カテゴリー「コンサート感想」の記事

2021年12月29日 (水)

冬の音楽会2021

今年のサツマイモは心配していたことが現実となり典型的なつるぼけ


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大部分が孫のおちんちんサイズだった。

大きいものも変形してしまったものばかり。


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以前の失敗に凝りて肥料はやっていなかったけれど、今年は雨が多く水分が常に供給過剰だったのが原因かもしれない。

ウチの畑の土はサツマイモ向きではないのかな・・・・・

昨日は長泉町のベルフォーレでもう一人の娘の職場関係の仲間たちが企画している「冬の音楽会2021」。


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気の合った仲間たちのノンジャンルの音楽会。

フォークやロック、エトセトラ・・・

クラシック系ではショパンやモーツァルトのピアノ曲の他、グラズノフのサクソフォンコンチェルトなど実に多彩。

沼響でファゴットを吹くFさんもシューマンの3つのロマンスで参加していた。


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娘も婿殿のバンドで参加する。

この音楽会も昨年はコロナ禍で中止となったものの今回で7回目。

全てアマチュアで、音楽をする楽しさがストレートで伝わってくる。

聴衆も身内ばかりなのでアットホームなのが良い雰囲気だ。

 

モーツァルトの最後のピアノソナタを弾いたトリを務めた女性はなかなかの腕前だった。

高校の国語の先生だという。

 

Youtubeは内田光子が弾くモーツァルトのピアノソナタ、K576

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2021年12月19日 (日)

浜響親子で楽しむクリスマスコンサート

本格的な冬の到来。

土曜日、札幌は1993年以来観測史上最大の一時間当たり降雪量だという。

仕事で京都に移動中の下の娘からは車窓からの雪景色の画像が送られてきた。

 

この土日は娘夫婦が共通の友人の結婚式に招かれたので、孫の世話のため家内と県内他市に住む孫のところまで行っていた。

自分はどうしても抜けられぬ仕事があったので家内のみが一足早く車で出発。

夕方仕事を終えて沼津発17時46分浜松行きのJRで娘宅へ向かう。

駅ビルでは家内との夕食用に天神屋の「かに寿司」を購う。

遅い時間だったので100円引き。

到着した最寄りの駅ではもうバスがなくてタクシーで。

結局タクシー代はちょうどJR運賃の倍額だった。

 

娘宅に着くと2週間ぶりの孫の顔。

さすがに自分の顔を覚えていた。

まもなく娘夫婦も帰って来て婿殿とビールを飲みながらの四方山話。


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そして娘の新居でそのまま一泊。

翌日曜日も良い天気。

ランチは皆で静岡市にあるベトナム料理「サイゴン」で。


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牛フォーに生と揚げた春巻きに海老パン、揚げ餃子。


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デザートはタピオカとココナッツ入りのベトナムの汁粉かぼちゃチェー。


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そしてそのまま孫をつれてグランシップ

「浜響親子で楽しむクリスマスコンサート」へ。

 

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浜松交響楽団は半世紀近い歴史を誇る県内アマオケの雄。

音楽の町浜松にふさわしく団員は100名を越え公益社団法人となっている。

 

実演を聴くのは初めてだ。

ゲストには戸田弥生さんのヴァイオリンに須川展也さんのサクソフォン。

講談師の田辺一邑のナレーションを交えながらチャイコフスキーの「くるみ割り人形」

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・バレエ音楽「くるみ割り人形」
・ツィゴイネルワイゼン
・タイスの瞑想曲
・エスクアロ、オブリビヨン、ルベルタンゴ(以上ピアソラ)
・クリスマス・フェスティバル(ルロイ・アンダーソン)

 松岡究(指揮)
 戸田弥生(ヴァイオリン)
 須川展也(サクソフォン)
 田辺一邑(講談師)
 浜松交響楽団

当初ヴァイオリンは掛川市出身の長尾春花だったのが変更。

長尾春花は現在ハンガリー国立歌劇場のコンマスなので、このコロナ禍で来日できなかったのではなかろうか。

須川さんと講談師の田辺さんは浜松出身で同じ高校だという。

須川さんのコメントでは、この浜響の団員の中には同じ中学、高校の先輩、後輩がいるとのこと。

お客は未就学児を連れた親子ばかり。

入退場自由で歩き回る子や泣く子もいたけれどアットホームで良い雰囲気だ。

 

演奏は世界三大コンクールのひとつエリザベート王妃国際コンクールの優勝者、戸田さんのヴァイオリン凄かった。

美しい音で歌わせるというよりも求心的な厳しい響きで追い込んでいくヴァイオリン。

サラサーテの最初の音、地声で艶歌を歌うような渋い響きに一瞬にして心を奪われた。

これぞロマの音楽

続くタイスの瞑想曲も深い音。

聴いていてジーンと来る音に会場内がシーンとなった。

幼い子たちにもわかるのだろう。

 

団員のメンバー表にかつて沼響に在籍し一緒に席を並べてホルンを吹いたF君の名前を見つけた。

懐かしい。

終演後、朝食で食べた卵かけご飯の生卵があまりにも旨かったので、その卵屋さんに寄りながら沼津への帰宅は8時頃。

 

Youtubeは戸田弥生のバッハ

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2021年11月14日 (日)

沼津御用邸 菊と音楽の祭典2021

11月も半ばの日曜日。

朝から良く晴れた蒼い空。
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狩野川河川敷から見える富士山には傘雲、そしてその風下にはつるし雲。

古くからの言い伝えでは典型的な雨降りの予兆。
今日の天気予報は晴れで降水確率は10%だけれど、地元の人たちは予報よりも傘雲を信じている。
(結局、雨は降りませんでした)


昨日は風もなく穏やかな小春日和だった。

暖かだったので、午後から帰省している娘と孫を連れて近くの沼津御用邸記念公園に行っていた。

先週に引き続き開催中の「沼津御用邸 菊と音楽の祭典2021」に我が沼響のメンバーが出演する。
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場所は御用邸内の特設野外ステージ。

このイベントでは自分が仲介の労を取ったので天気が非常に気になっていた。

フルートアンサンブルが出演した先週の日曜は朝まで雨だったけれども、今回は朝から天気に恵まれた。


人出もそれなりで駐車場は県外の車も多数。

コロナ禍の前まではこの菊花展にはバスツァーが組まれていてかなりの人出があった。

徐々に人出が戻ってきている一方。新規感染者は前日よりも増え始めている。
ここらあたりが下げ止まりなんだろうか。

今回は沼響コンミスを中心とする弦楽四重奏。
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「愛と花」をテーマにクライスラーやエルガーの名曲のほか秋の童謡、「鬼滅の刃」などのアニメソングなど、そして最後は「世界に一つだけの花」に「花が咲く」などで1時間ほど。

このメンバーはいろいろな場所で同じようなコンサートを開いているので手慣れたもの。

野外というハンディがありながらも良い雰囲気が御用邸内に広がっていた。

イベント終了後家内と娘、そして孫を連れて御用邸近くの喫茶「珈舎」で一服。


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ここのシフォンケーキは評判が良い。

自分はインディアンティーとエンゼルシフォンケーキをいただく。
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静かなBGMにゆっくりとした時間が流れる店内。

席はほぼ満席だ。

良い気分に浸っていたら孫が壁に頭をぶつけて大泣きが始まり焦った。


帰宅のために御用邸内の駐車場に向かうと散歩途中のUさんに会った。

Uさんは自分より一回り上の職場の先輩。

退職後は好きな山登りなどをしていたけれど今は心臓がおもわしくなく静養中だという。

お互いの知人の近況などを情報交換して別れた。

いつまでもお元気にお過ごしください・・・・


落ち着いて文化的で静かな時間を過ごすことができた晩秋の土曜日


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2021年11月 1日 (月)

高田博厚彫刻プロムナード開設30周年記念の海瀬京子ピアノコンサート

今日から11月、庭にキンモクセイの香り漂う。

数日前にはストーヴを炊いたほどなのに今日は車にクーラーを入れるほどの暖かさ。

日曜日はいろいろなことがあった日。


本来ならば「沼響秋のハロウィンコンサート」の本番の日だった。

結局演奏会は中止となり、日中は自分が関係した沼津市立図書館読書週間記念行事の「競技かるたの魅力 ~ちはやふるの世界をご紹介~」へ。

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内容は競技かるた史上最強の名人、西郷直樹永世名人を招いての講演会と実演というもの。

講演のあとに名人の模範試合と会場の希望者との対戦。

ここでは名人のわかりやすい解説を交えながらの対戦を、名人の義父で親しい知人のIさんと観戦。


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穏やかな中にも緊張感の漂う素晴らしい時間。

イベント終了後は家内と一緒に三島プラザホテル主催の「高田博厚彫刻プロムナード開設30周年記念の海瀬京子ピアノコンサートへ向かう。


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このイベントは三島プラザ内にある彫刻家高田博厚の作品コーナーの開設30周年を記念したもの。


出演はピアニストの海瀬京子さん。

高田博厚は17才年上の高村光太郎と友人関係であり岸田劉生とも関係があった世界的な彫刻家。

白樺派の武者小路実篤や志賀直哉など巨星たちと親交があり、交友関係は佐藤春夫、梅原龍三郎、谷川徹三など同時代の文化人たちの多岐に及ぶ・・・

フランス滞在時にはロマン・ロラン、アラン、コクトー、ジョルジュ・ルオー、マルセル・マルチネらとも交友があり、さらにロマン・ロラン邸ではガンジーにも会っている。

音楽にも造詣が深くロマン・ロラン著「ベートーヴェン」の翻訳者としても知られる。
自分はその著「私の音楽ノート」で親しんでいた。

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高田博厚は1931年から1957年までフランス在住、その間にフルトヴェングラーその他の20世紀前半の巨匠の実演にも接している。


全て歴史上の人物。

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会場に到着してすぐに海瀬京子さんのお父様にご挨拶。

お父様とは昼間の図書館のイベントでも顔を合わせている。


私が高田博厚の音楽上の足跡を知っていることを主催者の方の耳に入っていて、ホテルの支配人さんを紹介された。

正直面食らったけれど、一般にはあまり知られていない高田博厚の業績を、音楽を通じて知らしめたいという支配人さんの情熱的な話を直接伺った。

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以前から著名な高田博厚の作品がこれだけたくさん三島のホテルにあるのが不思議だったけれどこれで納得。
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会場では最初に海瀬京子さんのピアノで「エリーゼのために」。

続いて高田博厚の足跡を紹介するビデオ上映があり、その後小樽商科大学名誉教授の高橋淳氏の短い講演があった。

そして海瀬京子さんのピアノ演奏。

プログラムは高田博厚と関係が深かったオールベートーヴェンプログラム。

・エリーゼのために
・ピアノソナタ第14番 「月光」
・ピアノソナタ第23番 「熱情」

というもの。


海瀬京子さんのピアノを聴くのは実に丸2年ぶり


「エリーゼのために」と「月光」の第1楽章が、今の彼女の日常を感じさせるような温かで穏やかな演奏だったのが印象に残る。

この2年間で大きな心境の変化があったようだ。

「熱情」も安定して聴き応えのある名演奏。

テクニックの冴えは以前のままでよりベートーヴェンの深い世界に分け入っていく。
2年前よりもより一層大きくなったベートーヴェン。


次は是非今の全曲を聴きたい。


ちょうどこの日の未明に三島プラザホテル近くで大きな火事があり、お世話になったこともある山形楽器店が焼けてしまうというショックなことがあった。

知人によると楽譜類や店の楽器だけでなく、学校や個人から預かっていた楽器類も大きなダメージを受けたようだということ。

心からお見舞い申し上げます。

コンサートの帰りにお店の前を通ろうと思ったけれど交通規制がかかっていた。

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2021年7月 5日 (月)

角田鋼亮指揮N響、沼津公演

高温多湿の月曜日。

空はどんより曇り空。

雨が続き畑のトマトの実が割れ始めた。


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数日前まで良い感じで実をつけていたのにトマトはアンデスの高原地帯原産だけに乾燥を好む作物。

雨が降り続くと水分を吸い上げすぎて実に溜まり皮の限界を超えて割れてしまう。

今日は蒸し暑く亜熱帯のようだ。

 

このような状況で熱海の土砂災害の現場で懸命の救助作業をしている人たちを思う。

沼津も西部地区で大きな被害が出た。

 

昨日は母校沼津東高校創立120周年記念のN響の沼津公演。

一日早ければ大雨で中止になるところ。

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創立100周年の時もN響で、このときは飯守泰次郎でブルックナーの交響曲第4番。

今回は当初ベルリンフィルのエマヌエル・パユとの共演でプーランクのフルートソナタのオケ版の予定だったのがこのコロナ禍で来日中止。

最終的に若手演奏家2人を起用したプログラムとなった。

 

角田鋼亮の指揮でチェロの横坂源。

曲はエルガーとチャイコフスキー。


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前日のN響オーチャード定期そのままのプログラム。

 

自分としては生のオーケストラコンサートは昨年12月の静響以来。

今年になって初めての生オケ。

N響は昨年のエッシェンバッハ指揮の「復活」以来。

 

・チェロ協奏曲 ホ短調   :エルガー
・交響曲第4番 ヘ短調   :チャイコフスキー

  横坂源(チェロ)
  角田鋼亮(指揮)
  NHK交響楽団

角田鋼亮はN響初登場だという。

エルガーでのコンマスが初めて見る若い方。

横坂のチェロは伸び伸びと健康的な大きな音。
この渋い曲にはちょっと奥まった翳りのようなものが欲しけれど、第3楽章アダージョでは非常に美しく聴かせてくれた。

アンコールはN響のチェロセクションの伴奏で「鳥の歌」

 

チャイコフスキーではコンマスがマロさんこと篠崎史紀氏が登場。

なんとなくオケがピシっと引き締まった雰囲気。

 

角田の指揮はN響初登場とは思えぬ堂々としたもの。

オケをのびのびとドライヴしながらフレッシュで華やかなチャイコフスキーを聴かせてくれた。

N響のメンバーが若い指揮に全力で応えているのが見ていて気持ちがよかった。

アンコールは歌劇「エフゲニ・オネーギン」からポロネーズ。

 

いろいろ困難な状況下でこの演奏会を実現してくれたスタッフのみなさま、お疲れ様でした。

そしてありがとうございました。

100周年の時に引き続き、私今回もプログラムの曲目解説を書かせていただきました。

 

Youtubeはフェドセーエフ指揮NHK交響楽団のチャイコフスキーの交響曲第4番

 

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2020年12月21日 (月)

静岡交響楽団第100回定期演奏会

穏やかな良い天気の日が続く。
今日は冬至。


庭の白梅が早くも咲き始めた。


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日本海側での豪雪の一方で南房総では想定外の雨不足で断水とのこと。
ダム工事のため貯水量を50%に下げていたのがまずかったらしい。

 

土曜日は静岡唯一のプロの常設オケ静岡交響楽団第100回定期演奏会だった。

場所は静岡市清水区の市民文化会館マリナート。

 

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今年はコロナ禍のために予定していたコンサートは全滅状態。
1月のN響以来久しぶりのオーケストラコンサートだ。

 

名匠高関健の指揮に2007年チャイコフスキー国際コンクール優勝の神尾真由子による
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲とベルリオーズの幻想交響曲の2曲。

2曲とも沼響で演奏したこともある馴染みの曲だ。


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・ヴァイオリン協奏曲 ニ長調          

          :ベートーヴェン
 

・・・アンコール
・シューベルトの「魔王」の主題による大奇想曲 

          :エルンスト

 

・幻想交響曲              

          :ベルリオーズ

  神尾真由子(ヴァイオリン) 
  高関健(指揮)
  静岡交響楽団

 

同じプログラムで三島と東京オペラシティでも公演。

隣町の三島の方が行きやすいけれども、あいにく20日は仕事が入ったので初日の清水に行くことにした。

 

早めの昼食をすませ12時37分沼津発島田行きの東海道線に乗り清水駅下車。
ホール入り口では検温と手指消毒。


座席は特に間隔を空けるのではなく通常の配置だったけれど、たまたま自分の席の両側が空いていた。

 

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楽団員が舞台に登場しチューニングが始まる。

「あぁ・・これだよなぁ」

通常ならばごく普通の風景が非常に貴重な瞬間に思えて来る。

 

1988年創設の静岡交響楽団の前身「カペレ静岡」の演奏は創設直後に聞いている。

 

ベートーヴェンの交響曲第7番をメインとしたプログラムだったと記憶しているけれど、指揮者と他の曲目はどうしても思い出せない。

若い楽団員が多く、粗いアンサンブルに良くも悪くも出来立てほやほやの未だ未成熟な印象しか残っていない。

30年以上の熟成期間を経て、そして高関健氏をミュージカルアドバイザーに迎えてから、今の静響は長足の進歩を遂げて充実していると思う。

 

実力派演奏家の多彩な客演と意欲的なプログラムで演奏会に行く魅力が格段に増えたので、

ここ数年自分は毎年静響のコンサートには足を運んでいる。

 

高関健の指揮による昨年のヴァイオリンの木島真優を迎えたオールショスタコーヴィチプログラム、一昨年のシベリウスの交響曲第2番など。
そして長老外山雄三指揮のシューベルト。

いずれも記憶に深く残る演奏だった。

 

そしてこの第100回演奏会。

 

ソリストが登場しティンパニの連打からベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲が始まった。
序奏の途中から神尾さんが指鳴らしにオケのヴァイオリンパートを静かに弾いている。

 

ソロの部分が始まり、芯の明確なキリリと引き締まった美しい音が会場いっぱいに響き渡る。
チャイコフスキー国際コンクールの優勝を経て、着実にキャリアを積み重ね名曲に真摯に向き合った風格のベートーヴェン。

 

落ち着いた神尾さんの姿が、ソロが進むにつれて次第に大きく見えてきた。

 

伴奏も見事で第一楽章のカデンツァからのオケの受け渡しが絶妙。
第二楽章では熱い感動が会場を包み込みこんでいく。

久しぶりの生のオーケストラと充実した演奏に聴いていて涙が出そうになってきた。

 

神尾さんのアンコールはエルンストの「魔王の主題による大奇想曲」。

これはシューベルトの歌曲「魔王」をピアノ伴奏を含め、無伴奏ヴァイオリンのために書かれた超難曲。

 

かつて知人のプロのヴァイオリニストに、今まで弾いた曲で技術的に一番難しかったヴァイオリン曲は何ですか?と聴いた時に即座にこの曲の名が返ってきた。

驚きの超絶技巧に会場は圧倒されていた。

 

休憩中に沼響の若手ヴィオラ団員に遭遇。
さきほどの神尾さんの演奏に彼は興奮気味。

 

そしてベルリオーズ。

この曲は沼響第20回定演で取り上げた思い出深い曲。

見ると第20回定演の時、前プロのサン・サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番でソロを弾いてくださった大森潤子さんが今日はゲストコンマスの位置に座っている。ちなみにソロゲストコンマスは読響の首席コンマスだった藤原浜雄さん。

 

幻想交響曲は、沼響の演奏時に90種ほどの聴き比べをHPに書いて以後ほとんど聴くことがなかった曲。

実演では秋山和慶指揮ヴァンクーバー交響楽団の演奏くらいしか聞いたことがない。

 

演奏はまさに高関建らしい相当な研究の成果が伺える緻密で確信に満ちた棒。

音がきちんと交通整理されていて各楽器が明瞭に的確なバランスで響いている。

 

第一楽章、第四楽章リピート有り、第四楽章の3番トロンボーンとチューバの入れ替え無し、ホルンはゲシュトップ入りの今はごく普通になった新版使用。

コルネットはパートとしては入るけれども第二楽章のオヴリガードソロはなし。
第二楽章で活躍するハープを弦楽器群の前面に両翼配置。

 

高関さんの演奏は聴き慣れた曲でもいつも新しい発見がある。
沼響が演奏したとき一番演奏が難しかった第一楽章が秀逸。

第二楽章の2台のハープの掛け合いも効果を上げていた。

 

アンサンブルの精度が上がっているので第四、第五楽章の大きなフォルティシモでオケが鳴りきった中でも音は濁らない。

じわりじわりと演奏のヴォルテージが上がり、第四、第五楽章にはホール内は興奮の坩堝。

 

静岡交響楽団の熱い演奏に終演後に暖かで盛大な拍手が続いた。

清水まで来て良かった。

久しぶりにオーケストラの醍醐味を堪能しました。
ありがとうございました。

 

Youtubeは神尾真由子の弾くバッハ、無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番

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2020年8月 2日 (日)

プロジェクションマッピングTHE 花火 SHOWのミニ・コンサート

8月最初の日曜日は晴れ。

夕方から沼津市民文化センター主催の「プロジェクションマッピングTHE 花火 SHOW」に行ってきた。

 

今年は歴史ある狩野川花火大会が今年初めて中止となってしまった。

 

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せめて花火の雰囲気を、と文化センターが主催した映像ショー。


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開催に先立って沼響Nカルテットによる「夕涼み ミニコンサート」。

ソーシャルディスタンスを取りながらホールロビーでの開催。


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曲は久石譲、モリコーネ、坂本九などの軽い作品に続いて、生誕250年を迎えたベートーヴェンのエクアールやトルコ行進曲数曲にホルストの「ジュピター」など。

出演メンバーは全員なじみの沼響の女性メンバー。

 

天井が高く豊かな残響。

あたかもヨーロッパの聖堂で聴いているかのよう。


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女性達の衣装も華やかで良い雰囲気だった。

 

学生時代に吹奏楽でトランペットを吹いていたという市長さんもいらっしゃっていた。

終了後出演メンバーと市長さんも交えてしばしのご挨拶。

 

プロジェクションマッピングの花火はベートーヴェンの作品を効果的に使いながらなかなかの迫力だった。

曲は「運命」「エロイカ」「エリーゼのために」「トルコ行進曲」に最後に「合唱付き」。

 

今年世界中で盛大におこなわれるはずだったベートーヴェン生誕250年に関係した、ささやかなイベント。

 

イベント終了後を待っていたかのように雨が降り始めた。

 

Youtubeはベルリンフィルの現芸術監督、キリル・ペトレンコのベートーヴェンの交響曲第7番

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2020年1月15日 (水)

今年の初コンサートはエッシェンバッハ指揮N響の「復活」

曇りのち晴れ。
1月も半ばを過ぎた水曜日。
本日重い会議が二つ。

 

日曜にN響を聴いてきた。

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今年のコンサート初聴きはクリストフ・エッシェンバッハの指揮でマーラーの「復活」。

 

リュックにダブリ買いCDを20枚ほど詰めて8時29沼津発の東海道線に乗車。
小田原で乗り換えて御茶ノ水10時38分着。

御茶ノ水ディスクユニオンでは月曜まで買い取り20パーセントアップのキャンペーン中。

ディスクユニオンでの買取結果その他は後日。
片道分の交通費は浮きました。

 

今回のコンサート会場はNHKホール。

渋谷到着は1時過ぎ。

連休中ということで渋谷駅はかなりの人、中でもスマホを自撮りする観光旅行らしき外人さんが目立って多かった。
駅前にはツァー集団らしき人たちにハチ公を英語で説明する日本人ガイド。

遅い昼食を道玄坂のラーメン屋で済ましてNHKホールに向かう。

 

曲はマーラーの「復活」.
 
この曲の宇宙的な広がりは実演でしか体験できないもの。
「復活」はちょうど昨年末に一橋大オケで聴いたばかり。

 

「復活」の実演は何度かきいたけれども、一番印象に残っているのは1987年1月16日、
今は亡きシノーポリがフィルハーモニア管を振ったサントリーホールでの実演。
ソリストはユリア・ヴァラディ、ワルトラウド・マイヤーという豪華な顔ぶれだった。

 

あれは本当に凄かった。

終盤でのホール全体の空気が揺るがすパイプオルガンの重低音は今でも記憶に鮮明だ。

 

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そしてN響

 

1月12日(日) NHKホール

 

【第1930回 定期公演 Aプログラム】

 

・交響曲第2番 ハ短調 『復活』 (マーラー)

  クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)

  マリソル・モンタルヴォ(ソプラノ)
  藤村実穂子(メゾ・ソプラノ)
  

  新国立劇場合唱団(合唱指揮:冨平恭平)
  NHK交響楽団

 

ソプラノはハンナ・エリーザベト・ミュラーの予定がマリソル・モンタルヴォに変更になった。

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席は一階の左側2列目。

コントラバスの真正面だったけれどもエッシェンバッハの表情はよく見えた。

合唱団の前面に立つソリスト二人もコントラバス奏者の間から見える。

 

前日の演奏ではアンサンブルに乱れが散見されたようだが、この日はかなり修正されていた。
その分演奏は安全運転だったかもしれない。

 

エッシェンバッハのマーラーではYoutubeにアップされている「巨人」が圧倒的な凄演で、
心の隅であの演奏の「復活」版を期待していたのだが、他流試合のN響ではあそこまで思いきった棒は振れなかったと見える。

 

席がコントラバスの近くだったので、ゴリゴリとした低音と大太鼓のドスンとした音が腹に響く。

シノーポリの演奏に聴かれたピリピリとした緊張感はなかったけれど、マーラーの歌謡性を強調したよく歌うロマンティックさを感じさせる演奏。

メゾソプラノの藤村実穂子の歌はやはり圧倒的で、ソプラノのモンタルヴォとの格の差は歴然。

 

第5楽章の終盤のオルガンはNHKホールの巨大な空間の中ではずいぶん控えめな音だったけれども、威力のある合唱の力もあってフィナーレは壮大に盛り上がっていた。

終演後、私の後ろの席のおばさんが涙をボロボロ流していました。

 

コンサートが終わったあとは東京にいる娘と待ち合わせ東京駅近くで宮崎料理。
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帰宅は9時ちょいと過ぎ。

Youtubeはエッシェンバッハ指揮の「巨人」、名演です。

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2019年12月15日 (日)

一橋大学管弦楽団創立百年記念第67回定期演奏会

寒さが戻ってきた日曜日。
狩野川河川敷からの富士山も寒々しい。

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なぜか明け方4時に目が覚めてしまった。
寝たのは午前1時頃だったのに。

ふたご座流星群の極大日であったことを思い出しべランダに出てみると、いつも東の空に見慣れたオリオン座が西南西の空に見えた。

 

頭上には僅かに欠けた満月が煌々と光を放っている。

30分ほど空を見上げていたが結局流星はひとつも見えなかった。

 

金曜の晩に歯を磨いていたら奥歯が抜けてしまった。

前から虫歯気味で歯医者に行こうとは思っていたものの、痛みがなかったので放置していた報い。
直ぐに友人の歯医者のタカちゃんの所へ電話。

あいにく土曜は予約でいっぱいだという。

月曜に直ぐに診るよと言ってくれたけれども、月曜は胃と大腸のダブルでの内視鏡検査が入っていて1日だめ。

とりあえず夕方の予約にしておいた。

 

月曜は体のメンテナンスで忙しい1日になりそうだ。

 

昨日土曜日は家内と二人で静岡市にいる娘のところへ行っていた。

一緒に入った夕食のステーキハウスは人気の店。
開店と同時に入ったらたちまち満席に。

歯のこともあったのでハンバーグにしておいた。

ハンバーグは「さわやか」の方が良いな。

 

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金曜には一橋大学管弦楽団創立百年記念第67回定期演奏会。

 

これは百周年の記念碑的な演奏会。
しかも曲はマーラーの大作、「復活」ということで足を運ぶ。

マーラー、特に「復活」の宇宙的な広がりはアマチュアとはいえ実演で聞いて初めて実感できるもの。

 

13時21分三島発の新幹線「こだま」で東京へ。

 

最初に上野の国立西洋美術館で開催中の「ハプスブルグ展」を観る。

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上野駅のホームでは電車の到着を告げる音楽がワーグナーの楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」のテーマになっていた。
これは期間限定だそうだ。

 

その後時間調整のためにお茶の水ディスクユニオンへ。

遅い昼食は御茶ノ水のとんかつ屋「濱かつ」でランチ。

 

ハプスブルグ展の感想とユニオンでの音盤購入については後日。

 

 

夕刻に池袋の東京芸術劇場に到着。

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一橋大のオケを聴くのは高校生の時以来。
もう40年以上も前のこと。

そのときは演奏旅行で沼津に来演、ダヴィッド・ハウエル氏の指揮でブラ2をメインとするプログラムであったことを今でも覚えている。
そしてアンコールが「赤とんぼ」であったことも。

 

ホールロビーに着くと 一橋大オケのOBにして現在ご沼響にご夫婦でヴァイオリン奏者として在籍しているKさんにお会いした。

Kさんの奥様も一橋大で、奇しくも自分が高校時代に聴いた当時の一橋オケでコンサートミシトレルをされていた。

Kさんと開演前にしばしの立ち話。
本日の指揮者の田中氏はそのKさんと同じ年で、当時コントラバスを弾いていただいたという話も伺った。

そして開演。
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・前奏曲      (齋藤栄一)
       一橋大学管弦楽団創立百年委嘱作品

・交響曲第2番ハ短調 「復活」  (マーラー)

  田中一嘉    指揮
  山田英津子  ソプラノ:
  森公美    アルト:

  一橋大学管弦楽団
  神奈川フィル合唱団

 

最初に置かれた前奏曲は当団トレーナーである齊藤栄一作曲の「前奏曲」。
当演奏会のための委嘱作品。

作曲者もプログラムで述べているように「復活」のための 前奏曲 のような曲。

「復活」の冒頭をモチーフに展開してゆく音楽。

オルガンを含む大きな編成も「復活」を意識したもの。
マーラーの交響曲の第5番や第9番のエコーが聞こえてくる。

聴いているうちにドイツの作曲家、ゴッドフリート・フォン・アイネムの「ブルックナー・ダイアローグ」のことを思い出したりしていた。

 

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そして「復活 」。

 

この演奏会のために半年をかけて練習したという

 

作曲者の指定とおりの第2楽章の前に5分以上の間を置いていた。

自分としては終演時間が気になり、最終の新幹線に間に合うか心配だったのでこの「間」は気が気ではなかった。

 

演奏の出来としては第3楽章からオケ全体の響きもブレンドしてきてよかったと思う。
コンミスのヴァイオリンソロも立派なものだ。

神奈川フィル合唱団は年齢層は高かったけれど、学生たちを温かく包み込むような響きが印象的だった。

 

ただ惜しむらくは田中の指揮。
曲を無難にまとめるのに終始した印象だった。

ともあれ学生達のひたむきさに心打たれる演奏。
力一杯の熱演を堪能させていただきました。

 

終演と同時にホールを飛び出し、芸術劇場の長いエスカレーターを駆け下りた。

21時16分発の山手線に滑り込み東京発21時43分発の「こだま」に乗車。

自宅到着は11時過ぎ。

 

興奮冷めやらず、寝る前にゴシゴシと歯を磨いていたら奥歯がポロリと抜けてしまった。

 

Youtubeはアラン・ギルバート 指揮ニューヨークフィルハーモニックの「復活」第5楽章

 

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2019年12月10日 (火)

日下紗矢子とベルリンコンツェルトハウス室内オーケストラ

穏やかで暖かな冬の一日。

 

今日は毎年恒例の沼津法人会青年部主催の「税を知る週間」チャリティーコンサート。

ウィーンフィルやベルリンフィル、チェコフィルなどの一流オーケストラのメンバーを招いて19年。
今年はベルリンコンツェルトハウス室内オーケストラだった。

母体は旧東ドイツ時代にベルリン交響楽団と呼ばれ、名指揮者クルト-ザンデルリンクが率いていたベルリンコンツェルトハウス管弦楽団。

 

コンサートミストレルの日下紗矢子を中心としたアンサンブルだ。

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曲目は

・カノンとジーグ    (パッヘルベル)

・ヴァイオリン協奏曲集Op.8-1~4「四季」 (ヴィヴァルディ)

・「リュートのための古風な舞曲とアリア」第3組曲(レスピーギ)

・組曲「ホルベアの時代から」   (グリーグ)

という弦楽合奏の王道を行くプログラム。

 

カノンはヴァイオリン3にチェロ1そして通奏低音の編成。
ノンヴィヴラートで格調高く歌い上げるパッヘルベル。

 

「四季」ではメンバーが揃い編成は1snVn3 2ndVn3 Vla2 Vc2 Cb1 Hcに日下紗矢子のヴァイオリンソロ。

ソネットに書かれた風景を意識した解釈の四季。

コンツェルトハウスオーケストラの第一コンサートマスターの日下紗矢子のソロは気品のある澄み切った音色に鮮やかなテクニック。

 

10月にテミルカーノフ指揮読響のチャイコフスキーを聞いた時のコンミスが日下だった。

今日もオケの統率力が凄い。

 

個性的な装飾音が新鮮でヴィヴァルディが現代に甦ったかのよう。

後半のレスピーギとグリーグでは一転して豊かな響きと緻密なアンサンブル。

グリーグのアリアの美しい歌ではホロリと来た。

 

アンコールはバッハの「アリア」とモーツァルトのK136のディヴェルティメントの第3楽章。

 

超快速のモーツァルトではこのアンサンブルが名手の集まりであることのデモンストレーション。

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後ろの席だったが、ヴァイオリンソロだけでなくすべての楽器がほどよいバランスで響いていた。

沼津でこれだけの演奏が聴けるとはありがたいことです。

 

法人会さん、また来年もお願いします。

 

Youtubeは日下紗矢子のソロでヴィヴァルディの「四季」から秋

 

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