楽部屋とは別の部屋でもっぱら録画したテレビ番組を見るのに使っている。
音質はあまり気にしていない。
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ちなみにスピーカーは12年前にヤフオクで数千円で落札したインフィニティの小型スピーカーReference ONE

YAMAHAのAVアンプは3,200円で買い取ってくれた。
それに代わるものを物色したけれどあまり良いものがない。


結局2011年製のMARANZのAVアンプNR1402に決めた。
リモコン付き取説なし。
3か月保障付きで福沢さん1枚とちょっと。
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家に持ち帰りさっそく配線。

スピーカーとの接続をしていて目が悪くなったのか手間取るのに愕然とする。
以前は苦も無くできたのに。


早速ブルーレィレコーダーをつなげてみたら映像は出るけれどスピーカーから音が出ない。

焦って取説をネット上で探す。

既に削除されたのか苦労して見つけた詳細なマニュアルは英文。Orz

日本文では簡単なセットアップマニュアルしか存在していなかった。
(あとで冷静になって探したら詳細なマニュアルがMARANZのサイトに残っていました)

ひょっとしてこれは故障ではなかろうかと思い再びハードオフへ。

ジャンク品じゃないし・・・・

お店に行ったらLP大量購入時にいた馴染みの店員さん


事情を説明して代替品を探す。

かなり時間が経ってよばれたら。
「音出ました!」とのこと。

店員さんの説明では音声出力がTV設定になっていました。とのこと。
この機種はなぜか初期設定画面がなくリセットができてなかったらしい。


なるほど聞いてみればごく単純な当たり前のことだ。

御礼を言ってそのままお持ち帰り。

待つ間ジャンクLPコーナーを物色していたけれど特に欲しいものはなし。

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2022年8月29日 (月)

アンプの真空管300BをPCVANからWEに替える

晴れ午後から雨。8月も終わりの週になり風に湿り気が少ない。
今日はクーラーを使わずに過ごすことができた。
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畑の一部の耕作放棄地が荒れ放題。

昨年までここにはニラが自生していたけれど、今年は完全に雑草に覆われてしまった。
日曜の午後に草刈り機で刈り取り、雑草が育ちすぎて刈るのに難儀。

刈り取る先の小枝にはアゲハチョウが二匹。
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今日は真空管アンプにたまった埃のクリーニング。
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ついでに300Bの真空管を中国製PSVAN製から純正のWestern Electric製に戻した。
WEを使うのがもったいないような気がしてここしばらくPSVANを使っていた。
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けれどもう年が年だし、とにかくできるだけ最上の形で鳴らそうと思った。
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セルジュ・ボドの振るサン・サーンスの交響曲第3番を聴いたみたら音の品格と広がりにやはり大きな差がある。
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面白いことにCDプレーヤーでは新しいMARANZのSACDよりも、30年選手の古いPHILIPSのLHH700の方が美しい音がしていた。

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2022年8月 9日 (火)

オヤイデ電気の電源タップ、70周年記念モデル

週が変わり夏も後半。

このところ大気の状態が不安定。

月曜、火曜と二日続けて明け方近くに雷鳴で目が覚めて外を見ると雨模様。

日中は良く晴れて猛暑再び。


窓の不具合の修理ついでに出窓に取り替えている。
朝から職人さん2人が取り付け工事中。


日曜夜に長い間お世話になった親戚の訃報がはいってきた。

自分の仲人でもあり、昨日は家内と母を連れて弔問に行っていた。

先月末に入院して手術は無事に終えて経過は順調、退院の準備もしていたところ突然の容態の急変だという。

本人の部屋は生前のまま。

読みかけの本がそのまま置いてあった。

ご親族の方も未だ状況が受け入れられない様子だった。

この年になると、身近な親戚、知人、友人が櫛の歯が抜けるように、もう会うことができない人になっていく。

先週は職場同期の奥様が急逝。

まだ50代、明るく爽やかな笑顔が印象的な女性だった。


お盆に娘たちが帰省してくるので部屋の片づけをしていた。

使わなくなった家電製品の電源コードが沢山出てきた。
もうそれぞれのコードが何に使っていたのかもわからない。
そして文具類も。

モノばかり増えてしまっている。


オーディオ用の電源タップはオヤイデ電気製のものを使っている。

今までのものが古くなって被膜も破れてきたので買い換えようと思っていたら
オヤイデ電気が創業70周年記念モデルを出したことを知った。
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1985年の初発売当時の価格だという。


良心的な価格だし、電源タップの交換がかなり音に影響が出ることが経験済みなので迷わず購入することにした。

オンラインショップでは200台限定。

応募多数の場合は抽選だということでダメ元で応募したら当選。

900件を超える応募があったとのこと。

到着したので古いものと交換してみた。

今までと同じ型なので劇的に音が変わることはないけれど、なんとなくSN比が増したように感じるのは気のせいか。

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2022年7月27日 (水)

DENONモノラル専用カートリッジDL102のシェルを替える

曇りのち晴れ。

隣町の富士市は土砂降りの雨だったとのこと。

草薙で行われている夏の高校野球準決勝は雨のために中断。

結局翌日への継続試合

 

本日オフ。

トイレの換気扇の修理のための電気工事。

その他庭の塀の補修工事などで工事車両が入れ替わり立ち替わりの一日。

雨の日が多くて予定がだいぶ伸びている。

 

自分は母の介護をしながらの畑作業など。

 

雨で気温が高い毎日が続いたために、アフリカ原産のオクラやモロヘイヤが元気。


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一日放置するとオクラが巨大化してしまっていた。

 

 

手持ちのモノラルLPは、DENONのモノラル専用カートリッジDL102を使って聴いている。

 

このカートリッジは出力ピンが4本でなくて2本。

モノラル用のリード線も打っているけれど、自分は4本のリード線をそのまま使っていた。

こちらは同じことをやっている方のサイト。

 

でもこれではなんとなく本来の音が出ていないような気がしていた。

 

ところがDL102専用のヘッドシェルがあることを知った。

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なんとなく良さそうなので、高かったけれど思い切って購入。

 

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まず作曲者と親交のあったモイセヴィッチの弾くラフマニノフを聴いてみた。

 

APRが出していたモノラルLP2枚組。

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モイセヴィッチが弾いたラフマニノフのうちピアノ協奏曲第1番と第2番、そして「パガニーニの主題による狂詩曲」にピアノ曲数曲を収録。

全てSP期の録音。

 

聴いてみたら重心が下がってしっかりした音。

奥行きも出ていてモイセヴィッチのタッチもよくわかる。

 

しばらく楽しめそうだ。

 

Youtubeはモイセヴィッチの弾くラフマニノフ、「パガニーニの主題による狂詩曲」。伴奏はサー・チャールズ・グローヴス

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2022年5月 3日 (火)

ロートルPHILIPSの「LHH700」復帰

本日快晴。
GWも後半となり風は冷たい。
5月初旬らしい爽やかな一日。

本日夕刻の冨士。
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馴染みのオーディオショップに修理に出していたPHILIPSのCDプレーヤーLHH700が返ってきた。

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ちょうど16年前の同じころにトレイが動かなくなって修理に出している。


今回は再びトレイが動かなくなり、右側のチャンネルから音が出なくなってしまった。

LHH700はPHILIPS社創業100年を記念して1991年に発売された。
もう30年が経過して、おそらく多くの電子部品が劣化していると思う。

半ば諦めかけていたけれど修理を終えて使える状態で返ってきた。

もう部品もなく、代替えの部品を使ったとのこと。

オーディオショップのオーナーに感謝してLHH700を持ち上げるとずしりと重い。

創業100周年記念モデルでもあり、かなり贅沢な造り。

採算度外視で当時の技術と物量を惜しげもなく投入したのだと思う。


先日聴いたヘンデルの「メアリー2世のための戴冠ミサ」をかけてみた。
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出てきたのは柔らかで品格のある音。
今のCDプレーヤーとは次元の異なる音だ。

音楽を聴く主流はアナログだけれど、CDについて今は主にSACDも聞けるMaranzの「SA-14S1」を使用している。


LHH700の音の解像度は「SA-14S1」に比べて落ちるけれども、音の風格とふわりとした浮遊感は独特の世界だ。

修理でいろいろリファインされてきたようで、以前よりも奥行きが出てきている。

30年選手のロートルだけれど未だに良い音を聴かせてくれる。

ガンバレ!

このLHH700のリモコンはMaranz「SA-14S1」でも使うことができた。

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2022年2月22日 (火)

音のアトリエ、Kさん宅

本日快晴、午後から強い風。北日本では大雪。

2月も後半だというのに寒さは厳しい。
朝、ダイコンを抜きに畑に行くと流し場には氷が張っていた。

 

今日は午後から母のワクチン3回目の接種。

3回目を打ったら40度の高熱が出たという88才の親戚の話を聞いてしまって、母は朝から元気がない。

 

予約時間の30分前には会場に到着。

ところが集団接種の会場が確定申告の会場にもなっていて、駐車場が混雑していてなかなか入れない。

 

ようやく接種会場に入ると1回目、2回目に比べるとずいぶんと空いていた。

そのまま待つこともなく接種を完了。

接種後の待機時間を含めて30分ほどで会場を出ることができた。

幸い熱も出ることもなく母はいつのもの通り夕食を済ませた。

 

 

昨晩は仕事と音楽上の先輩であるKさんの家へ遊びに行っていた。

Kさんは、現在悠々自適の音楽三昧の日々。

 

オーディオと音楽全般について、常に最新の情報を貪欲に吸収されているので、古い物ばかりの自分としては行くたびに大きな刺激を受けている。

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このたび、かねてから考えていたプライヴェートの音楽ホールが完成して、そこそこの音が出るようになった、とのことで遊びに行ってきた。

今Kさんの視聴の主流はネットオーディオ。

 

ロンドンウエスタンの巨大スピーカーと、マランツ7のプリアンプなどの往年の銘機に最新のネットオーディオとの組み合わせ。


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高い天井、音楽を聴くためだけの一軒家。

まさに音のアトリエだ。


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斬新な演奏のヴィヴァルディ(演奏者名は聞いたけれど知らない人で忘れてしまいました。)からゲルギエフのショスタコーヴィチ、フルネの振ったショーソン、ラヴェルなど、を聴きながらの音楽とオーディオの最新情報の2時間あまりの音楽談義。

 

自分が知らない演奏家の名前がポンポン出てきて、時として話しについて行けないほど。


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楽しい時間を過ごさせていただきました。

 

Youtubeはゲルギエフの振るショスタコーヴィチ、交響曲第4番

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