カテゴリー「本日の練習」の記事

2025年5月12日 (月)

沼津交響楽団第41回定期演奏会終わる

沼響の定演は無事終わりました。


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本番が始まるとあっという間に終わってしまった感じ。


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・神聖な舞曲と世俗的な舞曲  :ドビュッシー
 

 ~ハープのアンコール
・アラベスク第1番      :ドビュッシー 

・組曲「火の鳥」(1919年版):ストラヴィンスキー
・交響曲第5番 変ホ長調   :シベリウス

~アンコール
・かわいらしい組曲(美しい組曲)からポルカ
                :シベリウス
 松川智哉(指揮)
 有馬律子(ハープ)
 沼津交響楽団

 

以下本番までの先週の備忘録

日曜の本番を控えて先週は火曜、金曜、土曜と週に3日の集中練習。

 

今回のプログラムは全て20世紀の曲でした。


プログラム全体としては短いけれど、かなり密度の濃いハードな内容。


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金曜日の夜はハープの有馬先生が初めて入り、ドビュッシーの初顔合わせ。

ハープが入ると繊細で淡雪のような雰囲気が会場に広がっていく。

後半は「火の鳥」の集中練習。


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「火の鳥」のホルンパートには、自分が苦手としているFisの音が異様に多くて難儀。


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そして本番前日土曜日は午後から夜までほぼシベリウス。


 そして日曜は本番。


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自分としてはだいぶやらかした箇所もあり、オケ全体として危うい場所もあったけれども出来としてはよかったと思う。

ホルンにはキツイプログラムだったけれど、無事に終わって正直ほっとしている。

 

今回はいつものプログラムの曲目解説の他、沼響の後援組織である「友の会」の担当もあり、招待チケットの発送や会報の作成、当日は会員の受付や会費の集金、優先席への案内など演奏以外の雑用も多く、演奏になかなか集中できずに終わってしまった。

お客様アンケートを読むと、比較的凝った曲目内容にもかかわらず、楽しんでいただいたことが伝わってくる。

独奏を聴けるのが珍しいハープがやはり好評だった。

今回のドビュッシーへの選曲は私から提案させていただいたもの。


結果的にプログラムとしてセンスの良い内容になったと思う。

お客さんも凝った内容の割には、いつもと変わらぬ入りで安心しました。

よかった。

 

Youtubeはウクライナのキーウ生まれのフィンランド人指揮者、ダリア・スタセフスカのシベリウスの交響曲第5番、彼女はフィンランドのラハティ交響楽団の首席指揮者。入魂の名演です。

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2025年5月 7日 (水)

本日の練習、本番迫る、自分の音程の悪さにあらためてがっくり

今日は晴れて最高気温は24℃

 

今回演奏会の自分のチケットの売れ行きが良い。
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一般に馴染の薄い曲ばかりで心配したけれど、「面白そうだから行きたい」とか、生のハープの音を聞いてみたい、という人からの引き合いが多かった。

わからないものだ。

図書館に置いてあった沼響の演奏会のチラシもなくなっていた。

 

昨日の連休最終日は朝から雨。

気温は下がって最高気温は18℃。

こんな天気だったのでホルンをさらったりしていた。

 

そして夜にはオケ。


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シベリウスの交響曲第5番を松川先生の指揮でしっかり3時間の練習。

皆さん休養十分、集中力もあってよい練習になった。

 

自分も昼間に適度に吹いていたためか、良い出来だと思っていた。

けれども今日、昨日夜の練習録音を聴いて自分の音程のひどさにがっくり。

吹いていては気がつかないけれど、客席であのように聞えていることを思うと内心ショック。

あらためて合奏中で周りの音をまともに聞けていないことを痛感する。

 

いよいよ日曜が本番です。

 

Youtubeはヒュー・ウルフ指揮Hr響(旧フランクフルト放送交響楽団)のシベリウス、交響曲第5番

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2025年5月 2日 (金)

本日の練習、火の鳥にピアノが入った。

5月最初の金曜は朝から雨。
気温が下がり夜はセーターを着たりして過ごしている。

 

今日は雨の中愛犬ポコのトリミング。

画像は昨日のポコ。
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汚れているせいか、だいぶふけて見えます。

 

そして今日雨が降ることを予想していたので昨日は一日畑作業。

父の代から使っている耕耘機を使って、トマトやナスなどを植える下準備。

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畑の隅で見つけた紫の花。

初めて見た。種類はわからない。

 

木曜夜はオーケストラ。
いよいよ本番まで2週間を切って大ホールで松川先生の指揮。

曲は20世紀の巨匠ストラヴィンスキーの「火の鳥」。
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今回からこの曲の重要なパートであるピアノが入った。

エキストラの女性はなかなかの名手。

オケ全体の演奏に厚みが出てきた。

 

自分はこのところスランプ気味で高音が思うように当たらない。

基本に帰って家でYoutubeに出ているホルンのレッスンなどを見ている。

やはり年かな。

 

Youtubeはペトレンコ指揮ベルリンフィルの「火の鳥」からフィナーレ

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2025年4月26日 (土)

本日の練習、本番まで3週間

4月最後の週末の土曜日。

寒暖差が大きくて朝に冬物のジャケットを出した。

一昨日クリーニング店のおばちゃん曰く、先週冬物セールをやったのにあまり集まらなかったとのこと。


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庭の純白のツツジが満開だ。

今年は例年よりも遅いようだ。

昨日は畑の雑草を取り、石灰を撒いての下準備で一日が終わる。

 

今日は朝から沼響の後援会の入会案内の印刷発注で、アップロードがうまくいかずに四苦八苦。

午後は帰省している孫たちを連れて入院中の岳父の見舞いに行っていた。
かつて同業他社で活躍していた岳父も齢90を超え、だいぶ弱ってきた。

 

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木曜日は沼津市民文化センター小ホールでオーケストラ。

沼響の本番も迫り、松川先生の指揮でシベリウスの交響曲第5番。

 

その日は仕事で遅れての到着。
しばし舞台袖でオケの音を聞いていた。


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だいぶまとまってはきたけれど、響きが曖昧模糊として混沌としたシベリウス。

自分は第2楽章最後の低音のCで四苦八苦。

 

Youtubeはハンヌ・リントウ指揮フィンランド放送響のシベリウス、交響曲第5番

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2025年4月17日 (木)

本日の練習、本番まで一ヶ月

4月も半ばを過ぎ、暖かな1日。

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沼津大平地区からの少し春霞みの春の富士。

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木曜日はオーケストラ。本番まで一ヶ月を切った。

今日は松川先生の指揮で大ホール。


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曲はシベリウスの交響曲第5番。

 

聴くと演奏するのでは大違い。

先生は初稿の楽譜と改訂稿との違いを示しながら説明してくれるので、最終稿にシベリウスの円熟した作曲技法がぎっしりと詰め込まれていて、またこの曲の入れ込みの深さも、演奏していてよくわかる。


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改訂に当たってのシベリウスの迷いの箇所など、初めて知ることができた。


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ドビュッシーの曲にも似た箇所や、木管パートの一部分がバロック風に進行していく部分など、発見も多かった。

 

Youtubeはエサ=ペッカ・サロネン指揮バイエルン放送響でシベリウスの交響曲第5番

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2025年4月 7日 (月)

本日の練習、土日の集中練習

晴れのち曇り、大気の状態が不安定で夕方から一時雨。


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裏山に野生のオオシマザクラが咲いている。


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伊豆諸島や伊豆半島、房総半島南端に自生するサクラ属の基本種。

道路の反対側の真向かいには、オオシマザクラから生まれたソメイヨシノが満開だった。


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昨日は定演に向けての集中練習。


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コロナ禍でお楽しみのオケ合宿が中止になってしまって以来、未だ合宿は復活していない。

その代わりにここ数年は、本番の前月に土日の集中練習が入っている。


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今回は松川先生の指揮でドビュッシーの「神聖な舞曲と世俗的な舞曲」、ストラヴィンスキーの組曲「火の鳥」(1919年版)そしてシベリウスの交響曲第5番。

 

全て20世紀の音楽だ。
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ストラヴィンスキーはドビュッシーに「火の鳥」の総譜を贈呈している。


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シベリウスの曲は、今回演奏する「火の鳥」の1919年版と同じ1919年改訂版。

先生はシベリウスの1915年初稿の総譜を用意して、1919年版へ至るシベリウスの改訂の過程も説明してくださった。

 

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2025年3月27日 (木)

本日の練習、松川先生はシベリウスの解説付き

曇り夜遅くから雨。

昨日は黄砂がひどく近くの山が薄黄色に霞んで見えた。

少し焦げ臭いような気がして、どこかで山火事が起きているのかと思ったほど。
韓国で大規模な山火事が発生して煙の一部が飛来しているらしい。

 

そして岡山、今治、宮崎での相次ぐ大きな山火事。

これほど大規模な山火事が、同時に数か所発生したことは今までなかったと思う。
今晩の雨が恵みの雨になればよいのだが。

 

昨晩はオケの練習。


今週は変則的にいつもの木曜ではなく水曜日の練習。


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本番を指揮していただく松川先生の指揮で、シベリウスの交響曲第5番から第2,3楽章に「火の鳥」の前半。

細かな練習になってきてオケの精度も少しずつ上がってきた。

今まで気が付かなかった、シベリウス独特の作曲の妙が浮き出てきて面白い。


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第5番は2回も改訂されていて、細部が相当凝った曲であることがわかったのが新たな発見だった。

先生がシベリウスの新全集版のスコアを入手してみると、かなり現行譜と異なる部分があったとのこと。

自分も練習していて、手持ちのスコアとパート譜がだいぶ違うことが気にはなっていた。

このような不完全な譜面を、古今の名指揮者たちがどのように解決して演奏しているのか、手持ちの音源の聴き比べをしてみたいところ。

だけれど気力が湧かないなぁ・・・

 

第2楽章では、シベリウス独特の和音の流れについて先生の説明があり、スコアでの見た目の美しさが感じられると同時に音の美しさと一致する箇所や、マーラーの交響曲第7番終楽章に非常に似た部分もあるとのご指摘など、興味深い練習になった。

 

Youtubeはバーンスタイン指揮ロンドン響のシベリウス、交響曲第5番。ホルン首席は名手バリー・タックウェル。

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2025年3月13日 (木)

本日の練習、松川先生の指揮でシベリウス、交響曲第5番

本日最高気温は20度。

花粉症がひどいので、昨日はいきつけの内科クリニックで内服薬を出していただいた。

定期的な血液検査では気になる数値。
年末年始の不摂生が祟ったのかしらん。


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畑のたんぽぽ。


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ぞの後ろにはモグラ塚。

 

木曜日はオーケストラ。


仕事を終えて、夕食を取らずに市民文化センター小ホールへ急ぐ。

ついでに事務室に行き、明日に予定しているクラシックレコードコンサートの打ち合わせ。


申込は上々で、今回はネットでの申し込みが増えているとのこと。


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練習は、本番を指揮していただく松川先生の指揮でシベリウスの交響曲第5番。


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細かな練習となり、今日は第1楽章だけで時間切れになりました。

 

Youtubeはラトル指揮ベルリンフィルのシベリウス、交響曲第5番

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2025年2月28日 (金)

本日の練習、本番を指揮していただく松川 智哉先生の指揮でシベリウスとストラヴィンスキー

2月最後の一日は4月なみの暖かさ。


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庭にある数種類の色の花を咲かせる遅咲きの梅「おもいのまま」がようやく咲いた。

 

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紅、白、絞りの3色。

家の敷地にあったNTTの電柱の移設は2日で終わらず、古い電柱の支線の基礎が地中深くに入り込んでいて意外と苦戦。

 

木曜日はオーケストラ。


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今回の定期演奏会を指揮していただく松川智哉先生の指揮で、シベリウスの交響曲第5番と火の鳥。

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松川先生とは3年前のハロウィンコンサート以来。

シベリウスでは、この曲特有のテヌートの多さや譜面の不正確なことなどのお話など。

 

とにかく2曲とも難曲です。

 

Youtubeはピエール・ブーレーズ指揮パリ管の「火の鳥」

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2025年2月13日 (木)

本日の練習、野村洸太朗先生の指揮でシベリウスとストラヴィンスキー

今朝の富士山。

昨晩の雨ですっかり冬化粧。


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先週よりも暖か。

けれども強い西風。

狩野川の川面には時々白波が立っていた。

本日天気晴朗ナレドモ波高シ。

そして夜はオケ。


仕事帰りに直接練習会場の沼津市民文化センター小ホールへ。


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今回は野村洸太朗先生の指揮で、シベリウスの交響曲第5番とストラヴィンスキーの火の鳥。

シベリウスの曲は終楽章の最後で、16羽の白鳥が頭上を旋回し銀のリボンのように消えていった感動を表現したと言われている。

鳥からみの2曲。

 

Youtubeはグスターボ・ドウダメル指揮の「火の鳥」リハーサル。

暗譜で指揮していて練習番号まで頭に入っているのが驚き。

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