カテゴリー「オーディオ」の記事

2020年11月18日 (水)

Kさん宅で最新のオーディオ情報に触れる。

今日も11月中旬とは思えない暖かさ。
それでも秋は深まり市民文化センターの欅は紅葉が始まった。
Img_20201118_093421
コロナ今までで国内最大の感染者数。
ここ静岡県内でも各所でクラスター発生。


先日音楽とオーディオの師匠Kさん宅へ遊びに行っていた。

Kさんは若い頃からいろいろと音楽やオーディオのことで教示をいただいていた職場の先輩。
退職した今は悠々自適、音楽三昧の生活。

常に最新の音楽情報を仕入れていて、コンサートにも頻繁に出かけオーディオ環境も訪ねるたびに変わっている。
Img_20201029_212539
遊びに行くたびに有望な若手演奏家の最新情報や、音源などをいろいろ聞かせていただいている。

今回オーディオルームに入ると、かつてLPがずらりと並んでいた棚がすっかり空となっていた。
尋ねるとすべて処分したという。

驚いている間もなく最新の音楽フォーマットMQAの話が始まった。


ファジル・サイの弾くベートーヴェンのピアノソナタ、アルゲリッチのショパン、
ムターの弾くサン・サーンスなど、いろいろと聴かせていただいた。


通常のCDとMQAを聞き比べるとMQAのクオリティの高さは従来のCDの比ではなかった。
Img_20201029_212601
ただ率直に言えば、ピアノソロではかなりのリアル感を伴って響いては来るものの、オーケストラになると実演とは別物の世界がここにあるような、ある種の違和感。

これはアナログとて同じことだが、収録の場では当然録音エンジニアが介在し各楽器のバランスなどを調整している。

デジタル録音では音のクオリティが上がれば上がるほど、何か演奏者とは別の第三者の存在感が増していくような気がしてきた。

いろいろと聴いているうちに、アナログ時代の録音がMQAでどのように甦るか興味が出てきた。

サンプルディスクにカラヤン指揮ウィーンフィルの「惑星」があったので聞いてみる。
DECCAによる1961年録音。

この演奏は自宅にもLPとCDがあり、若い頃から聴き慣れたお馴染み録音だ。

ところがこれがよくない。

音が水平方向のみに広がっていて、奥行きがほとんど感じられず無機質な音のみが鳴っている。
この演奏はもっと熱く、ヴィヴィッドな演奏だったはず。

マスターテープが劣化しているのだろうか。
それともアナログに聴き慣れた自分の耳が鈍いのか???
Img_20201029_212513

再び新しい録音でグリーグのピアノ曲やフィンジの歌曲などを聴かせていただいた。

これはよい。
穏やかな曲想ということもあるけれど、しっくりと自然に入ってくる。

KさんはMQAを導入して間もないということで、これからいろいろと調整していくうちに変わって行くのだろう。

それにしてもこのコロナ騒ぎで今年予定していたコンサートが全て流れてしまった、と嘆いていたKさん。

巨大なホーンシステムをマランツの銘器でドライヴ。
最近はコード類を1930年代のものに交換したという。
Img_20201029_212640
ヴィンテージオーディオの中でLINNやMERIDIANのMQAのシステムが何の違和感もなく混在している。

自分の好みの音とは目指す方向が異なるけれども、相変わらずの探求心と新しいものを次々に取り入れる柔軟さは凄いと思う。

今回も有望な若手演奏家の新しい情報をたくさんいただいた。

大きな刺激になりました。
ありがとうございました。

| | コメント (0)

2020年6月 9日 (火)

ノーマンのフランス歌曲集、オランダ盤とフランス盤の音の違い

薄曇りの蒸し暑い一日。
畑の夏野菜が実り始めている。
茄子に胡瓜、トマトにピーマン、エトセトラ。

ここらでひと雨ほしいところ。

隣家の畑ではハクビシンにトマトをだいぶやられたとのこと。

 

今日の仕事帰りの夕方。


我が家の上空あたりで自衛隊の4発プロペラ機が4機が低空で旋回していた。


Dsc02089

ぐるぐると何回も・・・

はて?時間調整かな?

航空自衛隊の輸送機C130 ハーキュリーズのようだ。

 

昨日は休み、物置の中のものの片付けをしていた。

一旦中のものを全て出してみた。

中身の大部分は日曜大工道具で、様々な工具類に釘、ネジその他。
ペイント関係が入った缶も多数。

ラベルが風化して読めなくなったものもあったりして大部分処分することにした。

 

先日、ダブり買いしてしまったジェシー・ノーマンのフランス歌曲集を聴く。

ノーマン30代の歌で、後の凄みはさほど感じられなくのびやかで明快、健康的な中にも洒落た雰囲気もあって素敵なアルバムとなっている。

 

手持ちは2枚のLP。

2枚とも中古LPで1枚はお茶の水ディスク・ユニオンで153円、

もう一枚は先日ハードオフのジャンクコーナーで220円で贖ったもの。


Dsc02128_20200609212301

・前の世
・フィディレ
・悲しい歌
・旅への誘い      :以上 デュパルク

・2つのヘブライの旋律 :ラヴェル
 
・パリへの旅
・モンパルナス
・ラ・グルヌイエール島
・愛の道        :以上 プーランク
・ブロンズの彫像
・ダフェネオ
・帽子屋
・あなたがほしい    :以上 サティ

ジェシー・ノーマン(S)
ダルトン・ボールドウィン(p)

   録音 1976年5月  アムステルダム

 

 

ハードオフで買ったものはダブルジャケットで丁寧な作り、よく見るとフランス製の文字が書かれていた。
フランスプレスらしい。

その前に買ったものはシングルジャケット。

オランダ製とはっきりレーベルに書かれている。

 

おそらく同じメタル原盤からのプレスで、音に差はないと思って聞いてみたら大違いだった。

 

フランス盤はしなやかでしっとりと落ち着いた響き、ピアノの残響も長く引いている。

一方のオランダ盤はエッジの立った固めの音、ピアノの音はかなり明快だ。

こんなに差が出るとは思わなかった。


Img_20200609_120816

ちなみにフランス盤の番号は412 656-1   

マトリックス番号は9500 356 2

 

Img_20200609_120928-1

オランダ盤は番号が9500 356で

マトリックス番号は9500 356 2Y

最後のYは何だろう?カッティング技術者のイニシャルか?

 

SN比はフランス盤が多少良いようだ。

とにかく聴いた印象が変わるほどの大きな違いに驚いた。

 

EQカーヴは手持ちのフォノイコライザーにはぴったりするものがなくRIAAで聴いた。

 

Youtubeは1985年ジェシー・ノーマン初来日コンサートの サティ、「あなたが欲しい」

 

| | コメント (0)

2019年12月19日 (木)

トーレンスを修理に出す

曇り、今にも振り出しそうな冬の空。

 

 

長い間レコードを聴くのに使っていたトーレンスのTD320。
S_p5160197

 

最近聴感上ピッチの低さが気になるようになってきた。
回転数がおかしくなってきたかもしれない。

 

馴染みのオーディオショップが貸してくれたストロボスコープとランプを使ってみると、やはり縞模様が左に流れていた。

回転が緩くなっている。

もう20年近く使っていたのでこの際オーバーホールに出すことに。

 

馴染みのオーディオショップにトーレンスを持ち込む。

 

以前このオーディオショップのご主人にEQカーヴの話をしたところ非常に興味を示した。

前から気にはなっていたということだったので、とりあえず家で遊んでいたMUSICAのフォノアンプを一か月ほど貸していた。


119563

 

その結果もついでに聞いてみる。

 

このショップは比較的ハイエンドなオーディオマニアが集まる店で、いろいろとその人たちと一緒に聴いてみたという。

 

その結果、レコードに刻まれた音がさまざまなカーヴとなっていることは確認できた。

 

EQカーヴが一致した時の効果は認めたうえで、普通のオーディオ装置ならば効果的テキメンだろう。

 

だがEQカーヴを合わせるならばこのようなチャチ?なものでなくもっと性能の良い?フォノアンプを使いたいという結論に達したという。

 

さらには、数多くのカーヴに完璧に対応させる装置を揃えレコードを聴くたびにカーヴを探るのは厄介だし、そこまでして音楽を楽しもうとする人は少数派だろう。

 

それならば最大公約数的なRIAAで音質向上を目指すのが一般的ではないのか、という意見が大多数だったということだった。

 

これはある意味現実なのかもしれない。

 

133621179

その時店で鳴らしていたのは、EMTのレコードプレーヤーにマランツ7(このアンプにはold78とold columbiaの切り替えスイッチが付いている)のプリアンプ、パワーアンプは純正WESTANの300Bの真空管を使ったアンプ、そしてアルテックの大型スピーカーでブレンデルの弾くリストのピアノ協奏曲。

 

EQカーヴはRIAA.

 

かなり良い音だ。

 

日常この音で聴けるならば不満はないとは思いつつEQカーヴを合わせたらきっとこれ以上の音で聴けるだろうな、との思いは消えなかった。

 

| | コメント (2)

2018年12月30日 (日)

この年の瀬にアンプが壊れた

晴れのち曇り。

元日までの三日間は時間の経つのが速いのはいつものこと。


10891784_698045733648150_7065670071

30日はお墓の掃除に洗車、そして神棚のしめ縄を
替えたりの一日。



先月あたりからパワーアンプの調子がおかしい。


Sdsc08574

音が歪み摩耗した針でレコードを聴いているような音だ。


Western Electric300Bの真空管が原因と思い
入手しやすいPSVANに替えてもだめ。


2



とりあえずアンプをクォードの606に替えて聴いている。



Sdsc08575_1



迷った末にアンプを作ってくれたSさんに連絡すると、
忙しいのにすぐに来てくれた。
引き取って診てくれるとのこと。
ありがとうございます。

| | コメント (0)

2018年9月20日 (木)

中国製デジタルアンプで聴く

曇のち雨。

今月はじめの台風21号で屋根が破損。


とりあえず知り合いの建設会社で応急処置はすませていた。

本格的な補修の見積書が出てきたが意外と高い。



明細を見るとどうやら足場代がかなりの金額のようだ。

災害保険に入っておいて良かった。



秋分の日に予定している三島のレコードコンサートの会場にはオーディオの再生環境がない。


いろいろ考えて手持ちの蓄音機を持ち込んだSPレコードを中心としたけれど、

なんとなく古い蓄音機の調子に不安も感じて、アンプとスピーカーも持ち込むことにした。



こちらはあくまでも予備のバックアップ用なので、家のメインシステムは持ち込まずに
スピーカーはサブに使っているインフィニティの小型スピーカー。

Sdsc09658


アンプは真空管アンプを持ち込むと大掛かりになってしまうので、

そこで迷った末に持ち運びに便利な小さなデジタルアンプをアマゾンで購入してみた。

中国製で数千円。


このアンプが到着したので、フィリップスのCDプレーヤーLHH700とスペンドールのスピーカーBCⅡに繋げCDを何枚か聴いてみた。


最初にベロフの弾くドビュッシー、デンオン盤。


電源を入れると左チャンネルの音が不安定でフラフラ。

「あーあ、だめかぁ・・」


しばらく流しているうちに音が安定してきた。


ノイズは全くなくSN比も良好。


意外なほど良い音だ。



Sdsc09657


次にボド指揮ロンドンフィルのサンサーンスの交響曲第3番「オルガン付き」。


こちらもオルガンの低音がしっかり伸びている。

電源の極性を合わせてみたら奥行きも出てきた。

ただしボリュームを上げると強音で音が多少歪む。



バーブラ・ストライザンドの「クラシカル・バーブラ」やキース・ジャレットの「ケルンコンサート」なども良い雰囲気で鳴っている。






メインシステムの300Bの真空管アンプと比べてしまうと確かに差があるけれど、
ポップス系やピアノはなかなかいける。

CDプレーヤーとスピーカーに素性の良い物を使えば、色付けがないだけに素直な音が出るようだ。


価格を考えると驚異的な音ではなかろうか。

当日はマランツのCDプレーヤーとのセットでいこう。

Youtubeはバーブラ・ストライザンドの歌うドビュッシー「美しき夕ぐれ」

| | コメント (0)

2018年5月15日 (火)

フォノアンプを替える

5月も半ばとなり本日最高気温は27度。
先週火曜日よりも10度も上昇。


京都では30度を超えて夏の気配。


午後に富士五湖を震源地とする地震。


大きくはないが短い縦揺れと長い横揺れが時間差を伴って襲来。

先週の長野北部から少しずつ震源地が近づいてきた。


ガレージ天井の燕のヒナたちが大きくなり真下にはフンが堆積。



しばらくは車を入れることが出来ない。


S_p5160197


アナログ再生にイコライザーカーヴが大きく音に影響することに目覚めてから、
再生環境を見直している。



きっかけはムジカというガレージメーカーの62シリーズというフォノアンプを購入してからのこと。



たまたまRIAAカーヴの他にffrr、columbia old78カーヴが用意されていて、切り替えてみたら今まで聞こえなかった演奏者のノイズまでがリアルに聞こえてきたのには驚いた。



この4種だけでは対応できないカーヴもあり、たまたまオークションでムジカ雷鳥3というフォノアンプが出ていたので購入。


Sdsc09099

フラッグシップモデルだという。

実売価格は新品で定価の10分の1以下。


こちらはAES、NABも聴くことができる。

早速きいてみたると・・・・ウーム。



音が良くない。



今までの62はミニチュア管ながら真空管ハイブリッド、雷鳥2まではハイブリッドなのが3になってハイブリッドではなくなった。


ミニチュア管が入手困難になったのだろうか。


その代わりムジカのアンプ特有のハム音は改善されているだろうと勝手に思い込んでいたが甘かった。


ブーンというハム音はそのままに音も悪い。


前の機種でもハム音に悩まされていながらも懲りずにムジカを入手したのは、音が比較的ナチュラルで、スペンドールのスピーカーと真空管アンプとの相性が良いのと、1台でMMとMCカートリッジの両方が使用可能だったから・・・


Dl102_4

雷鳥3は今のところ音に品格がないし、ハム音の大きさは限界を超えている。

まぁしばらく使ってエージングを待とうか。


変化がなければムジカには見切りを付けて合研ラボに替えてみようと思う。




だんだんと深みにはまってきた。

ぴったりとカーヴが決まって手持ちのLPから次元の違う音が出てきたときの喜びを味わってしまうともう止められない。

| | コメント (6)

2018年2月13日 (火)

アンプが壊れた

ふたたび寒気到来。北陸は再び大雪。

寒い日がまだ続き、今宵の庭の梅は例年よりも遅咲き。

Sdsc08532

新しいMARANZでいろいろと聴き比べを楽しんでいるうちに、突然パワーアンプの電源が入らなくなってしまった。


何度試してもダメ。


パワーアンプは10数年前に職場の上司Sさんが作ってくれた
ウエスタンエレクトリック社製真空管300Bを使用したアンプ。


トランスはTANGO 社製のもので非常に良いものらしい。

Sdsc08576


導入時にSさんが純正品、ロシア製、中国製など同じ300Bの何種類かの真空管を持ってきてくれて我が家で聞き比べたりした。


その時純正品が圧倒的に良くてその後長い間美しい音を聞かせてくれた。

Sdsc08574


それが突然ダメ。


そこでやむなく休眠状態だったクォードのパワーアンプ606を取り出してきた。


久しぶりに取り出した606は10年以上暗く寒い部屋に放置していたので、

冷え切っている。


「音が出るかな?」と心配しつつ繋げてみたら音は出た。



Sdsc08575


先日聴いたベッケルントのグリーグのCD。



だが音のまとまりが悪くてとても聞けない。


ちょっと悲しくなってCDプレーヤーはMARANZのままでマルティノン指揮シカゴ響のラヴェルを聴いてみたら 、これが品のある美しい弦楽器の音を聞かせ非常に良い。

アンプが暖まり本来の調子が出てきたようだ。


Photo



300Bアンプを聴いていなければ、これはこれで充分満足していただろう。



Sさんは数年前に定年退職。

もう一人の音楽上の大先輩Kさんを通じて連絡が取れて、わざわざ家まで来てくれた。



Sさんがテスター片手にいろいろとアンプを診てくれている間に、アンプはクォードのままでシベリウスのヴァイオリン協奏曲を鳴らしてみた。

リッチのヴァイオリンの米ロンドン盤LP。



途中でイコライザーをRIAAからffrrr に切り替えたらKさんはその違いに驚いていた。



そのうちスイッチ付近がショートしていたのをSさんが見つけてくれた。

ショートしたときにヒューズも切れていた。


数年前にスィッチ部分がガタつき始めたのをそのまま放置していたのが悪かったようだ。


Sdsc08573


速効で処置して、つなぎ替えて聴いてみると左側のレベルが異様に低い。


????


再びカバーを開けてSさんが調べ始めた。

いろいろやってみて整流管の足部分をクリーニングしたらスッキリと音が復帰。

どうやら経年変化で真空管の接点が汚れていたようだ。

最初にKさんから指摘された左チャンネルのチリチリ感も消えていた。



Kさん「いい音だねぇ・・」


Sさん「こんなもんでしょう。何かあったら何時でも言ってね」



私  (T・T) ありがとうございます・・・・

| | コメント (3)

2018年2月 4日 (日)

今日は立春、CDプレーヤー20年ぶりに新たに購入

今日は立春、久しぶりに晴れた朝。

遅れていた庭の白梅はようやく咲き始め。

Sdsc08520_2

昨年まで対の場所に植えてあった紅梅は
庭を改修したときに畑に移転。

まもなく枯れてしまった。

やはり長年住み慣れたところが
良かったのかもしれない。

白梅の開花が遅いのは、
長年寄り添ったつれあいを失った
哀しみのようにも見えた。


Sdsc08523_2

昨日節分で撒いた豆を夢中で食べるポコ。



CDの売り上げが下降しているという。
先行きも見えてきた。


手持ちのCDをそれなりの水準で
長く聞き続けるために新しくCDプレーヤーを
購入することにした。


今はPHILIPSの名機LHH700で聴いている。

Sdsc08405


音に特に不満はないもののトレイの開閉が
自力ではできなくなっている。

発売後30年近く経過していつ壊れても
おかしくない状態だ。



1

最初に買ったCDプレーヤーは
マランツのCD-34だった。



CD黎明期の1985年発売。

一般のCDプレーヤーの価格が20万円前後だった時に、
59800円という衝撃的な値段で登場。
PHILIPSベルギー工場製。
このCD34は小さいながら鉄の塊のような
外観と重さでリモコンもなし。
操作パネルも独特で、日本のメーカーとは
基本的な思想が全く異なるのが新鮮だった。

音もアナログ的で中低音が充実したリッチな響き。

数年愛用していて
やがて動かなくなってしまった。
アナログの雰囲気を残すCD34が
好印象だったので次もMARANZにした。

0_marantz_cd72f
機種はCD72



CD34の刷り込みが強かったのだろう。
同じような型番に妙に安心したのを覚えている。

1991年発売、
スイングアーム型CDM4を採用。

音もやはりCD34と同傾向だった。


CD72でそれなりに満足していたものの、
ある日近くのハードオフでPHILIPSの
LHH700を発見。

CD72と同じ1991年発売で、
こちらもCDM4採用。
PHILIPS社創立100周年記念モデル。

見た瞬間にこれはきっと素晴らしい音に違いない。
とほとんど衝動買い。


CD72は別部屋でサブシステム
として使っていたが、しばらくして
トレイの出し入れが自力で出来なくなった。



どうもPHILIPS、MARANZ系は
トレイの部分が弱いようだ。
そのうち音も出なくなってしまった。
ハードオフに持って行くと
ジャンク品扱いということで200円。





LHH700の音には不満はなかったものの
今回新しく選んだのはやはりMARANZ。

SA14S1を中古で購入。


より上級機のSA11S1も中古で出ていて、
かなり迷った末に
ネットワークオーディオプレーヤとしても使える
ということでこちらにした。


そして新しいMARANZが届いた。

Sdsc08403



最初に聴いたのはコルボが指揮したデュリュフレのレクイエム。

LHH700で聴くと
ふんわり柔らかな独特の気品のある音。

SA14S1に切り替えてみると、
今までのマランツサウンドと全く異なる、
クリアーで大きな広がりのある音だった。


正直なところ驚いた。


楽器の定位もはっきりしていて
SN比が抜群に良い。

ただ高音の伸びがキツイ感じもあり、
LHH700の幾分甘い
しっとり感とは異なる純潔で真っ白なイメージ。

発売されて30年近くなるLHH700の
基本性能の良さを今さらながら確認、


買い替える必要はなかったかな?

と思いつつ次に
ノイマン指揮ゲヴァントハウス管の
マーラーの交響曲第9番を聴いてみた。


Sdsc08407_2


聴いてみると各楽器の音の粒が有機的に溶け合い、
それでいて解像度がバツグンに向上している。
大きな広がりもありLHH700とは
次元の異なる音だった。 


だが一方で演奏の細かなアラや
録音の欠点も晒すのも事実。


Sdsc08491_2


初期の国内盤CDで、
クリュイタンス指揮パリ音楽院管の
「アルルの女」を聴いてみると、
LHH700では適度にマスクされていた、
アンサンブルの粗さや雑なリマスタリングが
晒されてしまった。


響きももざらついて汚い。

手持ちのLPとは雲泥の差だ。

これはLHH700との使い分けになりそうだ。

    | | コメント (2)

    2017年8月16日 (水)

    アナログ復活

    今年のお盆は連日雨模様。
    雨ばかりでもの憂げなポコ。

    Sdsc07509_2

    日曜は仕事が入ったものの月曜と火曜は休むことができた。
    火曜には東京にいる娘も帰省して、昼は弟家族たちもやってきて賑やかなお盆。

    お昼は京丸のウナギ弁当。

    14280314_722555977901368_64704481_2
    沼津港の店まで取りに行ったところ、あいにくの雨の中にもかかわらず県外ナンバーの車で大渋滞。


    大学4年の甥はすっかりキン肉マンになってその変貌に吃驚。

    今は大学院志望で受験勉強に余念が無い様子。


    夕方には埼玉の叔父が来訪。
    今年喜寿の叔父は埼玉から一人で車を運転してきたとのこと。
    そのまま我が家に一泊。

    自分は家内の実家に呼ばれていてその晩は岳父と痛飲。
    昼間のウナギが腹に溜まり、ほとんど食事には手をつけずに酒ばかりの夜となった。

    Sdsc07516_2


    アナログプレーヤーが再生できなくなったので、この休み中にオーディオ機器の配置の見直しと接点のクリーニングをしていた。

    なにせ使っている機器のほとんどが発売されてから20年を超える古いものばかり。

    Sdsc07520_1
    どれが故障しても不思議ではないので、音の出口から順番に接続を変えながら確認していった。

    休眠状態だったプリアンプのクォードの66を鳴らしたりしていたのでほとんど一日がかりとなってしまった。


    結局トーレンスのTD320は故障ではなく、CRCをカートリッジの取り付け部に噴射してアースを取り直したら原状復帰。

    カートリッジはシュアのtypeⅤからtypeⅣとなったものの繊細な再生音でこれはこれで良い音だ。
    接点をクリーニングして全体の透明度も上がった。


    最初にかけたのはリステンパルト指揮ザール室内管弦楽団のハイドン。

    R577512314023184206089jpeg

    ・Concerto For Organ And Orchestra In C Major
    ・Nocturne In C Major
    ・Sinfonia Concertante For Violin, Cello, Oboe, Bassoon And    Orchestra
    ・Nocturne In G Major

      Karl Ristenpart
      Chamber Orchestra Of The Sarre


    爽やかで美しいハイドン。

    アナログの音を聴いてほっと一息。

    Youtubeはリステンパルト指揮の「フーガの技法」

    | | コメント (1)

    2017年8月 9日 (水)

    シュアーのカートリッジが壊れた

    本日快晴、そして猛暑。

    仕事の帰りにかかりつけの医院で定期検診。
    特に異常はないものの、最近の肩凝りと疲れやすさは単なる夏バテか・・・・・

    先日脳梗塞で倒れたホルン仲間は幸い軽く来週には退院だという。
    倒れたのが自宅で御家族の対応が速かったのが幸いしたらしい。


    帰宅後レコードを聴こうとしたらカートリッジが正常にトレースしない。

    S_p5160197

    自宅のシステムはSME3009のアームにカートリッジはシュアーのTypeⅤMR、プレーヤーはトーレンスのTD320という古いものばかり。

    カートリッジはシュアーが相性が良くてV15のTypeⅢからtypeⅤまでを使い分けていて、 ここ数年はTypeⅤとモノラル専用のデンオンのDL102を中心に使っている。


    S_p5160198


    トレースしないのはてっきり盤に問題があるのだと思い込み、2号機のモノラル盤専用に使っているVictor製のQLA7に代えて聴いてみたら問題なく再生。
    こちらのカートリッジはMCタイプのDL102。

    Dl102_4

    このレコードプレーヤーは10年ほど前にまとまった量のLPをいただいたときに、一緒に譲られたもの。基本性能が良いので重宝している。

    聴いたのはベートーヴェンのチェロソナタ第3番と第4番。
    チェロはトゥルトゥリエ、ピアノ伴奏はエンゲルという東芝から出ていた赤盤LP。


    Sdsc07505

    1953年録音のモノラル盤。

    力強くも伸びやかなチェロにピタリと付けるエンゲルの伴奏が素晴らしい。

    気になってトーレンスに異なるLPを載せて再生したらやはりトレースせずにアームが内周へ滑っていく。

    焦って針圧を調整したり別のカートリッジに変えたりしていくうちに、音が出なくなってしまった。

    こんなことは初めてだ。

    昨日までは良い音で鳴っていたのに・・・・・


    Img_4_m
    取り外したシュアーTypeⅤをよく見てみるとカンチレバーが垂れてふにゃりとしていた。

    特に強く触れたわけでもないのに、自然に劣化してしまったようだ。

    そこで交換針を探してみるとあまり出ないのかかなり高価。
    かつてカートリッジ本体が買えた金額とあまり変わらない。

    しばらくは仕舞っていたTypeⅣを使うことにしよう。



    youtubeはトルトゥリエのバッハ

    | | コメント (2)