沼津交響楽団第41回定期演奏会終わる
沼響の定演は無事終わりました。
本番が始まるとあっという間に終わってしまった感じ。
・神聖な舞曲と世俗的な舞曲 :ドビュッシー
~ハープのアンコール
・アラベスク第1番 :ドビュッシー
・組曲「火の鳥」(1919年版):ストラヴィンスキー
・交響曲第5番 変ホ長調 :シベリウス
~アンコール
・かわいらしい組曲(美しい組曲)からポルカ
:シベリウス
松川智哉(指揮)
有馬律子(ハープ)
沼津交響楽団
以下本番までの先週の備忘録
日曜の本番を控えて先週は火曜、金曜、土曜と週に3日の集中練習。
今回のプログラムは全て20世紀の曲でした。
プログラム全体としては短いけれど、かなり密度の濃いハードな内容。
金曜日の夜はハープの有馬先生が初めて入り、ドビュッシーの初顔合わせ。
ハープが入ると繊細で淡雪のような雰囲気が会場に広がっていく。
後半は「火の鳥」の集中練習。
「火の鳥」のホルンパートには、自分が苦手としているFisの音が異様に多くて難儀。
そして本番前日土曜日は午後から夜までほぼシベリウス。
そして日曜は本番。
自分としてはだいぶやらかした箇所もあり、オケ全体として危うい場所もあったけれども出来としてはよかったと思う。
ホルンにはキツイプログラムだったけれど、無事に終わって正直ほっとしている。
今回はいつものプログラムの曲目解説の他、沼響の後援組織である「友の会」の担当もあり、招待チケットの発送や会報の作成、当日は会員の受付や会費の集金、優先席への案内など演奏以外の雑用も多く、演奏になかなか集中できずに終わってしまった。
お客様アンケートを読むと、比較的凝った曲目内容にもかかわらず、楽しんでいただいたことが伝わってくる。
独奏を聴けるのが珍しいハープがやはり好評だった。
今回のドビュッシーへの選曲は私から提案させていただいたもの。
結果的にプログラムとしてセンスの良い内容になったと思う。
お客さんも凝った内容の割には、いつもと変わらぬ入りで安心しました。
よかった。
Youtubeはウクライナのキーウ生まれのフィンランド人指揮者、ダリア・スタセフスカのシベリウスの交響曲第5番、彼女はフィンランドのラハティ交響楽団の首席指揮者。入魂の名演です。
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